FSS─翡翠の雷光─ 作:アマテラス、アンタちょっとガメツイよ!
イーリス達がジュノーンを改修の為の話し合いをしているより少し前の時刻、彼女たちが1時滞在していたバランカ領アトキの野戦陣地。
そこは度重なる侵攻により、辛うじて残っていたモーターヘッド・キラウラで何とか敵の侵攻を抑えていた。
しかし、戦場で擱座していたリガリエッテ公国のモーターヘッド・ローカストを同国第1王女であり、次期女王イーリスの名のもとに接収。
戦場に放棄されていた同騎を共食い整備で修復し、コーラス軍へ貸与に加え破損、故障により行動不能となっていたキラウラを短時間で修復し戦線復帰させ定数を回復させてみせた。
少し前までは日々悪くなる戦況や昨日までいた戦友が明日にはいなくなってるといのが当たり前という状況で最悪な空気だった野戦陣地が今は兵たちの顔色が向上している。
「あのお姫様には感謝してもしきれねぇよな」
「だな。最初はあんなちっちゃな女の子に何ができるんだ? って思ったが、あっちゅう間に騎体を修理しちまうんだもん」
「オマケに乗騎っていう翠のモーターヘッドも凄かったよな」
「んだ。全身ビッカビカに光らせて眩しかったけど、あっちゅーまに敵を薙ぎ倒すんだもん半端ねー」
「お供のサイレンも凄かったよなー」
「俺初めてサイレン見たけど特に凄かったのは真っ黒なサイレンだ! マグロウを挟んでぶん殴るって豪快だよなー!」
「俺、この戦争終わったらアタックしてみようかな……」
「ロリコンかよテメー」
兵たちのホットな話題は当然、敗走していたところに颯爽と戦場へ駆け下りコーラスへ助力したイーリスたちのことだ。
雷の化身も見間違うフルゴールの姿、それに付き従うサイレンたち。
中隊規模で敵の大群を蹴散らし、煮え湯を飲まされ続けていたところを逆に潰走せしめた痛快さ。
これで気分を上げるなというのが無理な話だ。そんな彼らの間を縫うようにして本国より可決されたこと追加の人員の1人が各部隊の責任者が集まるテントへ足を踏み入れる。
天幕をくぐり、敬礼とともに声を張り上げた。
「失礼いたします、大隊長はここでしょうか?」
すると、戦車大隊の大隊長が喜色を露わにして立ち上がりその兵を歓迎した。
新入りの兵士ことクライム・ルサ軍曹は自分の兵科である戦車隊に案内されて早々、新しく搬入されたエア・バレルの調整を頼まれる。
「そういえば准尉」
「おん、どしたー軍曹?」
「はい、ここに来る前になんでも敵国のはずのリガリエッテのお姫様がコーラスの援軍として暫く前に星団ニュースで発表されたモーターヘッドとファティマを連れてやってきたって聞いたんですが……どちらにおらっしゃるので?」
「あー、そりゃ気になるよなー。中隊規模で敵の大群を蹴散らしたモーターヘッド達の旗騎ともなりゃ。けど残念、お姫様たちは今は本国に行ってるんだわ。入れ違いだな」
「そうなのですか……サイレンとかも見てみたかったのに」
「がはは! 待ってりゃひと目見れるかもしれねーぞ新人? 俺も遠目から見たけどめちゃくちゃド派手だったからなあの翠のモーターヘッドは!
