ことに至って次の日。
早朝一番にリインフォースが口を開く。
「では、私の出番だな。」
「・・・何をあっけらかんと人の男と寝る宣言をしてるの?
殺すわよ。」
「・・・ほう?面白いことをいう。
殺せるのか?
響がいなければ中途半端な融合騎風情が。」
響がベッドから幸せ気分で目を覚ますと全裸のアイシテルと、これまた全裸になったリインフォースがにらみ合っていた。
一気に幸せ気分が吹き飛んだ。
非常に険悪なムードではあるものの、如何せん見た目が見た目なのでどこか滑稽にも映る。
「逆に尋ねるわ。
殺して良いの?」
「言うに事欠いて許可を求めるとはな。良いはずが無いだろう?
それでは響と至れないではないか。」
「そうね。そこまで言うなら仕方ないわ。
許可なんて取らずに、殺すわ。殺す。」
「ま、仮に許可したとしてもアイシテルに私を殺すのは現実的とは言えないがな。」
「今の貴方の魔力の源がなんだったのか忘れたのかしら?」
「古代ベルカのデバイスを舐めるな。アイシテルがただのデバイスでないことは理解しているがそれでも私には勝てない。年期というものを教えてやろう。」
「ただ黴臭いだけのババアじゃない?」
「これだから生娘は困る。
確かに見た目にとらわれることは愚かだと断ずる人間もいるが、世の中とは一つの側面から見るだけで全てが分かるほど、断ずることが出来るほど単純ではない。
この場合、性行為をするうえで必要なのは活きの良い女子の肉体、すなわち見た目だ。事実、響の股間を見ればそれが分かる。その条件を満たしている時点で私とアイシテルは条件の上では同等だ。
長年生きているというのはあくまでも寿命が100年しかない人間にとってのある側面から見た印象であって、性行為をする上での弊害はなんら無い。十二分に揉みごたえがあるし舐めごたえもあるだろう。挿入(さ)しごたえもあるはずだ。なんせ生まれてこの方一度も使ったことが無いのだからな。初物同然だ。」
「良く回る舌ね。まずはその舌から抉り取ってあげようかしら?
第一、響は見た目が良いだけの女ならいくらでも周りにいるのよ?はやてちゃんしかりなのはちゃんしかりアリシアちゃんしかり。その中で私だけに操をささげようとした時点で、その辺の下半身で物を考えるけだものとは一線を隔すの。リインは始めから履き違えてるわ。響をその辺の低俗な男と一緒にした時点でね。響との性行為に至るに必要なのは愛よ。それだけ。」
「当然のこと分かっている。なんだかんだで主、響とは10年も一緒だったのだ。
ゆえにこそ問題がない。
愛していないはずなど無かろう?
もちろんこの気持ちは本物だ。最初こそ助けられた恩や勘違いが切欠であったが、今では彼の一挙手一投足に見惚れるほどに。アイシテルにそこまでの愛は無いだろう?」
「それは愛なの?
ただの偏愛じゃないの。なんのことのない一挙手一投足にいちいち惚れる・・・享受するしかない女はお呼びじゃないのよ。そうした行為を見てきっちりと響を叱って上げるのが彼を愛する人の務めだとは思わない?普段からダメなところのある響の場合はなおさら。」
「何を言う?
