イナイレGO1〜フィフスセクターぶちのめします!〜   作:松兄

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最終章 革命の果てに
雷門一軍vs雷門二軍


 

 

 新雲戦で神童さんが負傷し、天馬が後任のキャプテンに任命され、美咲が決勝戦の司令塔を任された次の日、天馬と美咲は、試合でのそれぞれの役目を見直す為練習していたが中々上手くいかない。

 

天馬「ダメだ……、俺がキャプテンなのに……しっかりしないと」

 

美咲「……天馬くん、天馬くんはプレーでみんなを引っ張ることに集中して。指示を出すのは私の役目よ」

 

天馬「それ、思ったんだけどさ? キャプテンと司令塔って、同じじゃないの?」

 

美咲「同じじゃないわよ!?」

 

天馬「ええ………?」

 

虎次朗&花帆「「………」」

 

 それを見ていた虎次朗と花帆は

 

虎次朗「天馬、司令塔とキャプテンが同じものだって思ってたのか……」

 

花帆「神童さんがキャプテンと司令塔を兼任してたのが大きいのかもね」

 

霧野「確かにな……」

 

 他の雷門メンバーが二人の様子を見て考え込む。

 

鬼道「やはり天馬は実戦形式の練習相手がいた方が良いか……「あ、あの!」…ん?」

 

 声のした方を見ると、そこには以前サッカー部を辞めてしまった元2軍の先輩たちが勢揃いしていた。

 

車田「……何の用だ?」

 

 車田先輩、やっぱりまだ少し怒ってるか……。

 

石狩「俺たち、神童や三国先輩たちがフィフスセクターと戦ってるって聞いて……しかも後一歩の所で、サッカーを取り戻せる所まで来てるって青山達から聞いて、いてもたってもいられなくて……」

 

吉良「でも、キャプテンの神童がケガして、神童抜きで決勝を闘わないとならないんだろ?」

 

虻山「だったら実戦練習の相手が必要だろうって皆で話し合って、監督! 今更だけど、俺たちを使ってください!! 俺たちを、2人の練習のサンドバッグにしてください!! 俺たち幾らでもやりますから!!」

 

天馬「先輩………!」

 

円堂「こっちとしてはありがたい話だ。是非頼む」

 

2軍先輩『はい!!』

 

小春(フィフスセクターのせいで辞めた先輩たち……)

 

飛鳥(天馬くんや三国先輩たちは仲間だって言ってくれたけど……)

 

桜(この人たちには、私たち、絶対恨まれてるよね)

 

 

 女の子たちがそう思う中、30分一本の試合形式での練習が行われる。

 

フォーメーション

2軍

 

GK       虻山

 

DF 星野  森杉  向坂  桃山

 

OMF  茂日  青山  梨巣野

 

FW   吉良  一乃  石狩

 

1軍

 

FW     剣城  虎次朗

 

OMF  花帆  天馬  飛鳥

 

DMF      美咲

 

DF 車田  霧野  恵梨香  美月

 

GK        桜

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

― KICK OFF(試合開始)!!! ―

 

 審判の鬼道コーチのホイッスルで練習開始。ボールはまず天馬に渡り、天馬から飛鳥にパスが入る。

 

天馬「飛鳥! そのままドリブルで持ち込んで!」

 

飛鳥「り、了解…!」

 

 飛鳥が自慢の駿足を生かした爆速ドリブルでかけ上がる。石狩先輩、梨巣野先輩を一気に抜き去る。しかしそこに向坂先輩と桃山先輩が止めに入る。

 

 まず桃山先輩が正面からディフェンスに入る。

 

 それをルーレットで躱した飛鳥。が、正面を向いた瞬間スライディングでボールを向坂先輩に奪われてしまう。。

 

天馬「虎次朗! 止めに入っ…「天馬くん! 指示は私が出すから!!」わ、分かりました!」

 

美咲「天馬くんお願い!」

 

天馬「は、はい!」

 

 美咲の指示で急いでディフェンスに入る天馬。

 

天馬「[スパイラルドロー・V4]!!」

 

 必殺技で奪い返すが虎次朗、剣城、花帆はガッチリマークされている。

 

