ハンターハンター世界に転生したなら生きる事を選び尚且つ原作を満喫したい 作:ゆーーーー
仕事バタバタだったのに家で寝てて執筆どころじゃなくなってました。
週2本はなかなかハードですね。暫くは週1投稿になるかも……。
読んでくださっている方にはお待ち頂きますがお付き合いください。
誤字の指摘ありがとうございました。
前作を書いていた際はじっくり読んでチェックを行い投稿をしていたのですが今回はそこまで余裕を持っていれてません。
引き続き読んでくれる皆さんお付き合いください。
俺はミルキとキルアを連れて仕事に来ていた。
だが今回の目的は仕事が目的では無いのでターゲットとなっていた人物を直ぐに片付け近くにあるという漁師で賑わっているとくじら島を訪れた。
「折角来たんだ!海の幸をふんだんに楽しもうぜ!」
ゴンはまだ出歩くなんて事できてないだろうな〜。キルアは天才で産まれてすぐ動き出してるがゴンは?野生児だから山で遊んでる可能性はあるだろうか?
一縷の望みに賭けて漁師町の魚介料理に舌鼓を打ち食後の運動がてらくじら島の山を駆け回る。
この頃から遊んでる描写は無いが原作組の中でも中核を担っていたのがゴンという男だ。
ワンチャンもう山で遊んでる可能性はあるか。
来る前にスマホで映像を確認すると山を駆ける子どもの映像を捉えられた。
後は原作でのキルアとの相性が健在かどうか。
俺達も山を駆け回っていると1人の子どもに出会う。
「あれ?地元の人?そんな歳でこんな山の中を駆け回っているなんて珍しいな。」
俺がゴンに気付き話し掛ける。
「あれ?観光客?こんなトコにいるなんて珍しいねぇ。」
ゴンはこんなトコに観光客が来てる事を珍しがっている。
「俺達は食後の運動に来ただけ。育った場所から山で修行をして来たから。」キルアも同い年っぽいゴンに興味を持っているようで積極的に話し掛けている。
いいぞ!このまま仲良くならないかな。
「キルは成長スピードが早すぎるんだよ!なんで俺達に着いてこれる!俺はキルには負けたけどキルと同い年っぽいお前には負けないからな!」
ミルキがキルアと同い年っぽいというだけで謎の対抗心をゴンに燃やしている。
「キルアはゴンに勝てそうか?」
俺はゴンにけしかけてみる。
「俺だってトレーニングしてるんだ!普通の人に負けねーよ。」
流石キルアはクールだな〜。
「俺だって普段から山を駆け回ってるんだ。負ける気は無いよ。」
ゴンも対抗してきたか。これは楽しくなってきたな。
「折角なら3人で競走してみるか?」
「え?3人で?」ゴンが3人というところに疑問を抱いたようだ。
「俺はお前らより速いからいいんだよ。」
「俺達の師匠だから俺達より速いのは当然なんだよ。」
ミルキが胸を張って答える。初対面のゴン相手に俺の事で威張るなよ。
「へぇ〜。そんなに凄いんだぁ。」原作通りピュアなゴンはキラキラした目で見て来る。
くっ!そんな目で見ないでくれ。尊敬の眼差しが半端ないんだが。
「勝負はじゃあ俺に着いてくること。俺が適度に走ってゴールラインを決める。」
勝負の方法は287期の1次試験をイメージして目的地が分からない中でどれだけ走れるかというルールを設定する。
「分かった。」ミルキとキルアはルールを飲み込む。
「どこまで走ればいいか分かんないって事?」ゴンが疑問を素直に聞いてくる。
「そうだ。だから無闇にペースを上げ下げするとスタミナが削られるから気をつけろよ。だがペースを落とし過ぎると俺を見失うリスクもあるから気を付けろよ。勿論俺はペースを落として走るがな。 」
注意点を教えると用意するよう促す。
そして俺は無言で走り出す。
ミルキとキルアはいきなりスタートの準備ができてたようで着いてきた。
ゴンは意表を突かれたのか戸惑っていたがコンマ数秒遅れて着いて行こうと走り出してきた。
コンマ数秒とは言え俺達のスピードは普通の人に比べて速い。10メートル近くはゴンとキルア・ミルキの距離が開くがゴンはその差を埋めよう懸命に走っている。
さてどれくらい走ってゴンに2人との差を見せつけようか。
俺は円で3人の位置を読み取りながらミルキ・キルアと差をつけ過ぎないようにペースをコントロールしながら走る。
山の中を木々を避けながら3人は器用に着いてくる。ゴンとミルキ・キルアの距離は縮まる事は無いがゴンは差を離されずに懸命に着いてくる。
後ろをチラリと見るとミルキとキルアは楽そうな表情だがゴンは無我夢中のペースで着いてきている。
もう少し差を見せつけようか。
俺は少しペースを上げる。ミルキ・キルアは難なく着いてくるがゴンはジリジリと差を広げていく。
ゴンが俺の今の円の限界値の5メートルの地点から外れるぐらいになってきたのでその位の距離を保ちつつ走る。
そこで俺は少しペースを上げミルキ・キルアから距離を取り帯刀している
ゴールラインが設定された3人は最後のスパートをかける。
ミルキとキルアの対決は僅かにミルキに軍配が上がる。
「ウッシャー!見たか!これが年長者として先に修行していた成果だ!」キルアにガッツポーズをしながら勝利の雄叫びを上げキルアは悔しそうにしていた。
「まだまだミル兄には勝てないか〜っ!悔しい!」
キルアは負け悔しがっている。遅れてゴールしたゴンは驚いていた。
「俺もここへ来て直ぐに山で遊び始めたのに皆凄いよ!同じ歳くらいの人もいるのに。」
「鍛え方が違うんだよ!師匠のトレーニングは違うからなぁ!」
