ハンターハンター世界に転生したなら生きる事を選び尚且つ原作を満喫したい 作:ゆーーーー
なのでこの旅行中の移動の車内で書き貯められるかの勝負です。
「お〜!師匠遅かったじゃないか〜。」俺がカストロを引き連れて次の階へ向かうエレベーターホールへ移動してくるとそれに気付いたキルアが出迎えてくれた。
後ろに着いてきている人がたまたま同じ階に進むことになった人だと思っているようでカストロには一切触れずに話し掛けてきた。
「俺もキルアも50階だって。師匠も?」
ゴンも後ろの人はたまたま一緒のタイミングでエレベーター前に来た人と思っているようだ。
「俺も50階だ。こっちのカストロは俺に負けたから10階だって。おら、兄弟子2人に自己紹介しろよ。」
それに促されゴンとキルアに自己紹介をした。
「カストロです。虎咬拳を広める為天空闘技場に殴り込みに来ましたが初戦で当たった師匠に感銘を受けて師事する事を決めました。今日師事した末弟ですが宜しくお願い致します。」
まずは新たに俺に師事しだしたカストロがゴンとキルアに自己紹介した。
「宜しく。」「宜しくね〜。」
キルアはぶっきらぼうに、ゴンは元気よく挨拶していた。
この辺のキャラの立ち位置は原作と変わらないな。
いい感じ。まだ原作開始年まで時間はあるけど既に原作年にいるようだ。
この年はクラピカが同胞を失う年は翌年に控えているはず。順当に原作通り進めばゾルディック家ではアルカとナニカの事でキルアの頭に釘が打ち込まれる原因となる出来事もあった年になるはずだった年だ。
原作に触れられては無いがこうも原作の主人公キャラ達に大きな影響のある出来事がある年ならレオリオが友達を失うならこの2〜3年の可能性が高いと考えている。
作品というのはそういう風にキーとなる出来事は重ねて作られている事が多いからだ。
現実でもそういう事は実は多い。だからこそ"悪いことは重なる"という言葉がある。
ただこれが俺の関与の影響で少しずつズレてきている。
これがちょっとずつ影響していって大きな違いとなる。この世界で生きているんだ。バタフライエフェクトが色んな所で起きていくに違いない。
そして俺達は時間があったので50階の戦いも組まれてもう一戦行われ70階に上がる指示をもらって今日の所はホテルに戻った。
翌日はトレーニングにあてその翌日に再び2戦行う。
そしてまた翌日はトレーニングにあてるとカストロが追い付いてきたのでホテルのスイートルームに招き共にトレーニングに励む。
新弟子ができた時の恒例となっている燃の指導法を伝授して点を行ってからフィジカルトレーニング。
カストロの場合は虎咬拳の型を極め身体に馴染ませ格闘家としてより洗練した動きをできるような修行を追加した。
そして次の日。
「ここからは個室を貰えるフロアになる。それをキープする為に下のフロアに落ちて部屋を手放したくない奴らも増える。そういう奴らの戦いは勝つためではなく負けない戦いをしてくる事もある。ここからはまた別の戦いを強いられることも念頭に置いて戦っていこう。」
俺は弟子達に気を引きしめるよう言い新しいフロアでの戦いに行くよう気を引き締め直した。
「カストロはここからの戦いは虎咬拳を貫く事。相手に攻撃する時は両手の五指でのみとする。」
_戦いにおいて新たに課題をもらったカストロは気合が入ったのか「はい!虎咬拳を極めます!」と宣言していた。
そういう奴らを打ち破り今日も2回の戦いを行い130階へ上がることを指示され今日を終えた。
戦いを終えた俺達はホテルに戻りトレーニングを行った。
どんな変化があってもそれでどんな敵が来る事になっても力を付けていく必要性は常にある。
トレーニングをする事は日常でなくてはいけない。
新弟子のカストロにも叩き込んでいく。
☆
2週間。ここからは間隔を開けてたっぷりと修行の時間を掛けながら天空闘技場を上がり200階へ到達。
カストロもこの2週間の間に纏を覚え纏と練の訓練も開始。念の修行も基礎からじっくりと開始した。
