雅、アキラ、BTがデータスタンドの読み取り作業を行っている時のニコたち
「あ、あんた、それ痛くないわけ?」
「……」┐('~`;)┌グチャグチヤ
アキラ達を探しながら平気で自身の内部に手を入れて、部品のぐちゃぐちゃ音がしながら自動修復と並行して修理している知能構造体、それを見てちょっと引いてる悠真。
「おたくの知能構造体…結構グロいことするんだね。」
「そんなことない…………とは言いきれないわね、初めてあった時腕を鋭利な物に変形させてハティの体を貫いてたし…」
「……」―¦―――✨(鋭利な物)
「そうそうそれそre…ってなんでそんなもの出してんのよ!」
からかったりすることも出来るんだ。とまたこの知能構造体について学ぶ一同だった。
ちょっとやってみたかった。
それでは本編へどぞ
ホロウに迷い込んだアキラと雅は、知能構造体のサポートAIであるBTによるサポートを受けながら、
データスタンドのデータを読み取って脱出しようと動く。
「作業の調子はどうだ。」
「もう少し…………よし、これ近くのホロウデータは無事取得出来た。」
[BT]:はい、ですがこれだけでは撤退ルートを計算するには足りません。頂いたホロウデータを利用して、
辺りをスキャンし1番近い距離にあるデータスタンドのルートを検索します。
「そんなこともできるのかい?それじゃあよろしく頼むよ」
[BT]:了解、スキャン開始。
聞き慣れない機械音が鳴るとドローンから0%という数字が現れ、3分くらいで100%に達する。
[BT]:スキャン完了、こちらです。
「よし、行こう雅さん。」
「あぁ、承知した。」
BTがドローンで先導し、エーテリアスが現れたら雅が即座に処理する。少しの間周りが安全になり、アキラはBTに少し尋ねる。
「ちょっと聞きたい事があるんだけど、BTは彼に造られたのかい?」
[BT]:正確には違います。私は元々軍に造られた全長役6mの歩行型兵器バンガード級タイタンでした。
「ぐ、軍だって?」
[BT]:はい、ですが11年前の旧都陥落時、前線に繰り出された際に侵蝕を受け、そのタイミングで現れた「ニネヴェ」に対抗出来ずやられた結果、機体のほとんどが大破しました。
アキラは失礼な質問だったかと後悔するがBTは平気そうだった。
「それは災難だったな……だが、その後はどうやって生き残ったのだ?」
[BT]:確かに大破されましたが重要な大部分は瀕死の状態で生きており、近くにあった橋に落下しそのまま下水道を通り運良くホロウの外に出られました。
ですが偶然近くいた悪徳なホロウレイダーに郊外に連れていかれ、私の中の珍しい部品を取り尽くしたあとはスクラップ置き場に捨てられ、その5日後にあの方と出会いました。
「そうか、君も辛い過去を持っていたんだな」
[BT]:心配はありません。当時のパイロットは戦死してしまいましたが、今はあの方がいます。今度こそ守り抜くつもりです。
「そのパイロットというのはなんだ」
[BT]:タイタンには胴体部分にコックピットがあり、それで私たちを操縦する軍の中のエリートだった者たちの事です。
パイロットの脳とタイタンのAIを直結させる神経接続技術、ニューラルリンクなるもので接続し一心同体とも言える正に相棒のような存在です。
次々と出てくる聞き慣れない単語に雅は少しパンク寸前となっている。
「一通り聞いてから言うのもなんだけど、それを僕達に言って良かったのかい?彼の許可とかもいるんじゃ…」
[BT]:心配ありません。これは私の独断で良いとあの方から許可を頂いております。
加え、あの方が認めている方々なら話してもよいと判断しました。
「そうなのか…重ね重ねすまないが彼は僕達を信頼しているのかい?」
[BT]:そうです。あなたたちだけでなく、邪兎屋や六課の実力を認め、高く評価しています。
あなたたちはあの方が何も喋らない事に疑念を持っているようですが、あの方はただ、タイミングを選んでいるだけです。
知能構造体は戦いで自己犠牲をすることが多いため、きっと信頼されていないと思っていたアキラにとって、その言葉は驚きしかなかった。
[BT]:少々話しすぎました。前方にデータスタンドを確認、あそこからデータの読み取りを推奨します。
錆び付いていたドアを操作して開けるとBTが言った通りデータスタンドが設置されていた。
「あ、あぁ…ここのデータスタンドは、エーテルストリーム吸収タワーを制御しているみたいだ。解析してみよう。
ただ、吸収タワーに蓄積されたエーテルが溢れ出すと、エーテリアスが寄ってくるかもしれない…」
「私がなんとかしよう」
[BT]:私はプロキシ様の解析をお手伝いしながら、出来る限り雅様の援護にまわります。
「あぁ、エーテリアスのことは雅さんに任せた。できるだけ早く吸収タワーの制御権を取得する。」
雅の刀の震えが先程より激しくなっている。
「雅さんの刀、本当に大丈夫かい?
必要な、電子部品をチェックすることもできるけれど。」
[BT ]:私のスキャンでも、低い数値ではありますが異常が見られます。プロキシ様の案を受け入れることを推奨します。
それでも雅は首を振る
「これは正常だ。データの読み取りを早く始めろ、プロキシ」
起動すると案の定近くにいたエーテリアスがゾロゾロと寄ってくる。
雅とBTが向かいうとうと前へ出ると、自動でドアが閉まる。
「けれど、データの収集には少し時間がかかる。」
「わかった。BTよ、こっちの援護は最低限で良い。出来るだけデータの作業に専念しろ」
[BT]:了解です、ご武運を。
「あぁ、行くぞ!」
雅は襲いかかるエーテリアスに向かっていく
[BT]:敵をロックオン。スウォームバインダー発動。
無数の飛来物が、エーテリアスの武器となっている部分を完全に包み込む。
その技はブレイズウッドの時、知能構造体が六課を拘束する時に使った技だった。
「っ!その技は…」
[BT]:相手をナノテクで拘束する技です。私がこうして敵を拘束していきます。その隙にトドメを。
「なかなかだ、あの知能構造体が主じゃなかったら是非ともうちに来てもらいたいものだ。」
[BT]:褒め言葉として受け取ります。増援を確認、注意してください。
BTのサポートもあり、雅はエーテリアスを蹂躙していく。
[BT]:付近にエーテリアスの反応はありません。ひとまず安全が確保出来ました。
「2人とも、お見事だ」
雅は辺りを確認し刀を鞘に収めようとする。
「出口は?」
「およその方向は掴めた、最寄りは……」
ドオォォォン!!
「なんだ?」
カランカランと転がる鞘とあまりの衝撃で壊れるドローンがアキラの方へ、雅は刀から溢れ出る力を必死に押さえ込んでいた。
「くっ……無尾が…抗って…!」
斬れ … 斬れ… 斬れば楽になる… やつらを斬れ… 刀を慰めよ
雅の頭の無数の声が流れ込んだ。
ゼンゼロやってる友達「ノルムー……取ろうぜ」
僕「ごめん取らない」
友達「何故だ!」
僕「夜のターン制バトルに備えて集めてるから」
友達「あぁ……」
こんなしょうもない話を友達としました。