偽園さやかはオカズになりたい 作:苗木推しのサヤカー
偽園さやかは混浴したい
舞園さやかです。
苗木君?私の隣で寝ていますよ。
昨日は大変な一日でした。
まさか苗木君の動機が原作から書き換わっていたばかりか、殺人未遂まで犯してしまうとは。
これが全部、私が苗木君にパンツを見せたせいだと考えると恐ろしいですね。
苗木君は何とか落ち着いたようなので、一件落着です。
絶望した表情で謝り続ける苗木君、可愛すぎぃ♡
あ、殺されかけたことは怒っていませんよ。
私が苗木君を嫌いになるはずないので。
話は変わりますが、あの夜のうちに更衣室の方では原作通りの事件が起きて不二咲さんが殺され、学級裁判によってクロの大和田君が処刑されました。
電子生徒手帳周りが心配でしたが、どうやら原作通りの展開にうまく収まったようです。
当初の目的通り3章まで生き残ることが出来たので、そのまま“男のロマン”イベントを発生させてもいいんですが…
せっかく苗木君との仲が伸展したので、もっと攻めちゃおうと思います。
<side:苗木誠>
泣きつかれて眠ってしまった後、ボクと舞園さんはモノクマの寝起きドッキリで目を覚ました。
どうやら、ボク以外の誰かが殺人を行ったらしい。
一つのベッドで密着して寝てたことをモノクマにからかわれ、お互いに顔を赤くしながら捜査に乗り出した。
不二咲クンを殺したクロは大和田クン。あの動機が彼を追い詰めてしまった。
でも、ボクには彼を責める資格はない。ボクも彼と同じように、自分の秘密を守る為に殺人を企てたのだから。
計画性を持って実行した分、ボクのほうが彼よりタチが悪い。
ボクは奇跡的に、舞園さんに許された。だからボクは、引き摺っていかなければならないんだ。
死んだみんなの思いだけでなく、自分が犯した罪も、ずっと・・・
そんなことを考えながら、ボクは新たに開放されたエリアの調査を終えた。
大浴場で見つかったアルターエゴの見張りを霧切さんに任せ、大浴場を出た後でモノクマが現れた。
セレスさんがうまく誤魔化してくれたおかげでアルターエゴのことはばれずに済んだけど、女子達が去った後でモノクマは、覗きのチャンスだと囁いてきた。
モノクマ「こんなチャンスはそうそうありませんぞ!男のロマンってヤツですよ…!」
「…」
モノクマの言葉通りに大浴場に忍び込むか…それとも、おとなしく食堂に帰るべきか…
ボクは、もう1人の自分に問いかけるまでもなかった。
「食堂に戻ろう。女子のみんなに悪いし。」
舞園さんに許してもらった立場のボクが、そんなことしていいはずがない。
ボクは残念がる桑田クンを連れて、モノクマを放置し食堂へと戻っていった。
その後、モノクマから動機の100億円が提示され、ボクの頭からは覗きのことなんてすっかり抜け落ちてゆくと思っていた・・・
舞園「苗木君!一緒にプールで遊びませんか?」
次の日、朝食を終えたボクに舞園さんが声をかけてきた。どうやら朝日奈さんと大神さんは別の場所で過ごす予定らしく、プールが空いているそうだ。
「舞園さん、ボクでいいの?」
舞園「はい!苗木君と一緒に過ごしたいんです。…駄目ですか?」
異性との2人きりでプールで遊ぶのはちょっと気恥ずかしいけど、舞園さんにそんな寂しそうな表情でお願いされたボクが、断れるわけがなかった。
着替えて更衣室を出ると、スクール水着に着替えた舞園さんが目に入った。濃紺色のスクール水着に包まれた綺麗な曲線のボディから、雪のように白い脚がすらりと伸びる。舞園さん、スタイルよくてキレイだな。目が引き寄せられる一方で、目のやり場に困ってしまう。…こんなことばかり考えて、さすがに失礼だよな。
舞園「今日は苗木君と2人きりですし、好きなだけ見ても良いんですよ?」
「え!?聞こえた!?」
舞園「エスパーですから。…冗談です。ただの勘です。」
また心を読まれてしまった。
…舞園さんは、あんなことがあった後でもこうしてボクと接してくれるんだな。
プールで舞園さんと遊びながら、ボクは考えた。
舞園さんと過ごす時間は、本当に楽しい。この関係を続けてもらえるなら、続いて欲しい。
でも、ボクがやったことはもう取り消すことが出来ない。
ボクはこの先、舞園さんとどう向き合っていけばいいんだろう。
そんなことを考えていると、背中に柔らかいものが二つ押し付けられた。
「ま、舞園さん!?」
ボクの背中に抱きついたまま、舞園さんが口を開く。
