ラブライブ!~奇跡と軌跡の物語~   作:たーぼ

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どうも、更新速度は戻ってきたと思ったら戻ってこないたーぼです。

いやあ、GWは東京行ったりと忙しくて執筆する時間がなかったのですよ……(言い訳


まあまあ、そんな事は置いといて、後書きの方で告知と重大なお知らせがありますので、そちらもご覧いただけたら嬉しいです。



では、どうぞ。




58.夜風と共に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 よお、俺の名前は岡崎拓哉。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 μ'sの手伝いとして今合宿に来ているあいつらの世話的な事をしているんだ。たとえば荷物持ち。たとえば雑用。たとえば料理。俺にできる限りの事はやるつもりだが、まあとりあえず今のところはこんなものだ。

 

 

 

 ところで、何故俺がわざわざこんなあらすじというか前置きみたいな事言っているかというとだな。……実は不肖岡崎拓哉。ただいま大浴場の前にいます。

 

 

 

 …………い、いや、決して覗こうとかそういう事をしようって来たわけじゃないよ?ほら、洗い物も終わったし、リビングにいるのも暇だったから自分の部屋に行ってあらかじめ風呂の用意でもしておこうかな~って思っただけでね?

 

 なら何でこんなとこで止まってんだって話なのは分かる。俺も何故か本能的に止まってしまったんだ。この暖簾(のれん)さえ超えれば、そこにはあいつらの下着があって、浴場にはあいつらが今絶賛入浴中なわけで。

 

 まあ、本当に覗いたとしてそこで俺の死は確定してるんだけどね。海未がいる時点でお察しだよ。合宿でバラバラ変死体事件が起きちまうぞ。俺だってまだ命が惜しい。こんなところでマヌケな理由で死ぬわけにはいかない。

 

 なのに足がまるで地面へ釘に打たれたかのように動かない。……つまりはあれだ。俺は今、男としての本能(しめい)と岡崎拓哉個人としての正義が俺の中で死闘を繰り広げている。

 

 

 天使と悪魔が脳内で言い争っていると思ってくれればいい。いつの間にかそいつらは言い争いをやめて本気の殴り合いをしてて手に負えなくなっている。結局は俺自身の決断が必要なわけだ。今そんなくだらない事で悩んでる暇があったら覗くなよと思った奴、廊下に立ってなさい。

 

 これは常識と非常識の問題じゃない。男としての問題なんだ。女の子が入っている風呂、または温泉を覗く。それは男の一生のロマンだと思うんだ。男なら一度はマンガやアニメで女子風呂を覗くキャラクターを応援したと思う。……俺だけか。

 

 まああれだ。男なら潔く死を覚悟してまで女子風呂を覗く使命があるとも思っている。

 

 

 

 

 つまりだ。

 俺は1人で9人からの死の一撃をもらう事は既に確定している。だったらもう死んでも構わない。それと引き換えにあいつらのお体様をご尊顔できるのなら、この岡崎拓哉、死をも厭わない!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあ、行くぞッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「ふぁ~、良いお湯だった~!あ、たくちゃん、何してるのー?」

「……見りゃ分かるだろ。寝転んでスマホ弄ってんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ソファでのんびりしてると風呂から上がってきたのか、全員がリビングへ戻ってきた。

 結局俺はあの後、覗くのをやめて自分の部屋から着替えだけ持ってきてずっとリビングで待機していたのだ。……バカ野郎、人間に早々死ぬ覚悟なんてできるわけねえだろ。見ただけで死にに行くような真似はしない。どうせなら触るまでが遂行する価値のある任務である。……普通に最低だな俺。

 

 

「私達はもう終わったし、拓哉もお風呂入ってきたら?色々疲れたでしょ?」

「ん、ああ、そうするよ……えっ」

 つい言われた通りに体を起こすと同時に声を発した人物へと目を向ける。絵里が普通に話しかけてきた……だと……!?今まで何気なく俺を避けていたあの絵里が……と思った矢先に絵里も思い出したのかまた目を逸らされた。風呂で忘れてただけかよ……!!

