ケロロ軍曹  来訪! 伝説の兵士ギャララ 、であります   作:ケツアゴ

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ちゃんと展開が浮かんだのは第一話のみなので、第二話以降はどうなるかな? 1話完結の話に混ぜ込むか映画に混ぜ込むか 

今更ですが、漫画ではポコペン アニメではペコポンなのですが、アニメ入ったのでペコポンで

漫画とは少し時系列が違ったりする話もあるからね ドロロの登場早かったり

映画見てちょっと続きが見たくなったので、飽きて捨てる前に買っていたところの続きから買い直しています 16巻あたり


第2話

 その瞬間、ドロロの トラウマスイッチON!

 

「おい、スコープ越しに目が合ったぞ」

 

「そんな馬鹿な〜。此処から優に三キロは離れているで有りますよ。ギロロの勘違いじゃね? 此処は一旦オヤツにするでありますよ。って、マズ!?」

 

 警戒するギロロとドロロと違いケロロは呑気に自生していたバナナを食べ、美味しくなかったのか中身が残っている皮を投げ捨てる。

 

 この時点で結果は決まっていたのだろう。

 

「……いや、手まで振って来た」

 

 それはケロン軍の新兵時代、訓練にも慣れて来た頃に行われた演習でのこと。

 相手は装備無しのギャララ一人。仲間は武装した新兵全員で、勝利条件は十日以内に地面に突き立てた棒を倒す事のみ。

 

 相手が伝説級の軍人だろうと苦戦はしまいと侮って近付いた仲間からの通信が途絶え、一旦三人一組で遠くから様子を伺っていたドロロ達だったが、ギロロの言葉に背筋が凍り付く。

 

「そ、それでどうするでありますか!?」

 

「……僕が突っ込むよ。だからギロロ君、君は棒を撃ち抜いて」

 

 その様な中でドロロは危険を犯す事を決めた。既にアサシンとして名を上げている彼だったが、それでもギャララとの実力差は明白だ。

 

 己が犠牲になると言い出したドロロに対してギロロが見せたのは狙撃の構え。

 問答は要らず、無言で己の役目を果そうとした時、通信が入った。

 

「聞こえるかな、新兵諸君。今からギャララデストロイを放つが安心して良い。威力も抑えるし、半日も走り続ければ避けられるからね」

 

 

 まるで少し頑張れば赤点は無いくらいに簡単だと生徒に告げる教師のような物静かで優しい声。ギャララの右腕から巨大なビームが放たれた。

 

 例え夜であっても周囲一帯を照らす光の柱が立ち昇る中、ケロロが震える声で呟いた。

 

 

「ギャ、ギャララデストロイ!? 父上から聞いたであります。ギャララ小隊がヴァイパー千人に囲まれた時、たった一発の技で相手を壊滅させたと」

 

「何ぃ!?」

 

 空高く登った光の柱は先端部分から無数の光弾となり周囲全体に拡散しながら地上に向かって折り返す。

 地上に落ちたそれは地面に深く大きいクレーターを作りながら三人へと迫った。

 

「此処は一時撤退でありま……」

 

 逃亡開始、そしてフラグ回収。先程捨てたバナナの皮を踏んだケロロが滑って転び、並んで逃げようとしていた二人を巻き込んで転倒。

 仰向けになって三人の視界には空一面を覆い尽くす光の弾、そして自分たちに向かって落ちて来るその中の一つ。

 

 命中とともに凝縮されていたエネルギーが解放され炸裂、深いクレーターの中で、3人の新兵は黒焦げのアフロになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

「まあ、そんな事があったのでありますよ。最終的に一日で新兵は全滅、中将殿もやり過ぎたからと減給されたとか」

 

「演習に使った島が半壊して使い物にならなくなったからな」

 

 今となっては懐かしいとしみじみ語るケロロとギロロ。ドロロはまだまだトラウマスイッチが作動中なのか部屋の隅で縮こまっている

 

「島を半壊させたってどれだけ強いのよ、彼奴……」

 

「でも、ドロロを見逃してくれたじゃない。姉ちゃんが思う程に怖い人じゃないと思うな」

 

 話を聞いて夏美は顔を少し青ざめているものの冬樹が呑気そうにしている通り、ドロロが裏切り者として攻撃される事は無かった。

 ギャララとの遭遇の瞬間にトラウマスイッチをシゲされたドロロに対してギャララは少し困った顔でこう言った。

 

 

