シンフォギアの世界にウィッチクラフトのロリババアに転生した。 作:のうち
クロノスVS狂三
ラ・ギアスにてエスデスが奇襲を仕掛けていたのと、ほぼ同じ時刻。シンフォギア装者たちがそれぞれ修業を行っている場所にも、キャロルが雇った者たちが奇襲を仕掛けていた。
竜宮島にはルナティック。
スクラッチの日本支部にはデッドプール。
そして――。
幻夢コーポレーションでは、仮面ライダークロノスと時崎狂三が激突していた。
「ポーズ!」
壇政宗がバグルドライバーⅡのボタンを同時に押す。
瞬間、世界から音が消えた。
時間そのものが停止し、周囲の景色が一枚の絵画のように静止する。
その中で動けるのは、クロノスである政宗だけ。
「……終わりだ」
政宗は静かに狂三へ歩み寄る。
先ほどまで激しく戦っていた少女は、まるで時間から切り離された人形のように、その場で停止していた。
政宗は迷うことなく攻撃を叩き込む。
そして――。
「これで終わりだ」
停止していた時間が動き出す。
その直後だった。
ドゴォッ!
「何っ!?」
背後から強烈な衝撃が叩き込まれた。
政宗の身体が吹き飛び、床を転がる。
「馬鹿な……!」
政宗はすぐさま立ち上がり、振り返る。
そこには――。
「ダメですわよ、社長さん」
先ほど確かに倒したはずの狂三が立っていた。
時崎狂三。
傷を負っている。
しかし、倒れてはいない。
「最後まで油断しては」
「馬鹿な……君は今、確かに私が倒したはずだ」
「驚いていただけましたようで何よりですわ。」
狂三は口元に笑みを浮かべる。
「ですが、それ以上に興味深いものを見つけましたわ」
その視線が、正宗の腰へ向けられる。
「あなたの力……」
「……」
「わたくしに、その力を譲っていただけます?」
「断る」
政宗は即答した。
「この力は、決して外に出してはいけない力だ。お前のような者に渡すつもりはない」
「まあ」
狂三は楽しそうに目を細める。
「でしたら――」
彼女の背後に巨大な時計が浮かび上がった。
「乱暴な方法で奪っていくまでですわ」
「
狂三の手に巨大な時計型の銃が現れる。
「
「させるか!」
政宗は即座にバグルドライバーⅡへ手を伸ばす。
「ポーズ!」
再び、世界が止まった。
狂三の姿も、周囲の空気も、すべてが停止する。
「何かをさせる前に……片付けなくてはな」
政宗は狂三へ向かって歩き出す。
そしてバグルドライバーⅡのBボタンを二度押した。
『キメワザ! クリティカルクルセイド!』
足元に巨大な時計が展開される。
その中心で時計の針が反時計回りに回転し――。
「はぁっ!」
政宗の身体が大きく旋回する。
時計の針を思わせる強烈な回し蹴りが、狂三の身体を正面から捉えた。
衝撃によって、狂三の身体が大きく吹き飛ぶ。
そして政宗は間髪入れず、AボタンとBボタンを同時に押した。
『リ・スタート!』
停止していた時間が再び動き出す。
――ドォンッ!
狂三の身体が爆発に包まれた。
「やったのか……?」
政宗が爆煙を見つめる。
だが、その直後。
ガッシューン!
変身解除の音声が響いた。
「……何?」
政宗の身体からクロノスの装甲が解除される。
変身が解けた。
その瞬間――。
「だから言ったではありませんの」
煙の向こうから、声が聞こえた。
「油断なさらないで、と」
「な……!?」
政宗が顔を上げる。
そこには狂三が立っていた。
そして彼女の手には――。
政宗のバグヴァイザーⅡ。
そして仮面ライダークロニクルガシャット。
「では……」
狂三は手にしたバグヴァイザーⅡを眺める。
「試し撃ちさせてもらいましょうか」
「やめろ!」
政宗が叫ぶ。
「それは普通の人間が使うことを想定して造られたものじゃない!」
「あら?」
狂三は不思議そうに首を傾げた。
「普通の人間?」
その顔に笑みが浮かぶ。
「あなた、お馬鹿さんですの?」
狂三は一歩踏み出す。
「今まで散々あなたに倒されても、わたくしがこうして立っている時点で――」
腰にバグスターバックルⅡを装着。
そこへバグヴァイザーⅡをセットする。
「わたくしが普通の人間だと思う方がおかしいでしょう?」
『仮面ライダークロニクル!』
ガシャットが起動する。
「変身!」
『天を掴めライダー! 刻めクロニクル!』
周囲に時計のエフェクトが展開される。
『今こそ時は極まれり!』
狂三の身体を、仮面ライダークロノスの装甲が覆っていく。
やがてそこに立っていたのは――。
政宗と瓜二つの姿をした、もう一人のクロノス。
「これが……仮面ライダークロノス」
狂三は自分の腕を軽く動かす。
「中々、着心地が良いではありませんか。特に変な匂いがするわけでもありませんし」
「余計なお世話だ!」
政宗は叫びながら、別の装備を取り出した。
ゲーマドライバーを腰へ装着する。
「……まだ戦うおつもりですの?」
「当然だ」
政宗は仮面ライダークロニクルガシャットを構える。
「それは私の力だ。お前に好き勝手使わせるつもりはない!」
『仮面ライダークロニクル!』
「変身!」
『天を掴めライダー! 刻めクロニクル!』
『今こそ時は極まれり!』
再び時計のエフェクトが広がる。
政宗もまたクロノスへと変身した。
「まあ……」
狂三が嬉しそうに笑う。
「それでは――」
彼女がバグヴァイザーⅡを構える。
「クロノス同士、どちらが本物の王様なのか決めましょうか」
「望むところだ」
政宗も武器を構える。
『ガシャコンスパロー!』
召喚されたガシャコンスパローを鎌モードへ切り替える。
対する狂三はバグヴァイザーⅡをチェーンソーモードへ。
ギャリギャリギャリッ!
