「いくぜぇ!ぶちまけな!!」
指で銃の形を作ったコマンディアの指から回転を加えた骨が発射される
「ほっ!」
M926から弾丸を放ち骨を撃ち落としていく、聞いてはいたが確かに骨の再生が早いもう指の骨が戻ってる
「袴田!ここは任せてさっさと行きな」
「今はベストジーニストだ 任せたぞ」
撃たれたサイドキックは別のサイドキックが肩を貸し降りていくのが見えたが残った面々は上に続く階段を目指して走る
「行かせるかよ!」
コマンディアが両手を銃の形で骨を乱射する、そんなことも出来んのかよ
「おっとお前の相手は俺だ」
骨の弾丸の前に躍り出てM926をホルスターにしまい個性で新たな銃を作る
「M10だと!?」
両手に一丁ずつイングラムM10を持ちフルオートで乱射された骨の弾丸を撃ち落とす、後ろに袴田達がいるんだ撃ち漏らす訳にはいかねぇ
「貴様…銃を作れる個性か!」
「そうだよ だからお前さんの相手を任されてるのさ!」
M10を乱射するとコマンディアは舌打ちをした後すぐに自身も骨を撃ち出すが
「弾数が違ぇよ」
さっきまでと違って撃てる球数が違う、コマンディアも抵抗していたが段々と体を弾丸が掠め始める
「くっ! がァ!?」
弾が左膝を撃ち抜き血が滲み膝を着くコマンディア
「終わりだな まともに立てないだろ」
M10を消し煙草を加えZIPPOで火をつける
「ふぅ……大人しくしとけばそれ以上怪我はしなくていいぜ?」
上からドンパチ聞こえるが…悲鳴は袴田達のものじゃないし上の連中さてはあまり戦闘は得意じゃないな?
「くっ……ははは!」
「あん?……ん?」
急に笑いだしたコマンディアを見つめると近くに注射器が転がってるのが見える、モルヒネか?
「おっ……俺の個性は…ヒヒッ骨を撃ち出すものって言われてるがな…ヒャハハハ!」
コイツ急におかしくなったぞ?…まさか!
「個性のブースト薬か!」
ここ数年 何かと巷に流れ始めた個性をブーストさせる薬これによる副作用は未知数で粗悪品だと個性を暴走させることだってある代物だ
「俺の……俺の個性は!!」
コマンディアのコスチュームを骨が突き破り目は赤く光体を骨が被っていく
巨大化したコマンディアは正しく骨の鹿と思わせる姿となっている
「俺の個性はひひハハハ! 骨鹿自身を骨の鹿にするぅ!!」
「にしたってそのサイズはおかしいだろ!」
なんでサイズが2倍以上になってる!……いやまてよ
「個性の暴走か!」
薬で無理くり力を底上げしたから個性が暴走、循環が良すぎて骨がでかく作られたのか!
「ウオオオオオオオオオオオオ!!!」
角を突き出し突撃してくるコマンディア、コイツはやべぇな
M926を引き抜き3発早撃ちで骨を狙って撃つが音を立てて弾かれる、デカさの上に骨密度も上がってやがるか!
「ちっ!」
左に転がるように避けて左手にもう1度イングラムM10を作り構えフルオートで放つ
「効かねえええええよおおおおお!」
そう叫ぶとコマンディアは頭の角を構えるとその角が発射され風を切りこちらに向かって飛んでくる
「マジか!?」
帽子を抑えしゃがんで躱すと角は壁を突き抜け隣の部屋の壁に刺さって止まる
「回転もなしであの威力かよ…さっきまでの骨の弾丸もだがこっちは本来の個性を上手く使った派生技って訳だ」
撃った角もすぐに生え変わってやがるし……こりゃあ骨が折れるぞ
「まぁ手が無いわけじゃないがな…」
M10を消し左手に真っ赤な弾丸、先端に黒く危険な香りのする物だ
「ウオオオオオオ!」
雄叫びをあげるコマンディアの前でM926に先程の弾丸をこめる…お前に2発目はいらねぇな
「おいコイツは痛いじゃすまねえぞ?…やめるなら今のうちだ」
俺の忠告を無視したコマンディアは角を前に突撃してくる、無視というよりあれはもう考えれてないな
白目を向いて口から唾を垂らしながら走ってきてるし
「しゃあね忠告はした…」
M296を構えコマンディアの顔…眉間を捉え引き金を引く
放たれた弾丸がコマンディアの額にコツンっと音を立て命中し……ドカーン!!っと音を立て爆発する
「カッ……アッ?」
「接触式炸裂弾…対象に当たった時の衝撃で爆発する代物だ当たると痛いじゃすまねえが」
コマンディアがどんどん人サイズに戻っていき最終的に人の姿に戻り倒れるのを見届けることも無く背中を向ける
「忠告はしたからな?……後は冷たい独房で頭を冷やすんだな」
煙草を加えポケットに手を突っ込み袴田達の後を追い階段をゆっくりと登っていく……着いた頃には終わってんだろうなぁ
接触式炸裂弾
オリジナルの弾丸の1つ、黒色の弾丸で接触式の名の通り弾丸が対象に当たった時に爆発する弾丸
爆破の威力は作る時に調整できる