遊びは程々に (リメイク版) 作:凍結中の人
side:優弥
さて、突っ込んだのはいいけど誰から狙うかねぇ?
面白そうな奴が選り取りみどり、どーせあっちからはすぐに攻撃してこないいんだろうからこっちから仕掛けないとだっ・・・・・と、危なっ!
横から飛んできた黄色いビームを、オーラバリアを重点的に纏わせた足で蹴り上げて上に反らす。
この方向は・・・・ウイングガンダム!ヒイロ・ユイか、開始早々なかなかに容赦のない攻撃をしてくれるじゃないの。
ではやり返しますか、壊さない程度に…な。
ウイングガンダムはすでにビームを撃った位置から離れている。
流石にリヤルロボットであるから早い。
しかしうちのマスターバインも素早さ自慢だ、すぐさま距離を詰める。
「ほう、思い切りの良いパイロットだな」
「・・・・・・」
いやーエミリーも原作知ってるからってよく言うよ、あの人の真似までして。
ヒイロはだんまりだけどこれからどんどんほだされていくんやなー、あのヒロインに。
「しかし迷いがないというよりは迷わない・・か、なかなかに将来が心配な奴よ」
「お前がなにもので俺の何を知っていようとどうでもいい。
だが、俺の障害となるのなら…お前を、殺す」
「ぬかしおるわ、な~らばかかってくるといい」
はい、いただきました。
ヒイロのアレは生存フラグもたいなものだからな。いろんな意味で美味しいぜ。
しかしエミリーは全く、相手の挑発大好きなんだから…まぁこちらは戦闘に集中しますか。
牽制のバルカンを急下降により避けて接近すると、向こうも接近戦を覚悟したのかビームサーベルを抜いて向かってくる。
さてこちらにも剣はあるが使う必要はなさそうだ。
オーラバリアを纏わせた手刀で、十分に打ち合える。
この程度なら椀部装甲に傷もつかないしな、では戦闘能力を奪うとしよう。
攻撃を後ろに流し、そのまま後ろを取る。
そして人差し指で右手首を軽く打ち、機能不全を起こさせる。
相手の振り向きざまの攻撃に合わせて同じように回転し、それを躱して同じように左手首も動かないようにする。
最後は後ろに回し蹴り。
しかし格闘戦はウイングガンダムの本領じゃないからきついよか?
ある程度、力の差が大きくなるのも仕方がないか。
さて次は誰を狙おうか、近くにいるのは…次はガンダムエクシアだな。
加速して一気に近づく、当然向こうもこちらが格闘に秀でているとわかるため距離をとってくる。
だがそれを許す訳にはいかない、エクシアの放つビームのことごとくを手刀で散らしてどんどん距離を詰めていく。
「わはははは、未来の成功者もまだまだ未熟よ」
「一体何を言っている?」
ぶっあぶね…未来のことがわかるのは新世紀のヒロインぐらいだろ、いくら性質が似ているとはいえイノベイダーには無理だろ。
あ~でも覚醒したら、知識から読み取られんのかもしれないな。
そこら辺、気をつけないといけないか。
「分からぬか?今のお主ではとても、わしの相手にはならないようじゃな。
そんなことではガンダムになることすらできんぞ」
「!!関係ない、貴様が敵対するというのなら、排除するまでだ」
ガンダムにはなれない、刹那にとって禁句に分類されそうな言葉だな。
冷静さを欠いてこちらに格闘戦を挑んできたぞ。
接近戦に入り、エクシアはビームサーベルを振るってくる。
合計七つのビームサーベルを惜しみなく使うスタイルはなかなかのものだが…まだ捌ききれない程の物ではない、あっちは武器を消耗しこちらはいまだに手刀を使うのみだ。
一つの世界の戦争を乗り越えてきたんだ、舐めてもらっては困る。
流石にここまで来ると他のZEXISメンバーも動き始め、援護を行ってきた。
細かい動きで躱すがエクシアとの距離が離れていく。
「む?もしかするとまだあの機能は使えんのか?
ならば今回はここまでとしよう」
確かにエクシアはまだ初期なのかトランザムが使えないみたいだし、今回はもういいか。
別に機体を壊したり、パイロットを傷つけたいわけじゃない
次はどうするかね…次々にくる射撃を避けつつ戦場を見渡す。
…うおおおっ!?今度のはさすがに数が多い、しかも囲まれそうになっている。
これは誘導されていたのか?