緑色のエネルギー刃が高速回転を始める。
「行きますわよ!」
狂三が一気に踏み込んだ。
ブンッ!
チェーンソーが横薙ぎに振るわれる。
政宗は身体を沈め、紙一重で回避。
「甘い!」
そのままガシャコンスパローを振り上げる。
ギィンッ!
鎌の刃とバグヴァイザーⅡが激突する。
火花が散った。
「へえ……!」
狂三が笑う。
「思ったよりも重いですわね!」
「それはこちらの台詞だ!」
政宗が力任せに押し返す。
狂三の身体が僅かに後退する。
だが、彼女はすぐさま身体を捻った。
「でしたら――!」
回転しながらバグヴァイザーⅡを振り抜く。
政宗はガシャコンスパローの柄で受け止める。
ギャリギャリギャリッ!
チェーンソーの刃が柄を削り、激しい火花が飛び散った。
「くっ……!」
政宗は弾き返す。
狂三も同時に後退。
互いに距離を取る。
「なるほど……」
狂三はバグヴァイザーⅡを眺めながら呟いた。
「この武器、とても面白いですわ」
「玩具じゃないぞ」
「ええ。ですから面白いのです」
狂三の笑みが深くなる。
「次は――もっと強い使い方を試してみましょう」
政宗はガシャコンスパローを構え直す。
「……させるものか」
「クロノス同士ならポーズは聞かない。だが、クロノスでの戦いならば私の方に1日の長がある。」
正宗は所持する全てのガシャットを取り出して起動させたガシャットのゲーマー達が出てくる。
「さあ、行け!」
正宗はゲーマ達に狂三クロノスへと向かっていく。
「あら、可愛らしいですわね。ですけど忘れてはいません?。貴方はゲームマスター気取りでそんな方法をとったのでしょうけど。貴方のマスターガシャットは私の手にあるつまりは今は私がゲームマスター、つまり」
ゲーマ達が狂三クロノスの手をかざすと同時に操作の主導権が狂三クロノスの手に移り、狂三はガシャットを全て回収したのだ
「なっ⁉︎」
ガッシュー
狂三は変身を解く。
「さてもっと面白いものをお見せしましょうか。」
狂三はバグヴァイザーiiに刻々帝に吸収して身体に差し込んだ。それと同時に狂三は影から分身が現れており、狂三の分身にはゲーマドライバー、ヴァグルドライバーが取り付けられていた。
「馬鹿な、ゲーマードライバーはわたしのアルファ版以外は製造していない筈。」
「あらあらですが、あるところにある者ですわ。」
八人の狂三はガシャットを起動させる。
『仮面ライダークロニクル!』
『マイティーアクションX!』
『タドルクエスト』
『バンバンシューティング!」
『爆走バイク!』
『マイティーアクションX!』『デンジャラスゾンビ!』
『ハリケーン忍者!』
『パーフェクトノックアウト!』
エグゼイド、ブレイブ、スナイプ、レーザー、ゲンム、風魔、パラドクス
そして
「
政宗はクロノスのスーツの中で冷や汗を掻きながらこの絶望的な状況を打開するべく考えを巡らせるのだった。
最後まで読んでくれてありがとうございました。よければ感想や活動報告にて作品に対する意見などがあれば是非お願いします
設定
刻々帝クロノス(ザフキエルクロノス)
イメージ図はこんな感じ
【挿絵表示】
時崎狂三が刻々帝(ザフキエル)の力をバグヴァイザーiiに取り込み、それを注入することでザフキエルのデータをバクスターウィルスとして再定義し、クロノスを無理矢理アップデートした姿。
能力
銃を介さずにザフキエルのそれぞれの能力を発動することができる。
時喰みの城がゲームエリアとしてデフォルトで展開され、ザフキエルの能力使用に必要な寿命をゲームエリアにいる自分以外の全てから徴収することができ、ザフキエルの力以外にもエネルギーとして回すことが出来る。
エナジーアイテムホルダーによる、エナジーアイテムの独占
纏わない使い魔として召喚したゲーマの操作権限の最上位命令権
武器
専用の武器としてマスケット銃を二挺持っており、短い方には銃剣が付けられている。
幻夢コーポレーション襲撃について
-
会社内のスパイの手引き
-
普通に狂三1人で襲撃