遊びは程々に (リメイク版)   作:凍結中の人

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感想が嬉しかったため早めに書けました。


第五話=続vsZEXIS

side:優弥

 

 ゴットマーズから距離が離れたのはいいいが、完全に囲まれたな。

でもまぁこの世界だと全員の火力がなまじ強いぶん、いっぺんに攻撃される心配はあまりない。

囲まれたからって大ピンチ!!っというわけでもないから、特に気にすることでもないが。

 

 「分かたれし半身は何も知らないいままに、力を求め続けるか」

 

 

 声?どこから、っと攻撃か。

後ろからのビームをかわし、殴りかかってくるアクエリオンの手を取るとそのまま投げる。

 

 しかし何を言ったのか聞き取れなかったな。

 

 「ちっ、かわしやがった」

 

 「勇猛果敢なことだが、まるで野良犬のようだな」

 

 「なんだとっ」

 

 「落ち着いてアポロ、そんな挑発に乗っちゃダメ」

 

 「シルヴィの言うとおりだな、安い挑発に乗りおって」

 

 

 (なんとなくスルーしちゃったけど、アポロの意味深な言葉はどういうこと?

確かに優弥は怪しいと思っていたけど、あのアポロがあんなことを言うなんて本格的に何かありそうね…。

隠された衝撃の真実ぅぅー、なんて現実でやられても笑えないわよ優弥?)

 

 ソーラーアクエリオンにパイロットのアポロ、シルヴィア、シリウスか。

つかシリウス、安い挑発てあんたも同じことアポロに言ってただろうに。

そういえばこいつらも他の奴らと共に別の世界から来たようだが…

全員揃っているということは前の世界とやらもゲームの舞台になっていて、もしかしたらここでのことはその続編である可能性が高いな。

だとしたら、オリジナルの方も面倒な設定がありそうで面白いのだが。

 

 ん?別方向からまたビームかどうせ効かないのによく撃つなー、て外れてるし。

いや当てる気がなかったのか。

 

 「攻撃をしておきながら当てる気もないとは、ふざけとるのか」

 

 「いや、そう取られても仕方ないが話をしたくてね」

 

 「ネゴシエーターというやつか、少しならいいだろう」

 

 「話が通じるようで助かるよ、問答無用なのが最近多くて困っているがあなたは違うようだ。

そこで話なのだが、本当に敵対しないとダメなのか?

修行なら、私達といれば敵は次から次に現れる…私としては迷惑なことにね。

それにゼロが信用ならないのも理解はできるが、完全に彼がトップなわけでもないんだ。

こちらと合流してもメリットは多くあると私は思うのだが、どうだろうか?

今ならどうにでもなる、もう一度考え直してはくれないかい?

それに私も違う世界から来たものでね、気持ちは分かるつもりだ」

 

 「だめじゃな、全くわかっておらん。

貴様らの戦っとる敵など所詮ほとんどが雑兵、修行になどならんわ!

その点で貴様らは違う、一定以上の力を持っておる。

それにこれから、まだまだ力を伸ばしていくだろう。

なればこそ、修行のために敵対することは避けられん!」

 

 「やれやれ、お褒めの言葉はありがたいのだけれどね…交渉は失敗のようだ。

黒い機体は傷つけたくはなかったが、仕方のないようだ。

残念だよ、では……あくまでも修行のためにと周りに暴力を持って接す、というのならこのロジャーの法を持ってお相手するとしよう。

やるぞビッグオー!」

 

 「それで良い!」

 

 

 あいつはそんなに黒が好きなのか?

それと考えてみればよく記憶がなくっているのに、ネゴシエイションみたいに経験がものを言いそうなことができるな…記憶がある俺には無理そうなのに。

 

 まぁそれはいいとして、飛べない敵に対して空中からというのもなんだしおりますかな。

 

 まずは小手調べとして手刀を振るう、すると相手はその太い腕の装甲をシールドのように使って手刀を防ぎつつ、もう片方の腕で殴りつけてくる。

こちらはその腕を内側から蹴り上げてそらし、そのまま縦の回転して本体に向けアッパーを放つ。

 

 吹き飛びこそしないがかなりの衝撃には堪えたらしく、僅かに動きが止まった。

この重さと硬さはスーパーロボットの標準装備だな、本気を出せば破れるのかもしれないけど…目的が違う。

 

 しかしビッグオーのボクシングにも似た戦闘スタイルは機体にはあっている良いものではあるが、俺に対して相性が悪そうだ。

それを言ってしまったら他のスーパーロバットのほとんどがそうだけど。

スピードがないと当たらないさ、このマスターバイン相手にはね。

 

 ビッグオーはもういいか、そろそろこちらから仕掛けたいところだな。

良さそうなのは…オーガスだな。

オーガスといえば時空震動弾だったけ、そういえばそれの作動後と今の現状は酷似しまくってるな。

なんかすごいこの世界の原作に関わってきそうな予感、いい勝負が出来そうな機体だけど絶対に再起不能にするわけにいかないかこれは。

気をつけてやらないと、がそれもまた面白い。

 

 少し離れたところにいたオーガスにかなりのスピードでオーガスに接近していく。

 

 「おぬし、戦う気がほとんどないように見える。

戦場でそんなことでは、生き残れんぞ」

 

 「やれやれ説教臭いおじさんの相手なんてしたくないんだけど、向かってくるなら相手するしかないのよねっと」

 

 

 オーガスのパイロット桂木・桂は女好きで軟派なことが魅力だったっけ。

おじさんと言われたけど、ホントは成人してもいない少年少女二名なんだけどね。

 

 真正面から向かっていくと、オーガスは距離を保ちつつ大量のミサイルを放ってきた。

ミサイルは随分と複雑な軌道を描きつつも、こちらをある程度追尾してくる。

普通ならこれを避けるのは至難の業だろう、しかしこちらのスピードを甘く見たな。

 

 爆発時、煙に紛れて上へ急上昇して姿をくらませる。

そして気づかれないよう煙が晴れる前にオーガスの後方へと移動しておく。

 

 「あららっ、直撃させる気はなかったんだけど」

 

 「桂様!後ろです」

 

 

 あれま、モームにバレちったか…しかしもう終わりだ。

 

 素早く両手の手刀を振るって、オーガスの両手を切断する。

コクピットには被害が出ないよう腕を狙ったけど、問題なさそうだな。

主武装をやられたら終わりだろう、油断大敵というやつだ。

 

 「ぐぅっ」

 

 「なるほど腕は確かななのだろう、が戦闘に集中しきれておらんな。

そんなことではまだまだ未熟、雑念を取り払ってくるが良い」

 

 

 会話もキリがついたな、いいタイミングだ。

さて相手がもうちょい本気の状態でやり合いたかったかな、次の機会に期待しとくか。

次に行くか。

 

 

:マスターバインが去ったあと

 

 

 「桂様、あのおじさんの言う通りですよ。どうしちゃったんですか?」

 

 「うーん、おじさん相手でやる気がでなかったのかな?」(いやでも、なんか美人さんの気配がしたような…)

 

 「もー、しっかりしてください」

 

 「ははは、ごめんごめん」(そんなまさかな。)

 

 




精神なしのスーパーロボット系だけ、という縛りプレイとかすると少し難易度高そうですよね。
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