それら悪いところも含めて相馬 響だ。アイシテルのしていることなど自身の都合の良い男を手元で育てることに違いない。盆栽弄りに等しい。それこそ偏愛ではないのか?」
「それはこっちのセリフ。
悪いところをただ見過ごすなんてタダの自意識の無いお人形じゃない。お互いに切磋琢磨できる間柄というのもまた美しく尊いものだと思うのだけれど。それに勘違いしないで欲しいわ。悪いところはしっかり怒る。怒った上でもソレをし続けると言うのが響の選択ならば私はその選択を尊重する。
私がするのは選択肢を増やすだけの行いで、貴方はただのダメ女よ。女と言うよりもデバイスだけれど。」
「ふむ、確かに私たちはデバイスだ。
ゆえにこそ言いたいな。デバイスの本懐とは主人を絶対として愛しく思い、主人を信じて付いていく。私としては即刻この場で突いて欲しいのだが・・・まぁそこはともかく。」
「それは信用でも信頼でも無い。ただの妄執よ。それとさりげなく下ネタをブッコムのやめなさいよ。貴方の悪いくせね。」
「何。思ったことは言ってしまう性分と言うまで。何はともあれだ。確かにアイシテルの言うことにも一理あるし、ゆえにこそ言いたいのだろう?
響に抱かれるのはこの私こそ相応しい、と。些かずるい感情ともいえるし、妥当ともいえる。が、言わせてくれ。」
「何かしら?」
「『初めては私が貰うけれど、その後は多少くらいなら貸してあげる。同じ人間を好きになったよしみ』でという約束はどこへ言ったぁあああっ!!」
「うわっ!?
ガチ泣きっ!?」
「ようやく響の寵愛を受けられると和気藹々として昨日の夜の時点で服を脱いで真っ裸になっていたというのに!!
いうのにっ!!
下半身は最早大洪水!
準備万端なのだぞっ!?」
「なのだぞと言われてもっ!?ていうかもう手段を選ばなくなってきたっ!?」
リインの下半身からつーっと太ももにたれる液体がある。
「響も響でどうして私に援護射撃をしてくれないっ!?
別にしてくれたっていいだろっ!?」
「いや・・・その・・・抱く気が無かったと言いますか?」
「なぜだっ!?
私の身体じゃ満足できないと言うのかっ!?」
「ひあっ!?」
涙ながらに迫る響。
股間のいちもつを乱暴に掴んでリインフォースは言う。
「こんなに反応してるくせにっ!!」
「いや、それは・・・男である以上仕方ないといいますか・・・というかさっきから真っ裸でいられるものだからムラムラとしてしまってそれどころじゃなかったといいますか・・・でもなんか昨日の今日で朝っぱらから抱かせてなんて言うとがっつきすぎかな・・・と思って、脳内でガチムチレスリングの回想をしながら猛る性欲を抑えていたと言いますか・・・」
「・・・今までガチムチレスリングを回想していてこの状態だと?」
リインが戦慄した様子で響の股間を凝視する。
響は恥ずかしそうにして隠そうとしたものの男らしくないと思ってプルプル震えながらも顔を真っ赤にして視姦に耐えつつ。
中世的なので可愛く見えないことも無かったと言うことは言っておこう。
「人聞きの悪いことを言うなっ!!
さっきまでなんとか収めてたのに、そんなちょっと汗ばんだ感じでこっちに迫りくるからだろっ!?」
「ふむ、ならば私が舐め―――あうっ!?」
「だから許さないって言ってんでしょっ!!」
「約束があったろうっ!?」
「それはそれ、これはこれ。」
「いや、別にそれとこれで分けられるようなことではないぞっ!?」
「やかましいっ!!
やっぱりイヤになったのよっ!!諦めなさいっ!!ていうかデバイスには性欲なんて無いんだから必要ないでしょうがっ!!」
「だからこそだっ!!
だからこそ響に抱かれることで愛を感じたいのだ!!快感を感じたいわけではないっ!!
それの何が悪い!!」
「私に悪いわよっ!!」
「リインッ!?
ちょっ!?ちょっとまてっ!!
ちょっ!!」
そのままくんずほずれずの三人。
ベッドがわらわらと乱れる。
「リインフォースッ!!」
「っ!?
