イナイレGO1〜フィフスセクターぶちのめします!〜 作:松兄
虎次朗、天馬、信介、花帆、美咲の5人(後から来た剣城を入れて6人)が聖帝と話した翌日、俺たちは皆に昨日あったことを話していた。
美月「ええぇっ!? 聖帝が……イシド・シュウジの正体が豪炎寺修也さん!?」
桜「そんな……っ、何で……!?」
円堂監督をキーパーの大先輩として尊敬している桜。当然円堂監督とともに戦った当時の雷門イレブン、そしてイナズマジャパンのメンバーも尊敬の対象になる。
それが、円堂監督の親友であり、何度もピンチを救った雷門のエースストライカーなら、尚更だ。
だからこそ、俺たちが気になっている事。
聖帝が豪炎寺さんなら、こんなくだらない管理サッカーなんかを推し進めようとする筈が無い。
それは監督たちが一番よく分かってる。
虎次朗「ところで監督たちは、イシド・シュウジが豪炎寺さんだって気づいてたんですか?」
皆が一斉に監督たちの方を向く
円堂「……ああ。気づいてた」
鬼道「お前たちが動揺して試合に集中出来なくなると悪いから言えなかったんだ」
確かに、聞かされてたらショックで試合どころじゃなかもな。
虎次朗「聖帝は、花帆たちアルテミスにこうも言ってたよな? "今いる雷門の仲間を絶対に手放すな"って」
飛鳥「そんな事を言われたの?」
花帆「うん……」
朱里「誰のせいで私たちがあんなに苦しんだと思ってるのよ……!」
?「その事だけどね」
サッカー棟のサロンの扉が開き、赤い髪の男性と緑の髪の男性が入ってきた。
円堂「ヒロト! 緑川!」
天馬「えっ! まさか、基山ヒロトさんと、緑川リュウジさんですか!?」
ヒロト「今は義父の会社を継いで、吉良ヒロトだけどね。松風天馬くんだよね? 試合、見ていたよ」
天馬「こ、光栄です!!」
みんなが2人を見る中、監督が言葉を発する。
円堂「なにか分かったのか?」
ヒロト「うん。実はね…フィフスセクターの本当のトップは、"イシドじゃない"かもしれないんだ。イシド…豪炎寺くんは、もっと大きな力に、操られてるだけかもしれないんだよ」
雷門『ッッ!?!?』
みんなの顔に動揺が走る。
虎次朗「もしかして、花帆や美咲先輩たちも知らないんですか?」
美咲「ええ。私たちはずっとボスはイシドだと思ってたわ……」
恵梨香「もっと上がいる……? 聞いたことないわよそんなの」
この様子、本当に知らないんだな。
円堂「じゃあ、豪炎寺はもしかして、たった1人で、歯を食いしばって汚名を被って戦ってるのか?」
ヒロト「黒幕から、必死にサッカーを守ろうとしているのかもしれない。だから天馬くんたちに、革命の成功を願うようなことを言ったんだと思う」
鬼道「あのバカ……」
円堂「俺たち仲間だろ……1人で抱え込みやがって……」
リュウジ「とにかく、雷門には何としても革命を成功させてもらう必要がある」
円堂「ああ、分かってる」
鬼道「よし、今日の練習をはじめるぞ!」
雷門『はい!』
そして、雷門は早速練習に励む。
天馬「小春!」
小春「はい!」トッ
天馬からの強めのパスを柔らかいトラップで殺して取る小春。そこに錦先輩と倉間先輩がディフェンスに入る。
錦「抜かせんぜよ!」
小春「と、通ります!」
先ずは先頭で来た錦先輩を左に躱す小春。すると錦先輩の背後から倉間先輩がスライディングでブロックに入る。
しかし小春は危機察知能力を最大限に活かし、それを即座にジャンプで躱してドリブルする。
鬼道「小春、動きが前より良くなってきたな」
円堂「少し自信がついてきたのかもしれないな」
小春「優里さん!」
小春からのパスに対して、優里先輩がボレーでのシュート体勢に入る。
優里「ふっ!」
ドガァアアアアッ!!!!
信介「止める!!」
信介が優里先輩のシュートを両腕で押さえ付ける。しかし弾かれてしまいシュートはゴールに突き刺さった。
円堂「信介、もっと臍の下に力を込めて踏ん張るんだ! お前は小柄だから気を抜くと簡単に持っていかれるぞ!」
信介「はい! 「次! 美咲!」」
美咲「はい! はぁああぁあああっ!!」
今度は美咲のシュートが信介に迫る。
今度は信介も下腹部に思い切り力を込めて両腕でのキャッチング。勢いに押されるが何とか受けきり止めて見せた。
円堂「よし! 次は必殺シュートだ!!」
信介「っ! はい!!」
まずは倉間先輩の必殺シュートだ。
倉間「行くぞ!」
倉間先輩がボールを打ち上げシュート。大蛇とともに、ボールがうねりながら向かってくる
倉間「[サイドワインダー・V4]!!」
倉間先輩のシュートがゴールに迫る。信介は正面から両腕でのキャッチングを試みる。
ガシィイイイッ!! ギャルルルルルルルルッ!!!
