イナイレGO1〜フィフスセクターぶちのめします!〜   作:松兄

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いよいよ準々決勝開始です!


決戦、準々決勝! vs幻影学園

 

 

 今日は準々決勝当日。俺たち雷門イレブンはサッカー部専用ばす、"イナズマキャラバン"に乗り込み、学校からアマノミカドスタジアム正面ゲートに到着。

 

 バスを降りてホーリーライナーステーションに向かう。

 

 ステーションのホームに入ると、対面側に幻影学園の面々が居た。

 

天城「真帆路……」

 

真帆路「……………」

 

 そしてホーリーライナーに乗り込み俺たちは、「遊戯(ゆうぎ)の道駅」に到着した。

 

 そしてスタジアムに雷門イレブンが足を踏み入れると、フィールドにはまるでピンボールのゲーム板のような様々な図形、そして反射盤まである。

 

実況『お待たせしました! ホーリーロード準々決勝、雷門中学vs幻影学園の一戦はここ、<ピンボールスタジアム>よりお届けします!!」

 

天馬「<ピンボールスタジアム>………?」

 

恵梨香「なにこれ? フィールドにピンボール板みたいな反射の円柱と変なマークがたくさん……」

 

神童「当然、幻影学園は仕掛けを知ってるんだろうな」

 

虎次朗「まぁ、正々堂々真正面からぶっ潰すだけだ」

 

花帆「うん! やってやろう!」

 

円堂「よし。では集合。スタメンを発表する」

 

 そして、監督からスタメンが言い渡された。

 

実況『さあ、雷門と、幻影学園、スターティングメンバーが出揃いました!』

 

STARTING MEMBER!!

幻影学園

GK       虚木

 

DF 新木  小津野  暮内  道家

 

DMF      銅原

 

OMF  小鳩  真帆路  札野

 

FW     影二  幻一

 

雷門

FW   剣城  虎次朗  輝

 

OMF 花帆        天馬

 

DMF   神童    小春

 

DF  天城   霧野   狩屋

 

GK       三国

 

実況『さあ! 雷門ボールから試合開始です!』

 

 審判が笛を咥え、片手を上に挙げる

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

― KICK OFF(試合開始)!!! ―

 

 雷門ボールから試合開始。ボールを神童先輩に戻し、パスを繋いでゲームを組み立てる。

 

神童「行くぞ! 必殺タクティクス!《神のタクト》! 小春!」パス

 

 ボールは小春に渡る。

 

神童「天馬!」シュバッ!

 

小春「天馬くん!」パス!

 

神童「花帆!」シュバッ!

 

天馬「花帆さん!」パス

 

 天馬の大きなサイドチェンジパス。ボールを花帆に渡すと、ゴールまで一直線のルートが空いた。

 

神童「決めろ!」

 

花帆「オッケー!」

 

 花帆が左足を、振り上げて引き絞る。そして思い切り振り下ろし、インパクトを叩き込む。

 

花帆「[極・イーグルショット]!!」

 

 ズバババババ!! 低空飛行する荒鷲のオーラと共に、地を這うグラウンダーのシュートがゴールを襲う。

 

 ――すると、

 

バンッ! バゴぉっ! バチぃんっ!

 

花帆「えっ!?」

 

天馬「なっ!?」

 

 なんと、ゴールの左右斜め前の色のついた部分がフィールドに飛び出る。それはフリッパーであり、ピンボールを弾くように動作し、ボールを弾き返してしまった。

 

真帆路「…………」パシッ

 

 ボールは真帆路へと渡る。

 

花帆「ヤバい!」

 

虎次朗「戻れ!」

 

真帆路「無駄だ。俺のシュートは止められない!!」

 

 真帆路は必殺シュートの体勢。人魂がボールに集まり、怪しく燃える。そのボールにシュートを叩き込む。

 

真帆路「[マボロシショット]!!」

 

 見た感じそんなに威力なんか無さそうなシュート。だが、恐るべき性質を秘めたそのシュートがゴールへと向かう。

 

小春「させないっ!」

 

 小春が身を投げ出してブロックに入る。だが、幻影のように小春の身体をすり抜けた。

 

小春「っ!!」

 

霧野「[ディープミスト・V3]!!」

 

 今度は霧野先輩の必殺技。深い霧がボールの威力を減衰させようとするが、それもすり抜ける。

 

霧野「っ!」

 

天城「通さないド! [ビバ!万里の長城・V4]!!」

 

 天城先輩の必殺技で、フィールドを横切るように壁が発生する。だが、それもすり抜ける。

 

天城「くっ!」

 

三国「止めてやる! [フェンス・オブ・ガイア・G4]!!」

 

 三国先輩の必殺技で、岩の壁が発生。シュートコースをシャットアウト。

 だが、

 

 シュンッ!