・・・響。」
響が真剣な表情で言う。
リインフォースとシッカリと対面して言った。
向き合って、視線をそらさずに。
空気が変わったことを感じるアイシテルとリインも改めて響に注視する。
「その・・・だな。
言い難いことなんだけれど・・・その・・・やっぱり俺は・・・アイシテルが好きであってだね・・・その・・・誠実に行きたいというか、大切にしたいというか・・・仮にリインを恋人にするとしてもそれはあくまでも二番で・・・」
「それでも構わない。」
リインは即断言する。
本当ならば構う。
構うに決まっている。
一番が良い。
一番でなければ価値など無い。
一番愛して欲しい人に一番に愛してくれない。
構うに決まっているだろう。
しかしおくびにも出さない。
それは言ってもどうしようもないことだし、どうこうするつもりもない。
響にとってもう一番の座は埋まってしまった以上、どうしようもないのだ。どうかしていいことでもない。
「俺が構うんだよ。
恋人という存在に順番をつけたくないんだ。
でも・・・そういうのってどんな奇麗事を言っても、どんなに目を背けてもやっぱり複数ある以上、順位がついてしまうのは仕方ないということなんだよな・・・だから、だから、な。
いや、好きだよ?
リインは大好きだ。
でもそれはあくまでも家族的な好きであって・・・」
やはり。そうか。やっぱり。
そんな思いが胸を締めていって、占めていく。
薄々気づいていたことだ。
気づきたくないものの、しょうのないこととして敢えて目を向けてこなかったことだ。
「・・・響、私は別に肉体的な関係だけでも・・・」
構わない。そう言おうとした所で。
「構わなくないよ。
リインフォース。俺はオマエにも幸せになって欲しい。すでに俺の隣にはアイシテルが居て、アイシテルのための席しか空いてないんだ。
肉体的だけ?
そんな単純な話じゃないよ。
いや、実は単純で俺がメルヘンチックな童貞野郎だから童貞くさいことを言ってるのかもしれない。
でも・・・な。それでも。
リインフォースと取り返しのつかない一線を越えるくらいなら自慰ですませれば良い話しだし、その程度のことでリインフォースに一生残る思い出の1ページを埋めたくない。きっとリインにはもっと良い人が・・・」
良い人か。
良い人。
他のだれでもない目の前の、自分が懸想している相手が、響がそれを言うのか?
「・・・うむ。確かに。
響の言うとおりだな。・・・確かにそのとおりだ。」
ゆらりと立ち上がるリインフォース。
いやはや。このまま明るいノリでそのまま肉体関係をもてればよかったと言うのに。
アイシテルは言っていた。
他の低俗なけだものとは違う、と。
一緒であればよかったのに。
このまま押し切られてことに至ってしまうような優柔不断な男であればよかったのに。
嗚呼、どうしてこういうときばかり。
こういうときばかり格好良く在るのだろう。私の主様は。
ここまで来たのならそのまま勢いに流されてしまえばよかったのに。
「り、リインフォース?
分かって・・・分かってくれた・・・か?」
分かる?
「分かる?
何をだ?
分かるわけ・・・分かるわけないだろうっ!?」
怒りに任せて踏み抜いた足でフローリングの床が割れ飛ぶ。
分かる?
何を?
諦めることを?
自分の愛されたいという気持ちに終止符を打つことを?
それとも私の愛されたい。
その欲求。
私の根本。
彼と初めて会って、彼と共に居ようとしたその源にフタをするということを?
「リイン・・」
「分かって・・・分かりたくない。
分かりたいはずあるものか・・・私は、私は・・・」
リインフォースの目からはボロボロと涙が流れ落ちる。
「リインフォース・・・」
「今まで私はこれでも分かってきたはずだよ。
一番に愛してくれないことを分かり、響の隣にはいれないことを分かり、愛を形として行為として受け取ることが出来ないのも今分かった。
その私にこれ以上何を分かれというのだ?」
「・・・。」
「別にいいじゃないかっ!!
一緒に・・・いて・・・一緒に・・・寝て・・・そのついでに抱いてくれるくらい・・・良い人?
良い人だとっ!?
