ミッション:災厄「ルズローシヴ=レレイ」を消滅させよ   作:Moa

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Review:水の宝玉(前編)

水の宝玉編に入りました。

まだ水の天族には会えていません。

 

それどころではありませんでした。

 

今回は、湖畔の町へ向かう途中で検問に引っかかります。

そこで、ついにリシェラちゃんの罪名がはっきり出ました。

 

出生義務違反者。

 

やっぱりそれだったんですか。

 

前回からずっと引っかかっていた言葉ですが、リシェラちゃん本人に向かって役人がそう呼んだ瞬間、かなり嫌な気持ちになりました。

 

「出生」が「義務」で、それに「違反」したから追われている。

言葉の意味は分かるのに、納得したくないです。

 

ここで耐えきれなくなって、友人に聞きました。

 

「出生義務違反ってなんですか!」

友人はにこにこしていました。

「お、そこまで来た?」

その反応、やめてください。

私は今けっこう真剣に怖がっています。

 

そこから逃走イベントになります。

 

ヴェルノさん、また逃げ道を知っています。

 

この人、何?

 

「迂回路ならあるよ。ただし、ちょっと濡れる」じゃないんですよ。

なぜ検問を避ける水路を知っているんですか。

今回も頼りになります。

頼りになる理由が全部怪しいです。

 

そして、逃げ込んだ水門の奥で、リシェラちゃんが自分は出生義務違反者だと認めます。

 

二十歳になった時に通知が来た。

義務履行対象者です、と言われた。

医療も教育も社会が支えるから安心して義務を果たしてください、と説明された。

 

安心って何なんでしょうね。

 

ここ、本当にきつかったです。

 

リシェラちゃんは「子供を育てるのが不安」だから逃げたわけではなさそうなんですよね。

社会が支えるから大丈夫、という説明では救われない部分がある。

でも、まだそこまでは本人の口から語られていません。

 

それに対して、イリシアさんがすごく良かったです。

 

イリシアさんは二児の母です。

つまり、制度上は「ちゃんと産んだ側」の人です。

 

だからリシェラちゃんは、軽蔑するかと聞く。

 

でもイリシアさんは責めません。

 

「私は、望んで産んだわ」

「でも、それと、義務として産ませることは違う」

 

この台詞、かなり重いです。

 

しかもイリシアさんは、少子化問題そのものを否定していないんですよね。

 

人が減ったら困る。

何も対策しなければ、人類が途絶える可能性もある。

問題がないとは言えない。

 

そこまで認めた上で、

「問題が本当にあることと、あなたの身体を解決策として数えることは違う」

と言う。

 

イリシアさん、めちゃくちゃ大事な人では?

 

二児の母という設定、ただ珍しいだけじゃなくて、この世界の出生義務に対して「産んだ側から異議を唱える」ための立場なんですね。

 

かなり好きです。

 

あと、エオルミアちゃん。

 

「私は、貴女を拘束対象として扱いません」

不器用すぎる。

でも、エオルミアちゃんにとっては今言える最大限なんだと思います。

 

リシェラちゃんを慰める言葉はまだ分からない。

出生義務の何が間違っているのかも、たぶん全部は分かっていない。

でも、少なくともリシェラちゃんを社会が呼ぶ名前だけで判断しないと決めた。

 

これはかなり大きいと思います。

 

「それは前からそうじゃない?」と言われても、「今、改めて決定しました」と返すのがエオルミアちゃんらしいです。

 

かわいい。

でも誠実。

 

水の宝玉編、まだ水の天族に会っていないのに、すでにかなり重いです。

 

最後に、水門の奥から水音がして終わりました。

 

水の宝玉を持つ天族が、暗い遺跡の奥からこちらを見ているらしいです。

 

怖い。

 

次こそ水の天族に会えるはずです。

 

でもこの流れで出てくる水属性の天族、絶対ただの癒し枠じゃないですよね。

 

 

ところで、すごいことに気づきました。

 

このゲーム、戦闘中に「簡易消滅術式」という回復アイテムが使えます。

何度でも使えます。

 

ということは。

 

適当な雑魚敵シンボルに当たる。

簡易消滅術式で回復する。

逃げる。

また雑魚敵シンボルに当たる。

回復する。

逃げる。

 

これで実質、無限に回復できます。

 

宿屋に泊まらなくていい。

グミも節約できる。

すごい。

 

グミいらないじゃん!

 

しかも使用回数もちゃんと増えています。

使うほどルズローシヴ=レレイの消滅に近づくらしいので、戦闘の準備をしながらミッションも進みます。

 

これ、初心者救済というより、ほぼ裏技では?

 

友人に報告したら、少しだけ黙っていました。

それから、一言だけ言いました。

 

「よく自力で気づいたね」

 

もっとほめてくれてもいいんですよ。

 

***

 

イリシア

種族:人間

性別:女

年齢:28歳

身長:163cm

武器:杖

ヴェルノの幼馴染で、規律を重んじる生真面目な女性。二児の母として子どもたちを深く愛しながらも、母という役割だけで自分を語られることを望まない。契約したノルミン、シズネの力を借りて回復術を扱う。

 

***

 

簡易消滅術式

 

味方単体の濁りを削り取り、HPを大きく回復する。

ルズローシヴ=レレイの輪郭に、軽微な欠損が確認されている。

 

使用回数:49

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