推定女皇の息子がTHE CHOSEN ONEな話 作:テンページ
推しはニィロウとナヴィアです。
「破滅」に追いかけられている魔女、オクタヴィア、彼女は5634番目の星に行き着いた時の話だ。
その星はすでに文明が衰退していた全盛期から何万年も経っているらしく、大きな廃墟群の中で人々は先人たちが残した遺物をもとに生きていた。
オクタヴィアはそこで様々な遺物を目撃する。
空を飛ぶ船、天まで届く塔に見間違うほどの剣、神を殺せるとされる槍、無限に食料を出すテーブルかけ。
オクタヴィアは多くの遺物を頼りに生きていく人々を見ていく中で、とある少年と出会う。
その少年は膨大な元素力を用いて魔獣を切り裂いていた。
少年は雪を映したような銀髪と星を宿した瞳をしていた彼は魔獣に襲われていたオクタヴィアを助けると村へと案内した。
その村は麦畑の匂いが香る村だった、少年の家に招かれると、老夫婦が住んでいた。
老夫婦の名前はランスロットとグイネヴィアと名乗り、オクタヴィアがアーサー王伝説のその人かと尋ねられると二人は頷いた。
この星は偶に異世界から飛ばされてくる人がいるらしく二人もそういった人間の一例だった。
少年も異世界、つまりそういった現象に遭った人物の一人だった。
少年の名はドミトリー・サレライネン、呪いにかけられ氷漬けになっていた彼を救い、呪いを解き名前を与えたのは近所に住むしがない魔術師、ソロモンだという。
さっきから聞いたことしかないビックネームがどんどん出てくることに驚いた魔女オクタヴィアはこの村に滞在することにした。
魔女オクタヴィアがこの村に滞在して2年後ランスロットが老衰で亡くなり、グイネヴィアも後を追うように亡くなった。
老夫婦を亡くし、ランスロットが持っていた湖の聖剣アロンダイトを受け継いだ少年ドミトリーはオクタヴィア頼み込み、彼女の協力のもとテイワットに向かうことになった。
風と自由の国モンド、俺はオクタヴィアさんに送られてこのモンドにたどり着いた。
オクタヴィアさん曰く困ったら魔女会を頼れとのこと、そんなことを言われ、俺は多少の荷物とオクタヴィアさんから手渡された五万モラがあった。
しかしなぜかおなかがすいたので、故郷で作った釣竿取り出し海岸で釣りを始めた。
そうして数分後何やら変なものが釣れた。
「なにこれ?」
人間と同じフォルムでありながら赤ん坊のように小さく、何やらこちらをにらんでいる。
「……おろして」
全体的に黒い何かを釣り針から外すと焚火の近くに行ってぐたっとしてしまった。
そうして次々と全体的に白い何かと金色の何かを釣った。
「うーん」
「ひぇぇ」
俺は何だろうこの子らと思いながらやっと魚が何匹か釣るのだった。
彼女らの冷えた体を焚火のそばで温めているとやがて三人?は目が覚めたらしく何やら黒いのが金色を攻め始めた。
「だから私は止めたんだレインドット!!、君が途中で止めていたらこんなことには!!」
「落ち着いてくれロノヴァ、私だってこんなことになるとは思わなかったんだ。」
黒いのと金色の喧嘩をなだめると白いのが浮きながら裾をつまんできた。
「おなかすいた」
白い髪に輪っかを頭の上に浮かせた彼女が裾を引っ張りながらそう言ったので三体に焼き魚をふるまった、彼女たちは暗くなるまで釣ったすべての魚を平らげてしまった。
「おいしかった」
「焼き加減が完璧だね」
「まんぷく…」
三体は満足そうにお腹を摩っていた、すると彼女たちは焚火のそばですやすやと眠ってしまったのだった。
どういう経緯で海を漂ったのか、名前は何なのかわからないが明日聞いてみよう。