ふざけるなっ!!」
感情の高ぶりに応じて魔力が収束、周囲の家具を破壊していく。
響とアイシテルは微動だにせず、ただリインフォースを見る。
「他に・・・他の人間で良いならばわざわざ身体をささげぬっ!!
意志をささげぬっ!!
時間をささげぬっ!!
労をささげぬっ!!
日々をささげぬっ!!
感情など・・・愛をささげるものかっ!!
始めからそこまで入れ込むはずなどないだろうっ!?」
何時しか嘆きは慟哭へと。
叫びへと変わっていた。
「・・・分かりたくない・・・」
☆ ☆ ☆
六課にちょっと来て欲しい。
そうはやてに頼まれたのはとある日の午後だった。
『というわけでお願いできひんか?』
「なにがというわけ、だよ?」
『漫画とかであるやん?
ほら、かくかくしかじかとか、というわけでって言うだけで相手に用件が伝わるパターン・・・とはいわへんか。』
「ここは漫画の世界じゃないんだが・・・」
『ま、せやな。
完結に済ませるとうちのティアナがちょっとミスってな。
色々と切羽詰ってるから、たまには第三者と触れ合うのも良いかな思うて・・・ていうかそれどころやない?もしかして?』
「・・・なんでそう思うんだよ。」
『景気の悪い面してるで。』
「うっせ。」
『何があったんや?
お姉さんに言うてみ?』
「・・・ジャイアンにいじめられたの!」
『なんやてっ!?
そしたらジャイアンに仕返しできるデバイスを・・・てアホか!
真面目に聞いてるんやで!?』
「・・・三角関係の上手な解決の仕方。」
『は?』
「いや、なんでもない。
そうだよな。無いよな。後腐れない解決なんて、都合の良い話はさ。」
『もう一回言うてや良く聞こえへんかった。』
「タケコプターって何でタケコプターなんだろうな?」
『そら竹で出来てるからやろ?』
「なんで竹が空を飛べるんだよ?」
『プロペラ状やからやろ?』
「プロペラ状ってだけで人体を自由飛行させるってハンパないな。タケコプター。」
『そら漫画の中の話やもん。それくらいしてのけて当然やろ?
ドラゴンボールなんかはもっと凄いで。
たとえばドラゴンボールのかめはめ波。悟空の息子で悟飯の弟の悟天はかめはめ波を舌足らずなのかかめかめ波とか言ってるんやけど、まぁこの場に置いてはかめはめ波としよか。』
「何が言いたいんだ。」
『仮にかめはめ波に岩を砕くだけの威力を込めるとしてその威力がどれくらいか分かる?
そしてそれを手で押さえつけてる悟空達の腕力たるや地球人じゃありえへんで?
2トンや。約2トン。岩を砕くだけの威力のかめはめ波は二トンの衝撃力があって、その力を手で押さえつけてるいうことは悟空たちの腕力は軽々2トンを超えるってことや。強さのインフレが激しくなる後半なんてとてもやないけど計算できるもんでは無いな。』
「・・・さっきから何を言いたいんだ?というか悟空は地球人じゃねえけどな。」
『ま、そんなむちゃくちゃなことがあるくらいなんやから今経験してることの矮小さたるやどんなもんやってことや。』
「・・・もしかして慰めてくれてんのか?」
『それ以外にどう聞こえるん?』
「分かりづらい上に、しょうもない話だわ。なおかつ漫画の中の話。それに矮小なことじゃない・・・結構深刻なんだ。」
『いっそのことタイムマシンでもあればええんやけどね。
その出来事に対応できるように準備しとくとか。』
「そんな後からとってつけるような人生こっちから願い下げだ。」
『・・・また…変なところでカッコいい…まぁ、せやな。とりあえずそれどころじゃないみたいやから、今回は引いとく。
でも相談ならいつでも乗っ取るから安心しとって。』
「はいはい、ありがとうよ。」
『もっと感謝込めて言わんかい。・・・ん、ま、上手くやるんやで。』
「あいよ。」
響ははやてと話してそしてため息を付く。
目元を真っ赤に染めて泣き疲れたのかぐっすりと寝るリインフォースを見つつ。
「漫画やアニメじゃまず三角関係の上手い解決法なんて見たこと無いよな・・・はぁ。」
「・・・響はどうしたい?」
「・・・どうしたいって何だよ。」
「響が抱きたいって言うなら私は良いよ、別に。」
「そういう言い方はやめろ。情けをかけたみたいで好かないし、リインにとってもむしろ辛い。…と思う。分からないけど。」
「けど、それでもリインはそれで良いとしちゃうだろうな。」
「・・・はぁ。何をまかり間違って俺見たいのに本気になっているのだか。」
「そういう言い方はやめて。私が悪い男に引っかかったみたいで好かないし、私にとって辛い。」
「さいですか。」
「真面目な話、私としては構わないよ?
