ハンターハンター世界に転生したなら生きる事を選び尚且つ原作を満喫したい 作:ゆーーーー
主人公組の更なるメンバーに強化の予定もありますがですがそれは原作開始後に行うつもりです。
だけどシャー達がどんな動き方をしていくのか俺にも予想外な事が起きたりするので自分でも楽しみです。
ゴンを修行し始めて2年程の時間が経過していた。
年が明けて1993年。
ミルキもキルアの纏と練の修行に磨きがかかり自分の得意な系統別修行も重ねて行った。
そして2回目のプロハンター試験で無事プロハンターになったゲンスルー達3人に影響されたミルキが初めてのプロハンター試験の受験に向けて旅立った。
原作ではキルアが家出してハンター試験に行った際ミルキがついてきたりドタバタしていたゾルディック家も予めハンターになる言質を取っていたのですんなり旅立って行った。この分だとイルミさえかち合わなければキルアもスムーズに1発合格できるか。
イルミにも早めにハンター試験を受けるようけしかけてみようかな。
ミルキが合格したら動こうか。
一方ゴンの方も流石主人公組のNo.1候補だ。点を初めて1週間で纏をできるようになりそこから直ぐに練を覚えた。
そこから纏と練の修行をしながらフィジカルトレーニングに適当な大きさに砕いた岩を砕きそれを背負いながら森を走り川を泳いだ。更にゴンの野性味を鍛える為に森でのかくれんぼや食べれる物を探し手当り次第に食べてみる修行として行い嗅覚や味覚を鍛えた。
練の強さが増してきたところで凝やそれをスムーズに行う流の技術の修行や周・隠・堅・硬の四大行の応用の修行も開始していった。
☆
俺はキルアと連絡を取った。
「そんで親父に天空闘技場の200階まで行ってこいっていうミッション入ってよぉ。」
お!原作通り天空闘技場ミッション入ったか。
「んじゃ天空闘技場前で落ち合おうぜ。俺もキルアとゴンも次のステップに進む頃合かと思ってたぜ。」
という事でキルアは原作通りのタイミングで1回目の天空闘技場を上がる事に、ゴンは原作とは前倒しでキルアと一緒のタイミングで天空闘技場に上がる事になった。
「おー!師匠!ゴン!久しぶりだなぁ!」
くじら島から船に揺られ飛行船に乗り換えようやく天空闘技場前に辿り着くとキルアが天空闘技場前で手を挙げ出迎えてくれた。
「逞しくなったな。また競走でもしようか?また逃げ切ってやるぜ。」
キルアがゴンを挑発する。
「うん!今度こそ勝ってみせるよ!」
「アルカも一緒に来たんだなぁ。」
そう、原作と違いこのキルアの天空闘技場ミッションにアルカと来ていた。
原作と違いミルキがパソコンをお願いしてないからナニカの力がゾルディック家の他の人間にもバレてないのだろうか?
手を繋いでキルアと仲良くしているアルカは楽しそうにしている。
オネダリ3回でナニカが出て欲しい物をオネガイできるんだっけか。
凝でキルアの額を見るが釘を埋め込まれてる様子は無いな。
まだオネダリ発動してないんだろうか。
オネガイの大きさによってオネダリのリスクが上がるはずだからまだオネガイして無ければオネダリはノーリスクでキルアに甘えたいだけのものなのかもな。
「ねーねーお兄ちゃん抱っこしてぇ。」
「いいぞ〜。」
丁度オネダリでキルアが抱っこするとアルカはナニカへとバトンタッチした。
「その状態がナニカか。キルアは何かオネガイした事あるか?」
「ん〜ん。特に何も。してみるか?」
「へ〜。2人とも可愛いね〜。」無邪気なゴンが2人に好意を示していた。
流石Theピュアことゴンの為せる技だ。直ぐにナニカやアルカと仲良くなれそうだな。
「流石に遠慮しておくよ。欲しい物も無いしあったら自分の力で手に入れるからさ。」
「流石師匠だ。オネガイしたらアルカのオネダリのリスク上がるんだよなぁ。他の人へは。」
「やっぱそうなんだなぁ。」俺がアルカとナニカのオネダリとオネガイのルールを聞いて頷いた。
