偽園さやかはオカズになりたい 作:苗木推しのサヤカー
偽園さやかは失禁したい
舞園さやかです。
前回はセレスさんに触発されて、いつも以上にはりきり過ぎてしまった気がします。
これでセレスさんと一緒に苗木君をからかうのも最後……
と、思っていたのですが。またもや予想外の展開になりました。
第3の殺人事件では石丸君と桑田君が殺害され、クロとして江ノ島さんが処刑されたんです。
まさかあの動機で、セレスさんが動かないとは…
いえ、事件が起きるのが割と早かった気がするので、セレスさんが殺人の準備をしている間に江ノ島(戦刃)さんに先を越されてしまった、と考えるのが妥当でしょうか。
裁判中のモノクマの言動から、どうやら本物の江ノ島盾子は一刻も早く戦刃むくろを始末したかったように思えます。
江ノ島盾子が事件を起こすように急かしたのかもしれませんね。
気づけば私も第4章まで生き残っているわけですが、そろそろアイデアが底を尽きそうです。
ここから先に開放されるエリアで、私にとって特に目ぼしい場所がないんですよね。
かといって、苗木君にオカズを提供しない訳にはいかないので、何とか捻り出しましょう。
4章では大神さんが内通者であるとモノクマからバラされ、ギスギスした雰囲気になっていきます。原作では葉隠君がある程度緩和しようとしていましたが、今回は代わりに私が生き残ってますからね…
いや、待ってください。大神さん関連の出来事、そして4章での葉隠君の行動…
……
<side:苗木誠>
3回目の学級裁判が終わった。今までの裁判と違って進行に違和感を覚えたけれど、その疑問はあの光景にかき消されてしまった。
体育館でモノクマと戦う大神さん。いったいどういうことなのか。
大神さん本人に確認をとる前に、モノクマによって最悪の形で彼女の正体は明かされてしまった。
そこからはみるみるうちに、みんなの雰囲気は最悪のムードになっていった。そしてある日、朝日奈さんがジェノサイダー翔によって怪我を負わされてしまう。
ボクは舞園さんと一緒に朝日奈さんを保健室に連れて行った。途中で鉢合わせたセレスさんも、食堂で起きたことを知る為に保健室についてきた。
朝日奈さんの応急処置を済ませ、腐川さんとの口論について話を聞いた。朝日奈さんの目から涙がこぼれそうになったところで、保健室のドアが壊れんばかりの勢いで開いて大神さんが入ってきた。
大神「…朝日奈?」
朝日奈「さくらちゃん?」
大神「その傷は…どうした?」
朝日奈「あ…!う、ううん…!別に大した事ないから…!」
朝日奈さんは誤魔化そうとするが、大神さんは、僕達に向かって質問してきた。
大神「苗木、舞園、セレスよ…これはどういうことだッ!?」
セレス「どうやら、あの殺人鬼と口論になってしまったようですわ。」
大神「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぅ…ッ!!
お…のれ……朝日奈が傷付けられようとは…我ではなく…朝日奈が傷付けられようとは…なんて…事だ…」
「ちょ、セレスさん!何で言うの!」
セレス「遅かれ早かれ、じきに分かることですわ。」
大神「なんて事だぁぁああああああッ!!!!」
朝日奈「わ、私なら平気だから…!ただのかすり傷だしさ…!」
大神「ぐぬぬぬぬぬぬぅ…ッ!!」
舞園「お、大神さん、落ち着いて…」
朝日奈さんと一緒に、大神さんをなだめようと舞園さんが近づいた。だが、
大神「ゆる…せん……」
大神「許せんぞぉぉおおッ!!!!」
舞園さんは
舞園「ひぃッ!」
ビクッと肩を震わせた後、舞園さんはその場にぺたんと内股で座り込んでしまった。
舞園「ぁ…あ…あわゎ・・・」
そして呆然とする舞園のスカートの下から、ゆっくりと水たまりが広がっていった。
大神「…あ……」
セレス「あら、これは…」
朝日奈「ま、舞園ちゃん!?」
その光景を見て大神さんは我に返り、朝日奈さんが舞園さんに駆け寄った。
朝日奈「舞園ちゃん、大丈夫!?」
舞園「ご、ごめんなさい。少し、驚いて、しまって…」
すっかり腰が抜けている舞園さんのもとに、大神さんが寄ってきて頭を下げた。
大神「…すまない、舞園。少し、頭に血が上っていた様だ……」
舞園「大神さん…」
大神「だがなぜだ。皆が憎いのは我のはずだ…狙うなら…なぜ我を狙わん!なぜだ!」
拳をぐっと握り締めながら、大神さんが溢れる感情を抑えられずにいると、
霧切「…どうしたの?」
騒ぎを聞きつけた霧切さんが保健室に入ってきた。大神さんのことを黙っていた件で避けられているので、少し気まずい。
その後大神さんは『けじめをつける』と言い、舞園さんをボク達に任せて保健室を後にした。後を追うようにして朝日奈さんも飛び出していき、
霧切「…とりあえず、するべきことをしてから話をしましょうか。」
保健室に残ったボクと霧切さんで、舞園さんの粗相の後始末をした。セレスさんはいつの間にかいなくなってた。
舞園さんの後片付けをするついでにいろいろ話し、ボクと霧切さんは仲直りすることが出来た。これで何とか少し前進できそうかな、と思っていると、
舞園「ごめんなさい苗木君、霧切さん。恥ずかしいところを見せてしまって。後片付けまでさせてしまって…」
顔を赤くした舞園さんが謝ってきた。
霧切「別に。気にしなくていいわ。」
「うん。心配しないで、舞園さん。」
そう声をかけながら、つい先ほどの光景を思い浮かべてしまった。舞園さんのパンツが、おしっこでびしょびしょに…
「いてっ」
霧切「…苗木君のクセに生意気ね。」
霧切さんにスネを蹴られた。ゆっくり思い返すのは個室に帰ってからのほうが良さそうだ。