 

 

「……じゃあ、俺も入ってくるわ」

「うんっ、たっくんもゆっくり疲れを癒してね!」

 ことりにおう、とだけ軽く手を上げながら風呂場へとゆっくり向かう。どうせならことりに疲れを癒してもらいたいであります!!もちろん健全な意味で!!マッサージとか風呂で背中流してもらうとかさ!!……普通に不健全じゃねえか。

 

 

 

 脱衣所でパッパと服を脱ぎ、浴場に入る。そこには風呂というより温泉と言った方が正しいんじゃないかと思われる光景があった。いや、というかこれ普通に温泉じゃねえか。海もすぐそばにあるのに温泉に浸かれるのか、どんだけブルジョワジーなんだ西木野家。

 

 特に何もないので頭含め体も全てテンポ良く洗い終える。それから温泉に入る。

 

 

「……ふぃ~、温泉はいいなあ」

 丁度良い温度、露天風呂らしく上の部分が多少開いていて、そこから夜の風が心地よく入ってくる。それが俺の中にある疲労を一気に癒してくれる。これだけでもこの合宿に参加した甲斐はあったかもしれない。

 

 

 温まりながら今日の出来事を振り返ってみる。

 

 

 面倒くさいと思いながらも参加した夏合宿。どうせ行くなら手伝いを徹底的にやろうとして真姫にパラソルを組み立てさせられた。そしてみんなで海で遊んでいたはずだけど、何故かそこだけ記憶がまったく覚えていない。穂乃果が言うには頭をぶつけたらしいけど。

 

 ビーチバレーでは審判役をして、まさかまさかのハプニングで絵里の胸を触ってしまって反撃を喰らい気絶。目が覚めたらにこが看病してくれていて、そこから希と真姫と夕飯の買い出しへも行った。

 

 今日だけで色々ありすぎだろ……。主に俺がヒドイ目に遭っているのは気のせいじゃないと思う。普通ならもっと平和な合宿生活のはずなんだけどなあ。今日は1日ずっと遊んでいたから明日は真面目な練習になるだろうとは思う。……明日こそは平和であってほしい。

 

 そういやここに来たのは先輩後輩の垣根を壊す事も目的の1つだと絵里は言っていたな。穂乃果達2年組はもう大丈夫だとは思うけど、1年は真姫が問題だな。花陽は最初こそあれだったが、今では大分慣れてきている。凛はもう慣れ過ぎてるまである。

 

 だからあとは真姫だけだ。あいつはいまだに慣れていない。というより慣れようとしていない。自分の中に無理矢理抑え込んでいるかのようにみんなの名前を言おうとしないのだ。ホントにどこかの金髪ポニーテールと似ているな。

 

 だからこそ、希がどうにかしようとしている。あの頃の絵里に似ている真姫をどうにかしやりたいと、自分でそう俺にアイコンタクトしてきたんだから。だったら、俺は表立って何かしようとは思わない。希なら大丈夫だろうと思っているしな。

 

 からといって何もしないわけでもないけど。俺だって伊達にμ'sの手伝いをしていない。μ's内で何かあれば、それをほうっておく訳にはいかない。俺にはそれをどうにかする義務がある。真姫に話しかけるチャンスがあったら突撃してみるか。

 

 

 あと個人的に絵里に謝らねえと……。

 

 

 

 っと、少し浸かりすぎたか。温泉だからといって俺はあまり長湯はしない方なのである。上せるの嫌だし。とっとと上がって飲み物でもぐいっと1杯飲むとしますかねっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「断る」

「何でなのたくちゃん!?」

 

 

 

 

 ムスーッと頬を膨らませながら俺を睨んでくる穂乃果とそれを諸共せずに睨み返す俺。これから死闘を始めるわけじゃないからね。

 風呂から上がり、買い出しの時に買っておいたコゲ・コーラをスカッと飲みながらリビングへ行った時の事だった。……コゲってどういう事だよ焦がすな。

 

 リビングに戻った俺の目の前に映ったのは、フローリングの上に敷かれたたくさんの布団だった。どうやらせっかくの合宿なんだからここでみんな一緒に寝よう!という事らしいのだが……当然俺はそれに参加するわけにはいかないと思っていたところに穂乃果が猛反発してきたのだ。枕は低反発が好きです。

 

 

「たくちゃんも昔みたいに一緒に寝ようよ!」

「いつの話してんだ、それは小学生の時だろ。もう高校生だし、1番に幼馴染のお前以外に他のみんなもいる事を忘れるな。一緒に寝たら大変な事になるぞ。主に俺がボコられる的な意味で」

 何言ってんだこいつは。お互い思春期もいいとこなのに、何でこう普通に一緒に寝ようなどと簡単に言えるんだ。天然か、天然さんか。本当に寝れるなら俺も一緒に寝たいですッ!!

