無職転生 ~性格改変_エンジニアリング視点での魔術構築~   作:haru-ha

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【設定について】
本作は『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』の二次創作小説です。
pixivに掲載していた小説(完結済)のセルフ転載となります。(所々、追記・修正しています)

以下の独自設定(IF設定)を含みます。
・原作と違って、元々存在していたルーデウスの自我は失われず、そこに「ある男」の記憶だけが継承されたという解釈で執筆しています。
・そのため、原作のルーデウスとは性格や口調、判断基準が異なります。

【注意事項】
・原作のストーリー改変(生存IFなど)が含まれる可能性があります。
・キャラの独自解釈、および設定の捏造が含まれます。
・原作全編のネタバレに配慮しておりません。
なんでも許せる方のみ、お進みください。


第19節 父との再会:聖地のインフラと政治的変数の出現

 

Side: ルーデウス

 

大森林に滞在して、約三ヶ月が過ぎた。

 

降り続いていた豪雨が止み、雲の合間から差し込む陽光が樹々を黄金色に染め始める頃、私たちは旅立ちの準備を開始した。

 

ルイジェルドとドルディア族の族長ギュスターヴは、古参の戦士同士、通じ合うものがあったらしい。

定期的に酒を汲み交わし、「近頃の若い戦士はなっとらん」とルイジェルドが珍しく愚痴をこぼす姿は、端から見ていてどこか微笑ましかった。

 

エリスもまた、この村でかけがえのない友を得ていた。族長の孫娘であるミニトーナたちだ。旅立ちの直前には「行かないで!」という可愛らしい理由で一悶着あったようだが、昨夜のうちにしっかりとハグを交わし、和解したようだった。

 

そして、出発の朝。

村の広場には、大勢の獣族が集まっていた。ルイジェルドとギュスターヴは、言葉少なげに、けれど力強く右手を握り合った。

私の方には、戦士長ギュエスをはじめとする屈強な戦士たちが群がっていた。

 

「ルーデウス殿、貴公のパトロールと、魔物の巣の殲滅には救われた。来年以降の子供たちの生存率は劇的に上がるだろう。感謝する」

「礼には及びません。私もこの村の生活で学ぶことが多かった」

 

一人ひとりと握手を交わし、その温かな毛並みの感触を掌に刻む。

 

「もし気が向いたら、また来てほしい。うちの飯は、他所じゃ食えないからな」

 

ギュエスがそう言って、大きな手で私の肩を何度も叩いた。その拳には、あの土下座事件の名残なのか、どこか申し訳なさそうな遠慮が滲んでいた。

 

「必ず、また来ます。……次は、客人として」

 

そう答えると、ギュエスは牙を剥き出しにするようにして笑った。

 

一方、エリスの周りでは涙の別れが繰り広げられていた。族長の孫娘ミニトーナが、エリスの腰にしがみついたまま離れようとしない。

 

「絶対、絶対また来てね!約束だよ!」

「うん、約束。……ミニトーナ、剣の稽古、続けるのよ。今度会う時までに、私に一本取れるくらいになってなさい!」

「無理だよぉ!でも、頑張る……!」

 

エリスは涙目でミニトーナを何度も抱きしめ直し、最後はルイジェルドに「そろそろ」と促されるまで、なかなか馬車に乗り込もうとしなかった。

 

私たちはドルディア族から贈られた荷馬車に乗り込んだ。

食料、水、さらには「これまでの協力への礼だ」と渡された多額の路銀。ミリスの首都までの旅路に必要なものはすべて揃っていた。

 

「いやー、そろそろミリスまで戻ろうかと思ってたところだ。俺も乗せてってくれよ!」

 

出立の直前、ひょっこりと現れたのは、あの猿顔の男――ギースだった。

 

「ギース?まさかお前もミリスへ?」

「ああ。この村には長居しすぎたからな。どうだ、センパイ?」

 