舞園「苗木君、私、言ったじゃないですか。私だけは何があっても、ずっと苗木君の味方でいるって。」
舞園さんには、ボクの考えていることはお見通しらしい。
舞園さんがボクの肩をつかみ、正面で向き合った。
舞園「今は私達、二人っきりですよ。」
そういって、舞園さんはボクを正面から抱きしめる。舞園さんの体の感触に戸惑いつつ、ボクも舞園さんの背中に手を回した。水の音だけが響く空間で、舞園さんの体温がすごく温かかった。
舞園「苗木君!この後一緒にお風呂に入りませんか?」
プールから上がった舞園さんに、そんなことを言われて時が止まった。
「え、舞園さん?その、一緒にって…」
舞園「…混浴、って意味です。駄目ですか?」
「い、いやその、それはさすがに…」
舞園「…私、苗木君に分かってほしいんです。私は、苗木君を信じているって。私は、苗木君のためなら何でも出来るんだって。それを、分かってほしいんです。」
舞園さんの表情は、真剣そのものだった。
舞園「苗木君。……お願いします。」
舞園「うふふ、こうして一緒にお風呂に入れるとは思いませんでした。ね?苗木君。」
「そ、そうだね…」
舞園さんはなんでもないように話しかけてくるが、こっちはそれどころじゃない。昨日モノクマの覗きの誘惑を振り払ったと思ったら、翌日女の子と一緒に入っちゃうってどういうことだよ!?
そんなことを考えていると、いつのまにか背中側に舞園さんが近づいてきていた。
舞園「苗木君。実は私、1回目の動機が提示されたとき、卒業を考えたことがあるんです。」
「え…?」
卒業。この状況ではつまり、殺人ってことだ。舞園さんが?
舞園「動機ビデオを見て、私は『絶対に卒業しなきゃいけない』って思いに囚われました。…苗木君に罪を擦り付ける方法も考え付いていたんです。幻滅しました?」
「…」
舞園「私が生き残ることが出来たのは、あの時私を追いかけてきた苗木君が、自分も不安な状況で必死に励まそうとしてくれたから。私も、あのときの苗木君みたいに、元気づけられたらって思ったんですが。…やっぱり、こんな私じゃ、駄目ですかね。」
「そんなことない!」
ボクは思わず舞園さんのほうを振り向いた。
「舞園さんと友達になれて、ボクは本当に嬉しかった。ボクの本性を知っても味方でいるって言ってくれて、胸がいっぱいになった!キミじゃ駄目なんてこと、あるわけないよ!」
舞園「…よかった。私達、やっと向き合うことが出来そうですね。」
そう言って、舞園さんはにっこりと微笑んだ。それに温かい気持ちが芽生えたのも束の間、今ボクは裸で異性のクラスメイトと向き合っていることに気付いた。
湯船越しに見える肌色、膨らんだ二つの丸みの先にある、ピンク色の突起。みるみるうちに顔が赤くなっていくのを感じて目を背ける。
舞園「苗木君。心配しないでください。今あなたが思っていること、怒ったりしません。…だから、苗木君の口から、言ってみてくれませんか?」
「うぅ…。……その、舞園さん。……綺麗、だよ。」
舞園「ふふ、ありがとうございます。苗木君も、かわいいですよ♡」
「…むぅ。」
そんなやりとりをしながら、ボクは女の子との裸の付き合いをしてしまったのだった。
お風呂から上がり、個室の前で別れようとしたとき、舞園さんが呼び止めてきた。
舞園「苗木君。お願いがあるんですが、その…。私から盗んだパンツ、返してもらってもいいですか?」
それを聞いて、頭がサッと冷える。そうだった、さすがにそれは許される訳なかった。
「ごめん舞園さん!でも、気持ち悪いだろうからこっちで処分するよ。弁償、は今は難しいけど、どうにか別の形で埋め合わせを…」
舞園「あ、いえ!そうじゃないんです。何日も前のものでは、申し訳ないと思いまして。臭いも薄れてしまっているでしょうし。」
「え?」
舞園「盗んだ分の下着は、都合のいいときに返してください。また次に穿いた後、お渡ししますから。」
「え。え。」
そういうと彼女は、スカートの中に手を突っ込んでパンツを下ろし始めた。突然のことにフリーズするボクをよそに、脱ぎ終わったパンツをボクに手渡す。
舞園「今日一日穿いていたパンツです。…今日のことを思い出して、
いっぱいシコシコ、してくださいね♡」
そんなことを耳元で囁かれて顔を真っ赤にするボクを置いて、舞園さんは個室に入ってしまった。しばし呆然としていたが、誰かに見られてはまずいと慌てて部屋に入ったボクがナニをしたかは、言うまでもない。
『舞園さやかのパンツを手に入れた!』