全身から雷をバリバリーって出してて眩しいのなんの! んでもって敵のモーターヘッドを蹴散らす様はまさに雷神ってもんよ。
時間あったら間近で撮った写真見せてやろうか?」
「はいっ! ぜひお願いします!」
「おうよ。んじゃ、まずは仕事を終わらせてからな!」
「ですね。それにしても新車とはいえ少々お粗末な造りですね……」
「やっぱりそう思うか? 段々と細かいところの手を抜かれてんだよ。
オイル漏れも多けりゃ、メカノイズの凄いんだ。……モーターヘッドも少し前までは共食い整備でなんとか定数を持たせてたからなぁ」
「仕方ありませんよこんだけ戦争が長引いちゃえば」
軍曹は車内の計器を弄り、調整をしながら答えればそれに准尉は肩をすくめた。
彼の言うとおり、此度の戦争の長引きようはコーラスにとって予想外もいいところだった。
開戦当初の緒戦でコーラスの最大戦力であるトリオ騎士団の大半は戦死したのに加え、ハグーダ側の小国とは思えない物量によって多数の軍をすり潰されたことでコーラスの擁する兵力は大打撃を受けている。
大国とはいえ損耗は無視できず、いざと言う時の備蓄や予備兵力も払底しており本国の兵器工場をフル稼働させてはいるが損耗に対して補充が追い付かず、最前線の定数を揃えるためにはどうしても細かい部分は妥協せざるを得ない。
そしてその弊害は前線の兵たちが被ることになるのは皮肉なものだろう。
「そういえば、さっきの方はリスト大尉ですよね? マグロウをコイツで仕留めたって」
「そうさ。俺らエア・バレル隊の誇りだよ」
そんな中でも偶然とはいえ、万に1つ……億の1つであれば通常兵器でモーターヘッドを倒せる場合がある。
確かにモーターヘッドは最強の兵器だ。しかし、使用されている武装などは基本的な星団で運用されている兵器とほぼ同じだ。
故に当たりさえすればダメージを与え、構造のウィークポイント部分を破壊出来れば撃破することも可能。
といっても、殆どはそんなことは起きなしない。当たることでさえ奇跡と呼べるのだから当然でもあるが。
「まぁ、結局はモーターヘッドにゃモーターヘッドをぶつけるしかねぇ訳だ」
「仕方ないとはいえ戦場の主役はやっぱりモーターヘッドで自分たちは脇役ってことですね」
軍曹は肩をすくめ、その言葉に准尉は苦笑いしか出来ない。そんな折、けたたましく空気を劈く警戒音が響き渡る。
『第1戦闘態勢! 先方で偵察部隊が敵モーターヘッドと交戦を確認!!
総員エア・バレルへ搭乗せよ!』
遠くから響き渡る爆音と放送の内容を聞き、即座に蜂の巣を突ついたように兵たちが持ち場へと駆け出した。
軍曹と准尉も即座に自分たちが調整していたエア・バレルへ乗り込む。
『敵の機動部隊も移動中! 各車迎撃態勢へ入れ!!』
「すまんな軍曹、着任早々忙しくてな!」
「それにしても連中は血迷ったのですかね? ここってバランカ軍の最大集結地ですよ?」
「わからん。なにか秘策があるのか……ッ、待て! 前方注意!」
そんな折、彼らの前方の空間が揺らめいだ。准尉はその顔色を青く染めあげる。
「全戦車に告ぐ! 全力で後退しろ!! 奴らが来る!!」
戦場の全権代理人、電気騎士、迫撃神。
「モーターヘッドだ!!!」
空気を震わせる不可思議な音とと残像のようなシルエットが明瞭となって形作る。
瞬間、世界を引き裂いて人造の神が降り立った。
それらは戦場において毒々しいほどの極彩色をした装甲をもち、まるで昆虫の眼状紋めいたマーキングを施した7騎のモーターヘッド。
彼らは降り立った瞬間に目に付いたエア・バレルを踏みつぶし、引き裂き、足元を駆け回る兵たちを踏み潰す。
