「お前を倒して千冬姉を守れるって証明してやるからな!」「おう」   作:古明地こいしさん

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3話

部屋に戻り、簪さんと軽く挨拶を済ませたら食堂に向かう

 

「よ、凱斗」

 

「ん、おはよう。一夏...箒はどうしてしかめっ面なんだ?」

 

「生まれつきだ」

 

そう言いながら食事を進めている。俺も朝の定食を食べてはいるが一夏は周りの女子と話している

 

「布仏さんはどうして俺の隣に?」

 

「空いてたからなのだ!」

 

この子はパジャマ姿でなんというか、似合ってるからいいが

一夏は話しながらなためあまり箸が進んでいない

 

「何をベラベラと喋っている。時間が限られてるんだ。遅れたものはグラウンド10周してもらうぞ」

 

そう言った千冬さんに対して他の生徒はそそくさと食事を進め食器を下げ始める

 

「ごちそうさま」

 

「はやっ!?」

 

「ごちそうさまでしたっと」

 

「凱斗もか!?」

 

「かいかい〜、少し待って〜」

 

行こうとするが抱きつかれて動けない。振りほどこうとすれば振りほどけるがこんな所で暴れるものじゃないし仕方なしに立ち止まる

 

「少ししか待たんぞ。あと一夏はさっさと食え」

 

一夏は早く食べてるが間に合わないだろうな。布仏さんは最後の1口を運び終えると「ごちそうさまなのだ!」と気持ちよく言い食器を下げて行こうと俺の手を引っ張る

 

「また後でな、一夏」

 

「んなぁ!?」

 

そう言って先に食堂から出る

 

「かいかい〜、ほんとにおりむ〜を待たなくて良かったの?」

 

「少しは自立して欲しいものだがな」

 

部屋に戻ると今日の授業の為の教本をカバンに積めて1組に向かう

 

「ちょっと宜しくて?」

 

「...セシリア・オルコットだったな?なにかようか?」

 

「まぁ!なんて態度、これが日本男児代表だなんて」

 

「好きで代表になった訳じゃないしそもそも相手を貶してる訳じゃないんだからいいだろう?」

 

「私はイギリス代表候補生のセシリア・オルコットですわ、媚びへつらうのでしたらISの操縦を見てあげても構いませんわよ?」

 

なんというか、嫌われる役って感じだな。周りの生徒達は嫌な空気を察してか小声で話しているし

 

「その辺は大丈夫だ。それに俺のトレーニングに着いてこれるとは思えないし」

 

拒絶したらめちゃくちゃこめかみに青筋たててこちらを怒鳴りそうな勢いだったが予鈴が鳴る

 

「また来ますわ!」

 

なにが言いたいのやら、とそう考えた時に

 

「変なのに目をつけられたな、凱斗」

 

「多分一夏も標的だぞ」

 

そう言って授業まで適当に待っていると先生2人が入ってきて授業が始まるかと思ったが違うみたいだ

 

「授業の前にクラス代表を決めようと思う。自薦他薦は問わない。誰かいるか?」

 

「織斑くんがいいと思います!」

 

「...え?俺ぇ!?」

 

「御剣くんがいいと思います!」

 

まぁそうなるよな

 

「織斑に御剣か...他にはいないか?」

 

「待ってくれ、俺はそんなの「納得がいきませんわ!」ッ!」

 

「この私、セシリア・オルコットがいながら他の、それも男が代表など。私はこんな極東の島国に来てまでこのような屈辱を受けろだなんて我慢なりません!」

 

「一夏、なんも言うなよ」

 

「でも」

 

いいからと制して立ち上がる

 

「吐いた言葉に責任持てるのか?オルコットさん」

 

「えぇ」

 

「じゃあ周りを見て、さっき言った言葉、思い返してみろよ」

 

「何を」

 

「今ここにいる生徒の大半は日本人だ。それが何を意味するか、エリートを名乗るオルコットさんならわかるよな?」

 

セシリア・オルコットは苦虫を噛み潰したような顔になり、そしてこちらに指をさして

 

「決闘ですわ!あなた達2人を倒してこの屈辱を払いますわ」

 

子供かと言いたくなったがそこに

 

「ならば2週間後、織斑、御剣、オルコットで対戦してもらう。そこでクラス代表を決めろ。では授業を始める」

 

「待ってくれ千冬姉!俺は」

 

「織斑先生だと言っているだろう?次はないぞ」

 

「...はい」

 

一夏は学習しているのだろうか。それにしてもISに乗っての決闘...か

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