イナイレGO1〜フィフスセクターぶちのめします!〜 作:松兄
花帆と一緒に稲妻町の町に出てきた虎次朗。まずは河川敷方向に抜け、河川敷駅を抜けて雷門中の方向へと行く。
花帆「〜♪」
虎次朗「ご機嫌だな?」
花帆「うん! だって、前はこんな日常がやってくるなんて思わなかったからさ……」
虎次朗「そうか……。そうだな」
花帆たちは元フィフスセクターのゴッドエデンのシード。世俗とは完全に隔離された環境で訓練に明け暮れる日々。
こんな普通の女の子のような日常は味わってこなかったのだろう。
虎次朗「なら、これからの生活を楽しまないとな。花帆も、他のみんなも」
花帆「うん!」
その様子を―――
桜「美咲さん! 押さないでください!」
美咲「だって気になるんだもの!」
小春「虎次朗くん、私たちのことも考えてくれてる……優しい」
朱里「ホント、ゴッドエデンを出られて良かったわ。受け入れてくれた雷門には感謝しないとね」
恵梨香「あ、二人が行くわよ!」
信号待ちをしていた花帆と虎次朗の2人が、青信号で進む。雷門の校門前を抜け、商店街方面に。
商店街アーケードを抜け、スポーツショップ、"ペンギーゴ"へ。
虎次朗「俺の買い物はここだけだからさ? 終わったらカフェとか行くか?」
花帆「!! うん!」
花帆とともにスポーツショップの中へ。虎次朗はスパイクを買いに来たらしい。
虎次朗「えっと、28.5cm……」
花帆「え、大きい……」
虎次朗「まあ、男子だからな。よし、これにしよう」
そしてお会計をする虎次朗。ペンギーゴを出て、商店街アーケードへ。カフェに入る。
店員「いらっしゃいませ〜」
虎次朗「2名です」
店員「お好きなところにどうぞ」
花帆と一緒に近くの席に座る。メニューを開く花帆。花帆はパフェを注文。
今までのフィフスセクターのストイックすぎる環境のせいでこんなカロリー爆弾なオヤツは食べたことない。
虎次朗はパンケーキとコーヒーだ。
注文すると、食べ物が来たので2人で喋りながら食べる。
その様子を、
恵梨香「いけ、そこだ花帆! 『あ〜ん♡』のチャンス!」
麗奈「花帆ちゃん、幸せそうですね」
神童「ん、お前たち何してるんだ?」
霧野「?」
桜「あ、キャプテン。霧野先輩も」
神童「あれは、伊月と相澤か?」
優里「実は……」
―――事情説明中。
神童「お前らな……」
霧野「だが気になるな確かに」
神童「まあ。な」
美咲「なら一緒に追いましょう」
そして、2人がカフェから出る時、ちゃっかり虎次朗がお会計。
そして、次は服屋に向かった。
花帆「伊月くん? まだ何か買うの?」
虎次朗「いや、花帆の私服買おうかな? って」
花帆「え?」
今の言葉の意味がわからなかった花帆。
虎次朗「いや、また出かける時にはちゃんとした服で行きたいなと」
花帆「っ!! また、行ってくれるの……?」
虎次朗「花帆が良ければ。俺お前のこと嫌いじゃねぇし…というよりどちらかと言うと好きだと思う」
花帆「ッッ!!」ボシュウウウウッ////
顔が真っ赤になる花帆。半分涙目だ。
虎次朗「で、どうだ?」
花帆「お、お願いします………////」
虎次朗「よし、選ぶぞ」
その様子を―――、
美咲「ちょーー! イケメンすぎる!!」
小春「私たちも服買わないとね」
神童「そうか。お前たちは……」
そして花帆の服を買い、雷々軒でラーメンを食べたあと、木枯らし荘へと戻った。
花帆「みんな居るかな………いないか。う〜ん、感じてた視線、やっぱり……」
みんな『ただいま〜』
花帆「あ、帰ってきた!」
玄関へ向かう花帆。
花帆「みんな、どこ行って……なに? その紙袋?」
優里「私服。神童くんが奢ってくれた」
朱里「キャプテンの家、財閥の会長なんだって」
美咲「神童財閥ね。助かったわ」
見ると、みんな買ってもらってたようだ。
小春「一生懸命雷門の力にならないと!」フンスッ
美月「ね?」
飛鳥「アタシたちは、今は雷門サッカー部の一員なんだから!」
花帆「みんな……! うん、頑張ろうね!!」
フィフスセクターの呪縛から完全に解き放たれたアルテミスの少女たち。
明日からホーリーロード準々決勝、幻影学園戦に向けて練習だ!
― つづく ―
いよいよ次回から練習回です。