イナイレGO1〜フィフスセクターぶちのめします!〜 作:松兄
ゴッドエデン編始まります!!
木戸川戦の2日後、虎次朗たち雷門イレブンが練習をしていると、金山理事長と冬海校長の二人が来た。
出来ればコイツらとは会いたくなかったんだけどな………
円堂「練習試合? どういう事ですか?」
金山「行けば分かります」
鬼道「すみませんが断らせて……「断ることはできません」」
円堂「分かりました。出発はいつですか? 「一時間後です」分かりました」
そして一時間後、バスが到着しバスに乗り込む。そして出発から10分後、
グワンッ
虎次朗(っ!?)
虎次朗は急な目眩がして周りを見ると皆スヤスヤと眠っていた。
虎次朗(っ!? 催眠ガス…か……)ガクッ
そして虎次朗は、静かに意識を手放した。
朱里「花帆、今向かってるそうよ?」
花帆「うん……」
美咲「どうしたの?」
花帆「いや……上の連中手荒な真似してないよね? なんか心配になってきた」
飛鳥「好きなの? ひょっとして……男の子として」
花帆「い、いや! それは……////」
顔を真っ赤にする花帆。
アルテミス(マジか〜………)
そしてそれから1時間後。
虎次朗「う、う……ん」
神童「お…! …きろ! 起きろ!!」
虎次朗「ハッ!!」
虎次朗が目を覚ますと、雷門は全員草原の様な場所にいた。
しかし監督たちの姿が見当たらない。
三国「一体何処なんだここは……」
剣城「まさか……ここは」
速水「剣城くん、何か知ってるんですか?」
剣城「ここは、いや、この島は通称<ゴッドエデン>。"神々の楽園"の名を持つ、“地獄”だ」
浜野「剣城が知ってるってことはフィフスセクターの施設なのか?」
剣城「そうです。俺がこの島にいたのはほんの3週間程だったんですが、それでもこの島の訓練は異常なレベルだった。もしあんな訓練を耐え抜けるシードがいたら、間違いなく今の俺たちでは歯が立たない!」
?「その通りだ」
虎次朗「っ、誰だ!!」
すると森の方から数台のトラックが走ってくる。そしてその内の一台のトラックの上にピンク色の軍隊服を着た厳ついオッサンが立っていた。
虎次朗「なんだ? あの派手なオッサン?」
?「オッサンではない! 教官と呼べ!!」
狩屋「ダメだよ伊月くん。あんな厳ついブッサイクな顔してあんな派手な色の服着て、似合いもしないのにどうせ「俺カッコいいな」なんて幸せな勘違いしてるんだからそのままにしておいてあげないと。真実は時として残酷なんだから……」
信助「狩屋……」クスクス
狩屋の悪い所が出ている。そしてこの教官と名乗ったオッサンの額には青筋が浮かび今にもぶちギレ寸前。
しかし何とか理性はある様なので本題を切り出す。
虎次朗「で? その教官サマが何の様だ?」
?「私の事は牙山教官と言え! まぁそれは今はいい。君たち雷門イレブンはフィフスセクターの指示に逆らい勝利し続けている。これは決して許されない事だ。よって、君たちには教育を施す事になった。来い!!」
するとトラックの荷台が開き、中から白いユニフォームを着た選手が11人出てきた。
剣城「! 白竜!!」
白竜「久し振りだな剣城」
天馬「知り合いなの?」
剣城「ああ。ヤツは恐ろしく強い………油断するなよ」
牙山「君たちには彼らと戦ってもらう。我がフィフスセクターが所有する「究極の光」のチーム、「アンリミテッドシャイニング」と!!」
白竜「まぁお前たちでは相手にならないと思うがな」
虎次朗「面白れぇ! 絶対に勝ってやる!!」
さて、アンリミテッドシャイニングとの試合が始まる。
フォーメーション
アンリミテッドシャイニング
GK 蛇野
DF 鬼塚 佐喜 江島
DMF 新田 藤木
MF 笹山 青銅 銀座宮
FW 帆田 白竜
雷門
FW 剣城 虎次朗
OMF 錦 天馬 浜野
DMF 神童
DF 信助 霧野 狩屋 天城
GK 三国
ピィイイイーーーッ!!!
―
そして試合開始のホイッスルが鳴り、雷門ボールでキックオフ。
開始直後から剣城にボールが渡りドリブルで攻め上がる。
しかしどういう訳か、アンリミテッドシャイニングはその場から一歩も動かない。
まるで「どうぞ攻めて下さい」と言ってる様だ。
剣城「ナメるな!! [デスドロッ……」
剣城がシュート体勢に入った瞬間、
佐喜「…………」グッ ギュンッ
目にも留まらぬ速さで一瞬で剣城に肉薄。ボールを奪う。
剣城&神童「「なにッ!?」」
虎次朗「っ! させるか!!」
ドガァアアアアッ!!
