イナイレGO1〜フィフスセクターぶちのめします!〜   作:松兄

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3回戦前

 

 

 白恋戦に勝利した翌日の放課後―――。

 

 今日も練習が終わり、虎次朗が帰り支度をしていると天馬が一緒に帰ろうと誘って来た。

 帰る家は同じだし、断る理由は無いので一緒に帰る事にし、帰宅途中……

 

天馬「……でさ?」

 

虎次朗「おう……」

 

 俺たちが話しながら帰っていると―――、

 

天馬「あれ? あれ錦先輩じゃあ……」

 

虎次朗「え?」

 

 前方を見ると、錦先輩が路地裏に入って行くのが見えた。気になるな……。

 

虎次朗「追い掛けてみよう」

 

天馬「うん」

 

 そして錦先輩にバレないように後をつけると、少し大きめの広場の様な場所に出た。路地裏の奥にこんな場所が有ったのか……。

 すると錦先輩は持っていたサッカーボールに一ヶ所絵の具を付着させて反対側の壁に描かれていた的目掛けてボールを蹴る。

 

ドガァアアアッ バァアアン!!

 

 ボールは的の中心に当たった。しかし付着させた絵の具は中心からはズレた位置に付着していた。

 

錦「くっ、でももう少しぜよ」

 

天馬(まさか……絵の具の部分を的の中心に当てる気なのかな?)

 

虎次朗(みたいだな。相当難しいぞ……アレ)

 

 そしてしばらく錦先輩の練習を見て虎次朗と天馬は帰る事にした。

 

 

 ―――次の日。

 

 ホーリーロード木戸川清修戦を、早くも明日に控えた俺たち雷門は、全員で去年のホーリーロード決勝戦、雷門 vs 木戸川清修のビデオを観ていた。

 

天馬「この試合、凄くいい試合だと思ったんだけどなぁ……」

 

信助「どっちも全力で闘ってる様に見えたんだけどな……」

 

音無「それはそうよ。だって本気で闘ってますし」

 

 音無先生が口を開いた。本気でって、もしかしてこの試合…

 

虎次朗「ひょっとしてこの試合、指示が出てなかったんですか?」

 

三国「ああそうだ。その試合は、聖帝選挙の結果が既に決まっていて、勝敗指示は出ていなかったんだ。」

 

霧野「つまり俺たちは、本気の実力勝負で負けたんだ」

 

 1年生は皆驚いた。先輩達よりも実力で勝っていたチームが相手。

 しかし今年の雷門は実力で勝利し続け地力も去年とは雲泥の差だろう。

 

 しかし―――、木戸川も練習を怠る事はしていない筈なので今の実力は恐らく互角くらいなのではないだろうか。

 

円堂「よし、じゃあ今日の練習は終了だ。明日に備えて皆ゆっくり休んでくれ」

 

全員『『『はい!!』』』

 

虎次朗「じゃあお先に」

 

天馬「お疲れ様でした」

 

 1年生たちが帰った後、先輩たちは………、

 

霧野「絶対に負けられないな」

 

倉間「ああ。革命関係なしにしても、2度も負けるのはゴメンだ」

 

神童「あれから俺たちもレベルアップしました。全力でぶつかればきっと」

 

天城「なんか神童、天馬や虎次朗みたいになってきたド」

 

神童「えっ? そうですか?」

 

速水「今のぼくたちは、去年からしたら想像出来ませんからね」

 

車田「アイツらが俺達を変えてくれたんだよな……」

 

三国「ああ。今年は絶対に優勝するぞ!!」

 

2&3年『『オオーー!!!』』

 

 

 

 

 虎次朗と天馬は河川敷に来ていた。そして虎次朗は練習の続きを始める。

 

虎次朗「[爆・タイガーショット]!!」

 

ドガァアアアアンッッ!!

 

 猛虎のオーラを纏い、ゴールに牙を剥く。ボールはゴールに突き刺さると、ネットを突き破った。

 

 

 

 

 その頃、フィフスセクター系列のホテルでは、

 

花帆「明日の試合、雷門が勝てばいよいよ……楽しみすぎて今日は寝られるかな……////」

 

 

 

 1人の少女がそんな事を思っている中、

 

天馬&虎次朗「「絶対に勝つ!!」」

 

― つづく ―




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