いんけものフレンズ   作:蒼井魚

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かばんちゃんのことをカバンちゃんとカタカナで書いていたので、修正します。申し訳ナス!


さばんなちほーでサーバルとかばんに遭遇

『タクヤ、今目覚めないと大変なことになってしまいます。今すぐ起きれますか?』

「ウッス……40分後には……」

『もっと早く起きられませんか?』

「ウッス……なるべくはやく……?」

 

 新宿のラブホテルで雄を受け入れたいたオレは種マンを滴らせながら荒野の真ん中でポツンと転がっていた。

 野良猫とか野良犬、誰も受け入れてくれない存在に憐れみの感情を持ったことはあるけど、自分がその立場になるなんて予想してねぇーよ! 悪い夢でも見てるのかな?

 両乳首を抓りあげて快感の感情が迫り上がってくるかを確認してみるが、普通に性感帯の刺激を感じる。

 

「マネージァー? レオ? 先輩? マサヒコさん……誰もいない……」

 

 立ち上がると大自然、秋のススキを感じる金色に色づいた草が広がり、遠くに巨木がチラリ。その先には山脈なのか、テレビで見たアルプスとかいうのを感じるくらいの高い山だ。

 オレ、色々とトラブルに巻き込まれてきたけどさ、無人の土地に放置なんてハードなプレイははじめてだ!?

 日頃の行いが悪いのかなぁ? なんて思いながら、いつものように胸筋を見せつける網シャツに短パン型のレザーパンツでテクテクと周囲を散策、こういう場合は水源を探すのが一番大切だってサバイバル番組で見たことあるぜ!

 

「でも、水を入れる容器が無いなりね……どんなに大自然でもペットボトルが捨てられてるくらいの環境汚染はあると思うんだけどね?」

 

 結構、獣道を歩いていても水を保管できるペットボトルのような人工物は存在しない。これだと水源を見つけても保存する方法がねぇーよ! まあ、水源を見つけられて無いんだけどね(笑)

 ダラダラと歩いていると探検家みたいな格好をした小柄な女の子? がオドオドしながら周囲を見渡している。

 なんだろう、体感なんだけど三十分くらい途方もなく歩いてたから人を発見してすっごく嬉しい!

 

「そこの君! 『――――』あれ? 『――だよね』え?」

 

 探検家風の少女に声をかけようとするけど、人間だよねという言葉が出てこない。まるでそれを言ったら何かが崩壊するような気持ち悪さが感じられて不思議を通り越して困惑だ!?

 どうにか手を振ってギリシャ彫刻のようなガタイをアピールするが、この完成度が高い肉体がかえって威圧感を与えてしまったのか少女は顔を青くして逃げ出してしまった。マジかよ!?

 人の温かさに飢えたタクヤは一気にフレンドリー暴走状態に移行、そのまま女の子を追いかける淫獣だ! あ、オレって同性愛者だから性的な意味は一ミリも無いけどね(笑)

 そのまま女の子を追いかけているとオレンジ色の髪の毛を靡かせて新しい女の子が冒険家風の女の子を押し倒して、百合空間を領域展開!? なんかスゲーことになってるぜぇー(笑)

 

「た、食べないでください!」

「たべないよー!?」

「カニバリズムは健康に悪いらしいからやめた方がいいぜ!」

「だから食べないってー!」

 

 二人の追いかけっこが三人の追いかけっこになって、最終的に多きな木下でピクニック。この場所は熱いからテカテカに日焼けした肉体美が小さい女の子には毒かもね(笑)

 タクヤは激エロのモロホストだからね(笑)

 

「ここはどこなんですか?」

「ここはジャパリパークだよ! この辺りはわたしの縄張りなの!!」

「あの、そのお耳と尻尾は?」

「え、何か珍しい? 二人こそ尻尾と耳の無いフレンズだよね、どこから来たの?」

「すいません……覚えてないんです……」

「オレは新宿ってところでウリ専ボーイをしてるタクヤだぜ! まあ、源氏名なんだけどね」

「そうなんだ! じゃあ、タクヤちゃんは新宿ちほーのフレンズで、ウリ専ボーイなんだね! じゃあ、そっちはなんのフレンズなんだろう?」

 