天馬「飛鳥!「ちょっと! 飛鳥が空いてるのは誘導だよ! 梨巣野くんが狙ってる!!」!?」

 

 飛鳥に飛んだパスは、美咲の言葉通りに梨巣野先輩に奪われてしまい呆然とする天馬。

 

 そしてボールを奪い、一気に攻める2軍の先輩たち。

 

梨巣野「一乃!!」

 

 梨巣野先輩からのパスを受け取った一乃先輩。だが恵梨香がディフェンスに入る。

 

恵梨香「止める!! [バニシングカット・G3]!!」

 

 恵梨香が必殺技でボールを取り返すが、すぐそこに石狩先輩が迫っている。

 

美咲「恵梨香! 花帆にパス!!」

 

恵梨香「分かった!!」

 

 パスは花帆に通り、そのままドリブルで持ち込む花帆。しかし茂日先輩が止めに入る。

 

美咲「花帆、必殺技で抜いて! 抜いたら剣城くんにパス!」

 

美咲「分かった!」

 

 花帆は必殺技の構え。辺りが宇宙空間に変わり、瞬間加速で相手を抜き去ると、足元に十文字の炎が上がる。

 

花帆「[真・サザンクロスカット]!! 剣城くん!!」

 

 茂日先輩を突破した花帆から剣城にパスが通る。

 

 完全に相手のディフェンスラインの裏を取り、フリーでボールを受け取った剣城はそのままシュート体勢に入る。

 

虻山「来い!!」

 

剣城「決める!! [デビルバースト・G2]!!」

 

 闇のオーラをまとった剣城の必殺シュートが2軍ゴールを襲う。虻山先輩も防御体勢に入り、

 

虻山「[ラピッドウィップ・V2]!!」

 

 鞭の様にしならせた腕を三連続でシュートに叩きつける虻山先輩。

 

 しかし―――、シュートは先輩を吹き飛ばし、ゴールに突き刺さった。

 

GOOOAL!!

一軍 1 ー 0 二軍

 

 

一軍が1点を先制し二軍のキックオフから練習再開だ。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 ボールは青山先輩に渡りドリブルで攻め上がってくる。

 

美咲「花帆は吉良くん、天馬くんは一乃くん、飛鳥は石狩くんをマーク!! 私は一歩引いた位置から3人のヘルプに入るから、霧野くんと恵梨香は中のケア、美月と車田先輩はサイドバックのオーバーラップを警戒!!」

 

一軍『『『 了解!! 』』』

 

 

 相手のFW3人にMF3人を使いガッチリマーク。

 

 そして美咲先輩も一歩引いた位置から3人の内の誰かのマークを外された際に誰にでも援護に行けるように立ち位置を調整。万が一突破されてもDFに警戒させる。

 

青山「くそっ! パスが出せない!!」

 

美咲「剣城くん! 茂日くんのマーク入って!」

 

剣城「分かった!!」

 

 そして虎次朗は梨巣野先輩へのパスコースを消しながらボールを奪いに掛かる。

 

 青山先輩はパスが出せないのでドリブル突破を仕掛けるが中央の天馬がプレスを掛ける。

 

青山「(一乃が空いた!!)一乃!! ……!?」

 

 しかし一乃先輩へとパスがでた瞬間、引いた位置で守っていた美咲先輩が一気に近付きインターセプト。ボールを奪い一軍は一気に攻勢に出る。

 

美咲「天馬くん!!」

 

 ボールは天馬に渡る。

 

美咲「天馬くん、虎次朗くんにパス!」

 

天馬「分かりました! 虎次朗!」

 

 美咲先輩からのパスを受け取った天馬は虎次朗へとパスを出す。

 

 虎次朗は必殺シュートの体勢だ。

 

虎次朗「行くぜえっ!!」

 

 虎次朗が右足を振り上げると、背後に猛虎のオーラが現れる。そしてドゴォっ! と、空気が爆裂する様なインパクト音と共に、猛虎が駆ける。

 

虎次朗「[絶・タイガーショット]だあああっ!!」

 

向坂「させないっ!」

 

桃山「止める!!」

 

 二軍の先輩たちがシュートブロックに入るが、

 

バギィイィイイイッ!!

