前回の内容の変更で、ワ級Ⅱ揚とヌ級Ⅱをただのワ級とヌ級にします。
艦娘と同じにすると言ったのでこれが正しいのかなと思います。
というわけで、多少の設定変更しましたが、本編どうぞ〜。
さて、長波と深海棲艦4人をこの鎮守府に迎えてから5日が経った。
今日も私たちは、元気に訓練をこなしている。
「ほらどうした長波!少し動きが鈍くなっているぞ!」
長波「それは提督が体力お化け過ぎるんだよ!」
駆逐林棲姫「同……感!」
今は、私 vs 長波&駆逐林棲姫の組み合わせで行っている。他の3人は休憩中だ。
初めて会った時と比べると、彼女達は確実に成長している。
今だったら、1人で5日前の5人を相手に出来るほどだ。
ヌ級「……提督、前方1kmに大きめの岩がある。方向転換しないとぶつかるかも。」
「なんだと?………本当だ、岩があるな。でも、あの程度だったら壊した方が早そうだな。ヌ級、ワ級、行ってくれるか?潜水棲姫もついて行って2人の周りの警戒をしてくれ。」
3人「「「了解。」」」
彼女達がそう返事をすると、すぐに岩の方へ向かっていった。
元からそうだが最近は特にすぐ命令を聞いてくれてありがたい。
命令を聞かない部下とか本当に面倒だからな。
「さて、卿らも疲れただろう。彼女達が帰ってくるまで休憩していると良い。」
長波「やぁ〜っと休憩かよ〜〜。あー疲れた!」
駆逐林棲姫「提督は、もっと手加減というものを覚えて欲しい……。」
潜水棲姫「提督、終わったよ。」
訓練を中断さて休憩を始めてすぐ、彼女達が帰って来た。
「ずいぶん早く戻って来たな。まぁ岩を壊すだけだから当然か。」
ワ級「いや、それだけじゃなかった。今ヌ級が連れて来てる。」
ヌ級「よいしょっと。まさかあんな岩に艦娘がいるとは思わなかった。」
そう言って鎮守府に戻って来たヌ級の肩には、恐らく気絶しているであろう艦娘が1人担がれていた。
潜水棲姫「私たちが見つけたときにはもうこんな状態だった。多分、重症だったからこの子の提督に見捨てられたのかも……。」
……艦娘を捨て駒扱いか、それはまた気に食わん提督だな。
だが犯人探しなど出来るはずもない、この子の治療もしないといけないからな。
「彼女を医務室へ運んでくれ。出来そうだったら応急処置も頼む。私は何か病人でも食べられるような物を作ってこよう。」
ヌ級「分かった。」
長波「じゃああたし達はこいつの処置をするとするか。」
駆逐林棲姫「そうだね。」
ワ級「じゃあ私と潜水棲姫は提督を手伝うよ。」
潜水棲姫「手伝うよ、提督。」
「そうか、それは助かる。」
私が何も言わなくてもこの意思決定のスムーズさ……成長したな。
にしても、この子を捨てた提督は何を考えているんだ?普通、自分の艦娘が負傷したら治療したりするだろうに。
治療器具が枯渇していたらそれは補充できなかった提督の責任でもあるしな………。
彼女を戦死扱いにして責任を逃れようとしたのだろうか?
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「どうだ、彼女の調子は。」
長波「応急処置は無事に終わった。あとは目が覚めるのを待つだけだな。」
駆逐林棲姫「幸い、命に関わる怪我はないようだったし。ただ……」
ヌ級「……戦闘したと思う傷もあったんだけど、それ以上に、殴られたような傷が目立った。」
殴られたような傷?妙だな………
普通、艦娘はフィジカルではく自分の武装で戦うはずであって、それは深海棲艦も同じなはずである。
つまり、殴る蹴るなどの戦闘は、武装によるそれよりも威力とリーチが圧倒的に劣るはずであって………。
「……つまり、提督による暴行………?」
正直、提督自身が艦娘を痛めつけるのは戦力的、精神的に見て損でしかない。
だが聞いたところによると、一部の提督は自分より強い艦娘を痛めつけて快感を覚えるという。
この話を聞いただけでも不快になったが、いざ現状を目の当たりにするとさらに強い不快感が腹の底から押し寄せてくる。
……よし、気が変わった。すぐにでも見つけ出して鎮守府ごと落としてやる。
「卿らは彼女を見ててくれるか?いつ容態が変化するか分からないから慎重にな。あと、彼女の分も含めて昼食は作っておいたから、もし私の帰りが遅くなったら卿らで先に食べていてくれ。」
長波「それはいいけどよ……どこに行くんだ?」
「……なに、訓練で体を動かし足りなかったからちょっとな。なるべく早く戻る。」
ヌ級「……気をつけてよ。」
送り出しの言葉を聞いた私は、彼女を捨てたであろう鎮守府に向かって飛び出していった。
基本、艦娘にはどこの所属か一目で分かるように腕や腹、胸部に印がついている。一瞬彼女の方を見たが、腕にその印がついていた。
提督になって少ししか経っていないが、その印がどの鎮守府を指しているのか一目で分かった。
私の勉強量を舐めるなよ、鎮守府に就くまでの間、ずっと勉強を続けて来たからな。どの印がどこの鎮守府かなんてすぐに分かる。
「……待ってろよ、すぐに壊してやる。」
あの鎮守府は確か、1人艦娘を所属させて痛めつけ、飽きたらすぐに捨ててまた新しい艦娘を呼び招くような奴だ。だとすると今は提督1人の可能性が高い。
……絶好のチャンスだ、あいつは提督の間でも相当嫌われているから、もし私が落としたとしても不慮の事故として周りも納得してくれるだろう。
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53提督「あー楽しかった♪やっぱり艦娘は命令に順々で良いなー。しかもなにされても抵抗しないし。2人以上いたらもう片方に殺されるかもだけど。」
53提督「早く新しい子探さないとなー。次は有無を言わさずに◯そうかな?なんて──」
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あの事故を調べた鎮守府管理委員会の一人はこう語る。
「いやね、私たちがどれだけ頑張っても、鎮守府の残骸や遺体はおろか、事故が起きた痕跡すら見つけられなかったんですよ。まぁ今回は不慮の事故としてなんとか処理しましたけど……。でもこれで、苦しい思いをする子たちが一人でも減ったら良いと思いますね。」
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……とりあえず、これでいいかな?
