シンフォギアの世界にウィッチクラフトのロリババアに転生した。 作:のうち
私とアルルはレイアに案内されて、私の愛しき弟子であるキャロル・マールス・ディーンハイムのいるチフォージュシャトーへと連れてこられて、玉座の間へと通される。
「ふふふ、久々だな。マスター・ヴェール、いや賢者サンドリヨン」
「なんじゃキャロル、久々の再会だと言うのに昔のようにママとは呼んでくれぬのか?」
「いっ、いつの話をしている!?……とにかく無駄話をする気は無いんだ。手短に要件をいう。お前の持っている。完全聖遺物を一つ寄越せ。」
「……随分といきなりじゃのう。それに聖遺物ならお前にはダウルダブラとダインスレイブをくれてやっただろうにわがままな娘じゃの。」
「私の目的を達成する為には確実性のある力が欲しいのさ。」
「ふーん、それで何が欲しい?」
「そうだな。なんでもいいんだがな。」
「それなら……」と私がつくった四次元ポケット的な効果を持つバッグから
「こんなのはどうじゃ?」
「これはテーブルクロスのように見えるが?」
「そう、これはの、30年くらい前にみた青い狸みたいロボットがでとったアニメに出てきた秘密道具とやらをみてつくってみたグルメテーブル掛けじゃ!」
「・・・・・これをどういう風に活かせと?」
「ん?そうじゃな、これを使ってうまい料理、そうじゃグルメ漫画なんかに出てくる料理を出して売り出すのじゃ!そうすれば良い資金稼ぎに」
「却下だ。お前のくだらない発明品を寄越せと言っているんじゃない。それならテレポートジェムをダース単位で寄越せといったほうがまだマシだ。」
「ふむぅ、最近パヴァリアの奴らに卸したばかりだしのこれくらいしか」とバックからテレポートジェムを10ダースほど出して寄越す。
「…………まあこれはこれで受け取っておくか。」
「冗談じゃ、ほれ。」と私はバックから筒状のケースを渡す。
「一応聞くが、こいつはなんだ?」
「これはフラガ・ラックと言ってな。」
「マナナン・マクリールの剣か?中身はなんてことない唯の鉄球のようだが?」
「これは、とある今は無くなってしまった錬金術師の家計に受け継がれていたものでの。能力は切り札殺し、因果を逆転させ、自分の反撃を先に書き換えると言った物じゃ、それにより相手の攻撃を始めからなかったことにできる。」
「随分と気前がいいな。いいのか?」
「今更じゃ、可愛い愛弟子よ。……それと、お前さんのやろうとしていることが何かは知らんが、もしそれが私の日常を奪うようなことならわたしは今のように優しくはないんでな。それじゃあの。今度また食事でもしよう。アルル、お暇するぞ。」
「はい、マスター」
と私はチフォージャ・シャトーを後にするのだった。
ヴェールが出ていった玉座の間では、
「ハハハハッ!なんだ。まだそんな顔が出来たのか。我が師よ、いや・・・母上」