ミルキが勝負前のように俺を立て勝ち誇っている。
俺を師匠と崇め奉るようになってしまったゲンスルー達3人組と長くトレーニングしているからすっかり毒されてしまったな。
原作の頃のミルキが見る陰も無くなっているな。
このままゴンやキルアも俺を師匠と崇めるようになるのかな。
「いいなぁ。ここは漁師町の島で俺は一人で遊んでるだけだから師匠とかいないから羨ましいよ。」
ゴンが羨ましそうに呟いた。
「付きっきりとはいかないが定期的に鍛えに行ってやろうか?」
俺がゴン育成の為の提案をする。
「え!?いいの?」
ゴンが嬉しそうな表情になる。
このタイミングから鍛えていけばゴンさんにならずともゴンさん並にパワーを発揮出来るようになることも可能かもな。
「勿論。この歳でそれだけ動けるんだ。充分才能があるんだから鍛え甲斐があるぜ。」
こうして主人公組のキーパーソンであるゴンの早めの訓練をも可能としてみせた。
やったぜ。これでゴンを強化してゴンさん化回避のルートに乗っていきたいもんだ。
そこまで強化されるかは本人次第だが言っても主人公組筆頭の男だ。
課題をちゃんと出していったらやる男だろう。
ゴンの修行に付きっきりになると言い一旦キルアとミルキを連れて一旦はククルーマウンテンに戻った。
ミルキとキルアが兼ねてより希望していた水見式を俺監督の元行う。
結果キルアは原作通り変化系だった。まだ発の開発を固く禁じ変化系の系統別の訓練だけはやっていいと許可を出しそれ以外はこれまで通りの修行をしていくように指導した。
原作で念を使える描写は無かったミルキは色々と予想ばかり立てていたが結果は具現化系と操作系の2種類の系統を得意とする特質系だった。
この2つと1番掛け離れた強化系の系統は極端に苦手という事が分かった為今は発の開発では無く通常より苦手な強化系を補う為特に纏と練の修行や凝・硬を強化する事、凝を部位ごとに素早く移し替えていく流の技術を促した。
それにプラスしてキルアには家での拷問耐性の訓練をより行わせる事と具現化する必要のあるミルキには更にアニメや漫画を楽しむ事に意識させ1番好きになったキャラにはよりリアルに妄想していく事を意識した。
俺はゴンの修行の為くじら島へ移動した。
☆
早速燃の説明を行い点をしてからのフィジカルトレーニングを開始。フィジカルトレーニングは機材がある訳では無い環境だったが原作でも野生児として生きてきたアドバンテージを失わせたくなかったのでくじら島に来てから遊んでいたと言っていた山で行っていった。
岩やそこら辺で薙ぎ倒して集めた岩や木々を担いで走る事で野生児として育てながらパワーやスピードを付けさせていった。
「じゃあ俺の親って生きてるの?」
修行の休憩中に親の話になった為それとなく父親のジンが生きている事を伝えた。
「ゴンの父親はジン=フリークスと言ってプロハンターになって産まれたゴンをここへ預けて自分の仕事をしにいったという情報が分かった。」
原作知識に加えてスマホで既に分かっていたジンの知識をゴンに教える。
「ミトさんには俺の親は交通事故で死んだと聞いてたよ。生きてるんだ。」
「ミトさんはゴンを捨ててまで仕事に生きるジンが許せなくてそう伝えたんだろ。」
それより、とゴンに関して俺が考えている事を話す。
「恐らくだがフリークスという一族は暗黒大陸由来の力を手に入れていると考えている。」
「暗黒大陸……?」
ゴンは勿論聞き馴染みの無いワードにハテナを浮かべている。
「これは俺の予想だし根拠は無い。だがお前の出生は謎に包まれているから分かりようは無い。事実として受け入れるかどうかはゴンに任せるよ。」
そう言ってこの世界が実は湖の中にある世界の一片に過ぎずこの世界の外側には暗黒大陸と呼ばれているまだまだ発見に至らない世界が広がっていること。
暗黒大陸にはこの世界に持ち帰るとハイリスクハイリターンで力が手に入る可能性がある事。
そこに初めて上陸したとされるドン=フリークスと言う人物の1冊の紀行本のみが残っている事を話した。
「俺やジンはその先祖の子って事になるの?」
原作通りこっちの方がしっくりくると1人で納得した父親のジンを呼び捨てにし疑問だけを投げ掛けてくる。
「恐らくな。相当昔に残された紀行本だけらしいから事実確認をしょうがない。ジンも自分の出生を知りたくてハンターになった事もありうるな。」
「って事は何も分からない?」
「そういう事だ。だけど相当特殊な血筋である事は間違いない。訓練次第では化ける才能は持っているって事だ。」
「でも俺の親はミトさんだけだよ。」
ジンは親とは認めてないって感じだな。その頑固さの影響もあってゴンさん化したしここは治すべきか?
でも本当に暗黒大陸由来の力を先祖が手に入れて代々受け継がれているならゴンもゆっくり育てれば相当強力になる筈だ。
暗黒大陸由来の力は原作でも殆ど描かれていないがアルカ・ナニカを見る限りぶっ壊れ性能をしていそうだ。
俺が原作を見ていた時と違ってこの頃から爆速で育っていけば最強になる可能性はあるな。
「俺って強くなれる?ジンのような自由なハンターになりたい。」
「なれる!俺が修行するんだ!ジン以上の力を手に入れることも可能だろう。」
強くなれると聞いたゴンは更に修行に力を注ぐのだった。
本作一番のチート設定を加え無理やりな設定・解釈ではありますが主人公組の最強格ゴン=フリークスを原作より最強にするべく独自の設定として加えました。