 

向坂&桃山「「うわああああっ!!???」」

 

 2人は車に轢かれたように宙を舞い吹っ飛ぶ。全くと言っていいほど威力を奪えず、シュートはゴールに向かう。

 

 虻山先輩は迎撃体勢に入る―――。

 

虻山「[ラピッドウィップ・V2]!!」

 

 鞭の様にしならせた腕を3連続でシュートに叩きつける先輩。しかし当然止められる筈もなく、

 

バシュウウウンッ!!

 

GOOOAL!!!

一軍 2 ー 0 二軍

 

 シュートはゴールに突き刺さった。

 

花帆「虎次朗くんナイスシュート!!」

 

虎次朗「おう!!」

 

 

――― 天馬視点 ―――

 

天馬「(美咲さんはしっかり役目を果たしてる……。なのに俺は……「……ま! 天馬!!」)っ、な、何?」

 

虎次朗「いや、何か落ち込んでるから」

 

天馬「美咲はちゃんとやってるのに、俺は何もできないなって……」

 

 天馬が俯くと虎次朗は、

 

虎次朗「メソメソしてんじゃねえよ!」

 

 まさかの怒り。そこは気遣うところじゃないの!?

 

天馬「だ、だって……」

 

虎次朗「お前がウジウジしてると調子出ねぇんだよ」

 

天馬「でも……「ああん?」ごめんなさい、その振り上げた拳を下ろしてください」

 

 即座に土下座する天馬。周りも引いてるよ。

 

 すると………、

 

美咲「天馬くん、私はゲームメイクでチームを動かすことが出来る。でも、あなたに求められてるのはそれじゃあ無いでしょう?」

 

 美咲先輩の言葉の意味が分からない天馬。そしたら、

 

車田「俺たちが天馬に求めてるのは"チームを引っ張るリーダー"じゃない。"チームを支えるキャプテン"だぞ?」

 

霧野「ああ、俺たちはお前に何度も助けられてきた。お前はお前のままでいるだけで、キャプテンの役割を果たせてたんだ。美咲の言う通り、"ゲームメイカー"だったらダントツで美咲の方が向いてるしな」

 

天馬「俺は…俺のままで良い……」

 

飛鳥「そうだよ天馬くん!」

 

天馬「分かりました! 俺、やってみます!!」

 

 そして話は終わり二軍のキックオフから練習再開。

 

 

ピィイイイーーーッ!!!

RESTART!!!

 

 

 ボールは石狩先輩に渡り先輩がドリブルで攻め上がる

 

美咲「飛鳥! 私と連携してディフェンスを掛けるよ!」

 

飛鳥「分かった!!」」

 

 2人が連携してディフェンスに入る。2人の息の合ったコンビネーションに石狩先輩も攻めあぐねる。

 

美咲「そこっ!!」

 

石狩「何!?」

 

 ボールを奪った美咲先輩からボールは天馬に。しかしそこに青山先輩がディフェンスに来る。

 

青山「行かせるか!!」

 

天馬「絶対にやってみせる!! [そよ風ステップ・S]!!」

 

 天馬は最終進化したドリブル技で青山先輩を抜き去り、虎次朗にパスを出した。

 

 

――― 虎次朗視点 ―――

 

虎次朗「何だ、やりゃあ出来るじゃん」

 

 そしてシュート体勢に入った虎次朗は軸足を踏ん張り、右を振り上げる。

 

虎次朗「[絶・タイガーショット]!!」

 

 ドゴォッッ!! 空気が爆裂する様なインパクト音と共に、猛虎のオーラが牙を剥く。

 シュートは超スピードで一直線にゴール目掛けて突き進み、キーパーが反応する間もなくゴールに突き刺さった!

 

GOOOAL!!

一軍 3 ー 0 二軍

 

 

 そして、3-0になった所で終了の笛が鳴った。

 

 

一軍 3 ー 0 二軍

 

― 続く ―




天馬、どうにかなりそうですかね?

【アルテミス】の少女たちにて、画像あります。女の子たちの中で誰が気になりますか?

  • 相澤花帆
  • 加山美咲
  • 古谷飛鳥
  • 平沢小春
  • 葉山朱里
  • 剣崎優里
  • 司馬麗奈
  • 八神恵梨香
  • 葛城美月
  • 木島歩美
  • 城戸桜
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