シンフォギアの世界にウィッチクラフトのロリババアに転生した。 作:のうち
チフォージャ・シャトーを出た私とアルルは、とりあえず東京を観光することにした。
色々と回りながら、昼は地元で有名なお好み焼きの店にやってきた。
「ほほう、ここがふらわー、中々の店構えよな。」
「あのマスター、本当にここに入るのですか?」
「そうじゃ、わしもお好み焼き食べたいし」
「お好み焼きは別にいいんですが、何もこのようなところに店を構えるような場末の店に「アルル、百聞は一見にしかずじゃ」……わかりました。」
アルルは渋々といった様子で中に入って行く。
……それから1時間後、店を出た私はこの店のお好み焼きの美味しさに魅せられ、満足そうな顔で出てくるアルルをみて微笑む。
「どうじゃ、美味しかったであろう?」
「はっ!不覚でした。美味しかったです。」
「さてさて、それじゃあ。次は何処に行こうかの」
と昼過ぎからは浅草を回りながら、渋谷に池袋、オタクの街秋葉原を巡り、時刻は夕方に差し掛かろうとしている時、ヴェールの携帯に着信が入る。
「ん、ジェニーから、なんじゃろ?」
と電話をとると
『あ、もしもしマスター』
「どうした、ジェニー」
『はい、実は株主優待券が届いてまして』
「優待券?何処の?」
『クイーンオブミュージックのチャリティーフェスのチケットのようです。』
「そうか、そう言えばそんな時期か、まあ、そちらで好きにしていい。確かチケットの日、今日だったはずだからな。」
『わ、わかりました。こちらも楽しんでますね。』
「うむ、そうするが良い。でわの」
と私は、通話を切る。
「マスターよかったのですか?、あのチケットは」
「いいのじゃ…………。皆で楽しんでくれれば」
「ホテルでライブ映像見ましょうか。」
「じゃな・・・・」
「では行きましょう。」
ホテルでチェックインを終えて、チャリティーフェスでの、あらかた見たいものを見え終えたあと。私とアルルは夜食としてジャパニーズコンビニフードを買うべく、出かけるのであった。
いやあ、何千年単位で私の前世のソウルフード、ジャパニーズコンビニのパスタ、ラーメン、チキンにポテチ、楽しみじゃな。
夜道を歩いているとまた携帯がなる電話してきたのはハイネだった。
「もしもし、なんじゃハイネこんな時間に?」
『マスター、緊急事態です。オートスコアラーがライブ会場内で暴れているみたいです。それも誰かを追って街に出たみたいで』
「なんじゃと!?それで、それが誰かはわかっておるのか?」
『はい、遠目からであまり良く見えませんでしたけど、私の記憶が確かなら、彼女はファラ・スユーフです。』
「わかった。様子をみて危ないようなら少し手助けをしてやれ。」
『わかりました。』とハイネは通話を切った。
「ふーむ。何か嫌な予感が……〈どぉぉぉぉんっ!〉やっぱりか。」
と私の予感はその轟音と共に的中した。
後ろを振り返るとそこにいたのは、ノイズだった。しかし自分の知る通常のノイズとは少し違う。あれは確か少し前の学会で発表されたアルカノイズだったりするのだろうか?
そして遠目には、レイアと銀髪の少女が戦っている様子が見えた。
「んおお、やっとるの。時にアルルよ。」
「はいマスター・・」
「もしかせずともあのノイズ、私達を狙っておらぬか?」
「ええ、認めたくは無いですが、どうやらその通りのようです。」
「アルル、バックから5番のアタッシュケース」
「あ、はい。」
とアルルは私が預けていた四次元ポケット的な収納を持つカバンからNo.5と書かれたアタッシュケースを取り出して渡される。
そのアタッシュケースに入っていたのは遊戯王、王の記憶編でお馴染みの古代デュエルディスク、正式名称ディアディアンクを手につけて、私の杖を握る。
「さて、いくかな。いでよ!、石板に封印されしカー!、こい、黒き龍、レッドアイズブラックドラゴン!」その詠唱と共にディアディアンクの石板の一つがひかり、そこにレッドアイズをもした絵が現れる。
そしてこの世に黒き龍が顕現した。
「さあ、黒き龍よ。ノイズを蹴散らせ!黒炎弾!」
その一撃はその場にいたアルカノイズを全て一掃した。