1人も2人も一緒。ヤキモチを妬かないってことはないけれど人間と違うからね。私たちは。
ああ言っているものの、きっと人よりは弱いと思うよ?嫉妬と言う感情は。
愛で負けるつもりは無いけれど。」
「・・・。」
「結局のところ一番分かりたくないのは響かな?
リインを二番目にしたくない、リインの幸せのために、自分が節操なしのように振舞いたくない、私に誠実でありたい。
リインを思っているようで全て自分のことしか・・・とまでは言うつもりは無いけれど。
自分本位であることは否定できないよね?」
「別にそんなことは・・・第一、仮にリインの気持ちに答えたとしてもそれはそれで俺の都合になる…んじゃないか?」
「無いなんて言い切れる?
相手のために・・・って言うのは確かに美しくも尊いとは思えるけれど行き過ぎはただの偽善でただの傲慢な行いでしかない。そしてそれらを判断するのはそれぞれの人が勝手にやるんだよ。」
「・・・そうかな。」
「さぁ。これはあくまでも私の思うところであって、正解ではない。正解なんてあると思わないし、あったとしても少なくとも私には分からないかな。
ただ、一言。
驕るなよ。とだけ言っておきましょうか。
響、誰か良い人が・・・ってさっき言ったよね?
それはあまりにも酷だよ。
彼女が良い人として響に対して向き合っているのに、それをそもそも大前提からぶった切るようなことを、相手の根本を否定するようなことを言うってのは何様って感じ。
相手のためを思ってるんだけどそれもまた何様って感じ。
響はただの人間だよ?
ちょっと魔法が得意なだけのただの青年。私の愛する人。
そんな響が相手の幸せを願ってとか、分不相応にもほどがある。
幸せ?
響が幸せにしてあげるんじゃないよ。幸せにできるほど響はたいそうな人物じゃない。凄い人じゃない。
響と一緒にいることで私が勝手に幸せになるの。
自分の不幸と幸せの手綱を人に預けるほど私もリインも子供じゃないんだよ?
そこまで響が抱える必要はない。そんなことができるほど響は主人公してない、強くない。
だから私も一緒にいるの。いると決めたの。
普通に傷ついて、普通に弱虫なあなたを支えたいと思ったから。」
「・・・つまりアイシテルが言いたいのは、俺がしたいように、思うようにすればいい・・・ってこと?」
「そうよ。
合っている、間違っているは度外視してね。常道も筋道もクソ喰らえ。私は響の全てを愛しているから。
どんな選択でもそれをまるごと愛するの。アイシテルという名に誓ってね。」
「・・・。」
「そしてその答えに対してどういう選択を取るのかもまたリインの勝手。
その結果、幸せになっても不幸になっても、それは響が思い悩むことじゃない。」
「…うん」
「抱えるんじゃないの。受け止め合うの。それが私の考え。
参考程度に、そして響の答えを出して?」
「…うん。」
こうして日は落ちて行った。