念の洗礼を浴びる心配が無くなってから200階へ登った。
エレベーターホールから廊下を抜けて受付に着くと受付嬢が200階からは賞金が無くなり名誉だけの戦いになる事。
戦闘間隔を最大90日間空けてもいい事。
10勝でフロアマスターへの挑戦権を得られること。
4敗で降格する事。
武器の使用が可能になる事。
そして2年に1度行われるバトルオリンピアンという大会の出場資格を得られる事を説明される。
「それでは早速戦闘日を登録して行かれますか?」
受付嬢が登録していくかを聞いてきた。
「また登録しに来るよ。修行もじっくりしたいし。」
また来るよ、と受付嬢に伝える。
「90日を越えると自動で降格となりますのでお気を付け下さい。」
手を挙げ了解のジェスチャーを送りエレベーターで再度バトルタワーを降りホテルへ向かう。
ホテルに戻り修行を行う日々をまた送る。
9日纏と練を行いながらフィジカルトレーニング。
キルアにはそれにプラスして変化系の系統別と放出系の系統別修行を。
ゴンにはそれにプラスして強化系と放出系の系統別修行を行わせる。
カストロにはそれにプラスして虎咬拳の訓練も行わせる。
ゴンとカストロは発のアイディアがまだ無さそうなのでヒントをあげる。
「念は自分の思い入れとか好きな物・事がその強さを反映される事が多い。無意識に制約や誓約を加えてしまっている事も多い。だからまずは今までの人生を振り返って好きな物とか思い入れがある物を振り返っていけ。それが開発する発のヒント。後はそれに自分の得意系統を掛け合わせることができるかだ。まずは"これ"という思い入れを探せばいい。」
「あの、得意系統というのは。」すかさずカストロの疑問が飛ぶ。これを知らずに原作では苦手な系統を組み合わせた複雑な念を作ってしまった。
これをしないように上手く導いていかなきゃな。
「得意系統は調べることができる。今すぐ調べたいか?」
「調べたいです。お願いします。」
カストロは俺の疑問に即答で応えてくる。よしよし。この感じなら原作のような事にはならないかな。ちゃんと得意系統をベースにした発を開発してくれそうな気はするが……。
それでも"やはりこだわりは自分"となり原作の過ちを繰り返す可能性が無くは無いか。
ここで開発したい発が決まってないゴンとかすとろにもう一度系統別な得意な事の説明と制約や誓約についてを話した。
後はゴンか。ゴンさん化して取り返しのつかない事にはなって欲しくない。
「ゴンはキルアと同い年だがこういった大陸とは孤立した島にこうして一人で育った。環境が違って今はキルアに遅れをとってるがこれから強くなっていこう。焦る必要は無いからじっくり力をつけていこうぜ。今から焦って発を作っても制約と誓約の重い使い勝手の悪い物になる。」
純粋だから今は話聞いて頷いている。
「キルアはアイディアが出来たから後は開発して習熟度を増していこう。」
キルアは原作でも自分で発を発展させる事が出来ていたしこっちからは敢えてそこまで触れないでおくか。
子どもの方が発想力豊かだし今から習熟していったら原作より更に面白い物が産まれるかもな。
ゴンには早くから通信教育を促していたし原作には無かった発想力を発揮しそうだな。
カストロは原作では念を教えてくれる人がいなかった為我流で発を作り非合理的な物になってしまったが今は俺が指導しているし実戦的な発が出来るはずだ。
後日キルアは2人になったタイミングで相談に来た。
「師匠のタトゥーとかアクセサリーって発に必要な物だったりするんだろ?俺にも欲しいのがあるからお願いしたい。」
俺はキルアに更に欲しい物ややりたい事を聞いていき最適な物を探していく。
「制約として充電しなきゃいけない、ってのは良い制約だな。けどキルアの場合は充電に必要なアイテムが欲しいってとこかな。」
キルアの発は電気にする事や更に電気をどう使うかの話を聞き足りない点は充電に関する事だと思い提案した。
まずは充電のサポートとしてのタトゥーをキルアの背中に施す。
