イナイレGO1〜フィフスセクターぶちのめします!〜   作:松兄

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いよいよ幻影学園戦に向けて練習開始です。

この試合は、原作では天城先輩にスポットが当たる話でしたからね。

こちらでもできる限りは寄せたい所。


第四章 ホーリーロード全国大会編(後編)
準々決勝に向けて


 

 

 花帆たちが雷門サッカー部に加入し、いよいよ話は全国大会に戻る。

 

 次の相手は、《幻影学園》に決まった。

 

天城「幻影学園!?」

 

虎次朗「どうしました?」

 

天城「あ、いや……」

 

車田「何かあるなら話しておいたほうが良いんじゃないか?」

 

朱里「そうね」

 

天城「あ、ああ……」

 

 そして天城先輩は、自分の小学校の時の友達で、今の幻影学園のキャプテン、真帆路について話してくれた。

 

 かつては正義感の強い少年で、虐められていた天城先輩を助けてくれた親友。

 なのに、とある日を境に全く話してもくれず、疎遠になってしまったと。

 

恵梨香「なにか気が付かないうちに気に障ることをしてしまったとかは……」

 

天城「それも考えたド。でも、思い当たることが無いんダド……」

 

美月「う〜ん……」

 

神童「みんな、その話は後にしよう。今はミーティングだ」

 

 ここで神童キャプテンが話を戻す。

 

 円堂監督は、ここで幻影学園の強さの原因。防御不可能の最強の必殺技と言われる真帆路のシュート技、[マボロシショット]の映像を見せた。

 

花帆「な、何これ!?」ガタッ!

 

 花帆が勢いよく立ち上がる。その顔は驚愕に包まれていた。

 

恵梨香「これ、化身でも止められないんじゃない……?」

 

 やはりこのシュート、花帆たちから見てもヤバいのか。まあ、映像で見ただけでもヤバさはわかる。

 

鬼道「このシュートはまさに幻。一度放たれれば、どんなディフェンスを仕掛けても、まるで幻影であり、初めから存在しないかのようにすり抜ける。だが、とめる方法はある」

 

美咲「え?」

 

 驚く美咲さん。その方法とは、

 

円堂「壁山の[ザ・ウォール]のような、広範囲を覆い尽くす、分厚い(・・・)壁のディフェンスを仕掛ければ、止められる。ウチでは、天城が一番可能性がある。……だが」

 

優里「?」

 

鬼道「天城の[万里の長城]では、範囲は良くても、ディフェンスの厚さが足りないんだ。これではすり抜けられてしまう」

 

霧野「広く、分厚い壁か……」

 

円堂「天城には試合までの間、新しい必殺技を習得するための練習をしてもらう。気を引き締めろよ?」

 

天城「っ、はい!」

 

鬼道「では、練習を始める!!」

 

 そして練習を始める雷門。花帆たちも天馬たちも、蟠りもなく、一緒にただ夢中でボールを追いかけていた。

 

 ボールは虎次朗に繋がった。

 

虎次朗「行くぞ!」

 

桜「っ、来いッッ!!」

 

 グワーーーッ!! 虎次朗が右足を振り上げ、引き絞り、渾身の力で振り下ろす。

 

虎次朗「[爆・ネオタイガーショット]だあああああっ!!」

 

ドゴォオォオォオオオオッッッ!!!

 

 虎次朗の必殺シュート。[ネオ・タイガーショット]。だが最終一歩手前まで進化しており、威力は絶大だ。

 

桜「止めるッッ!! [キルブリッジ・G3]!!」

 

 桜が橋のようなアーチ状のオーラを掛け、シュートを巻き込んで威力を殺す。だが―――、

 

バギィッッ!!

 

桜「きゃあっ!?」

 

 しかし桜は吹き飛ばされて宙を舞い、ボールはゴールネットを貫いた。

 

桜「くっ、うう……まだまだ!!」

 

 立ち上がる桜。女の子なのにすごいガッツだ!

 

虎次朗「おし! まだ撃ち込むぞ!!」

 

朱里「程々にしなさいよ? 殺したら許さないわよ?」

 

虎次朗「殺さねぇよ?!」

 

 

 

美咲「神童くん!」パス

 

神童「美咲!」パス!

 

浜野「わっ!? やるな〜」

 

 神童キャプテンと美咲さんの、まるで長年一緒にやって来たかのような息のあったワン・ツーで抜き去られる浜野先輩。

 

錦「なんの! 小春、止めるぜよ!」

 

小春「は、はい!!」

 

 錦先輩が小春を引き連れて止めに入る。

 

神童「っ! 錦、勝負だ!」

 

 神童キャプテンと錦先輩の鍔迫り合い。錦先輩は徹底して神童キャプテンのドリブルを封じる。

 

神童(っ、ドリブルは無理だ……)

 

神童「そこっ!」パス!

 

 神童キャプテンはパス。

 

小春「ここだーーっ!!」バシッ!!

 

神童「なにっ!?」

 

 しかし、これは錦先輩のパスという選択肢に絞らせるための罠。

 パスさえ出させれば、小春の危機察知能力ならカットしてくれると信じていたのだ。

 

錦「いい動きぜよ小春!」

 

小春「は、はい!!」

 

 

 

 

 

三国「よし、撃って来い!」

 

優里「行くわよ!」

 

 優里さんが必殺シュートの体勢に入ると、優里さんの周囲に吹雪が渦巻きボールを凍らせる。

 

 勇利さんは右足を思い切り振り抜いた。

 

優里「[フロストフラッシュ・V2]!!!」

 

ドオオォォォンッッ!!

 

 氷によって水色に染まったボールがカーブを描き、ゴールに向かっていく。

 

三国「止めるッッ!!」

 

 三国先輩は両手に赤黒いオーラの手を顕現させ、両手でシュートをキャッチにかかる。

 

三国「[真・無頼ハンド]!!」

 

 ドシィイイイイッ!!

 

 少し引きずられたものの、三国先輩の手の中で、シュートは停止した。

 

三国「良いシュートだ!!」

 

優里「三国くんこそ、ナイスキャッチ!」

 

 

 

天城「……………」

 

 その様子を見ていた天城は、みんなに気づかれぬよう、練習場を出ていった。

 

輝(天城先輩………?)

 

 

 ― つづく ―




天城の必殺技、果たして完成するか?

【アルテミス】の少女たちにて、画像あります。女の子たちの中で誰が気になりますか?

  • 相澤花帆
  • 加山美咲
  • 古谷飛鳥
  • 平沢小春
  • 葉山朱里
  • 剣崎優里
  • 司馬麗奈
  • 八神恵梨香
  • 葛城美月
  • 木島歩美
  • 城戸桜
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