陣地のど真ん中に現れたモーターヘッドにバランカの兵たちはろくな抵抗すら許されず、短い時間でほとんどが殲滅された。
「……は? ぜん、めつ…………?」
そして聞かされる報告にワタクシは耳を疑います。
「……はい、報告によれば正体不明のモーターヘッド部隊によりアトキ方面軍は全滅。
辛うじて生き残った兵士からによると不意打ちにより、ろくな抵抗も許されず徹底的に潰されたとの事です」
「……そう」
ワタクシ達がヤースへ向かったそのすぐ後、入れ違うようにしてアトキで滞在していた野戦陣地をハグーダ側のモーターヘッド部隊によって殲滅されたのです。
どうやって本陣の位置を把握したかは分かりませんが、コーラス側の野戦陣地ど真ん中をテレポートにより強襲。
見事に奇襲がぶっ刺さったコーラス側はいくらモーターヘッドが増強されたとはいえ、騎士が乗れなければ意味がありません。
偵察任務に出ていたモーターヘッド部隊が何とか救援に駆けつけ、数少ない生き残りを保護できただけでも御の字と言うべきでしょうか……
こんなことになるのならワタクシが残っていた方が……
「いえ、たらればの可能性なんて考えるだけ無駄ですわ。今はできることをしないとね」
短い間とはいえ関係の持った方々が亡くなるのは悲しくはあります。ですが、戦争というのはそういうもの。心苦しいですが、割り切るしかありません。
この戦争をコーラスの勝利に導くのが彼らに贈れる弔いなのですから。
「姫様、それ以外にもご報告が」
「……聞きましょうか」
「はっ、リガリエッテ国家騎士団からの密偵が書簡と共に姫様にお目通りをと」
「ッ! それは本当?」
「はい」
クロエが頷くと、ワタクシの前から体をズラしその後ろに控えていた男性が見えました。
少々草臥れた出で立ちの男性はワタクシの前に立つと恭しく膝を折り、頭を垂れます。
「お初にお目にかかりますイーリスフィア殿下、私はリガリエッテ公国国家騎士団、蝙蝠隊所属の『ガルス・メヘリット』と申します」
「そう、顔を上げてガルス」
「…………はっ」
ワタクシの言葉にガルスは顔を上げればその肩に手を置いて労いの言葉をかけました。
「ご苦労様でした。貴方達には迷惑をかけました。……不甲斐ない王女で申し訳ありません」
深く頭を下げ、謝罪すればガルスは泡を食ったように喋ります。
「い、いえっ! 滅相もありません殿下!! どうか顔をお上げください!」
「そうはいきません。ワタクシの脇が甘かったからこのような事態になったのです。
貴方たちのような何も知らない民草が必要のない戦いに身を投じることななったことへワタクシは何一つ詫びることができてないのだから」
クーデターも国を乗っ取られたのも全てはワタクシの不覚の致すこと。そのツケを支払うのがワタクシだけならばいいでしょう。
ですが、それに巻き込まれて民草が被害を受けるなどあってはいけないのです。
「……殿下、私は殿下が幼い身で公国を変えようと奮闘していたことをよく知っております。
貴族たちの横槍でどれだけ苦労していたかも……そんな貴方様を責められる者など誰が居るでしょうか」
「……」
「私だけの言葉だけでは信じることができないでしょう。ですが、公国の者たちは皆殿下の事を信じております。
我らが望むのはただ一つ、貴方様が再びリガリエッテに帰ってくることです」
その言葉と共にワタクシは顔を上げました。ワタクシの目に見えた彼の顔はどこまでもワタクシを信じる光が宿り、これっぽっちもワタクシを疑うという思いが混じっていません。
……ワタクシは果報者ですわね。こうも人に恵まれるのだから。
「わかりました。ええ、必ずワタクシは祖国へ帰りましょう。そして、叛徒共から玉座を取り返しワタクシこそが真の女王であることを証明して見せます」
