名探偵コナン Adrestian Empire Police Story   作:アサシン・零

2 / 2
~Wild Police Story 黎明編後編~

春の冷たい風が、桜並木を吹き抜けていく。アレクシヴァルトの銀髪が細かく揺れ、彼の瞳には帝国という巨大なシステムを統べる者特有の、深く静かな諦念が宿っていた。

 

「ああ……日本人は、常に自分たちが一番正しく、一番素晴らしく、一番優れていると思い込んでいる。たとえ現実がその逆を示していても、脳内で都合の良い物語を構築して満足してしまう」

 

彼は一度言葉を切り、喉の奥で押し殺したような溜息を吐いてから、低く続けた。

 

「だが……。いくら優れた技術を生み出したとしても、それを社会の血肉として使いこなす知恵がなければ、ただの飾りだ。使える時、使うべき場所がなければ、それは『便利』とは呼べない」

 

レオンヴァルトはその指摘に、深く頷いた。

 

「同感です。日本人が生み出した技術の中には、彼ら自ら手放し、他国にその利権を奪われたものも多い。彼らとしては、そんなつもりはなかったのでしょう。……だが、それは技術が社会システムの中でどう循環するかという『後先』を何も考えてこなかった、あまりにも無防備な国家の末路とも言える」

 

「勿体ないな……」

 

アレクシヴァルトはそう呟き、遠い極東の島国に視線を投げた。

 

「自分たちが産み出した知の結晶が、自国を豊かにするのではなく、他国の繁栄のために利用されている……。そう考え、悔しがり、そこから法を修正したり戦略を立て直したりすることもできたはずなのだ。技術に誇りを持つことと、技術を国家の武器として運用することは、全く別の次元の話だというのに」

 

春の陽光の下、桜の並木を通り抜けてきた青い髪の男――バルタザールが、三人の銀髪の傍らに音もなく現れた。その佇まいには、アレクシヴァルトたちの静謐な冷徹さとは対照的な、抜き身の刃のような荒々しさが宿っている。

 

「よう……アレクシヴァルト。久しぶりだな」

 

クリスハルトヴァルトが訝しげにバルタザールへ視線を向けた直後、アレクシヴァルトが平然と紹介する。

 

「父は軍務省政務官だ。つまり、私の父と彼の父は長年の同僚にあたる」

 

バルタザールはニヤリと不敵に笑い、自分の出自を付け加えた。

 

「母は銃火器製造業の代表取締役社長だがな。アレクとはよく歴史や民族学、政治について論じ合った仲だ。まさかこの吹き溜まりのような警察学校で、エリート中のエリートであるお前たちと再会できるとは思っていなかったが」

 

「私もだ、バル。まさか貴様までが……この狭き門をくぐり抜けてくるとはね」

 

「ああ。だがアレク、お前が首席で合格したと聞いた時は驚いたぜ。あの試験内容で満点近い評価を出すなんてな」

バルタザールは、先ほどまでの彼らの会話を聞いていたことを明かす。

 

「……いつから聞いていた?」

 

「参政党だの民主党だの、政治の腐敗を噛み締めていた時だ。アレク、お前の分析は本当に的を射ている。俺だったら、そんな複雑な論理を積み上げる前に、日本の警察官をCQCでボコボコにしているところだったからな」

 

アレクシヴァルトは、呆れたように肩をすくめた。

 

「国際問題になるからやめてくれ。バル、貴様のその喧嘩っ早い性格は、この警察学校でも最大の爆弾になるぞ」

 

「肝に銘じておくぜ」

 

バルタザールはそう言いながら、日本という国への視線をより一層鋭くした。アレクシヴァルトが「日本人には日本下げではないが……」と前置きをすると、バルタザールは容赦なく吐き捨てる。

 

「まぁ、あのクズどもについては気にしなくていい。国民性も、周辺諸国とほぼ同レベルの……責任を負わぬ民族性だからな」

 

クリスハルトヴァルトも冷ややかに同意する。

 