 

 

「というか、どうして全員同じ部屋じゃなくちゃいけないの?」

「合宿だからね」

 真姫のクッションを抱きながら疑問をぶつけ、それに髪を下ろした絵里が答える。……あれ?ちょっと待って。何気に女の子達の寝巻き姿を間近で見れてる俺って実は今最高に運良いんじゃね?超レアじゃね?勝ち組じゃね?みんな半端なく可愛い。おまわりさん、僕です。

 

「まあ、こういうのも楽しいんよっ」

「じゃあ、寝る場所を決めましょ」

「私ここー!」

 切り替え早いなオイ穂乃果。もっと反発してこいよ。そして俺を説き伏せてみろよ。表じゃブツブツ言いながらも内心テンション爆上げでヒャッハーしながら寝るからさあ!!だから早く説得してきてくださいよもうッ!!

 

「凛はかよちんのとーなりっ!」

「そんなに引っ張らなくても大丈夫だよ凛ちゃ~ん!」

 あ、俺も花陽ちゃんの隣がいいでーす。隣でお米の天使の寝顔見れたら最高の朝を迎えられると思うんだ。そう思うだろ?な?思うよな?思え。

 

「真姫ちゃんはどうする?」

「……どこでもいいわ」

 あれま、つれないねえこのツンデレお嬢様は。わざわざ希が聞いてくれたってのに。ちなみに俺が聞かれた時のための対処用にど真ん中って選択肢を用意してます。女の子に囲まれながら寝れるとか死んでもいい。……物理的に殺されますね、はい。

 

 

「じゃあ俺も上の部屋行くわ」

 さすがに冗談もここまでにしておこう。主に心の中でずっと言ってただけだけど。こいつらはこいつらで色々と積もる話もあるかもしれないしな。そこに男がいるってのは無粋な事かもしれない。

 

「ええ~!!たくちゃんも一緒に寝ようよ~!何なら私の隣でも良いからさ~!!」

「うっせ、何ならってなんだ。お前の隣なら寝てくれるとでも思ってんのか」

「え、違うの!?」

「違うわ!何『え、これ以上ないくらいのご褒美用意してあげたのに……』みたいな顔してんだ!!」

 

 正直めちゃくちゃ一緒に寝たいです!!でも理性と良心と危機感知センサーが半端なく働いてるんでダメなんです!!女の子特有の良い匂いな中で眠りたい!!

 

「穂乃果、拓哉君も手伝いや料理をしてくれて疲れているのです。今日はもう早く休ませてあげてください」

「ぶぅ~、別に一緒に寝て休んでもいいじゃんか~……」

 おお、よく言ってくれたぞ海未。そのまま穂乃果がずっとごねてたら何だかんだ言いつつノリノリで一緒に寝るとこだったわ。……一緒に寝るのかよ。

 

「……んじゃ俺はもう行くからな。今日はしっかり休むんだぞお前らー」

 このままここにいれば調子狂いそうだったから即戦線離脱。岡崎拓哉はクールに去るぜ……。内心は一緒に寝れなくて凄く落ち込んでます。

 

 

 後ろで俺の声に応える穂乃果達の声を聞いて2階に上がり、自分が寝る寝室へと向かう。

 

 

 

 

「うん、1人で寝るにしてもやっぱ広いなこの部屋は」

 寝ると決めて寝室を見回してから改めて思う。元々この部屋自体4人は軽くベッドで寝れるくらいで、1人で使うには到底デカすぎる広さなのだ。なのに何故俺がこの部屋を選んだかと言えば……。

 

 

「きゃっほーいぶふッ!!」

 勢いよくベッドへダイブする。決まってんだろ。1人でこんなデカい部屋とベッドを独占できるんだぞ。そんなのテンション上がらずにはいられないでしょ!!リッチな真姫とは違って一般的な平凡学生である拓哉さんには幸福感しかありませんの事よ!!