「はい、どうか王にお成りくださいイーリスフィア様」
「さて、んじゃここからは本題に移りましょうか。聞かせてもらってもいい?」
「はい、殿下。その、大変申し上げにくいのですが……実は、我らが祖国に何故かもう一人殿下がおらっしゃるのです」
「……でじまー?」
「大マジであります。写真をみますか?」
「見るわよ」
ガルスは懐から1枚の写真を撮り出すと、それを机の上に置きました。それをワタクシ、レイラ、ポラリス、クロエが覗きこみます。
そこには王族として公務を行う時のドレスを着込み、凛々しいお顔をしたワタクシが写っていましたわ。
「わー、すっごいそっくりですぅ〜……」
「画像照合チュー……99.8パーセント照合。オ袋ッテバ忍者ダッタノカ?」
「影武者……? いえ、ですがこれほどのものは……」
「うーむ、写真だけじゃ判断つかないわねぇ……。あとワタクシは影分身使えないってばよですわ」
この世界にも忍者はいますけど、NA〇UTOみたいなNINJAはいねえーですわ。
ワタクシが行う分身も身体能力でゴリ押しした残像ですし。お母様のようなダイバーなら実体のあるマジモンの分身が可能ですが、残念なことにワタクシはダイバーパワーはありません。
「はい、そのため先の戦闘で殿下が現れた時は国家騎士団一同は驚きを隠せませんでした。
戦闘後には隊長のひとりが本国に問い合わせをしましたが、貴方様は偽物だ取り合うなとだけ言われ殆ど取り合っても貰えず……」
「でしょうね。自分らの思いどおりにするために影武者を立てたんだから認めるわけにも行かないでしょうし。
でも、どうして偽物だってわかったのかしら?」
「殿下は良く政務と関係なく視察をなさっていらっしゃってましたからね。それがある日を境にパタリとなくなったので多くの者が訝しみ、そしてほとんど関わりの無かったハグーダとの軍事同盟とコーラスへと突如として宣戦布告……聡明である殿下ならば絶対しないようなことをしたため、疑惑が膨れ上がったのです。
今いる殿下は本物なのか? と」
「随分とまぁ信頼されてますわねぇ」
「んふー、マスターはとってもすごい人ですから」
「はいはい、ありがとうねレイラ」
「えへー」
胸を即座張るレイラの頭を撫でつつ、ワタクシは思案します。おバカさんたちにクーはされましたが、こうしてガルスのように今も忠義を向けてくれる家臣が多くいることは幸運と呼べますわ。
「……よし、ガルス。手紙をしたためるからあなたの上官に渡してくださる?」
「はっ、命に変えてでも必ず」
「命あっての物種よ。無理はしないでね」
そういいつつ、ワタクシは早速机に向かって万年筆を握ると紙面へその先端を滑らせ始めます。
それから程なくしてガルスに手紙を預け、深々と頭を下げて部屋を退出するのを見送ればおもむろにクロエが口を開きました。
「姫様……」
「なに、クロエ?」
「…………実は貴方様に言ってないことがあります」
「そ。まぁ、でしょうね」
「察してたのですね」
「さっきの話の中で明らかに貴方変だったもの。気づくなってのが無理あるわ。
クーデター手引きした黒幕、知ってるでしょ?」
「……はい。恐らく祖国が関わっています」
「はぁぁぁぁ…………マジかー。因縁ってのはどこまでも着いてくるのねー」
「お母様、お母様、因縁って何があるのですか?」
「気ニナルゼ」
「あー、そういえばレイラはその時生まれてなかったわよね。ポラリスも言わずもがなだし」
「はい。なので教えてくださいな」
「ソーダソーダ」
「んー、まあ教えるのは構いませんかね」
簡潔にまとめるならこんな感じかしら?