「ええ。日本での競技場を見れば明らかです。野球にしろサッカーにしろ、彼らのブーイングや口笛は耳障りで、スポーツマンシップのかけらもない。フェアな競技精神など、持ち合わせていないのでしょうね」

 

レオンヴァルトも、眉をひそめて頷く。

 

「だろうね。一生懸命なのは認めるが、相手も必死に戦っているんだ。正当な礼節を重んじられないものか……やはり、彼らの文化には『公平』という概念が欠落しているのかもしれないな」

 

桜の木漏れ日が、四人のエリートたちの冷徹な横顔を交互に照らしていく。彼らの話題は、アドラステア帝国の治安維持という高尚な次元から、極東の島国で起きている歴史認識の錯誤と、それが招く政治的火種という、より複雑で湿り気を帯びた迷宮へと深く入り込んでいた。

 

バルタザールが皮肉げな笑みを浮かべ、問いかける。

 

「確か……あの参政党のメンバーって、その手の知識が壊滅的に欠落していた連中の集まりだったとか?」

 

アレクシヴァルトは、軍務省の血を引く者として、その論理的な穴を容赦なく指摘した。

 

「ああ。例えば、参政党の幹部である吉野氏や武田氏が『戦前は日本に小麦粉などなかったから、うどんやお好み焼きは戦後に作られたものだ』と公言した件だ。

 

彼らはそれを『代表としての責任』で語ったつもりだろうが、当然その火の粉は神谷という人間に飛ぶ。失言として処理されているが、そのニュアンスには深刻な問題がある」

 

クリスヴァルトが冷ややかに相槌を打つ。

 

「ええ。あまりに底の浅い歴史認識ですね」

 

「問題は、神谷氏自身もその誤りに気づいていないという点だ。日本では部下の失言が上層部の連帯責任として扱われる傾向があるが、根本の問題は『知識の欠落』そのものにある」

 

アレクシヴァルトは、後の任地先――広島の歴史を盾に、その論理を粉砕した。

 

「戦前だって普通に小麦や大麦は存在していた。広島県民なら誰しも『はだしのゲン』の戦前の描写からわかるように、食糧としての小麦の生産は行われていた。それを『戦後から』などと断ずるのは、先人たちの営みを無知で塗りつぶす行為だ(まぁ戦時中は輸入止められたのは事実だが)」

 

レオンヴァルトが論点の核を探るように尋ねる。

 

「どこが問題かといえば、やはり歴史的な事実認識の歪み、そのニュアンスですか?」

 

「そうだ。あの発言は、戦後の混乱期に米国が配給した小麦によって食文化が『導入』された、というニュアンスにも受け取れる。これでは広島や大阪の人間が怒るのも無理はない。彼らにとって『お好み焼き』は、戦後の配給で生まれた粗末な代物などではなく、歴史的な矜持を持つ食文化なのだからな」

 

レオンヴァルトが思い出したように呟く。

 

「そういえば、かつて誰かが『我々のお好み焼きの起源は、千利休の麩の焼きである』と語っていたな」

 

「鎌倉時代には中国経由で小麦と大麦が日本に導入されていたという記録がある。それほどの長い歴史があるものを、戦後の一時的な現象と混同するとは、根本的に知識の土台が腐っているんだ(なお、古代から既にあった説もある)」

 

クリスヴァルトが、少し呆れながら結論づける。

 

「神谷氏が即座に謝罪したのは、政治的判断としては正解だったのでしょうね」

 

アレクシヴァルトは、冷めた目で帝国の外側を見つめた。

 

「いや、謝罪すれば済む問題ではない。日本には多様な歴史のアイデンティティを持つ人々や民族が混在している。

 

知識なき政治家がその歴史観を軽率に蹂躙すれば、反発を招くのは必然だ。……日本という国は、自分たちの歴史を解像度高く語る能力すら失いつつあるのか。見ていて悲しくなるよ」

 