「君も相変わらず難儀な精神状態だね。私は退役しているから良いけれど、裏切りの方はバレないようにね? ご両親や弟さんにまで影響が出るんだからさ」

 

 

 

「父上から聞いてはいましたが、ギャララ元中将はオンオフの切り替えが凄いそうでありますからな。引退したからには警戒せずとも良いでありますよ」

 

「プライベートでは幼年訓練所の子供の遊び相手になる一方で敵対種族なら老若男女関係無しだと聞いている。兵士ではなく兵器であると称される訳だな」

 

 トラウマスイッチが少し入ったのか小刻みに震えている二人だが、それでも目はキラキラと光り?話をするのは楽しそうだ。

 

 その夜、市外のバーベキュー場にて擬態中の姿をしたギャララの姿があった。

 

 

 

「私が思うにこの星の最大の価値は文化的な物だよ。娯楽もケロン星で人気だが、食べ物も良い。欲求に対する貪欲さからの物だろうね」

 

『はぁ……。それで動画を参考にバーベキューを?』

 

 会話の相手は空中の映像の中のケロン人。階級章が表す地位は大佐。現在地球(ペコポン)侵略本部に所属するエリートだが、今は強く出られない相手に困っている。

 

「うん。楽しいからね。良いよ、この星は。色々な星の住人がやって来るし……退屈はしないかな」

 

 肉を裏返す彼の周囲には武宗した姿のまま転がる敵性異星人達。一律に額や心臓等を撃ち抜かれ生きてはいない。

 

『引退して母星とは違う環境だから討ち取れる程に隊長は甘くないのに馬鹿な連中だ』

 

「物事を見たい様にしか見ない連中は一定数居るものだよ、大佐。それと小隊は解散したじゃないか。まあ、私も最初に所属した小隊の隊長を偶に隊長と呼んでいたが、元帥と呼べと怒られていたな」

 

『それで死体はどうしますか? ケロロ小隊を派遣して処理させても良いですが』

 

 基本的に宇宙人の存在は秘匿。地球(ペコポン)を去る時は友好を結んだ相手でも記憶の処理をする程で、ギャララのビームだと痕跡が残るので勘弁して欲しいのが大佐の本音だ。

 

 ただでさえアンゴル族でもないのに惑星破壊級の攻撃が可能なせいでケロン人全体が宇宙警察から目を付けられ、優秀な兵士に行うクローン作成も兵器に関する条約が適用されると通達されている。

 

 尚、彼が地球で長期観光を行うせいで諸々の手続きは元部下である大佐の仕事という非常にど疲れさんな状況となっていた。

 

「いや、アホトロンフォームを快く融通して貰ったし、退役した私が其処まで軍の世話にはなれないさ。大丈夫、親友に頼むからさ」

 

『貴方の顔面ドアップを見せられながら“欲しいなあ”と言われたら承諾するしかありませんよ。大本部の方もそれで大人しくなるのならと諦めてくれましたが……親友ですか』

 

 長い事直属の部下をやっていたが知らない事も多いと驚く大佐。決して友達が居た事を驚いているとか、この人の友達やってるとか変なひとなんだとうなー、とかは少ししか無い。

 

「なに、少し前、休暇でこの国で徳川埋蔵金をちょろまかした時に出会ってね。娘さんの為にこういった物が必要だそうだ」

 

 資金源が謎だったが、そういう事かと納得した後で少し言い難い話題に入る事にした。

 

 

 

『実はケロロ小隊を侵略任務から解任してガルル小隊を後任にする予定でして。ケロロ軍曹はあの人の息子ですし、クルル曹長は隊長がスカウトして育てていた者ですし……』

 

「良いんじゃないかな? ガルル君、優秀だし。この星には敵性異星人以外にもデータ不足な厄介な住民やキルルの問題も有るけれど頑張りなさいな。応援はするよ。隠居の身だから助力はしないけれど。じゃ!」

 

『え? ちょ……!?』

 

 サラッと重要そうな事を口にしたギャララは通信を遮断し、上空に視線を向けた。

 

 

 

 

 

「やあ、友よ」

 

「久し振りだね、友よ。アリサちゃんも相変わらずで何より。……未だ目標達成してないから何よりで良いのかな?」




ギャララ小隊

ギャララ(後々中将まで出世し引退 第一話冒頭の時の地位は決まってない

ケロロ父 軍曹  ギャララを嗜めていた

本部大佐 冒頭では伍長   色々とやらされる苦労人 多分こち亀の中川みたいな感じ

残り2名不明
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