遊びは程々に (リメイク版)   作:凍結中の人

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第九話=潜入+捜索開始

side:???

 

 むぅ、これは……やはりか…東方不敗……いや違うだろう、自ら確認してみる必要がある。

あの御仁の真似をしているならば……敵か味方か…本人なら世界が動く、が…?

 

 

side:優弥

 

 「おい!カッシュ、次はこっちも見てくれ」

 

 「ああ!もう少し待ってくれ、もうすぐ終わる」

 

 「やっぱりすげぇ、便利だなその機械。普通ならもっと時間がかかるのに…売ってないのか?高値で買うぜ」

 

 「すまねぇな、こりゃあ自作の非売品だ。……っしと接合完了、あとは頼む」

 

 「おう、任しとけ!」

 

 「おーい、次はどこに行けばいいんだー?」

 

 「こっちだこっち、頼むぜ。ちと厄介なんだ」

 

 

 ドモン・カッシュこと俺は今、ZEXISの整備班に潜り込んでいる。

自分の機体であるマスターバインの整備にも使っている自作の補助修理装置も持ってきたら、引っ張りだこになり忙しくて死にそうになっている。まるで戦闘で雑魚敵を百人斬りし続けているかのようだ。

こんなことになったのも全部エミリーの一言のせいだ。

 

 それは隠れ家に来てから二日が経過しマスターバインの整備も済んだころ。

(どうでもいい話だがその間エミリーはずっと遊んでいた、いや別に手伝えとかそういうんじゃないんだ。

バイストン・ウィルから持ってきた自作の装置があれば致命的に壊されない限りはある程度楽に整備できるし、壊されてても部品さえあれば修理も簡単だ。なので一人でも十分ではあるし、むしろ要らない。

なのでいつもこんな感じだ、けどやっぱりなんか腑に落ちないんだよな~。)

 

 その日、特にやるべきこともなくなったので次はどうするかをエミリーと話し合っていた。

発信機が正常に稼働しているのを確認し、それによりブリタニア・ユニオンから未だに動いてないのはわかる。

ほかにも調べてみたがブリタニア・ユニオンで何か起きる予兆すらない為、その日はとりあえず何かアクションがあるまで待機することに落ち着く。

それからさらに二日が経過しその間も特になにもなかったので、ほぼ遊んでいるだけのエミリーがじれてきた。

(この時も俺は子供らに作って欲しいと頼まれた物を作っていて忙しかった。

そういえばその機会がなく特に目的を尋ねなかったが、掘削機や地固め用の機械なんて何に使うのだろう?)

そこでZEXISが何をしているのか詳しく調べることになり、ハッキングなどもしてみたところ機体のダメージが大きく整備や修理に時間がかかっていることがわかった。

 

 それを知ったエミリーは

 「これって私たちが介入したことが原因の一つよね。

もしスパロボ原作のイベントにZEXISが遅れたら……やばいんじゃない?」

 

 この言葉に私は不覚にも唖然となり、焦った結果またしてもエミリーの言葉に乗せられてしまい……。

大変だったよ、流石に整備班に潜り込むのは。しかしいくら人員が足りなくて集めていたとは言え、本当にばれずに入れるとは大丈夫なのかZEXIS。

 

 「配線つながった!ここから先を手作業がいい。誰か!」

 

 「任せろ!あぁあと今日はもういい、休んでな」

 

 「わかった、先に上がらせてもらう」

 

 

 やっと終わった…やばいもう疲れたわ。

 

 「カッシュ!今日は終わりか?おつかれさん」

 

 

 うおっ、カッシュ?ああ、俺のことか。やばいやばい。

まだ偽名で呼ばれるのに慣れきってないからな、気が抜けてると忘れそうで困る。

 

 「あっ、ありがとな、それじゃまた」

 

 

 偽名はこの世界に来た時に作った身分のものだ。

エミリーがほとんど決めたが、さすがにふざけ過ぎた気がしてきた。

 

 さて従業員に与えられている部屋に戻るか、早くしないとエミリーが暇で何をはじめるかわかったもんじゃない。ついでにいま自分がいるところはマクロス・クォーターだ、広いだけあり近くに家がない人には部屋を用意してもらえる。

そういえば作った身分にはこれといって住所は設定してないので、各地を放浪していることになってたりするがこの世界ではあり得ることらしく特に怪しまれたりはしなかった。

 

 さて次はどっちに曲がるのだったか?

艦内はかなりの広さでありなかなかに入り組んだ作りになっているため迷いそうになる…ん?あっちがなんかガヤガヤしている…あの方向は格納庫だが、なんだ?

 

 「なぁ、ワッ太ー本当にここで見たのかよ」

 

 「嘘じゃないって、本当にここに貼っていくのを見たんだぞ~」

 

 「でもやっぱり妖精なんていないじゃない」

 

 「どうするよ、まだ探すのかい?」

 

 

 トライダーG7のワッ太にザンボット3の三人組か、いやそれよりもとてもまずい言葉が聞こえたような。

いやまさか、流石にな、うん、聞き間違いだろう。

 

 「でも確かに妖精だったんだよな~小さくて人型で羽がついてて空飛んでたんだよ」

 

 「そんなに言うなら手分けして探してみるか?暇な人も誘ってさ」

 

 

 やばい、これマジだわ。

いくらなんでもこらえ性がなさすぎだろ、格納庫の方ということはロボットの実物を見に行ったんだろうな。

あとで一緒に行くことにしてたはずなのに先走りやがって、ロボットの近くにはパイロットである登場人物がいる可能性が高い。

バレたらわざわざ潜入している意味がなくなるだろうが、とりあえずほかの誰かに見つかる前にこっちで確保しなければ。

くっそ~エミリーのやつめ俺が死ぬほど苦労している時にふざけやがって、今度は絶対許さん。

 

 

 




Gガン、つながりの偽名
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