桜並木を歩む四人の歩調は、歴史と農政という重厚な議論に合わせて、一定のテンポで刻まれていく。彼らにとって、それは単なる食糧事情の考察ではなく、国家の「生命線」をどう維持するかという統治者の視座そのものだった。

 

アレクシヴァルトは、参政党という組織の言説の背景にある「幼稚な動機」を、冷静に解剖していく。

 

「おそらく、彼らは『外国に依存せず日本産の自給率を上げろ』という主張をしたかったんだろう。だが、その論理の組み立てのために選んだ『小麦粉が戦後までなかった』という歴史改竄が致命的だった。知識が間違っている。……例えば米にしてもそうだ。日本人は米を万能だと思っているが、加工品のバリエーションはどうだ? 日本酒やみりん(他には煎餅やおかき、米麹、米油もある...)以外に、これと言った派生が少ない。食文化としての『広がり』を自ら狭めているようなものだ」

 

クリスハルトヴァルトが、当時の市場環境を補足する。

 

「確かに。米の流通が滞り、備蓄米の放出騒動などで価格が高騰した際、国民は自然と代替品としての小麦製品になびいた。経済的な生存本能としては正しい選択ですが、それが『米の地位低下』を招いた側面もある」

 

アレクシヴァルトは、安価で多様性に富む小麦製品の優位性を指摘する。

 

「小麦や大麦はビールやエールにもなるし、うどん、そうめん、焼きそば、ラーメンと、麺という麺に化ける。蕎麦だって価格は安定しているし、食パンも500円から800円の範囲なら庶民の財布には優しい。(クッキーやビスケットにもなるよ...)この『加工と流通の柔軟性』が、米文化には欠けているんだ」

 

レオンヴァルトが、生産構造の崩壊に目を向ける。

「田畑を耕す人口の減少が主因でしょうが、経済合理性も無視できない。……米とパンの価格が逆転し、米が1500円という庶民品として適正価格で売られるような市場を、なぜ日

本は構築できないのか?」

 

「日本にはJAがあるだろう。我々の帝国におけるAEA(帝国農業経済局)と同等か、あるいはそれ以上に巨大な権力組織が」アレクシヴァルトが指摘すると、バルタザールが軽く肩をすくめた。

 

「ああ、農協のことか。確かに、あそこが日本の農林水産物の卸を牛耳っているからな」

 

「そうだ。JAが市場を独占的に卸している現状が、かえって価格の硬直化と生産の非効率を招いている。我々のAEAも同様の権力を持つが、少なくとも我々は戦術的な供給調整を行う。日本はそれができていない」

 

アレクシヴァルトは、話題を歴史的な「死の病」へと転換させた。

 

「そして、米が主食として危ういもう一つの理由は……脚気だ。かつて江戸の人々が白米偏重で倒れた、あの日本独自の病気だよ。(かなりの人が当時亡くなったらしい...)ビタミン欠乏が招く悲劇を、日本人は歴史として繰り返してきた」

 

レオンヴァルトが呆れたように鼻で笑う。

 

「日本には、独自に『赤・黄・緑』を分類する栄養学の教育があるのでしょう? それを掲げながら、歴史的な教訓である脚気の恐怖すら忘れ去り、栄養学を単なるスローガンとしてしか使えていないとは……。肝心なところで、自分たちの守るべき『身体』の作り方さえ忘れているのですね」

 

桜並木の下、四人のエリートたちの冷徹な論評は、いよいよ日本の政治の深奥――その「矛盾」の核心へと切り込んでいった。

 

バルタザールが、かつての日本の政治家による有名な暴言を口にする。

 

「知恵を出さないやつは助けない。……かつて松本龍という復興相がそう言い放ったが、現実的に考えてリーダーとは責任を持って考え、部下の意見に耳を傾けるべきものだろ。リーダーが選別を行うなど、組織管理としては最低の愚策だ」

 

アレクシヴァルトは、その指摘を静かに受け止めた。

 