「流石の情報通だなぁ師匠は。」
キルアが誰にも言っていないアルカとナニカの念能力を知っていたから関心していた。
「なるべくゾルディック家の他の他の人へはナニカの力がバレないようにな。キルアと家族の関係がギクシャクしそうだからな。」
「確かになぁ〜。力に気付けば大変な事になるのかもな。」
原作ではイルミに釘を刺されアルカとナニカの事忘れたりで大変だったから忘れなければこのまま平和でいられるかな〜キルアにとっては。
まぁ練覚えたし最悪何とか防げるか。ここで対念戦闘の実戦も積んでおくか。
マシな念能力者いないと実戦経験も薄いものになるけど。
「んでキルアが天空闘技場行ってる間はアルカ・ナニカはホテルでお留守番か?」
「そうしようと思ってるよ。」とキルアが答えそれでいいよね?と確認を取っていた。
「うん!お兄ちゃんの修行もあるしそれで良いよ。私お兄ちゃんの修行があるもんね。私もそれくらい我慢してられるよ。」
「アルカちゃん偉いね〜。」ゴンがナチュラルにアルカを褒めていた。こんなピュアな人しか周りにいなければアルカ・ナニカは幸せだったんだろうなぁ。
いつもの通りこの街一番のホテルのスイートルームを貸し切り3人で過ごす事とした。
アルカをホテルへお留守番させて天空闘技場に向かっている道中、「そう言えばキルアこのミッション200階まで行って帰って来いだろ?200階での戦闘は許されたのか?」
今回のミッションに原作通り200階での戦闘を許可していないのかどうかを尋ねた。
「ん?あぁ。これくらいの練ならお前なら対応出来るだろうってさ。」
お〜。シルバももうキルアが念使えること存知出来てるらしかった。
俺が多少手回ししたとはいえ原作とこうも違いが出てくるか。
俺は原作との違いを確かめられたので話を変える。
「発の開発は何となくイメージついてきたか?自分にはどんな能力があうかとか。」
「ん〜?何となくこれがいいかな〜ってのは思いついてるぜ。だから今変化系の系統別修行は結構進んでるからいい感じ。」
その俺との問答にゴンが反応する。
「へぇ〜。キルアはそこまで進んでるんだ!凄いなぁ。俺なんて発のイメージなんてさっぱりだよぉ。」
ゴンがキルアを羨ましがってるな。
「ゴンはここがちょっと弱いのが難点なんだよ。ここでの修行中も通信教育の課題とプラスの勉強はやるからな。」
「え〜。あんなの面白くないよぉ。」ゴンが不服を漏らしてる。
「あのなぁ。強みの補強は勿論していくがお前の場合そこの弱点は致命的だ。少しでも理性で物事を処理していく為に頭の回転を上げていく訓練は立派な修行だぞ。纏と練の修行と一緒で強くなる為と割り切れよ。同い年のキルアに置いてかれるぜ。因みにキルアはもう中等課程まで半年で終わらせたからな。」
その事実を告げられゴンは愕然としている。
「え!?キルアってそんなに頭良いの!?」
「あのなぁ。馬鹿にし過ぎだろ。そんなの軽くクリア出来なきゃ俺の家じゃ生きていけね〜っての。」
「ほらな。やる事やってる人間とやって無い人間では差が天と地ほどつくんだ。勉強なんてやるかやらないかだけだろ。そんな所でサボった分の差が死線を迎えた時に生き残れるか生き残れない差に直結するぜ。いざと言う時の頭の回転の早さの為の訓練だ。」
そんな会話をしていると長蛇の列を進めて天空闘技場の受付を行えた。申込用紙に記入し順次待機スペースに進む。
「おいおい。あんな子供達来てるぜ。当たった奴らはラッキーだよなぁ。」
そんなモブ達の会話を聞きながら俺はゴンとキルアに課題を出す。
「キルア、今回の戦いは両手の使用禁止。後ろ手に組んだまま戦う事。」
「オッケー。頭の後ろで良いだろ?楽勝だなぁ〜。」
戦いに制限を付けてもキルアは気楽そうだ。それを聞いたらゴンはどんな制限を付けられるのかと戦々恐々していた。
