「さて、今日の授業を始める前に、お前たちに決めてもらわねばならない案件がある。クラス代表だ。自薦他薦問わない、誰かいないか?」
「はい!織斑くんがいいと思います!」
「はーい!ゆうゆうがいいと思いま〜す」
ほぅ?俺を選ぶとは、中々見どころのあるやつだ。褒めてやろう
しかし織斑一夏(城之内くん)はまだ理解してない様子
「織斑に城島か。他には?」
「....え?俺?いや、俺はやるつもりなんか」
「自薦他薦問わないと言っただろう。席に座れ」
「優里だってやりたくないよな!?」
「ふぅん、選ばれたからには全力で挑むつもりだ」
「漢だ....くっ、分かった。俺もやる!」
胸を張って言ったはいいが、実際何をするか知らないし困っている。が、まぁなんとかなるだろうの精神だ。あれだ。ドローしてから考えるってやつだ
「納得いきませんわ!」
バァンと机が叩かれると同時に左方向から聞こえる声、この声はミホちゃんか
あんな性格だったか?長らく会ってないから忘れたぜ!
「私にこのような苦渋を味わえと?わざわざ極東の島国にまでやってきてこのような始末、更には男がクラス代表など我慢なりません!」
織斑一夏(城之内くん)がなにか言いそうになったのを止めて俺が口を開く
「それはただの傲慢だぜ?今や女尊男卑が当たり前となっているが、変わろうとしているのが分からないのか?」
「なんですって!?」
「俺や城之内くん!がいるんだ。男だから、という言い訳はもう通用しない!ここからは俺たちのターンなんだからな!」
「おう!もっと言ってやれ!優里」
織斑一夏(城之内くん)からの激励を受けて俺は更に追撃をかける
「女尊男卑を掲げてきた女性は恥ずかしくないのか?男尊女卑を掲げてた男どもは確かに見るに耐えなかった。だが、お互いが手を取り合い、男女平等を謳えばよりよい世界になる。違うか?俺はそう思うぜ」
「っ、言わせておけば...!決闘ですわ!私と、貴方!そして織斑一夏!貴方もですわ!」
「え、俺?」
決闘....決闘だと!?
「ふぅん、この俺にデュエルを挑む気か」
「ええ、怖気付きましたの?」
「ふふふはははははは!!!いいだろう!この俺にデュエルを挑んだことを後悔させてやる!デュエル開始の宣言をしろ!」
そう言い放ち、手を広げて先生に頼むと
「馬鹿者、ここでやるやつがいるか。話はまとまったな。1週間後、3人で戦ってもらう。では授業を始めるぞ。山田先生、お願いします」
「あ、はい」
こうして俺たちの栄光のロードを刻み始めたのであった
デュエリストにとって決闘はダメだよね...