 サーバルの興味は一気に冒険家風の少女の方に向いて、色々なことを質問していく。オレも同じような境遇に居るわけだけど、流石に29歳の成人男性が見た目年齢中学生に混ざっていくのはどうかな? まあ、オレって未成年くんも魅了しちゃった実績もあるしどうなんだろうね(笑)

 二人の会話を聞きながら腕立て伏せ、こう炎天下だと外側だけに刺激が来るから筋トレで内側からも刺激を与えたくなるんだよね。

 

「じゃあ、図書館に行ってなんの動物か調べないとね!」

「そうなんですね……図書館ってどっちに行けば……?」

「大丈夫大丈夫! 途中まで案内するから!! タクヤちゃんもそれでいいかな?」

「ウッス! オレも行く当てないし、大人として子どもをほっとけないぜ!」

「あ、ありがとうございます……サーバルさん、タクヤさん」

 

 三人笑みで立ち上がり、サーバルに先導を任せて旅がはじまる。

 

「そういえば、タクヤちゃんは名前あるけど……かばんちゃんで!」

「はい、ありがとうございます」

「カバン! よろしくな!」

「はい、ありがとうございます」

 

 サーバルのサバンナガイドの歌を聞きながら荒野を歩く、それにしても日差しがアッちーなー! 日サロで紫外線は慣れてるけど本家本元の太陽の紫外線照射は天然物のエクスタシーを感じるぜ。

 

「あの、タクヤさんは自分が何の動物かわかるんですか?」

「ん? わかってるんだけどさ、さっきカバンに声をかけた時に言ったんだよ。でもね? 『――』こんな感じで『――』って言おうとすると声が出なくなるんだよー」

「そうなんですね……掻き消されてるみたいになってる……」

 

 サーバルが立ち止まり、サバンナ地方の具体的な説明をしてくれる。そしてサーバル以外にも沢山のフレンズが生活していて、シマウマやトムソンガゼルなんかがいるみたいだ。でも、カバンはシマウマを見つけられなかったみたいで、モジモジ。オレはサングラス装備だからはっきり見えたんだよね(笑)

 図書館という場所はサバンナ地方の外にあるらしくて、サーバルは境界線? エリアの終わりまで連れて行ってくれるみたいだ。こういう子が学校に居てくれたら楽しいよね、オレの学生時代にはいなかったけどね。

 

「崖だなー、結構深いぜ!」

「こんな高いところから……」

「よっ、ほっ、は! どうしたのー?」

 

 サーバルがピョンピョンと崖を下っていくのを見て、なんだろう、フレンズっていうのは身体能力お化けなんだなってガタイで分析。SASUKEに出てるマッチョでも躊躇しちゃう高さなのにね。

 カバンがガクガク震えながら崖を滑るように降りていく、オレもそうするべきなんだろうけど、今履いてる革パンツ結構高いんだよね? 傷つかない方法で降りられないかな……そういえば、木の棒を使って飛び降りると痛くないって動画見たことあるぜ!

 下の方でサーバルとカバンが談笑してる間に長い木の棒を手に入れ、動画通りに棒を握って飛び降りる! 結構こえーなこれ!?

 ポンッ!

 木の棒が落下の衝撃を吸収して、怪我なく降りることができたぜ! やっぱり知恵ってのは大切なりね。

 

「タクヤさん!? そういう方法があるなら教えてくださいよ!!」

「だって、カバン先に行ったじゃん?」

「そ、そうですけど……」

「すっごいすっごい! タクヤちゃんってジャンプが得意なフレンズなんだね!!」

「タクヤは色々な意味でトブのとイクのは得意だからね(笑)」

 

 そのままサーバルの案内で歩いていると小川がある!? 喉の渇きを感じていたから丁度いいぜ!