エリスもルイジェルドも、この三ヶ月でいつの間にかギースと親しくなっていたようだ。二人が快く頷くのを見て、私も異論を挟むことはなかった。

 

エリスはギースを『デッドエンド』にスカウトしようと意気込んでいたが、彼はニヤリと笑って首を振った。

 

「悪いなお嬢、俺のジンクスで『四人パーティ』を組むと、ロクなことにならねえんだ。首都に着くまでの期間限定ってことで頼むぜ」

 

ルイジェルドが御者台に座り、馬車が動き出す。

遠ざかる樹上の都市。獣族たちが、見えなくなるまで手を振って私たちを見送ってくれた。

振り返るエリスの目には、まだ涙の跡が残っていた。私は何も言わず、彼女の隣にそっと座り直した。

 


 

ミリス神聖国の首都へと続くこの一本道は聖剣街道と呼ばれている。

 

かつて聖ミリスが一太刀の下に山と森と魔族を両断したという伝説の通り、驚くほど平坦で、地平線の彼方まで真っ直ぐに続いている。

特筆すべきは、その環境維持能力だ。大森林の真っ只中でありながら、道には水たまり一つなく、不思議な魔力の残滓によって魔物が一切近寄ってこない。

 

「……退屈なほど平和ですね」

「平和なのは良いことだ。魔大陸を思えばな」

 

ルイジェルドの言葉に、私は苦笑いで応えた。

街道沿いには、一定の距離ごとに整備された野宿用のポイントが点在していた。

夕刻。私たちは馬車を止め、野営の準備を始めた。

 

食材の確保はルイジェルドが担当し、私は水と火の魔術で料理の準備を整える。そして、調理を一手に引き受けたのはギースだった。

彼はまさに野営料理の達人だった。

私が森から採取してきた変哲もない野草や木の実を、独自の調合によって魔法のように香しい香辛料へと変え、魔物の肉を絶品料理へと昇華させていく。

 

「ギース、料理を教えなさい!」

 

エリスと一緒に彼の背中を追いかけたが、彼は「料理を教えるとパーティが解散する」という奇妙なジンクスを盾に、最後まで包丁を握らせてはくれなかった。

 

(……まあいい。その技術は見て盗ませてもらうとしよう)

 

火を囲んでの夕食の席で、ギースが酒瓶片手にぼやいた。

 

「しっかしセンパイよ、アスラに着いたら、お前らは本当に忙しくなるんだろうな。貴族の坊ちゃんと嬢ちゃんに戻っちまうのか?」

「戻る、というのは少し違う。……私は『グレイラット』ではあるが、貴族ではないからな。家庭教師をしていた程度だ」

「へえ。じゃあこの生活も、ある意味では『里帰り』ってやつか」

「里帰り、か」

 

その言葉を反芻し、私は少し笑った。ブエナ村、ボレアス家、魔大陸の旅路。どこか一つを「故郷」と呼ぶには、私はまだあまりに多くの場所に根を張りすぎている。

 

「……ギースはこの後、どうするんだ?」

「俺か?さあな。気の向くまま、金の匂いのする方へふらふらするだけさ。……まあ、たまにはセンパイの顔でも拝みに行ってやるよ。あんたの周りは退屈しなさそうだからな」

 

エリスがその隣で「私も忘れないでよね!」と割り込み、三人で火を囲んで笑い合った。夜空には、大森林では見えなかった星々が、驚くほど鮮やかに瞬いていた。

 

旅の途中、私たちは七大列強の石碑を発見し、この世界の頂点に立つ者たちの存在を再確認したりもした。

 


 

ひたすら聖剣街道を走り抜け、私たちはついにミリス神聖国の首都――ミリシオンへと到着した。

ギースは街の門を潜るなり、「じゃあな、センパイ!達者でな!」と風のように雑踏へ消えていった。

 

私は馬と馬車を馬屋へ預けると、すぐさま二人へ提案した。

 