「バルの言う通りだ。私と貴様の父だって人間だ。神ではない。完璧な判断など誰にも下せない。だからこそ、私の父はバルのおまえの父と常に議論を交わし、政策を擦り合わせているのだ。独断専行は、国家の死を招く」

 

クリスハルトヴァルトは、参政党という組織が抱える決定的な自己矛盾を衝いた。

 

「神谷氏は『私たちの相手は自民や公明ではない。国内で争ってバッシングしている暇はない』と言ったそうですが……貴方、そもそも『自由民主党がダメだから参政党を独立して作った』のではなかったのですか? 相手を倒すために立ち上がりながら、相手を攻撃するなとは、論理の破綻もいいところだ」

 

アレクシヴァルトは、銀髪を翻し、空を仰いで呟いた。

 

「日本人って……根本的にバカなのか?」

 

レオンヴァルトが、少しだけ冷静に分析を加えようとする。

 

「バカというより……視界が極端に狭いだけなのでは。眼前の一時の感情と、目の前の言葉だけに反応して、構造全体が見えていない」

 

「……いや、結局はバカですよね」

 

クリスハルトヴァルトが重々しく頭を抱え、絶望的な溜息を漏らす。

 

アレクシヴァルトはその様子を一瞥し、軍務省の息子として、リーダーのあるべき姿を説いた。

 

「もし自由民主党に反旗を翻して独立したのなら、中途半端な妥協などせず、最後まで真正面から戦うべきだ。口先だけの綺麗事など誰も信じない。態度と行動で、その覚悟を示すべきだったのだ」

 

彼は一呼吸置き、鋭く言い切った。

 

「『我々は自由民主党が機能不全だからこそ、この党を作った。だからこそ、理念において最後まで戦い抜く』。そう堂々と宣言し、その信念を貫き通せば、部下たちの士気は自ずと高まったはずだ。……残念だ。彼らは戦うことの真の意味すら理解していない」

 

アレクシヴァルトは懐中時計をのぞき込み、静かにその蓋を閉じた。銀の硬質な音が、桜の舞い散る静寂に響く。

 

「さて……そろそろ政治の世間話はここまでにして。我々は教場へ向かおう」

 

その言葉に、先ほどまで世界情勢を冷酷に分析していたバルタザールが、わざとらしく頭を掻いた。

 

「そういえば……オレたち、警察学校の生徒だったな」

 

「いや、忘れていたのですか……?」

 

クリスハルトヴァルトの呆れ声が漏れる中、バルタザールはニヤリと笑う。

 

「当たり前だろ。……ま、頭の準備運動はできた。そろそろ数独で脳を極限まで加熱しておくとするか」

 

彼らの会話の端々に混じる、高度な知性と戦闘的な野性が垣間見える。レオンヴァルトが周囲を見回し、少しだけ困ったように眉を下げた。

 

「でも……我々が配属される教場って、どちらにあるのでしょう?」

 

「アレを見れば一発だろ」

 

バルタザールが指差した先、重厚な石造りの校舎の正面に、厳かに掲げられたプレートがあった。アレクシヴァルトがその名を目に留め、細く目を細める。

 

「ふむ……全員、同じ教場か。教官の名は『フェルディナンダ・アレックスヴォルト・ヘヴリングスソン』……」

 

アレクシヴァルトが呟くと、三人はわずかに背筋を正した。

 

「私たちの教官はフェルディナンダ先生か。あのヘブリングスソン家の御仁らしいな」

 

「へえー……さぞ現役時代は、伝説的な武勲を立てた警察官だったのでしょうねぇ」

 

クリスヴァルトが半分冗談めかして言ったその時、背後の桜の影から、静かだが鋼のように硬質な声が降ってきた。

 

「やぁ……あまり持ち上げないでいただきたいな」

 

振り返ると、そこには立ち姿だけで周囲の空気を凍りつかせるような、威厳に満ちた人物が立っていた。フェルディナンダ教官である。

 