中々に力強いキャッチング。だがシュートの回転を押さえきれずに弾かれてしまいシュートはゴールに突き刺さった。
円堂「次、飛鳥!!」
飛鳥「はい!!」
飛鳥がクラウチングスタートの構えからシュート体勢に。ウサギのエフェクトと共に、ボールに飛び蹴り。スピードシュートが向かう。
飛鳥「[爆・シロウサギダッシュート]!!」
信介「今度こそ!! うぉおおおおおっ!!」
ガシィイイィイイイイッ!!!
信介はなんとか反応。先程より力強さを増したキャッチングで抑えにかかる。
だがスピードに押されてシュートはゴールへと突き刺さる。
信介「くっ……」
円堂「信介、初めの内は誰だってそんなものだ。寧ろ俺の最初の頃よりずっと上手いんじゃないか?」
信介「え!? 円堂監督でも下手くそな時があったんですか!?」
円堂「そりゃあるさ。(苦笑) 練習しても中々上手くならなくてな。でも、"絶対に諦めなかった。"その結果が、今の俺だ」
信介「監督、ボク、まだやります!!」
円堂「よし! 次、朱里!!」
朱里「おっしゃ!」
朱里がシュート体勢に入る。朱里はボールを力強く踏みつけて打ち上げ、回転をかけ、そこに逆の足でボールの下部に鋭い蹴りを加えてボールにさらに回転をかける。
すると空気摩擦でボールは燃え上がる。
朱里「[レッドジャベリン・改]!!」
信介に向けて、ボールが迫る。
信介「絶対に止めてやる!! ボクだって諦めるもんかーーー!!」
すると一瞬信介の背に化身オーラが発生。朱里のシュートを押さえ込む。
が、オーラは実体化せずに消滅。シュートはゴールに突き刺さった。
アルテミス(っっ!!??)
鬼道「今のは……!」
円堂「……剣城、化身シュートで行け」
剣城「っ、はい! 来い【剣聖ランスロット・零式】!!」
天馬「化身!?」
葵「幾らなんでも無茶よ! 必殺シュートもまだ止められないのに!!」
信介「む、無理だよ……今のボクには止められないよ…!」
そして、剣城がシュート体勢に入る。
剣城「[― ロストエンジェル ―]!!」
ランスロットの剣が、信介を襲う。
円堂「信介! 諦めるな!! お前なら止められる!!」
信介「っ! うぁあああああっ!!」
すると信介の背に先程よりも巨大な化身オーラが溢れ出る。信介のキャッチと共にオーラはシュートを呑み込む。すると一瞬化身が実体化した。
バシィイイイイイッ!!!
信介は、剣城の化身シュートを止めて見せた。
信介「と、とめ……た?」
すると皆が一斉に信介の元へと集まってくる。
天馬「信介凄いよ! 剣城のシュートを止めたんだよ!?」
信介「ボクが、止めた……っ! やったーーーー!!」
三国「信介! やったじゃないか!!」
その様子を、
桜「…………」
複雑そうな顔で、桜が見ていた。
虎次朗「やっぱり悔しいか?」
桜「そりゃあね。化身は私には無いものだし……」
だが、
桜「でも、だったらもっと練習するまでよ! 化身があっても、素の技術が無ければ能力を活かすことなんかできないんだから。私は徹底的に基礎や技術を磨いて、化身なんか無くても上回ってやるんだから!」
ストイックな桜の言葉。安心した。
虎次朗「そうだな。練習、いくらでも付き合うぞ!」
桜「お願い!」
こうして、雷門に3人目のキーパーが生まれた
― つづく ―
結構進んできましたね。この感じだともしかしたら100話行かないうちに完結するかもしれませんね。
アルテミスのキャラのイメージです
城戸桜
【挿絵表示】
葉山朱里
【挿絵表示】
八神恵梨香
【挿絵表示】
ですね。まだイメージ画像出してないのは美月と麗奈か。
※アンケートもよろしければお願いします!
【アルテミス】の少女たちにて、画像あります。女の子たちの中で誰が気になりますか?
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相澤花帆
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加山美咲
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古谷飛鳥
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平沢小春
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葉山朱里
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剣崎優里
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司馬麗奈
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八神恵梨香
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葛城美月
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木島歩美
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城戸桜