あれは嘘だ
蒼蕣の自己紹介はいつか番外編として出します。たぶん
と言うわけで本編どうぞ
「ただいま~」
「お、おじゃまします」
そうして俺達は俺の家に着いた
「えっと~、親は? 挨拶したいんだけど、」
「ん? ああ、俺一人暮らしだから居ないぞ?」
「……え!?」
そう言うとアヤネは急に恥ずかしそうにしはじめた。
「あ、大丈夫大丈夫、襲ったりはしないから」
「そ、そうじゃなくて!」
「じゃあお茶出すから座っといてよ」
「え、あ、うん……」
アヤネはそわそわしながらソファに座った。
「はい、これどうぞ」
「あ、ありがt……なにこれ?」
なぜアヤネがそう聞いてきたかと言うと、俺がココアを出したからだ。
「ココア。お茶がなかったから」
そう言いながら自分のコーヒーもテーブルに置く
「あ、ココア嫌いじゃないよね?」
「うん。好き」
「ん、よかった。じゃあスマホ取ってくるからそれ飲んどいてよ」
そう言って早足で自室へ向かった
「……はぁ~」バタン
緊張するし疲れる、やっぱり外で二人きりと室内で二人きりはかなり違う。にしても、
「アヤネ、一段と可愛くなったな~」
そう呟いてスマホを手に取り部屋を出た。
アヤネはチビチビとココアを飲んでいる。可愛い、
「お、おかえり」
「え、ただいま?」
そうして訪れる沈黙
「……す、スマホ持ってきたから、連絡先交換しよう、」
「うん」
そうして連絡先を交換したのだが……
「ねえ、さっき私の知らない名前が見えたんだけど?」
突然ヤンデレ化するアヤネ。は、ハイライトが、ハイライトが消えた……
「あ~、友達のだ」
「ふ~ん、男の子?女の子?」
「ち、ちなみにこれは嘘をついたらどうなる?」
「もちろんこれで蜂の巣に」スッ
と言いながら肩から下げているSMGのUMPに手を掛ける。コワ、
「お、……女子です、はい……」
消え入りそうな声でそう答えながら正座をする俺。
「……」カチャ
あ、アヤネさん、まじっすか、
その時俺のスマホが震えた、
「あ、アヤネさん、ちょっと電話出てくるから待ってて」
「あ、ちょっと待ちなさいよ!」
そう言いながら逃げるように玄関を飛び出した。ありがとう、電話を掛けてくれた誰かさん
そう思いながら電話を掛けげきた人、もとい救世主の名前を確認し通話を始めた。去り際に聞こえた物騒なワードは聞かなかった事にしよう。
「どうしたの、母さん」
『いや~、これと言った用はないけどね~、息子が一人暮らしなんて心配でね~』
用が無いんなら電話してくんなよ……
「そうか。あ、今日学校でアヤネと会った」
『あら本当? じゃあ今度電話してもいいかしら?』
「あ、今家に居るからスマホ渡そうか?」
そう言ってから後悔した。
『え!? 今アヤネちゃん家に居るの!?』
「あ! えっと、やましいことはなにも無いぞ?」
と言いつつ玄関の扉を開いた、そこにいたのは……
「あ、アヤネさん……」
「なに?」
怒気を纏いながら仁王立ちをしているアヤネだった
「お、お電話です……」
「?」
そう言ってスマホを渡した。
「は、はい?」
『あ、アヤネちゃんなの?』
「そうですけど、えーと、」
『アオイの母の恭子(キョウコ)です』
「あ、恭子さん!? お久しぶりです」
チラチラと俺の方を見てくる。
そこからはちょっとした世間話が始まった。
あまりよく聞こえないかったが、最近どうか、アオイに変なことされてないか、アオイに嫌なことされてないか、アオイは家事を出来ているかなど。……俺の事ばっかりじゃねぇか、
しばらくしてアヤネがスマホを返してきた。通話は終わっている。
「「……」」
俺らってなんで事ある度に黙るんだろう。
「そ、そろそろ帰ろっか……」
「あ、うん、」
そして、名残惜しいように言ってきた。
「その、アオも来るの?」
「そりゃまあ、女子を一人で帰すほど男が廃ってないんでね」
「……そう、」
そう呟いたアヤネは玄関の扉を開けた。その時見えた耳はほんのり赤くなっていた。
相変わらず黙っている二人、そんな空気に堪えかねた俺が、
「な、なあアヤネ、もしよかったら明日一緒に学校行かない?」
と聞いた。アヤネは少しびっくりしたようにしたがすぐにいつものように、
「そうね、今日じゃあまり話せなかったし……」
と小さく微笑みながら言う。そこからは二人とも無言だった。しかし、先程とは違って不思議と不快ではなかった。
アヤネを家まで送った俺は帰りにスーパーへ寄った。
「一応来客用にお菓子でも買っておくか……」
そう呟いた俺はアヤネが好きそうなチョコやらクッキーやらを買って家路についた。
そんな俺を嘲笑うかのようにカラスが鳴いていた。
家に帰って荷物を置いた俺が真っ先に行ったことは銃のメンテナンスだ。
まだ一度も使ってないがメンテナンスをすると心が落ち着きその日の出来事を整理できる。
「はぁ〜〜」カチャカチャ
今日は色々あった。まず幼馴染みのアヤネと再会した。次に自己紹介で大恥をかいた。そしてアヤネのハイライトが一回消えた。
「うーん、どうしたら普通の高校生活はできるんだ?」カチャカチャ
最初は変な人や事件に巻き込まれない普通な生活を送りたいと思っていたが、今は普通じゃなくても変な人に絡まれなければそれでもう十分と思ってしまっている。
妥協は大事だ。このスタートだったら妥協するのは正しい判断だろう。
そうして俺は気が済むまで銃の手入れをするのであった。
「……コーヒーを飲み忘れてた~」
最初も言ったけどいつになったら銃の話題が出てくるんだよ、おい作者呼べ
はい、作者です。
いやほんといつになったら銃出るんだ?(お前の責任だろ)
てかお茶が無いのにココアとコーヒーあるってなに?(主の家にはお茶とココアは無いがコーヒーならあるゾ)
突然ですが読者様はコーヒー何派ですか?
私は微糖派です。
なんだこのクソみてぇな後書き、
UMPはH&K社のMP5の似たやつです。(よくわかってない)
コメントと誤字脱字の報告はウェルカムです。
ではまた、じゃ