 

三国(ッッ!!)

 

 それもすり抜けてしまい、シュートはゴールネットに突き刺さった。

 

GOOOAL!!!

雷門 0 ー 1 幻影

 

 

実況『ゴォオオオオルッ!! 先制点は幻影学園!!』

 

三国「くっそ……」

 

虎次朗「これが、[マボロシショット]……」

 

真帆路「そうだ。誰にも止められない、最強のシュートだ。分かっただろ天城。ここでお前らはおしまいだ」

 

 そう吐き捨てると、真帆路は行ってしまった。

 

天城「真帆路……」

 

神童「リスタートだ! 行くぞ!」

 

雷門『はい!』

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 雷門ボールから、試合再開。ボールは天馬に渡る。

 

天馬「行くぞ!」

 

 ドリブルで攻め上がる天馬。そこへ不知火兄弟の兄、幻一が立ち塞がる。

 

幻一「行かせるか…!」

 

天馬「抜く…! [そよ風ステップ・V3]!!」

 

 ブワアアッ!! そよ風が吹いたような爽やかな回転突破(ルーレット)。

 幻一を突破する。

 

天馬「よし、キャプテン!」パス!

 

 ボールは神童キャプテンに渡る。

 

神童「影山!」パス!

 

 キャプテンからのパスが、輝に飛ぶ。だが、飛び出ている柱のようなものに当たってしまう。

 すると、すごい勢いで反射され、前線へと跳ね返される。

 

神童「なっ!?」

 

虎次朗「あれもなのか!?」

 

 ボール最悪なことに、また真帆路へと飛ぶ。

 

 ―――しかし、

 

小春「取らせないぃいいいいっ!!」

 

 バシィイイイッ!!

 

幻影学園『なにィっ!?』

 

真帆路「っ!」

 

 ここで危機察知能力に秀でた小春が、『もう同じ失敗は踏まない』と、ボールをカットする。

 

小春「虎次朗くん!」パス!

 

 ここで幻影のゴール前にいる虎次朗へとパスを出す小春。虎次朗は、フリッパーが動作しても届かない、ゴール真正面にいた。

 

真帆路「ソイツには撃たせるな!」

 

 虎次朗のシュートの威力をデータで知っている幻影。3人がかりで当たってくる。

 

花帆「………いいの?」

 

真帆路「? 何がだ?」

 

花帆「"たった3人"じゃあ足りないでしょ」

 

虎次朗「うらああああっ!!」

 

ボゴォオオオッ!!

 

小津野&暮内&銅原「「「うわああああっ!!????」」」

 

 3人は、まるで車と正面衝突したように数メートル宙を舞い、吹っ飛んだ。

 

真帆路「なっ!?」

 

虎次朗「行くぜ幻影学園! これが、[絶・ネオタイガーショット]だあああっ!!」

 

ドゴォオォオオオオッッッ!!!

 

 虎次朗の超パワーの必殺シュート。キーパーが止めにかかる。

 

虚木「止める! [影掴み]!!」

 

 キーパーの足元から影が伸び、影の手が飛び出てボールを掴み止める……だが、

 

バギィいぃいいいいっ!!

 

虚木「ぐがあああっ???!!!」

 

 虚木は、天高く吹き飛ばされ、

 

 バシャアアアッ!! ドゴオオオッ!!

 

 ボールはゴールネットを突き破り、スタジアムの壁を破壊してめり込んだ。

 

GOOOAL!!

雷門 1 ー 1 幻影学園

 

虎次朗「よっしゃあああっ!!」

 

真帆路「ちっ、なんてパワーだ……」

 

 

 

前半:14分

 

― つづく ―




虎次朗大暴れ(笑)
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