「あづい〜」
「マフラー取れよ........」
俺たちは今カヅキの怪我が治ったのでアビドスに来ている。季節は夏真っ只中、クッソ暑いぜ〜!
ちなみにアルとバードはお留守番だ!
「そういえばさ........」
「どした?」
「お前やっとくって言ってたけどホシノとユメ先輩に生きてる報告した?」
「..........あっ............」
「お前まさか連絡してない?」
「....スーッ........ごめんちゃい♪」
「なにしてんのお前?」
連絡するの忘れてたぜ!やっちまったなー!俺はまだしもカヅキの生存報告忘れたのはやばい!!!ホシノのメンタルが死ぬ!
「どうしよ」
「どうしよじゃねえよマジなにやってんだお前ぇ!!」
「まぁまあ、ドッキリってことでなんとかなるっしょ!(現実逃避)いやーでもカヅキの生存報告できてないのはやばいわ、俺だけならまだしも」
「お前まじ.....!....あ゛ぁ゛!!」
「ごめんて」
いやぁ〜....マジでやっちった!
──────────
「インターホン出るかな......」
「修理とかはしたけど......どうかな、しばらく整備してないし」
あれから数十分、アビドスについた。幽霊と勘違いされないか心配である。
「んじゃ押すぞ」ピンポーン
『...................』
「ありゃ?でねーな、もう一度」ピーンポーン
『.................................』
「.......でねーな、ならばピンポン連打だ!」ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピーンポーン!
『................誰ですか.........?』
「おっ出た出た、どうもー!雷レイトと風川カヅキでーす!!」
「久しぶりホシノ」
『ッ!?』ドンガラガッシャーン!
「すごい音したな.........」
少しイライラした声でホシノが出た次の瞬間、俺たちが挨拶するとすごい何か落としまくった音が聞こえる。
バタン!
「カヅキ!レイト!?」
「おっ、おひさ!ホシノ!」
「久しぶり〜、ホシノ」
「っ...!カヅキ!」ダッ
「うおっ」
ホシノがドアから出てきた瞬間、カヅキに抱きつき泣き始める。
「ごめんな、生きてること言い忘れて」
「ゆ゛、ゆ゛る゛し゛ま゛せ゛ん゛!ほんとに.....!ほんとに死んだと思ったんですから......!」
「いいねぇ、青春だねぇ.....」
いや〜やっぱカヅホシ尊いぜ.....!
──────────
「そういやユメ先輩は?」
「ユメ先輩はずっと教室にこもって塞ぎ込んでるんです。」
「マジか」
ホシノが泣き止んだあと、ユメ先輩がどうなったか聞いてみたが、どうやら俺たちが死んだと聞いて塞ぎ込んじゃってるらしい。
「じゃあカヅキとホシノはそこでイチャイチャしててくれ、俺ユメ先輩にあってくる。」
「イチャイチャって...!揶揄わないでください!」
「そうだぞ、ホシノにしつグフォッ!?なんで殴んだホシノ!?」
「クソボケ」
「理不尽!?」
──────────
「ここにいるのか.....」
俺は今ユメ先輩がいるという教室の前にいる。さて、どうやって出てきてもらおうか.......とりあえず声かけよう
「ゆーめせーんぱい?あーけーて?」
「...............」
反応がない........もう一度声をかけよう
「ユメセンパーイ!レイトですよー!」
「.........レイト君.........?」
「そうですよー!レイトでーす!入れてくれませんか?」
「そんなわけない.......レイトくんは死んじゃったんだよ、私のせいで」
.......何を言ってるんだこの人は?俺が死にかけたのはユメ先輩のせいじゃない、大切な人が危ないんだったら命をかけるのは当たり前だ。
もう埒があかない無理矢理入っちゃおう!
「もう無理やりはいっちゃいますからね!行きますよー!せーの!」ドカッ
ドアを蹴破り無理やり教室に入る。
「久しぶりっすね!ユメ先輩!」
「レイト君........?ほんとに.........?幻覚じゃ.........」
「ちがいますよ!本物のレイト君です!」
幻覚と勘違いしないでほしい、ちゃんと俺は生きてる!
「う、あ、うわあああああああん!」
「おっと、大丈夫ですかユメ先輩。」
「い゛ぎでてよ゛がっだよ゛ぉぉぉぉぉ!」
ユメ先輩に抱きつかれ号泣される。
「大丈夫ですよ。俺が死にかけたのはあなたのせいじゃないです。大切な人が危ない状況なら命をかけて守るのは当然です。だからあなたのせいだなんて自分を責めないでください。それに俺はこの通り生きてるんです!悲しまないでください!」
「ヒグッエグッ生きててよかった......!」
──────── ──
「スー......スー......」
「ふふっ......寝ちゃった.....」
あれから数十分、ユメ先輩は泣き疲れて寝てしまったみたいだ。今俺は寝てしまったユメ先輩を膝枕で寝かしている。
「レイトー、ユメ先輩どうだ?」
「寝ちまった、起こさないように声のボリューム抑えろよ?」
「ぐっすりですね......」
ホシノとカヅキが様子を見にきた。
「これから俺たち少し出かけるけどお前はどうするレイト?」
「俺はユメ先輩起きるまで待ってるよ。」
「じゃあ私たちで行ってきますね」
そう言い2人は部屋から出ていく。少しはあの二人が進展するといいな。
────────
「んぅ......レイトくん!」
「あっ、起きましたかユメ先輩」
あのまましばらく膝枕をしていると、ユメ先輩が目を覚ました。俺が生きていることを夢だと思ったのだろうか。ちゃんとここにいるから安心してほしい。
「よかったぁ〜…夢を見てたのかと思っちゃった!」
「ちゃんと生きてるから安心してください」
やっぱり勘違いしてたみたいだ。
「そうだ、はいこれ、ラムネです。夏だからいいかなって」
「いいの!?ありがとう!」
俺はユメ先輩にラムネを手渡す。
「ゴクゴク……ぷはー!やっぱり美味しね!」
「よかったすね!」
飲み物を美味しそうに飲んでる先輩もまた可愛いものである。なんというか………守ってあげたい感がすごい。
「生きててよかったよ。本当に」
「俺は死ねませんよ、少なくとも今はまだ」
今のところ死ぬことはできない。まだやらなきゃいけないことが残ってる
「………その、さっきからなんでずっと抱きついてるんですか?」
「だめ?」
「いやダメってわけじゃなくて」
「じゃあいいよね、私は離すつもりないから」
なんかハイライトなくて怖い!どうやって消してんですかそれ………
「まぁ、今日はアビドスにいるつもりなので、せっかくだから俺なんか作りますよ!」
「いいの!?やった!レイトくんのご飯美味しいんだよね!毎日食べたいよ!」
「ははは!まるでプロポーズじゃないっすか!そういうの勘違いされるからやめといた方がいいっすよ!」
「……レイトくんよくカヅキくんにクソボケって言うけどレイトくんも大概だよね」
「なんで!?」
失敬な!俺はクソボケじゃない!俺に好意を向けてくれる女の子がいたら俺はとっくに彼女できてる!
このあとホシノたちも帰ってきたので流しそうめんした。楽しかったー!
次の話どうしよう…………