 

 何このベッド、超フカフカで気持ちいいんだけど。これならぐっすり眠れそうだ。この1人じゃ持て余すほどの部屋でぐっすり寝るとか贅沢すぎて数日後に何か面倒事が起きても不思議じゃないくらいの幸福感がある。……普段どんだけ幸福感じてないんだ俺は。

 

 まあいいや。今日は外暑かったし何故か気絶ばかりしてたし変な疲れが溜まっている事だし、もう寝よう。ベランダを開けているから海辺の近くもあってか夜風が気持ちいい。快適すぎてもう一生ここに暮らしたいまである。

 

 

 あ、あそこから離れる事ばかり考えて絵里に謝るのを忘れていた。……明日時間見つけて謝ろうそうしよう。

 

 

「ふぁぁ~……寝よ」

 明日に備えて目を瞑る。うん、これならすぐ夢の中へと旅立つ事ができそうだ。ほんのりと冷たいベッドと掛け布団の感触、肌を優しくなぞるような夜風、その全てが俺を心地良い夢へと連れて行ってくれ―――、

 

 

 

 

『あはははははははは!!』

『きゃー!あっはは!!』

『にゃー!!いっくにゃー!!』

 

 

 

 下から何やら笑い声が響いてくる。合宿なんだし何か女の子同士で楽しく話してるんだろ。まあしっかり休めとは言ったが、せっかくだから親交を深めるためにも悪い事ではない。この調子で明日にはもっと練習にも馴染めるだろ。

 

 

 その間に俺は気持ちよく夢の中へと―――、

 

 

 

『まだまだーッ!!』

『こんなんじゃやられないわよ!!』

『穂乃果ちゃんいっけぇ~!』

 

 

 

 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。

 

 

 

 

 ムクリと静かに体を起こし、ドアを開けて1階へと向かう。

 

 

 静かに歩いてるからか誰も俺が来た事に気付く気配はなかった。ただそれが今の俺にとっては好都合だった。1階へ行き、何事かと思って来てみれば、俺の目の前で繰り広げられていたのは、枕投げをしているμ'sメンバー(海未は寝てる)だった。

 

 ただ楽しく話しているだけならまだ許せた。親交を深めるための談笑なら俺も笑って許せたよ。だけどな……、

 

 

 

 

 

「じゃかァァァあああああああああああああああああああああああああああしィィィいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!!!」

「「「「「「「「ッ!?」」」」」」」」

 海未以外が驚愕の表情で俺を見た。それでいい。

 

「うるっせえんだよ!!お前らの声が俺のとこまで聞こえてんだよ!普通に談笑してるならまだしも、ドンドンドンドンデカい音するから何かと思って来てみれば枕投げだあ?寝る気あんのかテメェらはあ!!というか俺を寝かせて!!お前らも明日練習あんだからさっさと寝ろ海未を見習え奴が目を覚まして地獄絵図にならないうちに布団に戻れ貴様ら!!」

「そ、そういや海未ちゃんって寝てる時に起こされると凄く機嫌が悪くなるんだった……!」

 

 そう、俺がわざわざここまで怒りに来たのは、こいつらがうるさいってのもあるが、それ以上にそのうるささで海未が起きてしまった後の地獄絵図を回避させるためだ。こいつを寝てる途中で起こしてしまって無傷でいられた奴はいない。主に俺が集中的に被害を受けてます。

 

「分かったなら早く寝ろ!俺が来るの遅かったら被害に遭ってたのはお前らなんだからな!良いな!寝ろよ!!拓哉さんは手伝いであって保護者じゃありませんからね!!風邪引かない程度に布団被って寝なさい!!」

「その発言が保護者だよもう……」

「というか、たっくん……」

 2階へ戻ろうと体を後ろに向けて歩き出そうとしたところで、ことりから声がかかる。何故かその声は震えていた。

 

「んぁ?何だこと―――……あ」

「……何やら騒がしいと思って目が覚めたら……皆さん、楽しそうな事をしていますねえ……?それに……何故か拓哉君もいますし……」

「おぉふ」

 海未さんが起きてしまわれた。この現状はあまりよろしくない。海未の発言をちゃんと聞けば分かる。セリフの最後に俺の名前が出てきている。それつまり、ターゲットは完全に俺に向けられている。

