ラインハルト、提督になる。   作:小説の初心者

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書きます。
今回は艦娘2人。


5話

 

 

この世界に来たベイとシュライバーを我が鎮守府に迎えてから一週間。

訓練効率が格段に向上した。

聖遺物を手放してもシュライバーは艦娘としてトップクラスだし、ベイも実戦経験に基づく的確なアドバイスを出せるため訓練指導員としてとても優秀だ。

私が直接訓練をする時間も減り、幾分が気が楽になった。

 

「書類仕事に目を通せる時間も増えたし、やはりあの2人を連れてきて正解だったな……。」

 

と言いながら、今日も執務室で書類を淡々と捌いていく。

軍に所属していた頃も同じような業務がいくつもあったから、書類仕事は別に苦ではないな。

 

ベイ「失礼します、我が主。」

 

ドアがノックされ、艦娘の訓練にあたっているはずのベイがこの部屋に顔を見せた。

 

「どうしたベイ、急用か?」

 

ベイ「いえ、ただ鎮守府の前方にだの鎮守府が見られ、艦娘2人が突撃してきたのでその報告を。」

 

「いいかベイ。それをこの世界では緊急事態と呼ぶんだ、覚えておけ。」

 

ベイ「あ、ハイ。了解です。」

 

「分かればよろしい。で、敵襲だったか?ならシュライバーを向かわせてくれ。相手が2人だけなら十分だ。そしてシュライバーの戦い方を他の艦娘に見せ、今後の参考にしてくれ。」

 

ベイ「了解しました、我が主。ではこれで俺は失礼します。」

 

どうやら本当にその報告だけをするために来たらしく、ベイは戻っていった。

にしてもまさか、私に攻撃を仕掛けてくるとは……情報が届いてないのか?戦力差は歴然だというのに。

 

……あ、シュライバーに加減してもらうことを伝え忘れた。

まいっか、きっと上手くやってくれる。

そう思いつつ、手元の書類に目を通す。

 

「最近〇〇海域で不審な艦娘が出没、警戒を怠るな……か。少し遠いが、警戒しておくに越したことはない。念の為ベイたちにも伝えておくか……。さて次は……………」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

?「ねぇ、なんで私たちの提督はさ、「あの鎮守府を攻め落とせ」とかいう突拍子もないことを抜かすのかな。」

 

?「私だって知らないわよ、あの男の頭の中なんて。」

 

ここに、2人の艦娘がいた。

彼女たちは先ほど、自分たちの提督から攻撃命令を出されたため、渋々ながらも出撃している。

 

?「しかも相手の鎮守府、多分「黄金鎮守府」じゃない?」

 

?「あぁ、あの最新設備が整ってる鎮守府ね。でも確かそこって艦娘一人だけじゃなかった?」

 

?「うん、情報ではね。でもそこの提督が人数を増やしているとも考えられるし、とにかく気は抜かないようにね。」

 

?「はいはい、もちろんですよ。」

 

そう言って彼女たちは自身の武装を構える。

別に今の鎮守府と提督に愛着とか愛想があるわけではない。なんなら幾たびもの重労働のせいで愛想はとっくに尽きてる。

だが、悲しきかな艦娘は、命令されたら逆らえないのだ。

だから、相手に罪は無かろうとも攻撃するしかない。

彼女たちは相手の鎮守府に十分近づいた、ここまで来たらもう、やれる。

 

──そう思った矢先、目の前に現れる一つの人影。

おそらく、この鎮守府の艦娘なのだろう。

派手に水飛沫をあげ水面に着陸したその艦娘は、真っ直ぐにこちらを見ていた。

 

?(……?まさか、本当に一人?人数を全く増やしてないの?)

 

?(出てきたのは一人か……これなら!)

 

まず先に動いたのは、彼女たちの片方。

先手必勝と言わんばかりに相手との距離を詰め、ゼロ距離での主砲直撃を狙う。

 

?(もらった!相手はまだ動いていない、ここまできたら防御も不可能!)

 

?「……!だめ、止まって!それは罠……」

 

?「え?……あ」

 

飛び出ていないもう片方の艦娘が声を掛けたが、時すでに遅し。

その声で振り向いた隙だらけの首に手刀が落とされ、突撃した艦娘は意識を失う。

 

?(間違いない!相手の艦娘……戦闘経験の量が違いすぎる!)

