「お前を倒して千冬姉を守れるって証明してやるからな!」「おう」   作:古明地こいしさん

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2話

「はぁ〜....疲れた...」

 

「半分は自分の自業自得だぞ?」

 

だらしなく項垂れてる一夏に言い放つ。教科書や持ってきていた教本全てしまい立ち上がる

 

「帰るか」

 

「ああ、俺も準備するから待ってくれ。にしてもこの客寄せパンダは嫌だよな」

 

「仕方ない。今や俺たちは注目の的なんだからな。研究所送りにされないだけマシだと思え」

 

乾いた笑いをして準備が出来た一夏と共に教室を出ようとした時、山田先生が入ってくる

こちらを探していたようで、話しかけてきた

 

「織斑くん、御剣くん。教室にいたんですね」

 

「えっと、俺たちにようですか?」

 

「はい、2人の寮暮らしのため鍵を渡しに来ました」

 

「あれ?1週間は自宅から登校って聞いてた気が...凱斗、違ってたか?」

 

首を振る。俺もそう聞いていたから。しかし理由は分からなくもない。俺たちが誘拐などされないための処置だろう

さっきも一夏に言ったが研究機関は俺たちのDNAやらが欲しいで何してくるか分からない

 

「これが鍵です。夕食は18時から19時、寮の1年生用食堂で取ってください。ちなみに各部屋にシャワーがありますけど、大浴場もありますが今のところお2人は使えないんです。すみません」

 

「え?なんで大浴場が使えないんですか?」

 

「アホか、混浴でもしたいのかお前は」

 

「あ、いえ!大丈夫です!」

 

そう言うと一度帰宅して荷物を持ってくる必要があるな。そう考えると

 

「2人の荷物は私が持ってきておいた。持ってきたと言っても着替えと充電器ぐらいだがな」

 

「千冬姉!」

 

「織斑先生だ。さぁ、行け」

 

そう言われて俺たちは寮へと向かった

 

「まさか千冬姉がIS学園の教師だったなんて、聞いてたか?」

 

「いや。でも確かにあの人はブリュンヒルデと呼ばれる人だ。有り得なくはない話だろ」

 

話していたら部屋にたどり着く

 

「あれ?凱斗どこにいくんだ?」

 

「自分の部屋だが?」

 

「部屋違うのか!?」

 

「知らん。あといつものように面倒事起こすなよ」

 

そう言って自分の部屋番まで向かう

 

「ここか」

 

そう呟くと鍵をさそうとするが、よくよく考えたら中に人がいたら困る。相手は女子になる

それでなくとも今の世の中男性を認めないというのが多いんだ。印象は大事

 

「すまん。同室になった御剣だ。入ってもいいか?」

 

ノックをして反応を待つ、すると中からどうぞと声が聞こえたため入る

 

「御剣凱斗だ。よろしく頼む」

 

入って相手を見ると教室にいなかった子、つまり別のクラスの子だと思い挨拶をする

 

「....更識簪。苗字で呼ばれるのは...好きじゃない」

 

「ん、じゃあ簪さんだな。よろしく」

 

そう言ってルールを決めていた。男女同じ部屋という事でアクシデントがないようにと

夜遅くにも明かりがついてるのに気がついてキッチンに向かい、ハーブティーをいれて簪さんの机に置く

 

「やるなとは言わないが少しは休んだらどうだ?ハーブティーだ。少しは落ち着くぞ」

 

信じられないものを見る目で見られたためちょっと傷ついた...が、それでもだ

 

「...ありがとう」

 

「俺はもう寝るから、おやすみ」

 

「...おやすみ」

 

 

 

 

 

朝、簪さんはちゃんとベッドで寝てたようでホッとしながらもジャージに着替え外に出る

走っていると声をかけてくる人物が

 

「朝練とは関心だな、御剣」

 

「こればかりは染み付いたものですので」

 

並走してくる織斑先生に向けて言い放つ

 

「そうだ。織斑先生、ISって借りれませんか?どうせ国中から言われるんでしょうし、俺もISでの動きを慣らしておかないともしもの時動けないと思うので」

 

「わかった。こちらで申請しておこう。お前の事だ、どちらにするか決めてるのだろう?」

 

どちらに、とは恐らく訓練機の2種類の内、どっちにするか決めてるって聞いてきてるのだろう

 

「はい。打鉄です」

 

「ふ、やはりか」

 

そう言って外周10周が終わると

 

「毎日鍛錬を欠かさないようにな。全く、一夏もこれくらいして欲しいものだが、危機感が足りん」

 

「アイツは直面してからようやく気づくやつですから。ではコレで失礼します」

 

そう言って朝の鍛錬を終わり部屋に向かって戻るのであった

 

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