後方からはロケットパンチ、前からは無限パンチとか、
げっ予想以上に…弾幕多いよ、なにやってんの!
「酔舞・再現江湖デッドリーウェイブぅ!」
!!エミリー?!突然かよ。まあいいナイスだ、それで行く!
ハアアアァ……弾幕なんて知るかよ、この技なら全て突き抜けられる。
よし抜けたっ。
この一斉攻撃、指揮をしていたのは…見つけた。
技を解除しないでそのまま行ってやる、少し驚かせてやろう。
「この程度、甘いわぁ!」
「馬鹿な!?」
その機体とはガウェイン、ルルーシュだ。
流石な指揮ではある、しかし実際の戦闘での読みはどうかな?
デットリーウェイブもどきをやめ普通に加速し近づいていく…おっと危ない。
スラッシュハーケン……進行方向のほとんどを潰すような使い方をしている、いい読みだ。
で、このまま躱して誘導されると先にはスーパーロボットがたくさんか…しかし今までは使っていなかっただけで、こちらにも射撃武器はある。
手首の下よりダークネスショットを撃ち、スラッシュハーケンを全て撃ち落とす。
そのまま相手に接近はするけど、正直なところ格闘戦をする意味とかないな。
そもそもガウェインはそこまで戦闘向きじゃなかったことを思い出したよ。
まぁエミリーが何か話そうとしているし、とりあえずそれだけ付き合うか。
「ゼロとやら、超常の力では信頼なぞ作れぬぞ」
「力?何を言っいるのかわからんな」
「ワシにはわかる。
そしてその力を隠し続ける限り、いつか足元を救われることになる」
「東方不敗どうやらあなたは、私にとって危険な存在のようだ」
「危険か…その力の危険さも考えてみることだ」
(東方不敗、やつはギアスのことを知っているのか?
そんなはずはない、しかしだとしたら何を知っているというのだ)
(おやおや、あいつヘタをしたらルルーシュよりもギアスのことを知っていそうじゃないか)
エミリーの会話が終わるのを待ったのち、何もせずにガウェインから離れる。
ギアスの力…二つの日本があるのだから、この世界はコードギアスの物語が深く影響していそうだ。
あの悲劇は起こるのだろうか、もし起こるのならどうにかしたいものである。
シリアスなんてゴメンだからな。
おっと近くに月光号がいるじゃないの、ちょうどいい発信機を付けさせてもらおう。
最大出力で加速…通り過ぎざまに、そこだっ。
よーし打ち出した発信機の起動を確認、しっかりと起動してるな。
誰にも気づかれた様子もないし、完璧だ。
さて次は……ん、オーラバリアに干渉?
この感じだと左から、あの機体は確か…ゴットマーズか。
ということは明神タケルだからこの干渉は超能力なのか?
超能力ってオーラバリアで防げるのかー、知らなかったな。
!!つかゴットマーズて、やばいやつじゃん。
「超能力がはじかれたのか!?」
エミリー、流石にこいつと今は戦いたくないぞ。
えっ当然わかってるって?
「こぉの馬鹿者が、おぬしは戦場になんてものを持ち込んでいるのだぁ!」
「ガイヤーの秘密を知っている?あなたは一体」
「そんなもので戦うなど、許されんぞ」
「分かっているさ、そんなことは。
でも力があるのに何もしないなんてできない!」
「ここにはお主の他にも戦えるものが多くいる、こやつらに任せていたほうが安全であろう。
それとも、仲間が信じられぬか?」
「確かに戦いに出るには危険が多過ぎるかもしれない、でも僕には戦う理由がある。
そして仲間たちはそんな僕と共に戦ってくれると信じている!」
「覚悟だけは一人前にあるようだな、しかし今はお主と戦うべきではないことも確かのようだ」
(何もしないで離れていく、攻撃しないのか?だとしたら地球を壊す気はないということか)
は~よかった、エミリーがゴットマーズの反陽子爆弾のこと知ってて。
知らなかった場合は会話に割り込んででも止めないと、って思ってたからな。
爆発したら地球おしまいとかキツすぎる。
狙われてるから仕方ないのだろうけど、戦闘に出てこないで欲しいわ切実に。
あいつには手を出したくないし、話も済んでるし、ほおっておいて次だ次。
おじさんつながりで青い巨星のセリフを出してみました。
あるゲームでデットリーウェイブは技の最中の攻撃を無効にしていましたので、使わせてみました。