オークロード編が終わり、次の展開に移行しつつあります。書いていて難しい部分はありますが、読んでくださっている皆様本当にありがとうございます!
ガゼル王襲来ということで、ここはリムルに格好良く決めて貰いましょう。後はガゼル王とシールダーの初顔合わせどうなるのでしょう…
お楽しみください!
「山-633M」
「山-634M 」
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(「俺は今オーク達に名前を付けている」)
「マスター、次は湖の部族の女性です。というか名前適当過ぎませんwwwwww」
「wが多い!だって仕方ないだろ…総数15万の名付けなんだから…」
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大同盟が成立し、まず直面したのは食料問題だ。だが、それはトレイニーによって解決した。続いて
「リムル様、我らは
(「こいつは確かゲルドの側近…」)
(「こいつには俺の魔素を与えることになりそうだ」)
「お前の名はゲルド。
「その名を賜ることの重みしかと受け止めました。我が忠誠を貴方様に!」
「期待しているぞ、ゲルド」
そして、魔素切れによりリムルはスリープモードになるのだった。
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リザードマン首領から破門を言い渡されたガビルは仲間と共にリムルの元へ旅するのだった。
−−−−−−−
「なんかまたガビルのシーンが短くあしらわれた感じがするなぁ。」
「マスター、またメタいこと言ってないで町の様子見に行きましょう。ゲルド達がよく働いてくれてるおかげで良い町になりましたね。」
「あぁ。皆のおかげでこの町は1万を超える魔物達が暮らしているしな。ようやくここまで来た。」
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武装国家ドワルゴンにて―
「―王よ、暗部はなんと?」
「…新勢力の介入により
「なんですって!?一体どこの国の部隊が…」
「国と呼べるかはまだ分からんな。確認出来たのはボブゴブリンに牙狼族の変異種、それに鬼人と思しき魔人が4名。更に魔物でも魔人でも悪魔でもない存在を確認したそうだ。」
「鬼人!?それに正体不明の存在だって!?」
「その全てが例のスライムの配下だと思われる…という報告だ。」
「鬼人を従えるスライムだって?
「どうなさるおつもりですか王よ」
「決まっておろう。余、自ら見極めてやろうではないか、あのふてぶてしいスライムを。ついでに更に魔物でも魔人でも悪魔でもない存在についても見極めねばなるまい。」
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ガビル一行と親衛隊長が町に来た。名付けやら何やらやってるとソウエイから緊急念話が飛んで来た。
《リムル様緊急事態です。北の空に武装集団を確認。その数およそ500。一直線にこちらへ向かって来ています。》
「シオン、リグルドに避難命令を出すように伝えてくれ」
「はい!」
「それにしても空からとは、飛行機でもあるんですかね?」
「シールダー…そんな訳ないでしょ」
「あ、見えましたね。ペガサスですか。ファンタジーって感じですね。」
「お前の存在もファンタジーだよ…」
『告。目標が降下を開始しました。目的地はこの場所で間違いありません。』
「あれもしかして…」
「おいおい何してるんだカイジン。早く避難してくれよ。」
「いや、ちょっと心当たりが…。昔酒の席で老将に聞いたんだが、ドワーフ王直轄の極秘部隊がいるってな。その名も
するとカイジンは驚き、跪いた。
「お久しぶりでございます。ガゼル王よ。」
「久しいなカイジン。それにスライム。余―いや、俺を覚えているか?」
「王よ、本日は何かご用があるのでしょうか。」
「なに、そこのスライムの本性を見極めてやろうと思ってな。今日は王ではなく一私人として来た。物々しいのは許せ。こうでもせぬと出歩けぬのでな。」
(「そりゃ王様だもんな。しかしこれはマズイ。俺が貶されたと思ったのか鬼人達が爆発寸前だ。」)
「…あ―――――
今は裁判中でもないしこちらから話しかけていいんだよな?」
「当然だ。」
「まず名乗ろうか。俺の名はリムル。スライムなのはその通りだが、見下すのはやめてもらおう。」
