ちょっと短め。
と言うか、今までのキリのいい所が4000文字強ってだけで、3000もまぁまぁ書いてる方だと思うんですよね。え?1万文字が普通だろjk?そんな常識吹き飛びしてやるよ。
セリフの「」これ外したら300〜800文字は減るだろうな(小並感)
「あー…空が青いなぁ…」
海のど真ん中。そんな所でぷかぷかと浮かびながらそんな事を言ってみる。
『ヨクモマァ、人ノ身デ海ノ上二居レルナ。本当二提督ハ人ナノカ?』
「それね。俺も最近自分がもしかしたら人じゃないんじゃないかと思い始めてるよ」
俺を見下ろすように言うヲ級ちゃんにそう返す。
普通の人なら絶対致命傷であろう事をされても、軽傷で済んだり、そもそも無傷だったり…
まぁ、どれもこれも明石さんの爆発なんですけども。あの子はサイコパスですよ。毎回俺を丸焦げにしては毎回のように腹抱えて笑ってはりますもん。そのたびに吹雪ちゃんをステイさせる俺の身にもなってほしいものだ。
「よっこらせっと。流石は妖精さんが考案したスーツだ。陸のように立ち上がれるぞ」
半ば立体機動装置みたいな物を腰につけ、足にはマイクロの超高密度のジェットエンジン付きの靴を装着しており、海の上に長時間いれるために様々な技術が混合した特注スーツ。何でも空気抵抗とかその他諸々を軽減してくれる優れものらしい。
そして、そんな技術を取り込んだのはサイコパス技術者の明石パイセンによるものらしい。5回のウチに1回は優秀な物を作ってくれる。え?残りの4回?趣味とお遊び。明石自身は優秀だよ。…ちょっと人を実験台にするぐらいで。
そんな彼女曰く
『私達特有の性質をスーツに織り交ぜました!そもそも人の姿で時速60〜120キロも出したら内部が張り裂けちゃいますからね♪顔面は……うん!司令官さんなら大丈夫です!』
と言われた。ヤブ医者身を感じる。
『……。シカシ、今デモ不思議感覚ダ。…提督ト一緒二海ノ上二居ルコトガ……。』
「これもエボンの賜物だな」
『関係ナイダロ』
ツッコミが早いなヲ級ちゃん…。もはや俺がボケるの知ってたと言わんばかりの速度だったぞ。
しばらく2人で海の上デート…もとい、俺の訓練に付き合ってる時だった。何か前に渦潮が見え始める。
「ヲ級〜、あれって渦潮だよな?俺初めて見た。なんかヤバそうだね」
『呑気ダナ…。アマリ近ヅイチャダメダカラナ?渦潮二呑マレルト、手練デモ沈没スル。人ノ身デハ絶対二耐エラレナイゾ。』
そう解説してくれる。なるほどなぁ。………。
「所でヲ級ちゃん、渦潮って移動とかってするっけ?」
『海水ノ流レヤ気温ノ変化ニモヨルガ、基本的ニハソノ場限リダナ。ダカラッテ近ヅキ過ギルトズルッ…ト……?』
俺の質問に丁寧に解説する…が、口をとめる。
明らかに、その渦潮は意思があるかのように、ちゃくちゃくとこちらに近づいてきているからだ。
「ヲ級、もう一度聞くけど、渦潮って移動するっけ?」
『oh…ファンタッスティックベイベ』
「ヲ級がぶっ壊れた」
やっぱ深海棲艦でも、予期できない出来事に直面するとぶっ壊れるんだなって。ってコレ冷静に棒だっちしてて良い事案ですか?
『フム。取リ敢エズ…距離ヲ取ロウ』
「うん…もう遅いっす」
ざぱぁぁっっ!!っと、射程圏内に入ってしまったのか、飲み込むようにその渦は赤黒く変色すると、俺の足元へと瞬間移動する。
『ア』
「これ大丈夫なやつ…?」
ズズッ…ズズズっ…っと、下半身から上に向かって飲み込まれる感覚に包まれる。
それはどこか暖かく、どこか冷たく寂しいと言った、そう言うナニカに包まれていく。
『恐ラクモウ手遅レ』
「デ・ショーネ」
『マァ…ウン。提督ナラ何トカデキルヨ。』
なんか、悟ったような顔してるんだけど。非科学的な現象が今まさに起きてると言うのに、飲み込まれるこの感覚をこうとらえていた。
「なぁ、ヲ級」
『…ナンダ?』
「なんか……エロいね…!///」
『ウン。冗談ガ言エルナラ大丈夫ダナ。達者デ』
「冷たくない?あ、待って待って、お顔はまだ怖っあっ」
チャプンッ……。っと、まるで何もなかったかのようにその場には静寂が訪れる。
一人取り残されたヲ級は少し悩んだ後
『……。帰ッテ寝ヨ』
そう悟ったように来た道を戻っていったのであった。
「広っろ。なっが。くっっっら。」
かれこれ30分ぐらいだろうか。暗闇の中永遠と前に突き進んでいた。
ここに最初連れてこられたときは冷たい感覚が全身を襲ったが、それは最初だけ…というか、慣れたというか今はポワポワと暖かい感覚が人肌を撫でる。
少し鉄臭いと言うか、潮臭い空間も、30分もいると慣れるようだ。
そもそも、人を拉致して置いて放置プレイって酷くない?そもそもこういう状況に陥った瞬間に慌てるべき?