 

シュライバー「……なに、この子。戦艦なのに突っ込んできたの?自分の立ち回りを理解してないのかな?もう片方のお前は、駆逐艦か。奇遇だな、私と同じだ。」

 

?(しかも駆逐艦⁉︎普通、駆逐艦はどうやっても戦艦は一撃で撃沈されないはず……)

 

シュライバー「まぁいいや。とりあえず、お前たちは我が提督の下に連れていく。抵抗しない方が身のためだよ?」

 

?「っ、そんな言葉、信じるわけ……」

 

彼女が全て喋り切る前に、シュライバーは彼女の背後に回り込んで手刀を振り落とした。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

シュライバー「どうですか我が主!私ちゃんと殺さずに持ち帰れましたよ!褒めてください!」

 

「おーそうだな、よくやったよくやった。」ナデナデ

 

ベイ「……こんなキャラだったかな?」

 

シュライバーのキャラが崩れている気がするが気にしないことにして、私は目の前にいる2人に目を向ける。

2人とも何が起きているのか理解できないという顔で、こちらを見ていた。さっき今自分たちが置かれている状況を説明してからずっとこの調子である。

 

?「えーとつまり?私たちが彼女に倒され気絶している間に、私たちの鎮守府はなくなってしまったと?」

 

?「……もしかしなくとも、絶体絶命ってやつ?」

 

「まあその表現は間違っていないな。」

 

そう言ったら2人とも何か諦めたようなため息をついた。

喧嘩売る相手間違えたねとか言ってる。

 

?「で、私たちをどうする気ですか?私たちの所属していた鎮守府がなくなった以上、私たちをどうするかの決定権はあなたにありますが。」

 

?「……これは流石に負けを認めないわけにはいかないか。さ、どうぞー、先にして。」

 

どうやら、状況をしっかりと理解できたみたいだ。

いいな、こういう物分かりのいい者はいくらでも欲しい。

 

「なら、私の鎮守府に所属してくれないか?もちろん3食出すし生活環境も整えている。部屋もまだ足りるはずだ、好きなところを使ってくれ。」

 

私がそう言うと、2人はポカンとした顔をした。

 

?「普通はそういうの、私たちが懇願してやっと入れるもんじゃないの……?」

 

「そういうものか?私は手当たり次第仲間に引き入れていたが。」

 

まぁ確かに、普通はこの2人が命乞いとかするのが普通か。

なんにせよ仲間になる以外の選択肢は用意しないが。

 

?「……ちなみに人数は?」

 

「私と非戦闘員1人を含めれば10人いるぞ。」

 

?「……はぁ、そしたら最初から負けてたも同然だな。」

 

「……それでどうする?仲間になるなら生活と身の安全は保証するぞ。人数も設備も十分だから楽しくないことはないと思うぞ。」

 

?「私は仲間になろうかな。帰る場所がなくなったし、こっちの方が良さそう。」

 

?「私も。なんとなくだけど貴方の下にいる方が落ち着くわ。」

 

どちらも快諾してくれたようだ。

これで艦娘はシュライバーを含め10人か、だいぶ多くなったな。

 

「そうか、私たちは歓迎しよう。ようこそ、「黄金鎮守府」へ。早速だが、卿らの名前を聞いても?」

 

夕雲「私は夕雲型1番艦、駆逐艦の夕雲よ。これからよろしく。」

 

ビスマルク「私はビスマルク級1番艦。艦種は戦艦のビスマルク。これからよろしく、提督。」

 

夕雲にビスマルクか。

前世で軍属だった時代にビスマルクは見たことがあるな。

同じドイツで軍属だったから記憶がなくても落ち着くのだろうか。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

というわけで、新しく2人の艦娘が仲間になった。

私の仲間に深海棲艦がいるのに2人は驚いていたが、もう慣れたようだ。今は全員でベイの指導のもと特訓している。

 

「そういえば、この鎮守府のシンボルマークを決めてなかったな。流石にあのマークは怒られるだろうから………黒円卓のやつでいいか。」

 

あまり絵を描くのは得意ではないんだが……。

まぁ無事にこの鎮守府のシンボルマークになった。

……もしかしたら、これを見て残りの2人が来てくれるかもな。

 

 

────────────────────

 

 

戦力紹介

 

 

・駆逐艦4人……長波、駆逐林棲姫、シュライバー、夕雲

 

・戦艦1人……ビスマルク

 

・空母艦3人……ヌ級、雲龍、空母棲姫

 

・補給艦1人……ワ級

 

・潜水艦1人……潜水棲姫

 

・人員1人……ベイ

 

 

 

 




はい。
駄文だけど許して。
ギャグのタグつけようかな。
キャラ崩壊とオリジナル設定に注意ね。
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