ここ最近暑すぎるぜ………
時はたち春、アルは受験に合格し、ゲヘナに入学することになった。
「写真とろーぜ!写真!」
「そこに入学式の看板がある、そこで撮ろウ」
「いいな、あそこは桜も降ってるしめっちゃ見栄えがいい」
「そ、そうだね!あ!カメラマンどうする?」
「師匠!ムツキもいるからムツキとも一緒に撮らせてくれないかしら?」
「いいぞ!なんならツーショットも撮ろう!」
「くふふ!レイトさんめっちゃ嬉しそうだね」
「そりゃそうだろ!教え子がついに独立するんだ!こんなに嬉しいことはない!」
いやー!立派になって!アルもだいぶ強くなったしなー、これも俺の新人教育のおかげだな!
「ほら!撮ってもらうことになったから早くならんで!」
「撮りますよー、はい!チーズ!」
──────────
「撮ってくれてありがとうございました!」
「いいってことよ!」
あのあと集合写真とアルとムツキのツーショット、俺とアルのツーショットを撮った。いい写真だね!
「さて、入学式も終わったことだし.......」
『こちら風紀委員会!今すぐ武器を置いて降伏しろぉ!』
「にぃげるんだよー!」
「師匠!?」
「そういえばあいつゲヘナで指名手配されてたナ......」
「俺たちも逃げるぞ、一応雷光のメンバーと元メンバーだしな」
捕まる前に逃げるが勝ちだ!だから逃げ道を用意してたんだよ!
「久しぶりレイト」
「空崎先輩?なんでいるの?」
なんでー?警備に行ってるはずじゃないのー?
「くっそ!風紀委員会は警備に行ってると思ってたのに!」
「レイトが来たというなら来ないはずないじゃない」
空崎先輩が銃を連射してくる。マシンガンによるその連射力は凄まじいもので、いくつか被弾してしまう。ゴム弾だから流血による怪我はないがすごく痛い。
「すまんな空崎先輩!捕まるつもりはねえんだ!」
「そんなの関係ない、無理やり捕まえるだけよ」
「チィッ!!」
全力ダッシュで逃げようとするが、空崎先輩は飛んで後ろに回り込んでくる。
「ッ!ラァッ!!」
「っ!」
とりあえずショットガンで殴りそのあと蹴りを入れる。
「いい加減捕まってよ!それで私のものになって!」
「(はよ捕まって一生牢獄入ってろってことか?)そんなこと言うキャラじゃないでしょ空崎先輩は!まだ捕まるつもりはねえ!」
とにかく爆弾を種類問わず投げまくる。空崎先輩をあまり傷つけたくないしなるべく非戦闘で乗り切りたい。
「じゃあね空崎先輩!また今度会いましょう!できればこういう感じのなしで!プライベートならいくらでも会ってあげますから!」
「あっ」
逃げるために新開発した衝撃弾を使い飛んでいく。これは俺の体重が軽いため可能な荒技だが逃げるには結構有用なのだ。
──────────
「危なかったー..........」
「だいじうぶカ?」
吹っ飛んだあとたまたまいたバードにキャッチしてもらった。あのまま落ちてたら怪我してたからな。助かった〜
「お前軽すぎじゃ無いカ?」
「うるせーやい」
俺の体重はだいたい50キロくらい、そこまで軽く無いと思うんだが......
「いや軽いヨ、もっと太レ」
「えー、俺あんま食べれないんだけど」
「そのままだといつか倒れるゾ」
そうかなー、ていうか食ってもあんま体重増えねえんだよなー、アリウスの生活であんま食べれなくても動けるようになってるし、それに骨浮いてきたりとかはしてないしまだ大丈夫だろ。
「まあいいや、とりあえず帰ったら送別会だ送別会、アルがめでたく独立するんだからな、ムツキにもアルをよろしくって言っとかないと」
「そろそろ着くゾ」
「おーまじ?意外と早いな。んじゃそろそろ下ろしてくれ」
バードにずっと担がれてるのでそろそろ下ろしてもらう。流石に担がれて登場は恥ずい。
「んしょっ……うし、じゃあ行くか」
「他のみんなは先についてると思うゾ」
「じゃあ尚更早く行かねえと………」
ーーーーーーーーーー
「アルの独立を祝ってー!かんぱーい!」
「「「「「かんぱーい!」」」」」
さあ楽しい送別会の始まりだ!ここでアルは卒業となるが弟子がようやく一人前になるんだ!盛大に祝うぜ〜!
「ムツキ、アルがすげえ迷惑かけると思うがよろしく頼むよ。お金のことについては教育したけど絶対やらかすからこいつ」
「師匠!?」
「わかってるよ。アルちゃんのドジっ子具合見てれば流石に」
「ムツキまで!?」
正直言うとこいつはやらかす。もしかしたらカップラーメンひとつを社員で共有するとかいう悲惨なことになりかねん。
「まあいいや、今日はアルを愛でる会なんだ!みんな全力で楽しめ!」
「「「「「おー!」」」」」
「なんだかちょっと恥ずかしいわね……………」
「なーに恥ずかしがってんだ!お前とムツキが主役なんだ!楽しめ!」
そう、これは送別会でもあるがメインは入学祝いの会なんだ。こいつらが楽しんでくれないと困る。
「とりあえずのめのめ!一応お酒はないから安心しろ!これはあくまでノンアルの酔った気分になれるジュースだ!」
「ちょっ師匠!」
そう言い俺はあるにジュースを飲ませる。
「………!美味しいわ!」
「ほんとか?結構人を選ぶ味だと思ったんだが………」
どうやら気に入ったらしい。確かに美味しいが結構クセのある味だからな。ムツキとカヅキは飲めなかったし、まあ気に入ったらないいや!
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「ししょぉ〜」
「どうしたあるぅ〜」
「なでて〜」
「いいぞぉ、わしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ」
「ん〜」
「どうするこいつら」
「まあ幸せそうだしいいんじゃないカ」
「ずるい……私も撫でて欲しい……」
「くふふっ…やっぱアルちゃんレイトさんのこと好きだよね」
こんな感じで夜まで騒ぎ続けた。翌日レイトは切腹しようとした。
原作開始前は大抵やりたかったことやったんであと数話で終わります