よし、さっさと戻ろう。
いや、今戻らないほうがいいか?
もしかしたら彼女のトラウマを呼び起こすかも……。
潜水棲姫『あ、あー。提督、聞こえる?』
すると突然、潜水棲姫から無線通信が来た。
『ああ、聞こえているぞ。どうした?』
潜水棲姫『あのね、ついさっき彼女が目を覚ましたの。そして彼女に事情を説明したら、「会ってみたい」って言うから……。だから、すぐ帰って来れる?』
『私はもう用事は済んだから帰れるが……大丈夫か?男の提督にトラウマとかは……。』
潜水棲姫『大丈夫。痛めつけたクズと命の恩人は比較にならないって言ってるから。』
『……はは、その子は強いな。分かった、すぐ向かうよ。』
そう言って私は無線通信を終了する。
なんだ、思ったよりも強い子じゃないか。
あとは私の鎮守府の所属になってくれたら万々歳なんだがまぁ、今はそんなこと気にしなくていいだろう。
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鎮守府についた。
彼女たちは甲板で待ってくれていたようで、私が着いたらすぐに来てくれた。
その中には、彼女の姿もあった。
「ただいま、みんな。それと……」
雲龍「自己紹介が出来ていませんでしたね。私は雲龍型1番艦、正規空母の雲龍です。助けていただき、ありがとうございました。」
「ここ「黄金鎮守府」の提督、ラインハルトだ。よろしくな。それと、助けたのは私ではなくそこのヌ級、ワ級、潜水棲姫だぞ。」
雲龍「あら、医務室で医療処置を施せと命令を出したのは貴方ではないのですか?」
「……いや、だからそれは彼女たちが…」
雲龍「まぁ何にせよ、私を拾ってくれたことに感謝しています。事後報告となりますが、もう私はここに所属することになりましたので。これからよろしくお願いしますね?」
……いや、戦力が増えるのは喜ばしいことなのだが。
まさか長波たち、彼女のこの謎の圧に押されたか?
そう思って彼女達の方を見ると、バツが悪そうに目を逸らした。
どうやら図星のようだ。
「はぁ……こちらとしても、戦力が増えるのは大変喜ばしいことだ。私も歓迎しよう、ようこそ、我が鎮守府へ。」
長波「よし、これで全員の自己紹介が終わったな!さあ早く昼飯食べようぜ、あたしもう我慢できねえよ!」
駆逐林棲姫「賛成。私もお腹減った……。」
「なんだ、卿らまだ食べてなかったのか?先に食べていて良いと言ったのに。」
潜水棲姫「きっとみんな、提督がいないと寂しいんですよ。そう言わずに一緒に食べましょ?」
ヌ級「おい、なんて事言ってんだ。あとそんな事ないからな、勘違いするなよ提督(早口)。」
ワ級「そうですよ、そんなことありません。だから早く食べますよ、私もお腹が空きました(早口)。」
雲龍「(分かりやすいわね、あの子たち。)さあ提督、早く食堂に行きますよ。私もしばらく何も食べてなかったのでお腹ぺこぺこです。」
「分かったよ、では早く行こうか。」
こうして私たちは、新しく雲龍を迎え、全員で昼ごはんを食べた。
午後の訓練、今日はなしにするか……流石に疲れた。精神的な意味で。
雲龍(きっとこの提督、私の元提督を潰しに行ったんだろうなぁ。どうやったか分からないけど、貴方には感謝してもしきれないんですよ。だから、貴方のそばからは離れませんからね?)
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今いる艦娘たちの紹介
・駆逐艦2人……長波、駆逐林棲姫
・空母艦2人……ヌ級、雲龍
・補給艦1人……ワ級
・潜水艦1人……潜水棲姫
色々設定変更しつつ、いろいろオリジナル設定加えつつ書きました。
もうこれならいっそ艦娘が出るオリジナルにしたほうがいいかもしれない。
いやでも、艦娘を主体で出してるから艦隊これくしょんか……?
ま、いっか☆
次も頑張るZOY☆