 

「あ、タクヤちゃん! そこの川は泥がいっぱい流れてるから飲まない方がいいよ」

「そうなんだ。じゃあ、水浴びで」

 

 二人に比べたら薄着な訳だし、水泳部のスイミングで華麗に対岸に泳いでいく。

 水の中ならすべてを忘れられる、そんな気持ちだぜ。マサヒコさん元気かな……。

 茶髪セミロンをオールバックにしながら水気を払うと、転んで水浸しになったカバンがトボトボと岸にやってくる。運動能力は育てないとダメだよね、オレも最初にジムに行った時は泣きべそかいたもん、でも仕上がっていくガタイは最高の宝石なんだよね♪

 

 そのままサーバルの背中を追って歩いていると、カバンが青いスライムみたいな生物に挨拶をしている。

 なんだろう、唐突に現実離れした生物だよな? サーバルも異世界系イケメンくんが出てくるアニメにあるような獣人系なんだけど、人の形をしている。それなのにアレはよくわかんないぜ!

 

「危ない!」

 

 サーバルが青いスライムに向けて拳を振り下ろす、そのままスライムは爆発四散、詳しい説明を聞くにアレはドラクエで言うところのモンスターみたいな存在みたいだ!

 カバンが女の子座りでへたり込み、そのまま卑屈モードに突入。女の子だから色々と心の整理ができないよね。

 オレなんてお客さんの命令で寒中水絵や水中ブリッジ、高速道路でカーセックス、もう色々あり過ぎて慣れてるんだよね。一番ヤバかったのはなんだろう? 世界一のお金持ちに誘拐されて、火星に置き去りにされたことかな(笑)

 

「かばんちゃんもタクヤちゃんもすっごく素敵なフレンズだと思うな!」

「タクヤは激エロのモロホストだからね(笑)」

「えへへ」

 

 互いに自尊心を高めあって道を歩く、カバンの方も慣れてきたのか足取りが軽くなってる気がするぜ!

 そんな感じで体感二時間以上? 三時間以下? 歩いた先に大きい木があったので休憩を挟む。

 それにしてもサーバルって汗一つかかないな、オレとカバンなんて滝のように汗を流してるっていうのに。こういうのが人間の進化なのかなー?

 

「フレンズさんっていっぱい居るんですね……」

「うん! いっぱいいるよ!! でもね、セルリアンだけには気をつけてね! この辺りにはあんまり居ない筈なのにな~」

「色々あるんですね……」

「タクヤにはセクフレがいっぱいいるけどね(笑)」

 

 そのまま木登りをしてみたり、険しい坂道を歩いてみたりでようやく水源に到着! サーバルの嗅覚的には安全な水みたいだから三人でゴクゴクと水を飲んでいく。

 ああ、これは限界まで自分を追い込んだ後のスポーツドリンク並に美味いぜ!

 喉の渇きが潤ったぜ、そのままあぐらを書きながら周囲を観察、結構歩いてきたみたいだ。

 

「この水場が空いてるなんて珍しいね、怖い誰かが居たりして」

「だーれー?」

「うわ!?」

「おお」

 

 レザースーツを身に纏った妙齢の女性が水の中から出てくる。

 サーバルとは知り合いなのか掛け合いっていうのかな? テンポの良い会話を続けている。

 そんな中でオレとカバンは置いてけぼりにされちゃう現実だぜ。

 

「サーバルさんってお知り合い多いんですね……」

「まあ、陽気なタイプは好かれるからね。オレも色々な意味でみんなに好かれてるから同じかもね(笑)」

「タクヤさんの好かれ方は……色々と……なんでもないです……」

「タクヤは激エロのモロホストだからね(笑)」

 

 カバンがカバに質問される、空を飛べるのかだとか、足が速いのかだとか、色々なことを聞かれてるぜ!

 

「じゃあ、貴方、タクヤはどうなの? 空は飛べるの」

「空は飛べないけど、キメものを使ってトブのは好きッス!」

「足速いの?」

「足はジーンズが入らなくなるから程々に鍛えてるッス!」

「力は強いの?」

「ベンチプレスの記録は100超えッス!」

「そうね、かばんとは別の動物みたいね」

 

 褒められたから感謝のサイドチェストを披露する、興味が無いみたいだ。

 サーバルの先導で水場を後にするのだけど、後方からはカバからの念仏みたいな助言がひっきりなしに飛んでくる。やっぱりジャパリパークって危ない場所なんだなってガタイで分析。

 そのまま歩いていると看板があるぜ!? 久しぶりの人工物にテンションが上がっちゃって、そのまま看板にタックル! するとガタガタと音を立てて崩れ落ちた。朽ちてるぜ!!