後は充電した電気の帯電を増やすサポートのタトゥーを胸板の上の方に施す。
原作でも使っていた疾風迅雷と電光石火のサポートのタトゥーを両太腿に施す。
後は自分の得意系統じゃない事のサポートとして電気の放出をするサポートのタトゥーを両腕に施した。
「後は武器が必要かな。どんなのが欲しい?」
武器に関してはこっちが考える使い勝手の良さそうな物もありそうだが本人の願望を1番としたい為聞いてみる。
「俺はトリッキーな戦い方をしたいからな。ヨーヨーが欲しいかなぁ。」
ここも原作通りということでヨーヨーを描き渡す。
「ありがとう。こりゃいい!」俺があげたヨーヨーを操りながら使い心地を確認する。
「これだいぶ良いな。」
ヨーヨーを気に入ったキルアは上機嫌で修行に戻って行った。
その後にカストロが発に関しての相談に来た。
「やはり私の得意な虎咬拳を強化する為の発が良いと思うのですが……。」
強化系の念は四大行とその応用を鍛えるだけでもバランスの良い系統である事を伝えてヒントを与える。
「武道というのは型が重要だと思うんだがそれを捻った発なんてどうかな?」
「型ですか!それは良いですね。」
カストロの考えもこれでまとまったようだ。
「キルアは自力で気付いたが言っとくとこのタトゥーやアクセサリーは発のサポートになっている。カストロにも欲しいか?」
「それって制約と誓約の助けになる事も?」
「だな。”このタトゥーがあれば”とか”アクセサリーを付けていれば”という制約を加えて発を強化していく事ができると思う。」
「それは良いですね。自分の力を更に補う方向性の物が欲しいです。」
”更なる”ね。カストロも原作より強い発を作れそうだな。
両手の甲に牙に見立てた指を強く鋭くなるようサポートするタトゥーを施す。
「ありがとうございます。これで私の虎咬拳は更なる進化が可能になります。」
原作ではネタ枠になってしまった虎咬拳も強敵と戦える発になる。
最後にゴンが相談に来る。
「強化系と聞いて先ずは自分を強化したいと直感で思ったんだけどどう強化するかが無くて。カストロさんみたいに武道をやっていた訳じゃないし。」
「ゴンはその代わり山で育った自由と野生が強みだと思う。それを活かす発だと面白いんじゃないか?体を強化するのは纏と練、後はその応用で強くなっていく。」
「そうなのか。体を強くするのに発はいらないなら俺の場合そこは必要無いのかも。それでもダメだった時の為に発作った方が良さそう。」
緊急回避の為か。良いアイディアが出てきてるな。良い傾向だな。後はゴンの場合はどうしてもゴンさん化回避が鍵になるか。
でもここで”どうしても”って時の発が作れたならほぼ回避できるのかもしれない。
「ところで俺のタトゥーとアクセサリーは俺の発のサポートになっている。ゴンもサポートが欲しいか?」
「そうなんだ。ん〜どうだろ?欲しいのがあった時また相談するよ。」
ゴンは性格的に最悪を想定しているって事が無い。
今は必要無さそうって事は絶対に今後は必要なことがあるから絶対的に今準備しておいた方が良い。
「じゃあ今絶対に勝てないと思った相手と敵対した時どうする?慌ててその時に急拵えの発を急造するか?」
その質問に考え込むゴン。「あれ?もしかして急造した発だと無理な制約と誓約が掛かって二度と使えない可能性があるんじゃ無かったっけ?」
「その通りだ。だから今準備しておく必要もあるよな。最悪を想定してある程度対応できるようにしておいた方が良い。」
今準備する必要性が感じたゴンはそうだな〜、と考え込む。
「最悪の状況になった時に逃げる事はキルアが考えてくれる。俺はその時間を稼いだり余力を作っていく方向がいいのかな。」
ここまで来たら後は自分で出来そうだ。
「そこまで出来てきたなら後は自力で何とかしていけそうだな。」
_俺はそう聞くとゴンが大きく頷いた。
これが出来ればゴンの発は原作と比べて相当進化するな。
キルアはある程度原作通りの発ですがカストロとゴンは原作とは大きく異なる発になるので良いタイミングで紹介していきます。