マイトとして師匠の元へ留学し、ついでにモーターヘッドのことを学ぶため、フィルモア帝国の専属モーターヘッドマイトの『ルーテン・バルミドラン・シャープス』様に会いに首都へ赴く。
城の中で偶然であった皇帝の孫をぶん殴ってなんやかんやあってモーターヘッドでの決闘をすることになって、城の地下にスクラップ状態だったクルマルス・バイロンを他の方々の手を借りて修復。
慧茄おばあちゃまのパートナー・ファティマ『チャンダナ』様と共に搭乗し、王子をボコボコにしましたわ。
「こんなところかしら?」
ティーカップを傾け、喉を潤しつつワタクシの語りを聞いたレイラ達を見ます。
「ちょっと待ってください」
「あらどーしたの?」
「なんで王子を殴ってるんですか!? 国際問題にならなかったんですか!!?」
レイラが叫びました。大声やめてくれる?
「いやー、どうしてかなんのお咎めもなかったのよね〜。それどころかバイロンといくつかのお土産を貰いましたわ〜」
「あの時は驚きを隠せませんでしたね……」
遠い目でいつの日かの出来事を思い出し、しみじみと呟くクロエ。まぁ、なんだかんだで歴史的にも貴重なモーターヘッドを貰えたんだしモーマンタイよ!!
お土産のお陰でフルゴールを完成できたようなものなんだし!
「でも、そっかーハグーダのクソババアを唆した存在がいたことは知ってましたけど……フィルモアねぇ……ふーん」
へー、なるほどなるほどー……
「………………舐めやがってブチ殺してやる」
絶対この落とし前付けさせてやる。
ハグーダ帝国首都、王城の通路をバランカ軍を壊滅させた正体不明のモーターヘッドを駆り闇の傭兵と恐れられる『ブーレイ傭兵騎士団』の首領が歩いていた。
しかし、不意に窓辺にもたれ掛かるように佇んでいた存在が声をかける。
「ふん、哀れなものだなあの女も。大国を憎みながら、別の大国にいいように利用され
いや、操り人形であることを自覚しながらも己の国を豊かにしようとする心意気は確かに立派なものと言えるか。そうだろう? 『ラルゴ・ケンタウリ』よ」
ブーレイ傭兵騎士団とは仮の姿。その正体はフィルモア帝国近衛騎士団ノイエ・シルチス三銃士の筆頭騎士『
ラルゴは仮面と付け髭で変装した姿で唯一露出している口元を微笑ませ、朗らかに答えた。
「おや、来てらっしゃったのですかラグナル殿下」
ラルゴの言葉に簡素ながらも確かな存在感のある衣装を纏う少年騎士は鼻を鳴らす。
「皇帝陛下から言われてな。それに、奴もいるならお前たちだけでは手に余るだろうと思ったわけだ。
本来なら奴の国で迎えてやろうと思ったのだが……まぁ、代理騎士としての仕事故、いたし方なしといったところだ」
「それはなんたも頼もしい限りだ。ですが……」
「わかっている。お前のご執心のコーラスには手を出さん。だが、俺の言いたいこともわかっているな?」
ジロリと圧を込めた睨みを受けても、ラルゴは何処吹く風といったように受け流した。
「もちろんですとも。あのような小娘は殿下の好きなようになさればよい」
「分かっているならいい。では、俺は出る」
「おや、どちらに?」
「ネプチューンのウォーミングアップだ。近いうちに行う大規模侵攻に備えて準備運動をしてくる」
「了解いたしました殿下。ご武運を」
「ふん、要らぬ気遣いだ。行くぞ」
「『Yes.Master』」
マントをはためかせ、ブーツの踵を鳴らしながら年若いハイランダーは王城の廊下を歩み出せば今の今まで気配を消し傍に控えていたマントで身体全体を覆い隠していたパートナー・ファティマが後に続く。
遠くなっていくその背を見送り、ラルゴは鼻を鳴らすと逆の方へ歩むように踵を返した。
「待っていろコーラスよ。貴様の首を必ず私が討ち取ってくれる」
現存してるマシンメサイアってオージェだけですけど、エンジン自体は割と大国ならこっそり残してそうですよね。いえ、別に他意はありませんよ?