「エリス、ルイジェルドさん。お二人は先に宿を取っておいていただけますか?私は一足先に冒険者ギルドへ向かい、情報収集を行いたいんです」

「ええっ、せっかく着いたのに!一緒に行きましょうよ!」

「いえ、一分一秒でも早く、フィットア領の情報を得たいんです。フィリップ様が生きていれば、必ずエリスの捜索依頼を出しているはずですから」

 

私の真剣な表情に、エリスも渋々と頷いた。

 

「分かったわ。じゃあ、後でギルドの食事処で合流しましょう。ルイジェルド、行くわよ!」

 

二人と別れ、私は単身、冒険者ギルド本部へと乗り込んだ。

ミリシオンのギルドは、魔大陸のそれとは比較にならないほど巨大で、整然としていた。受付には大勢の職員が並び、依頼を求める冒険者たちの熱気で溢れかえっている。

私は脇目も振らず、最新の依頼が張り出される掲示板へと向かった。

 

(……もし、フィリップ様が、あるいはボレアス家が無事であれば……)

 

魔大陸では情報の伝播にラグがあったが、ここはギルドの本部だ。もし依頼が出ているなら、必ずここにあるはずだ。

一つ一つ、依頼の文面を精査していく。

護衛依頼、素材採取、魔物討伐……。なかなか目的の文字が見当たらない。

 

(……やはり、こちらから手紙を出すべきか?)

 

そう考え、ペンを握ろうとしたその時だった。

 

一人の男が、新しい張り紙を掲示板の中央に叩きつけるように貼り、その文字が目に飛び込んできた。

 

『緊急捜索依頼:エリス・ボレアス・グレイラット、およびルーデウス・グレイラットの所在確認』

 

報酬は、このミリシオンの物価を考慮しても天文学的な、文字通りの破格。

そして依頼主の欄には、紛れもなく――フィリップ・ボレアス・グレイラットの名が刻まれていた。

 

「……ッ、生きていた……!!」

 

歓喜に震え、思わず張り紙に齧り付かんばかりに身を乗り出した。

 

その時。

張り紙を貼った男が、私を覗き込むようにして、低く掠れた声で呟いた。

 

「……ルディ?……お前、ルディなのか?」

 

その声。

『記憶』ではなく、この身体が覚えている、魂を揺さぶるほど聞き慣れたその声。

ゆっくりと顔を上げると、そこには、私の記憶よりも少し老け込み、苦労の色を滲ませた一人の男が立っていた。

 

「……父様?」

 


 

目の前に立つ男の顔を、私は凝視した。

ボサボサに伸びた髪、無精髭、そして眼の下にある深い隈。記憶の中の陽気な父の顔とは、まるで別人のようにやつれている。

だが、その瞳の奥に宿る真っ直ぐな光は、間違いなく私の父――パウロ・グレイラットその人だった。

 

「ルディ……ルディなのか、本当に……生きて、いたのか……!?」

 

パウロの声は震え、その大きな目にはみるみるうちに涙が溜まっていった。指先が、確かめるように私の頬に触れる。少し荒れた、剣ダコだらけの手だった。

 

「……はい。私は、ルーデウス・グレイラット。父様の息子です」

 

次の瞬間、私は体が軋むほどの力で抱きしめられた。

 

「ルディ!ルディ!!よかった……!!一体どこに行っていたんだ、お前は!!」

 

パウロの嗚咽が首筋に伝わる。汗と土埃と、それから微かに酒の匂いが染み付いた、間違いようのない父の匂いだった。

私もまた、自分でも驚くほどの力で父の背中に腕を回し、抱き締め返していた。パウロの震えに釣られるように、私の目からも熱い雫がこぼれ落ちた。

 

周囲の喧騒――冒険者たちの怒声も、職員の呼び出し声も、その瞬間だけは驚くほど遠くに感じられた。ギルドの喧騒の中、二人分の嗚咽だけが、やけに鮮明に響いていた気がする。

 

「……魔大陸まで飛ばされていました。ようやく、人族の領域まで帰り着いたんです」

 

