シンフォギアの世界にウィッチクラフトのロリババアに転生した。 作:のうち
マギストスヴェール・サンドリヨン。それは遊戯王の第11期のテーマのひとつ、マギストスの3人の大賢者の1人で、後にウィッチクラフトというギルドを運営するウィッチクラフト・マスターヴェールの転生前の姿と言われている。私はどうやら、そのサンドリヨンに転生してしまったらしい。
そしてどうも何だか知らないけど、これ単純な遊戯王のテーマ世界ではなさそうなんだよな。
なんだよアヌンナキって、まあ基本マギストスの三賢者はそれぞれに別のアヌンナキに師事しており、私の場合は結晶を操るニンアルルという人物だった。エンディミオンにはアルテミス、アレイスターにはエイワズ、三賢者の名前から抹消された絶火の大賢者ゾロアとその師、竜神ヴァフラム。どのアヌンナキも私達に十分な教えを施した後、シェム・ハを封印すると共に力尽きた。
それから統一言語を失った人類を導こうとした賢者もいたそのもっともたる例はエンディミオンだろう、魔導王朝エンディミオン、あそこには一時期いたことがあるけど、結局、エンディミオンはアレイスターが組織した魔導というテロ組織との戦いを切っ掛けに滅び、三賢者の生き残りは私1人だ。しかしこの身は、ニンアルルより与えられた結晶の秘術により、老いることも死ぬことも許されない体になっている。
かつて神なんて碌なものではないと誰かが言っていたがそれは間違い無い。弟子を愛おしく思うあまりに不老不死を与えた愚かな女神などとも言われるくらいにはニンアルルは弟子を溺愛していた。
その結果が死なない呪いだ。その死なない力を頼りに世界中を旅してきた。古代エジプト、今では名も無きファラオと呼ばれる者の父親達と共に千年アイテムをつくったり、名も無きファラオと共に邪神ゾークを倒したエクゾディアを生み出したりしたのは私だ。エクゾディアに宿っているのは、王の側近でありかつての初代千年鍵の使い手、シモン・ムーランのカーであり、国の守護の為に封印したが、ゾークの登場に際しその封印を解き、私や残った神官達と共にゾークを倒した。そして王の魂が転生した先を見つけるべく、カーとバーの融合した姿となり、見た目や肌の色以外は、殆ど伝説の黒の魔術師の姿となった神官マハードとその弟子であるマナが私の旅に同行したり。
もちろんカーとバーの概念はあるが、それはあまりにも古い技術で、現代人にそれらを認識することは限りなく難しい。
そして私は旅の末にウィッチクラフト・ゴーレムアルルを作った。
言わずもがなだが、私の最高傑作にして、私の愛しき女神、ニンアルルに似せた人形。後のオートスコアラーの祖と言われるものを完成させたのだ。
時代は移りゆく。私は錬金術師、つまりは私の弟子達が集まる拠り所としてウィッチクラフトを創設した。 頭のおかしな連中な集まりだ。
毎日の研究はとても楽しかった。その過程で私の産まれた先史文明時代の遺物、つまりは聖遺物と呼ばれるものの研究はとても盛んに行われており、それを鎧として纏うファウスト・ローブ――当時はケープ・ヴェールと呼ばれていたそれベースに私の弟子達も趣味で様々の試作品をたくさん製作した。
オーズのコアメダルや人工生命としてキバット族を生み出した奴とか、自らユースティーツァを名乗ってアインツベルンとかいう、現代の錬金術師の大家をおこした奴。
地球に降ってきたとあるユニバースで一番強い金属の鉱脈を発見し、それらを研究、解析を行い、それらの成分が染み出したハーブを食べ、超人になって国をつくった奴もいる。今でもそいつの子孫はアフリカの原住民みたいな顔してドラえもんの22世紀の科学につま先くらいは踏み入れた技術を持った先進国としての姿を隠して生活してるらしいよ。
困った弟子もいっぱい居る。
中世に力の指輪のレプリカをつくって某魔王のパチモンを生み出し結果、すでに希少種となっていた地上の亜人種、エルフやドワーフなんかを一掃する原因になったり。
始祖ウィルスを造ったり、大地の悪魔とかいう光るムカデを造ったり、なんか厄ネタを生み出した奴なんかはボコボコにしてお仕置きしたりする。
そう言った危ない物も含めて、私のウィッチクラフトの地下倉庫はマジでデストラップダンジョンなのだ。なんせ、広さだけで言うなら時計塔地下のアルヴィオンやアトラス院なんかと大差ないくらい広く、そこに私や弟子達の趣味の発明品や厄ネタ、その他私のコレクションなどが数多く、保管されているとか、まあ、とりあえずこの地下倉庫についてはまた後日って事でそれじゃあまたね。