いやでもなぁ…ヲ級が「まぁーたコイツやってるよ」みたいな顔してたから、多分今回も大丈夫なんだろう。本気で心配してくれる時はそうじて自分が犠牲になろうが構わず飛び込んでくる奴だし。
今頃一風呂浴びた後に、俺の布団で寝てるんじゃないだろうか。猫みたいだしアイツ。
『チガウンダ…。今回ハ本当二大丈夫ナ方ダカラ…』
「そう言って!司令官は毎回毎回ボロボロになるじゃないですか!?何のために付き添っていたんですか!?」
『ウゥーン…悪イトハモチロン思ッテル…思ッテルンダヨ…?デモ本当二、今回ハ大丈夫トシカ』
「だからって!!」
「……もちろん、吹雪が焦る気持ちも攻めたい気持ちも分かるよ。僕だって、思ってるからね。…その場に居たのに何もしなかった阿呆が居るんだから」ギリッ
『ウグっ……。面目ナイ……』
「………。でも、ヲ級が意味もなく見捨てるなら、そもそも敵地であるここに戻ってくるはずが無いだろう?そしてヲ級が言ってるんだ。『何ともない』って。そもそも拉致る理由があるなら、ヲ級さんも一緒に行くはずだ。仲間何だから」
『……概ネソノ通リダ。前二話シタヨウニ、私二課セラレタ任務ハ提督ト友好関係ヲ築キ、アワヨクバ利用スル。コレハ前二話シタダロウ?』
「うん。覚えてるよ。敵である僕達に話してくれた時は危うく引き金を引きそうになったけど、それは僕達と敵になりたくないと言うヲ級からの信頼の現れと感じたからね」
『ソノトオリダ。私ハ提督ヲ利用スル事モ殺ス事モ絶対二シナイ。私ノ存在意義ハ提督アリキダカラダ。提督ノイナイ世界ナラ、私ハ喜ンデ本来ノ任務通リ人類ヲ抹殺スル』
「…………。だ、そうだよ?吹雪。」
「司令官好きに悪い人は居ません♡…私が間違ってました……。ごめんなさい…」
『コレハコレデドウナンダ……?』
「僕に聞かないでくれ…。」
まぁヲ級の事だし、普通に寝てるんだろう。
しっかし長いなぁこの廊下。いや廊下なのだろうか?そろそろなにか進展があっても良いんじゃなかろうか。
「痛!急に壁……?」
暗闇だから何も見えなかったが、何かに激突して目の前に手を伸ばす。重厚感のある扉のような物だった。
「急に……?」
よく見ると、壁際のような材質も見えるようになってる。先程まで真っ暗だった空間なのに、この扉が現れた途端、周りにも同じ材質のような壁が。
雰囲気は…どこかウチに似てるような…?ただ明らかに違う。妖精さんが手入れしてるから分かる。明らかにこっちの方がボロボロに近い。
「……。ここで踵を返してみるか?」
〘!?〙
普通なら、何十分も彷徨った挙句にこの意味ありげな扉。開けるのが筋だと思うのは明白。
「でもなぁ……ここまでノーヒントでひたすら歩かされただけだし、急に進展的な物が出てきちゃったらなぁ…。こう、あからさますぎて逆に無視したくなるというか」
ゲームで言う、この先行ったら引き返せないパターンだろうし…こうなったら近場の扉があるかもしれないし見に行っても…
〘ちょっとまったぁぁぁ!!〙ガチャッ!!
「うおっ…?えっ……でっっっっ!??!?!?」
勢いよく開かれた扉。その瞬間一気にまわりが明るくなると、おそらくここに招いた張本人とご対面。ご対……
「え?!でっっっっっかっっ!!!」
〘どこ見て言ってんのよ!?////〙
俺の背丈が大体170センチと考えて欲しい。1.5倍…いやそれ以上……?ぐらいある。オマケにボンキュッボン。
「エッッ………………」
〘…肝が座ってると思ったけど、まさかここまでとは思わなかったわ………〙
ヲ級
吹雪ちゃんには強く出れない。
吹雪
司令官が消えて大パニック。無事響ちゃんによる説得で事なきを得る。なお、納得の仕方は独特。
響
今回のMVP。吹雪ちゃんを野放しにしたらまずいことを誰よりも理解している。(つもり)
人間さん
最近非常識属性に加えて巻き込まれ属性が付与され始めてきた。
〘〙
色々スケールがデケェ女。おっp(((殴
???
そういえば「j(常識的に)k(考えて)」って死語らしいっすね。どうも死人です。