しばらくの間、私たちはお互いの名前を呼び合いながら、再会の喜びを分かち合った。周囲の冒険者たちが何事かとちらちら視線を送ってきたが、そんなことはどうでもよかった。

 

 

 

落ち着きを取り戻した私たちは、ギルド内にある食事処の片隅に向かい合って座った。

パウロの目はまだ赤く腫れている。私も似たようなものだろうが。運ばれてきたエールに口をつける気力もないのか、パウロはただじっと私の顔を見つめ続けていた。

 

私はこれまでの経緯を、順を追ってゆっくりと説明した。

ロアの異変を食い止めるために五重の結界魔術を構築したこと。

しかし、完全に異変は抑えられず、白い光に飲み込まれ、目覚めたらエリスと共に魔大陸の荒野にいたこと。

魔力枯渇の状態で魔物に襲われて死にかけた際、スペルド族の戦士ルイジェルドに救われたこと。

(ここでパウロは「スペルド族だと!?」と椅子から転げ落ちそうになるほど驚いていた)

その後、冒険者『デッドエンド』として稼ぎながら魔大陸を縦断し、大森林の牢での一週間の拘留、そして三ヶ月に及ぶ雨期の逗留を経て、ミリシオンまで辿り着いたこと。

 

途中、パウロは何度も言葉を失い、拳を握りしめ、時には安堵の息を漏らし、時には歯を食いしばって涙をこらえていた。特に、右目の視力をほぼ失っている件を話した時には、彼はテーブルに突っ伏し、しばらく顔を上げようとしなかった。

 

「……そうか。そんなことにまで……お前は……」

「大丈夫です、父様。もう慣れました。日常生活に支障はありません」

「……慣れるようなことじゃ、ないだろうが……」

 

パウロは掠れた声でそう呟くと、乱暴に目元を拭った。

 

すべてを聞き終えたパウロは、深いため息を吐き出すと、優しく私の頭を撫でてくれた。

 

「……頑張ったな、ルディ。本当によく、生き残ってくれた」

 

ルイジェルドの岩のような手とは異なる、父の温かな掌。その感触に、私はまた涙が出そうになるのを必死に堪えた。

 

その時。

 

「あ、ルーデウス見つけたわ!――って、あら?」

 

宿を確保し終えたエリスと、彼女を見守るルイジェルドが食事処に現れた。

私は立ち上がり、二人を紹介した。

 

「エリス、ルイジェルドさん。紹介します。私の父、パウロ・グレイラットです」

 

パウロは真っ先にルイジェルドの前へ進み出ると、深々と頭を下げた。

 

「ルイジェルド殿。私の息子と、お嬢様を救っていただき、感謝してもしきれません。本当に……本当にありがとうございます」

「……気にするな。戦士として、子供を助けるのは当然だ」

 

ルイジェルドの誠実な返答に、パウロの表情が少しだけ和らいだ。

 

「父様、なぜミリシオンに?家族のみんなはどうなったんですか?」

 

私の切実な問いに、パウロは表情を曇らせ、ミリシオン滞在の理由と、現在判明している世界情勢を語り始めた。

 

ロアの異変は、その街の一角に留まり、ブエナ村は無事だった。今は母ゼニスとリーリャがそれぞれ子育てに奮闘しているらしい。

パウロも当然子育てに協力していたが、フィリップから呼び出され、息子が行方不明になったことを聞いた。

ゼニスとリーリャも私を捜索することに了承してくれ、フィリップからの依頼書を中央大陸の主要都市のギルドに貼りだしながら、行方不明になった私とエリスを捜索し続けていたのだという。

 

「フィリップからの強い頼みもあった。あいつも、娘の行方を追ってボロボロになりながら奔走しているよ」

「お父様は……お父様は無事なのね!?」

 

エリスが身を乗り出す。パウロは「ああ、無事だ。再建のために大変な苦労をしているがな」と答え、彼女を安心させた。

話題は、ギレーヌの安否にも及んだ。

 