 

「大丈夫ですか!? タクヤさん!!」

「いてて、大丈夫だぜ! オレ、頑丈で売ってるボーイなんで」

「それにしても、ん? これは……」

「なにそれ? どこにあったのー」

 

 看板の脇に設置されていたであろうパンフレットにジャパリパークの地図があった。三人で地図を見て感想を言い合っていると遠くから叫び声が聞こえてくる。

 サーバルは仲間が襲われていると思ってその場から猛ダッシュ! カバンとオレも貰えるものは貰って追いかけるぜ!!

 

「あ、あれもセルリアンなんですか……」

「あの声、誰か食べられちゃったかも……」

「食べられ……」

「すっげー、キングスライムみたいじゃん」

 

 居ても立っても居られなくなったサーバルがセルリアンの真正面に立つ、なんというか、大人としては女の子に戦ってもらいっぱなしは良くないなりね。

 タックルで破壊した看板の支柱を肩に抱えながらサーバルの隣に立つ。

 

「タクヤちゃん! 危ないから隠れて!!」

「オレ、勇猛で売ってるボーイなんで」

 

 セルリアンの触手攻撃を日ハム・小◯原選手並のスイングで弾き返す。

 水泳部だったけど、友達に野球部がいたからバッティングは得意なんだよね!

 

「石が無いよ……なんでぇ……」

「サーバルさん! タクヤさん! 後ろに!!」

 

 広角打法でセルリアンの触手を弾き返していると紙飛行機が飛んでいく、その物体に意識を引っ張られたのかセルリアンの視線は釘付けになっていく、

 ――それがマズかった!

 セルリアンの視線の先にはカバンが居て、オレの即席金属バットじゃ届かない位置だぜ!?

 

「わたしに大口勝負を挑むなんて――」

 

 水場にいたカバの応援でセルリアンの触手は受け止められる! 好機だぜ!!

 そのまま即席金属バットで受け止められた触手を切断! 動揺したセルリアンはサーバルの拳によって爆発!!

 結構ギリギリの戦いだったけど、誰も怪我しなくてよかったぜ! なんて思っていたら……。

 即席金属バットがバラバラに崩れ落ちた。まあ、錆びてたしね。

 

「ナイスブロック!」

 

 カバに感謝を伝えると、ウィンクを投げてクールに去っていった。

 サーバルとカバンは互いに安全と勝利を祝って抱き合ってるし、紙飛行機のことで話しを膨らませてる。

 

 少し時間が経て、

 

 カバンが作った紙飛行機を大切そうに抱きしめるサーバル、別れに少しの寂しさを感じるカバン、一日中運動してたからご褒美のホモSEXが欲しいタクヤ。

 二人は濃厚な一日で最高の友情を感じている中、オレはというと、人工物のある場所だから使えそうなものがあるかなと柱の下を漁ったりしている。

 

「タクヤさん! 行きましょうか……」

「ん? もういいのか、じゃあ、サーバルまたな!!」

「うん! かばんちゃんにタクヤちゃん!! また会おうね!!」

 

 手を振るサーバルに頷いて新しい地方に足を踏み入れる。

 なんか、小さい頃に夢見てた大冒険みたいで楽しいぜ!

 そのまま木々が生い茂る原生林? みたいな場所まで到着すると背後から足音、カバンが先に振り返って決め台詞だ!

 

「食べないでください!?」

「食べないよ!」

「「「ワハハハ!」」

 

 なんでも、サーバルも旅に同行してくれるみたいだ! こういうのが旅は道連れ世は情けって言うのかなぁ?

 更に仲良くなった二人は互いにちゃん付けで呼び合っている。ちょっとムラムラジェラシー。

 

「カバン、オレのこともタクヤちゃん呼びでいいぜ!」

「あ、タクヤさんは大丈夫です」

 

 オレの提案を挫くなよなー(笑)

 

 

 

【to_be_continued】




 不定期でやります。
 でも、久しぶりに楽しく書けたから嬉しい。
 趣味で配信やってるんで、ここでは書けないコメントはつべにでも、西風マカロニって検索すれば自分が出てくるんで。
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