リムルがスライムから人型の姿へと変わる。
「これでも一応ジュラの森大同盟の盟主なんでな。これが本性って訳でもないんだが、こっちの方が話しやすいだろ?」
「ほう…人の姿で剣を使うのか。」
「そんなに警戒しないで欲しいんだけどな。」
「それを判断するのは俺だ。」
ガゼルが剣を抜く。
「貴様を見極めるのに言葉など不要。この剣一本で十分だ。この森の盟主などというホラ吹きには分というものを教えてやらねばなるまいしな。」
「我らが森の盟主に対し傲岸不遜ですよ、ドワーフ王。」
ガゼルの言葉を止めるようにトレイニーが現れた。
「何だって?ドライアド!?」
ガゼル王の部下も驚く。
「ようトレイニーさん」
「ご無沙汰しておりますリムル様。同盟締結の日以来ですわね。」
「ふはっふははははは
森の管理者がいうのであれば真実なのだろう!ホラ吹き呼ばわりは謝罪するぞリムルよ。だが、貴様の人となりを知るのは別の話。得物を抜けい!」
トレイニーも怒る。
「まだ無礼を重ねると…」
「いいよトレイニーさん。俺が無害で愛らしいスライムだってことは剣で証明するしかなさそうだ。」
「分かりました。では、立会人は私が行いましょう。」
「マスター、俺のスキルは切っておきますねー。自力で頑張ってくださーい」
「初め!」
リムルとガゼルが向かい合う。
小手調べにリムルが切り込む。が…
(「なんだこれ…。どんな角度でどんなスピードで斬り込んでも受け流される。しかもこの野郎一歩も動いていない」)
「どうした?そんなものか?」
「うるさい!まだ本気出してないだけだ!」
突如リムルが動かなくなる。
(「動けない」)
『告。エクストラスキル英雄覇気です。対象を萎縮させ屈服させる効果があります。対応策は…気合です。』
(「は!?なんて頼りにならない返事だ」)
「ここまでか。終わらせてやろう。」
「う…うおおあおうおああっ!」
リムルの咆哮で英雄覇気の効果が解けた。
「解けたぞ」
「そうこなくてはな。では次はこちらからだ。」
ガゼルが消えた。
(「消えた!?いや違う。前にもこんなことがあった。俺の魔力感知を掻い潜って…」)
一撃がリムルに来る。辛うじて避けるリムル。
(「これで終わりじゃない、次が来る!!次は―上だ!」)
ギャリィィィィィィン
ガゼルの上からの一撃をリムルは受け止めた。
「ふっ ふはははははっ
こやつ俺の剣を受け止めおった!」
「お、おい?」
「降参だ。俺の負けでいい。邪悪な存在ではないと判断した。」
「では、勝者リムル=テンペスト!」
「いいのかよ」
「無論だ、元より殺し合いが目的ではないからな。そこの奇妙な盾の奴を除いて…な」
「おや、私がご指名ですか」
「お前は魔物でも無く魔人でも無く、悪魔でもない。一体何者だ?返答によってはここで斬る。」
「俺は英霊、サーヴァントですよ。マスターであるリムルの召喚に応じました。シールダーとお呼び下さい。」
「英霊?サーヴァント?聞いたことない種族だな。やはり貴様も人となりを確かめておかねばなるまい。」
「話し合いに来たのでしょう?なら剣を収めてくれると有難いのですけど?」
「そうもいかん。この世にお前程異質な存在は他に居ないだろうからな。リムルに仕えるなら少しは信頼しても良いが、まずは剣を交えてからだ。」
「さてどうでしょう?少なくとも他に1人は俺と同様の者がいると思いますけど?」
「ほう?他にも居ると言うか!だがまず貴様だ。」
「俺は剣を習い始めたばかりでセイバー適正も無いので通常通りに戦わせて貰います。殺す気で来るのでしょう?なら、俺のスキル、たっぷりとご覧に入れましょう。」
シールダーがファイティングポーズを取る。そして、その両腕にはバックラーが付いている。
「ふん、強がりを。先程の戦いは遊びにも等しいと知れ」
「ではこの立会人も私が務めましょう。初め!」
シールダーとガゼルの戦いが始まる―――――
第10話ありがとうございました!
シールダーが付けたバックラー(Bukler)とは、中世ヨーロッパで広く使われた直径20cm〜40cmほどの小型の盾です。特徴は拳(こぶし)を保護するような位置にグリップがあり、手で握って保持します。腕に完全に固定するのではなく、手元で細かく動かして敵の攻撃を「受け流す」ために使われました。
シールダーは大盾以外にも使える盾があるみたいですね。
そして次回、
第11話 シールダーvsガゼル
お楽しみに!