 

 

 そんな俺に残された選択肢といえば…………。

 

 

「サラダバッ!!」

「あっ!たくちゃん逃げた!!」

「しかも言葉間違えてるにゃ!」

 よりによってバカ2人に指摘されてしまった。そう、俺の選択は、逃げる一択だ。幸い俺だけ寝る場所が違うから最悪寝室に逃げてしまえば俺の勝ちである。あばよ~とっつぁん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 脱兎の如く寝室へ逃げてきた。ここまで海未が追ってこないって事は、穂乃果達が何とかしてくれたのかもしれない。そのまま全員ちゃんと寝てくれればいいが……。

 

 

「というか……いきなり大声出したり走って逃げたりしたせいか、寝れなくなったぞ……」

 そう、怒るために大声を出し、いきなりの海未の起床により全速力でダッシュ。それのせいでアドレナリンがグイングインと働いてしまって眠気が飛んでしまった。木乃伊取りが木乃伊になってんじゃねえか……。うっほほーい☆

 

 

 

 眠気が吹っ飛んでしまったのはもう仕方がないのでベランダで涼む事にした。

 

 

 

「あー、こういうのも悪くねえなあ……」

 ストレートに夜風が顔をなぞる。それがどうにも心地良い。夜の海辺を見ながら黄昏る。うむ、中々ロマンがあっていいじゃないか。マンガアニメ好きの俺にとっては素晴らしいシチュエーションである。足りないのはヒロインだけどな。……ぐやじいッ!!

 

 

 

 

 涼んでから何分経ったかは分からない。そろそろ下のあいつらも寝た頃だとは思う。明日は練習だ。今日までの楽しさとは変わって、暑さもあり厳しい練習になると思うけど、それに負けないでほしい。俺もできる限りサポートしないとな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな、静かな夜と海の景色を見ている時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コンコン、と。

 ノックの音がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい」

 一言だけで応える。おそらくμ'sの誰かだろう。俺のとこに来るなんて幼馴染の穂乃果かことりか、海未は寝てるから有り得ない。どうせトイレ着いて来てとかそんなんだろう。しゃあねえ、着いて行ってやるか。

 

 

 

 

 

 

 

 と、そう思って振り向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ガチャリ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 静かにドアが開けられる。そこにいたのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………絵里?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺が謝るべき金髪の少女だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、いかがでしたでしょうか?


実際女の子が複数人入ってるとこに覗こうと思う男なんていませんて(笑)
思うだけで実行に移したら即逮捕なんでねw


いつもご感想高評価(☆9、☆10)ありがとうございます。


では、新たに高評価(☆9、☆10)を入れてくださった、


シグレ1578さん(☆10)、星詠みの観測者さん(☆9)、Y.U.Kさん(☆10)、Mr.Яさん(☆10)、修哉さん(☆10)


本当にありがとうございました!!
これからもご感想高評価(☆9、☆10)お待ちしております!!




さて、ここからはちょっとした告知です。

只今鍵のすけさん主催でラブライブ!サンシャイン!の企画小説が随時投稿されています。様々なラ!作家の方々が参加していますので、是非皆さんもアニメが始まる前に見て楽しんでください!!
ちなみに自分のサンシャイン企画小説は21日予定です!!




ではでは、いよいよここから重大なお知らせでございます。

別に『奇跡と軌跡の物語』が打ち切りになるわけではないので安心してください!ちゃんと続けますからね!!

……げふん、では本題に入りましょう。




 ――――――――



『奇跡と軌跡の物語』とは別に、もう1つの物語が始まる。


 それは日常ではなく、どうしようもない悲劇だった。
 岡崎拓哉を恨む何者かによってマインドコントロールされたμ's。それによる使命は、 岡崎拓哉を殺すという使命が下された。
 しかし、それは純粋な悪意の話ではない。彼女達は自分の愛によって、岡崎を殺そうとする。

 彼女達の歪んだ愛(殺し)が、容赦なく岡崎に猛威を振るう。



 そして。

 そして。

 そして。



 少年は、再び日常へ戻るために、拳を握った。




『ラブライブ!~悲劇と喜劇の物語~』

 6月―――――始動。



というわけで、新作告知でしたー!!
お楽しみに!!
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