佐喜「!?」
反応した虎次朗は思い切り身体をぶつけて奪い返す。コイツ、身体強えぇ……!
牙山「ほう? 伊月虎次朗……やはり只者ではないか」
蛇野「ふん。いい! 撃たせろ!!」
キーパーがそう言うとディフェンスを止める相手チーム。だったら全力で行かせて貰う!!
虎次朗はペナルティエリアの少し手前からロングシュート。猛虎の雄叫びとともにパワーシュートを放つ。
虎次朗「[爆・ネオ・タイガーショット]だああああっ!!」
ドゴォオオオオオッ!!
虎次朗のシュートがゴールを襲う。そしてGK蛇野は必殺技で応戦する。
信助「虎次朗のシュートに必殺技!? 今までのシードたちは化身でも止められなかったんだ! 止められるもんか!!」
蛇野「[サーペントファング]!!」
ガブリュゥウッ!!
巨大な白蛇がシュートにかぶり付く。蛇野は両手で上と下から挟み込む様に力を加えて止めにかかる。
蛇野「ぐっ! うぉおおあああっ!!」
バキャアアアアッ!!
蛇野「グアあああっ!!?」
虎次朗のシュートは蛇野をはじき飛ばしてゴールに突き刺さった。
GOOOOOAL!!
雷門 1 ー 0 アンリミテッドシャイニング
虎次朗「っ、しゃあっ!!」
天馬「よし!」
白竜「ほう? やるじゃないか」
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
アンリミテッドシャイニングボールから試合再開。相手はパスを素早くつなぎ、ボールは白竜の足元に。
神童「くっ、なんて早く正確な動きだ!」
霧野「ボールを捉えられない!」
白竜「いくぞ!」
ボールを受け取った白竜はシュート体勢に入る。
すると辺りが曇り出し吹き荒れる強風がボールに纏わりつく。
するとボールは白く光り輝き天へと上昇。それを跳んだ白竜が渾身のシュート。
白竜「[ホワイトハリケーン]!!」
ズドォオオォォオオオン!!!
虎次朗「なっ! なんだこの威力!?」
ドガァアアァァアアアンッ!!
雷門『うわあああああっ!!!!』
シュートはみんなを吹き飛ばし、フィールドを抉り、三国先輩が反応する事すら赦さずゴールに突き刺さった。
虎次朗「大丈夫かみんな!」
天馬「う、うん……」
剣城「なんとかな……」
狩屋「嘘だろ? なんだよ今の威力………」
車田「必殺技を出す間もなかったぞ……「技を出す間?」」
白竜「では技さえ出せれば……“止められる”とでも言うのか?」
帆田「そんなお粗末なサッカーじゃ無理だ」
ピィイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
雷門ボールで試合再開。ボールは虎次朗に渡り、ドリブルで攻め上がる。
藤木&新田「「行かせない」」
虎次朗「退けえええっ!! [絶・猛虎アクセル]!!」
ダダダダ! 虎次朗の虎のオーラを纏ったパワードリブル。
ドガァアァアアッ!!
藤木&新田「「ぐあああああっ!!??」」
ダンプカーに轢かれた様に吹っ飛ぶ2人。虎次朗はペナルティエリアの遥か手前からロングシュート。
虎次朗「[爆・ネオ・タイガーショット]だああああっ!!」
ドゴォオオオオオッ!!
虎次朗のシュートは猛虎のオーラと共に、ゴールを強襲する。
ゴオオォォォーーーーッ!! 空気を切り裂く轟音と共に、ボールがキーパーに襲いかかる。
蛇野「っ、[サーペントファング]!!」
ガブリュゥウッ!!
しかし、今度は距離が遠すぎたのか、止められた
虎次朗「バカな!?」
天馬「虎次朗のシュートが止められた!?」
牙山「ほう。前から目をつけていたが、ますます気に入った」
―――しかし、そのまま一気に9点を奪われ前半終了となった。
が、もうすでに皆試合続行は不可能だった。
白竜「格の違いを分かって貰えたかな? この3流シードが」
剣城「くっ、くそっ………」ハァ、ハァ
牙山「連れていけ」
フィフス職員『『『はっ!!!』』』
捕まる―――。
そう思った瞬間、俺たちのところに何処からか何かが投げ込まれ爆発。
砂ぼこりを巻き起こして辺りの視界を奪う。
牙山「な、何事だ!?」
タッタッタッ
虎次朗(あれは………?)
薄れゆく意識の中、俺たちは土煙に紛れて現れた人たちによって担がれ、その場から逃げられた様だった………。
― つづく ―
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