シンフォギアの世界にウィッチクラフトのロリババアに転生した。   作:のうち

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知らない所で逃げてる2人

 大都会の夜をかける2人

 

「急いでエルフナイン、早くしないと追いつかれっ!」

 ローブを目深に被った女性がエルフナインと呼ばれた少女の腕を引っ張り上げると

エルフナインのいた場所にコインが飛んできて、その場所を壊す。

 

「そのとおり、そして派手に追いついている。」

 

 「レイア・・・・」

 

「テレポートジェムの残りは幾つだ。」

 

「僕の3つとそっちの2つです。」

 

「あと5つか。良いかエルフナイン、私が時間を稼ぐ。さっさといけ。」

 

腰の袋をエルフナインに渡すフードの女性

 

「マルス、これは」

 

 「いいから、行け。」

マルスは剣を抜いて、ナックルを構え

 

ナックルを剣の柄を押し込む。

 

 『レ・デ・ィ』

 

 「変身!」

 

ナックルをベルトに装填する。

『フィスト・オン!』

山吹色のイクサのヴィジョンが女の体に重なり、マルスの体に鎧のようなアーマーが装着されて顔にクロスシールド型のバイザーが装着され、ローブを取る。

 

「マルミマドワースのレプリカにイクサのベルト、マルスお嬢様は随分厄介なものを持ち出したものだ。ファラも連れてくるべきだったか。」

 

 「さっさと帰ってくれても良いんだぞ。」

 

「そういう訳には行きますまい。」

 

 コインを銃弾のように打ち出して、弾幕を張ってくるのを剣で全て切り伏せながら走って近づいて行く。

 

 レイアの眼前に辿り着き、剣を振り下ろすのをコインを何百と重ねたトンファーで防ごうとするがマルスの剣はそれを真っ二つに叩き切り、レイアの頬を切りつけ、それと同時に腹に蹴りを入れる。

 

 「はは、人形でも痛いか。お前を倒してしまうのは少々気が引けるが・・・許せよ」

 

そう言い残してレイアに剣を振り下ろす。

 

 だが、一向に剣が何かを斬り落とすような感覚は訪れない。

 

「な、何故ここに⁉︎、キャロル!」

 

 マルスの目の前には闇のキバの鎧を纏ったキャロルが剣を止めていた。

 

 「ふーん、母上の発明品のコピー品にしては上手く作用してるじゃないか。だがなんだそのバイザーは」

 

 「ヘルメットはかわいくなかったんでな。改造した。」

 

「結果本来のスペックを発揮できなかったんではわらいぐさだけどな。お前の変なこだわりがお前を殺すんだ。お前に預けている思い出を返してもらおうか。」

 

 「いつもいつも、返せるもんなら返してやりたいと思ってたが今のお前にはごめんだね。私は私の望む結末の為に動く。動いてやる。」

 

 「そうか、腐っても私の半身のような存在だ傷つけようとは思わなんだが、私はお前に今一度、お前がどういう存在か分からせてやらねばいかんな。」

 

 剣を止めながら、ベルトに止まっている黒い蝙蝠に何かを噛ませる。

 

 『ウェイクアップ・1』

 

闇のオーラを纏わせた拳が、剣とイクサの鎧を叩きわり、体から血が吹き出し、マルスの顔を覆っていたバイザーがわれ、素顔が顕になる。その顔は

 

 闇のキバの鎧を解除したキャロルの素顔と瓜二つだった。

 

「大丈夫だ。我が半身、時期にお前と私は・・・」

 

 「起きろレイア、こいつを連れていけ。」

 

気を失ったマルスを抱え、マルスとキャロルはテレポートジェムを使って後にするのだった。

 




 今回出てきたもの。

 イクサの鎧
 
主人公が仮面ライダーイクサの鎧の形だけ模したものをキャロルがコピーしたもの。
本来のイクサの鎧はアルトリアの使用していた鎧をベースに鋳造され、本物は常にバーストモードであり、力を使い果たしたり、所有者が鎧を着ていない時にのみセーブモードになるが、キャロルのコピーしたものはオリジナルに及ばず、バーストモードになれば自壊してしまうおそれがある為、セーブモードに抑えられている。
鎧自体をベルトにして持ち運びできたりする為、オリジナルにはない機能が数多く盛り込まれている。

マルミマドワース・レプリカ
主人公の工房にあるマルミマドワースをキャロルが複製したもの。出来はオリジナルに劣るがそこらの名刀より格段に上の性能を持つ。
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