「私はフェルディナンダ。この教場で教官を務めている。……君たち、政治の話で盛り上がるのは結構だが、あまり大っぴらにはしないことだ。壁にも耳があると思っておけ」

彼は四人の精鋭を鋭い眼光で一瞥し、わずかに口角を上げた。

 

「……早速で悪いが、寮を案内しよう。帝国の未来を背負う者たちよ、ついてきたまえ」

 

コナンは、手元の分厚い記録――かつてアドラステア帝国という巨大なシステムの中枢にいた若者たちの「青春の残影」を閉じ、深く長い息を吐き出しました。

 

額に浮かんだ一筋の汗を拭いながら、彼は探偵としての冷静な分析を、自分自身の中で静かに総括します。

 

「……参ったな。読めば読むほど、背筋が寒くなる。日本の政治家たちとは、次元が違いすぎる」

 

コナンは、窓の外を流れる日常の景色を見つめながら、独白を続けました。

 

「二階氏や小泉氏……彼らが持つ『政治的な調整力』とは全く別の種類の怪物だ。彼ら四人が持っているのは、調整する力じゃない。『歴史の歯車をどう噛み合わせるか』という、

 

冷徹なまでのシステム設計能力だ。

 

彼らの言葉は、ただの日本批判じゃない。日本という国を、まるで解剖台に載せた標本のように分析し、その痛点を見抜いている。日本の人間が、感情や空気に支配されて見ないふりをしている『国の腐敗』を、彼らは最初から構造として理解しているんだ。だからこそ、その言葉は痛烈で、日本人の……特に、傷つくことを恐れて思考を停止させている現代の若者たちの心を、容赦なく抉るだろうね」

 

コナンは、アレクシヴァルトという男の影に、かつてない強敵の気配を感じ取っていました。

 

「……親の七光り? 違う。彼らは、親から受け継いだ権限を『責任』という重圧に変えて生きている。彼らにとっての権力は、ふんぞり返るための椅子じゃない。システムを正しく回すための『手術用メス』なんだ。

 

風花雪月のエーデルガルト……彼女達もまた、世界を壊してでも理想を追い求めた現実主義者だった。その子孫とも言える彼らが、同じように現実という荒野を、冷徹なまでの論理で切り開こうとしている。……確かに、日本という国に生まれたら、彼らは間違いなく国をひっくり返すほどの実力家になっていただろうね。いいや、彼らのような視座を持つ者がいれば、日本はこれほどまでに迷走しなかったのかもしれない」

 

しかし、コナンは同時に、彼らという存在が持つ「危うさ」も嗅ぎ取っています。

 

「ただ、彼らはあくまで『異国の血』を引く者たちだ。彼らの論理はあまりに正論すぎて、時に人を傷つける。日本人が大切にしている『曖昧さ』や『ニュアンス』というクッションを持たない彼らの言葉は、時として激しい摩擦を生むだろう。それが彼らの強さであり、同時に、いつかどこかで巨大な壁にぶつかる原因になるはずだ」

 

コナンは、再び手元の記録に視線を落としました。そこには、梶谷朝陽という男が今もなお、鉄道や神社という「インフラ」にこだわり続け、現代の日本を自分なりの手法で設計し直そうとしている姿が重なります。

 

「……汗が出てくるよ。こんな人間が、歴史の狭間で何を考えていたのか。そして今、この日本という国で、何を再構築しようとしているのか。

 

アレクシヴァルト……もし、今の君と僕が推理で戦ったら、どちらが先に『世界の綻び』を見つけるだろうか。……いや、きっと君なら、綻びを見つける前に、最初から破綻しないシステムを作ってしまうんだろうね」

 

コナンは、少しだけ苦笑しながら、再び記録のページをめくりました。

 

「……さて、次はどんな現実を彼らは切り裂くんだろう。この四人の銀髪たちが、帝国の警察大学校で何を見て、何を壊そうとしたのか。……続きを読ませてもらうよ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。