アトミックウィッチ♪ -水属性魔法の修行をしていたら、どこで間違えたのか核融合を覚えました- 作:星龜
「う…?」
気がつけば、ここは冷たいコンクリートの床—。
「う…頭が…」
と、鈍い頭痛に頭をおさえる
「てか…何で私達、裸なの?」
と、当然の疑問を口にする
「私達…学校を退学になって…」
と、記憶をたどる
「「えっ?」」
と、あることに気づく
「私達…」
「「核融合魔法のことを覚えている…!?」」
と、お互いの顔を見合う
退学を言い渡された際、校長から記憶消去の魔法をかけられたのに
核融合魔法のことを覚えている
のだ…。
その時
『お目覚めかな?』
という男性の声が、
「誰?」
と訊く
『我々は
『
だ。』
という男性の声が響く。
「きゅう?」
と、首をひねる
『君達が退学になった時に消去された核融合魔法の記憶は、我々の手で復元した。』
という男性の声が響く。
「復元…!?」
と、驚く
「なぜ、そんなことを…?」
と訊く
『知れたこと。
あんな素晴らしい
という男性の声が響く。
「あれは…ただの偶然で…」
と言う
『君達も魔道士の
一度身についた魔法は失われることはない
ことを…。』
という男性の声が響く。
続けて
『君達も、いつまでも
いや、もちろん、我々としては眼福だがね。』
という男性の声が響く。
「
と唸る
『服を着たければ、おとなしく我々『
断われば…どうなるか、説明の必要は無いだろう。』
という男性の声が響く。
「わかったわ…。」
と答える
『当然の返答だな。』
という男性の声が響く。
「
と訊く
「ここから出るため
よ。
たぶん
私達に服を渡すために、部屋の扉が開かれる
と思うから。」
と言う
「なるほど…☆」
と納得する
「ただし
チャンスは一度きり
よ!!」
と言う
はたして、
「今だっ!!」
と、衣服を差し出そうとした男と思われる人物を蹴飛ばして、
「ま…待てっ!!」
と、追いかけてくる男に向けて、
「
「ぐぅッ!?」
と、
とりあえず、出口を探して走る
「ねぇ、
ちょっと気になることがある
んだけど…。」
と言う
「何?」
と訊く
「さっきから、私ばっかりが敵を倒している
んだけど?」
と愚痴る
「仕方がないでしょッ!!
ここには土が無い
ンだからッ!!」
とキレる
ゆえに
土が無い場所では魔法を発動させられない
のだ…。
「それはそうと、
どこに向かって走っているの?」
と訊く
「外だよ!!」
と答える
「それはわかっているわよ。
ただ、出口がどこなのか、わかるの?」
と訊く
「わかるよ☆
大気中の水の流れで☆」
と言う
「流石☆」
とサムズアップする
その時だった!!
前から火球が飛んできた!!
暗くて姿は見えないが、どうやら、前には火属性の魔法が使える警備兵がいるようだ。
だが、前にいると思われる警備兵からの火球攻撃が終わる気配は無い。
さらに、後方から
「そんな…
ここまでなの…!?」
と焦る
しかし…
(ん…?)
と、何かを感じ取る
(大気中の水の流れが…
右に流れている…?)
右を見れば
壁に亀裂が入っていた。
しかも、大気中の水の流れが壁の亀裂に向かっているということは
壁の亀裂は外まで通じている
ということだ。
「水よ…
暴れろっ!!」
と、壁の亀裂に向けて
壁の亀裂に入り込んだ
壁が崩壊した!!
「
「おうよッ☆」
と、崩壊した壁から外に飛び出す
夜の闇の中を走る
武装した警備兵達が、怒号をあげながら次々と追いかけてくる。
「
やるよッ!!」
と叫ぶ
「え…まさか…!?」
と驚く
「その、まさかよッ☆」
と、
水の宝珠が電気分解されて分離した水素が結合し、重水素に変化する。
そして、
小さな太陽
が輝いた―!!
「な…何だ…あの光は…!?」
と、追ってきた警備兵達が、その圧倒的な熱量と、夜空をも昼間のように照らし出す輝きに足を止め、恐怖に顔を引きつらせた。
「「いっけぇー!!」」
と、
そして―
音を置き去りにした超高熱の閃光が走り、続いて衝撃波が大地を揺るがす。
激しい爆風が巨大なキノコ雲を夜空へと押し上げ、渦巻く炎が周囲の木々を赤く染め上げた―。
爆風が収まった後…
そこには広大なクレーターと…
激しく燃え盛る瓦礫の山だけが残されていた…。
「やったね…
「ええ…。」
夜の闇と炎の赤に包まれながら、その場に座り込む
「
せめて、服だけでも手に入れるべき
だったね…。」
と言う
「うん…。
逃げるのに必死だったからね…。」
と言う
全裸の