「ギレーヌも転移に巻き込まれていた。飛ばされた先は、中央大陸の紛争地域だったらしい」

 

驚くエリスと私。だが、パウロは苦笑いして言った。

 

「あいつに敵う奴なんてそうそういないさ。剣王の力で強引に戦場を突破して、真っ先にロアへ戻ってきた。……あいつが真っ先に戻ってきて証言してくれたおかげで、ようやくこの事変が『転移』であると周知されたんだ」

 

私は納得した。ギレーヌという生きた証人がいたからこそ、情報の錯綜が最小限で済んだのだ。

だが、その後のパウロの言葉に、私は息を呑んだ。

 

「……だが一つ、辛い知らせがある」

「何ですか?」

「ボレアス家の長、サウロス・ボレアス・グレイラット様が……現在、投獄されている」

 

エリスが弾かれたように立ち上がった。

 

「そんな……!なぜ!?おじい様が何をしたっていうのよ!!」

「……貴族同士の足の引っ張り合いだ」

 

パウロは苦虫を噛み潰したように吐き捨てた。

 

「未曾有の災害に対し、管理責任を問われた。敵対派閥の連中が、ここぞとばかりにサウロス様を吊り上げたんだ。一時は斬首刑の判決まで出ていたらしい」

「っ……!!」

 

エリスの顔から血の気が引く。だが、パウロは言葉を続けた。

 

「だが、助け舟を出した者がいた。アリエル王女だ」

 

名は当然聞いたことがある。アリエル・アネモイ・アスラ、第二王女だ。

 

「王女は、サウロス様が『事前に異変を予見し、対策を講じていた事実』を議会で提示した。親類の魔術師――つまりルディ、お前に投資し、異変の調査と周辺住民の徹底した避難指示、そして魔法陣による被害軽減を試みていた証拠を出したんだ」

 

私は目を見開いた。

 

「……サウロス様が投資してくださった魔力塗料や、避難指示の記録……それが役に立ったのですね」

「ああ。人的被害が奇跡的に少なかったのは事実だからな。王女の介入で処刑は免れたが、依然として責任追及は厳しく、現在は無期限の投獄という形に留まっている」

 

安堵とショックが入り混じり、エリスはその場に崩れ落ちた。

私は彼女の肩を抱き寄せながらも、頭の中では別の思考が静かに走り始めていた。

 

(……第二王女、アリエル・アネモイ・アスラ。なぜ、直接の縁もない貴族のために、王族が政治的なコストを払ってまで介入した?慈悲か、それとも打算か。……いずれにせよ、彼女は『転移事件に対応した魔術師という駒』の価値をすでに把握し、それを担保に何かを得ようとしている。フィリップ様が抱いていた思惑と、方向性は違えど、根は同じだ)

 

政治というものに疎い自覚はある。だが、駒として動かされるだけの存在でいるつもりもない。

アリエル王女が何を望んでいるにせよ、こちらから提示できるカードを事前に整理しておく必要があるだろう。

 

私は彼女の肩を抱き寄せ、力強く告げた。

 

「エリス、泣いている暇はありません。フィリップ様たちは生きている。サウロス様も、処刑を免れてチャンスを待っているんです。早く帰りましょう。そしてフィリップ様と相談して、サウロス様を助け出すんです」

 

エリスの目に光が戻る。

アリエル王女。彼女がなぜサウロス様を助けるような動きをしたのか、その政治的意図はまだ分からない。だが、彼女と連携すれば、サウロス様を救う道は必ずある。

再会の喜びは、次なる戦いへの決意へと変わった。




ここまでお読みいただきありがとうございます。

このルーデウスはパンツを被ったりしないので、邂逅はマイルドになりました。ルーデウス以外の家族も無事なので、パウロの精神も原作ほど削れていないです。

転移事件の被害状況は原作よりずっと小さいものになりました。この結果は、今後の物語に大きく影響します。
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