シンフォギアの世界にウィッチクラフトのロリババアに転生した。   作:のうち

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決着と巨大戦

 アバレキラーへと変身したルーデウスを見たエスデスは、驚くどころか嬉しそうに口元を歪めた。

 

「それがお前の奥の手か……いいぞ。実にいい。ゾクゾクしてきたぞ」

 

 エスデスは腰に差していた二本目の刀をゆっくりと抜き放つ。

 

「舞え――袖の白雪!」

 

 刀身から冷気が溢れ出す。

 

「次の舞――白漣!」

 

 エスデスは地面の数か所を刀で突く。

 

 次の瞬間、地面から巨大な氷の奔流が噴き上がった。

 

 凄まじい勢いで放たれた冷気が、まるで雪崩のようにルーデウスへと押し寄せる。

 

 しかし――。

 

「させるか!」

 

 ルーデウスはウィングペンタクトを構えると、その先端で炎を描いた。

 

 描かれた炎は瞬時に実体化し、迫り来る氷の奔流を次々と溶かしていく。

 

 そしてルーデウスは、間髪入れずに次の一手へ移った。

 

 ウィングペンタクトを振るい、空中に複数の矢を描く。

 

 それぞれの矢には鎖が繋がれている。

 

「捕まえろ!」

 

 実体化した矢が一斉に放たれ、エスデスの周囲へ突き刺さる。

 

 矢に繋がれた鎖が瞬時に張り詰め、まるでアンカーのようにエスデスの身体を拘束した。

 

「ほう……!」

 

 一瞬、エスデスの動きが封じられる。

 

 その隙をルーデウスは逃さなかった。

 

「これで――終わりだ!」

 

 ルーデウスは再びウィングペンタクトを振るう。

 

 空中に、いくつもの「×」の印を描いていく。

 

 そして――。

 

「行けぇっ!」

 

 描かれた無数の「×」が一斉にエスデスへ向かって飛んでいく。

 

 そのすべてがエスデスの身体へと命中した。

 

 次の瞬間――。

 

 エスデスの身体に刻まれた「×」の印が一斉に発光する。

 

「――っ!」

 

 直後、凄まじい爆発が連続して巻き起こった。

 

 爆炎がエスデスの身体を包み込み、周囲へと衝撃波が広がっていく。

 

 ルーデウスは息を切らしながら、爆炎の向こうを見つめる。

 

「なんとか……なったのか……?」

 

 しかし、まだ油断はできない。

 

 エスデスが倒れたことを確認するまでは――。

 

 そう考えていた、その直後だった。

 

 周囲を覆っていたマックスフィールドが解除される。

 

 同時に、変身の解けたエリスがこちらへ駆け寄ってきた。

 

「ルーデウス!」

 

「エリス!」

 

「やったの?」

 

「いや……まだ確実に死んだかどうか確認できていない。だから、まだ油断はできない」

 

 ルーデウスは爆炎の中へ視線を向けながら答える。

 

 そして、ふとエリスへ尋ねた。

 

「それよりエリス。カルノリュータスたちは?」

 

「ああ、それがね?」

 

 エリスは、マックスフィールドの中で起きた出来事を説明し始めた。

 

 統率者を失った爆竜たちは、エリスを倒すどころか、互いに仲間割れを始めたらしい。

 

 そして、仲間同士で傷つけ合ったところをエリスが攻撃し、漁夫の利を得る形で次々と倒していったという。

 

「なんというか……拍子抜けですね」

 

この場面は「エスデス復活→爆竜を媒介にした新形態→二人がそれぞれ巨大ロボで対抗」という流れが重要なので、正体が明らかになる瞬間を少し溜めて、戦闘開始まで一気に繋げると迫力が出ます。

 

「そうなの。それで、もう大丈夫だと思ったから、ルーデウスの手伝いをするためにマックスフィールドを解除したの」

 

「なるほど……。それで、その二匹の死骸はどこです?」

 

 ルーデウスは周囲を見回しながら尋ねる。

 

「オルステッドに報告するためにも、状態を確認しておきたいので」

 

「向こうよ」

 

 エリスが指差した方向へ、ルーデウスも視線を向ける。

 

 しかし――そこには何もなかった。

 

「……どこですか?」

 

「おかしいわ。絶対にあそこにあったはずなのに……」

 

 エリスが困惑した、その時だった。

 

 ――ゴォォォ……。

 