「ゴンは両足を絶対動かさない事。その場から動かずに敵を倒せ。」
「え?それでいいの?」きょとんとした感じで感想を述べる。
「そんなんでいいんだ……。」意外そうにゴンは呟いていた。
それを聞いた周りのモブ達がカッカして「ぜってー完膚なきまでに倒してやる。」みたいな事を叫んでいたが2人とも難なく課題をクリアした。
キルアはステップを刻み相手の攻撃を躱しながら回し蹴りで相手を場外に飛ばしていた。
ゴンは動くな、という課題だったので相手の攻撃を待ってカウンターで拳をボディにねじ込み場外に飛ばしていた。
「いいねぇ。2人とも課題バッチリだ。」
俺は2人目の戦いに満足していた。
「お前は2人とたいした変わらない歳して何師匠面してやがんだ。」
1階でのモブがなんかイチャモンつけてきた。
いや、モブかと思ったが違うな……よく見ると若き日のカストロだなこりゃ。
コイツ過去を原作で描かれてなかったけどこんなに荒れた過去があったのか。ここから階を上がるにつれて闘士としての力を思い出す何かイベントがあったって事か。
いいね。
ここはいっちょ揉んでやるか。
「お前も鍛えてやろうか?」手の平を上に向け人差し指と中指をチョイチョイとこちらに向けて動かしかかって来いとジェスチャーする。
「私が子ども相手に負けるだと?舐められたもんだな、虎咬拳も。」
カストロが両手を上下に構え指を折り牙に見立てた構えを取る。
出た虎咬拳。原作ではこいつは強化系だったかな?
なら絶対別の発開発した方が強くなるよなぁ。水見式も念の修行法すらも知らずに育ってしまった例。
どうせこんな所であったんだ。鍛えてやるか。
俺をただの子どもと思っていたカストロは真正面から突っ込んできて牙に見立てた両手で首元を狙って突き立てようとしてくる。
見掛けによらずエグい攻撃はして来るんだな。
しかし子どもだと思って実力差を見極められずになんの考えも無しに真正面に突っ込んで来るのは甘いな。
躱すことは容易いがそれだと面白くないな。
「その首貰うぞ!」そう叫び俺の首元に指を突き立てようとしたが首に力を入れる。その筋力で固くなった首元に指は刺さる事なく逆に予想外の固さの筋肉に突き指をするハメに。
纏をしてたら突き指で済まなかったな。
筋肉で弾いて指の骨にヒビでも入れたかったが。
コイツもなんだかんだネームドキャラだ。ヒソカがその場で殺さず生かす訳だ。
力はある。正しく鍛えられればその力は原作以上に増せるだろう。
指を負傷したカストロし慌てて飛び退いたカストロに告げる。
「虎咬拳か、狙いはいい。だが…鍛え方が足りない。」
俺はその場を動かずに拳を振るう。その余りにも早い拳は空気を震わせる。
震えた空気が衝撃波として伝わりカストロの顎に当たりモロに衝撃を食らったカストロは脳を揺らされ片膝をつく。
「まだお前は自分の力を分かっていない。師事するというのなら力を示そう。どうする?」
「確かにあの力!私も青かったと認めよう。師事させて欲しい。」
よし!力をつけられる可能性のある候補の弟子をまた1人ゲット。
「じゃあ力の一端をお見せしよう。舌を噛まないように歯を食いしばれよ。」最低限の気遣いしたとこで左手の人差し指を1本だけ立て胸の中心に立てる。
「行くぞ。」そう一言カストロに断りを入れて軽く押す。力もほとんど入れずに。
だがカストロは体がくの字に折れそのまま場外に吹き飛んだ。
吹き飛んだカストロは上手く受け身を取り直ぐに立ち上がる。そして、「素晴らしい力だ師匠!」
目をキラキラさせてそう叫ぶ。
新たな弟子が1人誕生した瞬間だった。
今回の回で初めて時間を飛ばしました。
これが作者の使える能力かもしれません。
飛んだ時キャラ達がどうなっているか。この辺がネームや設定を作り込んでいるか差が出るところです。
そして原作キャラをまた登場させました。
カストロがどこまで強くなれるのか乞うご期待。