アンバーがクレーの爆破現場を処理するのはこれであっているのだろうか、そもそもの話。エミュができているのだろうか
とてつもなく不安ですけど、良ければ読んでくだされれば...
「モンド、それは自由な風を吹かす国」
はぁ、やらかした。決め台詞があれって....今でも思い出すと頬から湯気が出てしまいそう____
さて、今僕は、あの物語、原神が始まる舞台、自由を主とする国。
_______モンド______
に来ている。ここでの有名どころといえば、モンドの秩序を守り、モンドの「自由」を守る騎士団。
騎士だと言われているが、王に仕えているわけではない、故に誰かに命じられているわけではなく、自由を守、ならばその守もある種の自由がある。故にモンドの自由を守る
高い責任を背負う彼ら彼女らは自慢できる肩書だ。
_______その騎士団の実力は言わずもがな
悪の軍事組織たるファデュイに属する私にはこのまま接触してしまうと最悪な場合、処られる可能性がある。
しかし、俺の肩書きは執行官第十二位。『演者』だ。騎士団と相対しても穏便な対応ができる用意は済ませている
自分が得意とするのは声色も、体格も変えることができる変貌のような変装。
その変装に、事前に用意したモンド用の戸籍(モンド出身のファデュイ工作員を利用した感じの解釈でok)
組み合わせれば、はい無辜たる民の出来上がり〜〜〜
『さっきから一人称が変わりすぎ』って思うだろう、もちろんこれにはどのような個性の人間にしようかのチューニング中という訳がある
さて、変装において必要なのは人間みたいな欠点という名の個性を演じることが必要。もちろん、己の個性はできるだけ表に出さないこと。
まぁ、自分の個性を利用するのもある時はあるけど
※ちな、用意した戸籍は存在しない人。まぁ、さっき説明した通り、モンドの工作員が違和感ないような立場として対処してもらった
「一発本番....はいつも通り、なら、名はどうしようかな....」
さて、早速演技に入る彼だったが、最後の仕上げとして名を考えなければいけない....
草むら、木々を分けて、風に吹かれながら、小鳥の囀り聞いて考えていると_______
<ボォン!!>
爆発_________
辺りの緑が赤く燃えて、黒ずんでゆく、その衝撃は直撃こそしなくとも、吹き飛び、地面を転げ回る結果となる
「ふぉぉぉぉおお?!!」
あまりの突然さに既に変わった特徴のない成人男性の顔があんぐりとした顔へと歪ます
その男性の横にある少女が心配そうな表情で近づく
「大丈夫おじさん....?クレーのせいだよね、ごめんね?」
「うん大じょ、お、おじ....えっ、俺はおじさんだったのか?」
さて、勢いのままに、演技に入った彼....のことよりまずは目の前にいる少女のことを紹介させていただこう
金髪と長耳を揺らす彼女の名はクレー。火花騎士という肩書きの通り、若くしての爆弾のスペシャリスト?だ。
端的に彼女のことを言って仕舞えば、その少女は無垢ゆえの無慈悲な
「いたたた...って、さっきまで冷静に己を分析していた僕が今更痛がるなんて不審だよね」
「そうなの?クレーはおじさんのこと、フシン?には思えないけど」
さて、二回目になってしまうが西風騎士団は高い責任を負う自慢できる肩書きだ。誇り高いとも言っていい
別に、特段ふくみはない、ただこの子のように騎士団らしくない行動ような人物だけではないという否定をしたかったわけではないというか、落ちかけている騎士団の評価を上げるためとかではない、本当だよ?
「はぁ、はぁ、ええっと、確かこっちから音が____」
誰かの声が聞こえた。恐らくというか確実にこの爆発音を聞いていたかつ、この爆発の対応に慣れた者だろう
草むらかき分けて、地を駆ける音。その音がだんだんと大きくなり、駆ける誰かが視界に入る。
その子は、ウサ耳のように見えたリボンを頭につけていて、弓を持っていて、飛んでいた。
なんともしなやかに飛ぶのだろう、少し見入ってしまった。まぁ突然の登場なのもあるが
さて、華麗なる着地を披露した彼女は、爆発痕とクレーを見るなり、手馴れているかのように状況の確認と、クレーの身体状況を見終わった後
「クレーちゃん、ボンボン爆弾出すのもうやめよっか、後で私と遊ぼ?」
「アンバーお姉ちゃん...うん分かった!」
ふーむ、怒るわけでもなく、反省室いきを防ぐために宥め、現場の証拠と爆発跡の処理。なんともスムーズに騎士らしくないことをする....
まぁこの隠蔽は彼女の優しさから来るものだから、別にいいか....
ちなみにアンバーという騎士の話をすると、偵察騎士、モンドの飛行チャンピオンであり、機動力を活かした偵察能力は高く、弓使い。
ウサギ伯爵という、デコイ型の爆弾を扱う....爆弾を扱う....
もう一度行っておくが、西風騎士団は誇り高く、自慢できる肩書きでもあるのだ。名誉回復のために言っているわけではないぞ、本当だぞ?
「あとは目撃者がいないかどうか....ん?」
「うーん、目撃者か、僕以外にはいないようだけど...」
加担。爆弾を使うものとそれの処理にあたる騎士との共犯となるが、まぁ親密度が少しでも上がるならそれに越したことはない。消されたくないし
「あなた誰?どうしていつからそこにいたの?」
ふぅ!これには思わず声を漏らしちまうほどにびっくりだ!この娘、偵察騎士のくせして最初からここにいる僕の存在にきづかないなんてなぁ!!
ごめん、ふざけすぎたな
....陰が薄いんだろうなこの役は、不憫な登場人物くんがんば。とはいえ、この不憫な役に合う名前は決まった。意味は違えど、可哀想なこの役にぴったりの名がな
「は、はい、僕の名前はプルチ・ネッラです。最初からここにいて、爆発の被害に遭いました!」
名の意味は騙されやすい男。いやぁ、不憫な展開が待ってそうな名前ですね!
「あ、ああ、そうなんだ.....その、一つお願いしてもいいかな?」
「はい?」
「さっきまでのこと無かったことにしてくれない?」
予測はできた展開。優しいのは結構だが、この犯罪を見逃せとはこれいかに
「え?えっと....な、なんで?」
「後でお礼するから...ね!お願い!」
「えぇ...?」
しかしまぁ、ここで頷けばある程度の友好は結べるかもしれない、少なくともお礼という機会があるなら、頷かない理由にはならない。何かしらのトラブルで疑われにくくなるかもだし
このことから、もちろん答えは....
「ええ、まぁいいですけど」
「....ありがとう!」
その返答は、彼女にとっては僕の腕を掴んでぶんぶんと振り回すくらいには嬉しい結果だったようだ
「クレーもぶんぶんする〜!」
「後で遊ぶときにやってあげるからね〜、とりあえず私と一緒にモンドに帰りましょっか」
「もちろん、プルチ・ネッラさんも一緒に!」
彼女から伸ばされた腕、もちろん断る理由もなく、騎士という頼もしい(が色々と問題起こしそう)護衛でモンド城へと送ってもらうことになった
さて、『モンド、自由の風』編にとってのプロローグはここで終わり、突発的ながらも演技をこなしたメッツィッティーノ。彼は最後まで演じられるのか
次回、『風魔が吹く前の、ちょっとした日』
お楽しみに〜〜なんつってね!