 先ほどまで立ち込めていた爆炎が、ゆっくりと晴れていく。

 

「……!」

 

 煙の向こうから現れたのは――エスデスだった。

 

 その姿は先ほどまでとは大きく異なっていた。

 

 千切れた身体の一部は凍結させることで無理やり繋ぎ合わされ、全身に凄まじい傷を負っている。

 

 それでもエスデスは立っていた。

 

 その身体を支えているのは、スピリットオブレイン。

 

 そして、その背後には――。

 

「カルノリュータス……!」

 

「カスモシールドン……!」

 

 エリスが倒したはずの二体の爆竜の死骸が転がっていた。

 

 エスデスは傷だらけの身体でありながら、楽しそうに笑う。

 

「随分と楽しませてもらった」

 

 そして、背後にある二体の爆竜へ視線を向けた。

 

「生きたまま手に入れることはかなわなかったが……まあ、器さえあれば問題あるまい」

 

 エスデスがスピリットオブレインへ向けて手を伸ばす。

 

「コロロ。スピリットオブレイン。そして、こいつらを媒介として――」

 

 次の瞬間、スピリットオブレインから凄まじいエネルギーが放たれた。

 

「顕現せよ!」

 

 エスデスの精霊が二体の爆竜へと入り込む。

 

 すると、倒れていた爆竜の身体がゆっくりと動き始めた。

 

 巨大な二体の爆竜が立ち上がり、互いの身体を組み合わせていく。

 

 巨大なパーツが次々と結合し、全身から凄まじい力が放出される。

 

 やがて――。

 

 そこに立っていたのは、巨大な一体の戦士だった。

 

「中々楽しませてくれるじゃないか」

 

 巨大な姿となったエスデスが、愉快そうに笑う。

 

「それじゃあ――もうひとアバレといこうか」

 

 そして、その言葉とともに叫ぶ。

 

「爆竜合体!」

 

 巨大な爆竜たちが完全に合体する。

 

 完成した巨人を見上げ、ルーデウスとエリスは息を呑む。

 

「これが……バクレンオー」

 

 その巨体から放たれる威圧感は凄まじい。

 

 しかし、エリスはすぐに気を取り直した。

 

「まだ強そうではあるけど……」

 

 隣に立つルーデウスを見る。

 

「今なら、私たちだけでもなんとかなるかもしれないわ」

 

「そうだな」

 

 ルーデウスも頷く。

 

「あっちが巨人なら――こっちも巨人だ」

 

 ルーデウスは叫ぶ。

 

「トップ! ステゴ!」

 

 呼びかけに応じ、巨大な爆竜が姿を現す。

 

 続いてエリスも叫んだ。

 

「来なさい、スティラコ!」

 

 二人はそれぞれの爆竜へと乗り込む。

 

 ルーデウスが操縦するのは――キラーオー。

 

 そして、エリスが操縦するのは――マックスリュウオー。

 

 二体の巨人が大地を踏みしめながら立ち上がる。

 

 そして――。

 

 キラーオーとマックスリュウオーは、目の前に立ちはだかるバクレンオーへと向き直った。

 

 互いに構えを取り、三体の巨人が激突の時を待つ。

 

 巨大な戦いが――今、始まろうとしていた。




今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。今回もスピンオフ関連のアンケートを行いますので協力お願いします。ついでに感想なんかも残してくれると嬉しいです


アンケート内容は前回のスピンオフ何が見たいの結果、現在はロリババ世界のアベンジャーが見たいという話があったのでそれについてです。メンバーとどんな話が見たいかのアンケートですのでご協力お願いします。

1.ラッパラッターの件についての話、当時の最大の悪の転生派閥と主人公であるヴェール達の派閥勢力との全面戦争。

主なメンバー、ヴェール、スカサハ、その時代のブラックパンサー、ルーデウスの先代のアバレブラック(ルイジェルド)、インディアンのアナザーアギト、アーカード

2.主にシンフォギア原作の15年くらい前、キャロルが主人公で集めたメンツと宇宙からやって来た転生者達との戦いを描く。

主なメンバー キャロル、ウルヴァリン、黄猿、シャーフー 蒼崎橙子、ロム兄さん
       ソル・バッドガイ

その他。追加したら面白そうなメンバーやエピソードなどの意見がありましたら活動したら活動報告にコメントお願いします。

見たいスピンオフ詳細

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