黄昏職員の転生キヴォトス生活   作:yasa aki

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黄昏職員、驚愕する。

「うっ....。」

 

外の日差しが開いたドアから日差しが差し込む。

 

光がほとんど無かった研究施設から出てすぐでは日の光が眩しく感じる。

 

光に慣れたアリアが空を見ると....。

 

_______何処までも続く青空と巨大な輪が広がっていた。

 

「すごい...。」

 

L社で働いていた時は空すら見えない建物の中だった為、アリアにはその空は新鮮に感じた。

 

風がアリアの身体を撫でる。

 

「なぜかちょっと寒い...ん?」

 

ふと自分の姿を見る。

 

「...あ、服着てないじゃん僕!?」

 

急いで研究施設に戻り、残されていた白衣を急いで取って着たアリアであった。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

路地裏を歩く。

 

「ここの人たちって、どうなってるんだろう...。」

 

研究施設からでたアリアは街を彷徨っていた。

 

まず驚いたのはここにいる人たちのことだ。

 

少女しか居ない。

 

しかも全員銃を持っているのだ。

 

これだけもだいぶヤバい世界だとアリアは思ったが、ここで違和感に気づく。

 

大人が居ないのである。

 

大人であろう人も居るが、二足歩行の犬だったり、ロボットだったり、まともな人間がいない。

 

次に驚いたのは、つい先程のことだ。

 

少女達が喧嘩だろうか、何か言い合いをしていたのだ。

 

アリアはそれを「自分も子供のときはよく喧嘩していたなー」と思って見ていたら、少女達は銃を構えあろう事か発砲しだしたのだ。

 

アリアは急に撃ち合い出したのに驚き、それを止めようと思ったが、少女は弾丸が頭に当たったのに、何事も無かったかのように立ち上がり撃ち返していた。

 

アリアは理解が追いつかなかった。

 

銃弾を耐えるのなんてアリアが見てきた中では幻想体かEGOを装備した職員ぐらいだ。

 

しかもあの少女は血すら流していないのだ。

 

アリアはその光景をみて頭がパンクしそうになった為、路地裏に避難する事にした。

 

「もしかして、人間じゃないのか...?」

 

そんな事を考えていると、誰かに話しかけられる。

 

「なあ、あんた大丈夫か?」

 

声がした方向に振り返ると、ヘルメットを着けた少女が立っていた。

 

「君は...?」

 

「あー、あたしはモニョモニョヘルメット団の団員さ。」

 

どんな名前をしているんだろうとアリアは思った。

 

「それより、何か困ってんのか?こんな路地裏に居るだなんて普通ないだろ。」

 

「僕は...少し道に迷っちゃってね。良ければここがどこら辺か教えてくれない?」

 

「そうかー、それは災難だったな。ここら辺はブラックマーケットの近くの街だ。」

 

「ブラックマーケットって...?」

 

アリアは何だか少し危なそうな所な気がした。

 

「ブラックマーケットを知らねぇのか?ここキヴォトスの大抵の品物を取り揃えた闇市で。あの連邦生徒会の管理が及んでいない、治外法権がまかり通る治安の悪い所さ。いくつかの企業が違法行為を行ってるって噂もある。」

 

案外都市と変わらないと思ってしまったが、この世界基準ではだいぶ危険な所なのだろう。途中で出てきた連邦生徒会が何なのかは分からないが、恐らくは、治安と秩序を守る公務機関なのだろうとアリアは予測する。

 

しかし、アリアはここで気が付く。

 

___これ、ここならお金を稼げるかもしれない。

 

今のアリアは住む場所もお金も身分証明書もない人間だ。

 

しかし、治外法権がまかり通るなら身分証明書が無くても働けるかもしれない。

 

なのでアリアはブラックマーケットまでの行き方を教えて貰うことにした。

 

「ブラックマーケットへ行きたい?だいぶ物好きだな」

 

「少しお金を稼ぎたくてね...。ブラックマーケットなら楽に稼げそうじゃないかい?」

 

「意外と図太いなお前...。お金を稼ぐって、便利屋でもするのか?」

 

「...それも良いかもしれないね。」

 

「決めて無かったのかよ...。」

 

そんな会話をして、少女と別れたアリアはブラックマーケットへ向かう事にした。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

そして色々あって何でも屋を立ち上げることにしたアリアは、早速きた依頼の件で依頼主と話し合っていた。

 

「とある荷物の護衛を依頼したい。」

 

「報酬は?」

 

「200万出そう。」

 

「出し過ぎじゃない?そんなただの護衛に対して。」

 

「それだけ重要な荷物なんだ...失敗は許されない。」

 

「そんな荷物の護衛依頼を無名の何でも屋に依頼していいの?」

 

「一目見てわかった。君はかなりの強者だろう。それほどの武器を背負ったままふらつかず歩いているのだからね。」

 

「成る程...分かった、受けるよ。その依頼。」

 

「ありがとう。では3日後にこの地図の場所で待機していてくれ」

 

「分かった。」

 

「では失礼する...。」

 

 

 

「依頼は決まったけど...まさか向こうから話しかけられるなんて。」

 

アリアはブラックマーケットへ来て、何でも屋をするためにはどうすればいいか考えている時に急にスーツを着けた大人に話しかけられたのだ。

 

そして今さっきの話に繋がる訳である。

 

「まあ、依頼に成功すれば住む場所を買う位出来るでしょ。」

 

アリアは3日後まで散策する事にした。




もし見てる人がいた時用に少し補足すると、今のアリアは黄昏と融合してるようなものなので、裸でもRWB0.3P0.5あります()
それプラスヘイロー補正が入るからカッチカチです。
追記
評価0.0かと思ったら意外と高かった...ありがとうございます。
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