【リムル達の町】
リムルが弱りきったシズをベットのすぐ側で見守る中メルナは1歩引いた距離で2人を見つめる
「スライムさん…」
「ん?」
弱々しい声でシズはリムルに話しかける
「大切な人を殺してしまうところだった…この手で…ねぇ、スライムさん、聞いてくれるかな?」
「あんまり喋らない方が…」
リムルを優しく見つめる
「私という人がいたって覚えていてほしい」
「分かった」
シズさんは朦朧としながらも、何があったかを語ってくれた、召喚されイフリートを憑依させられたこと、友達をあやめてしまったこと、魔王の側近として使え続けて勇者に救われたこと、冒険者になり人々を救ったこと、引退して学校の先生になったことを、今までの人生と糸を1本1本手繰るように
「楽しかったな…」
子供たちのと眩しい記憶が脳を駆け巡る
「平和な日々だった…私の元を去った子もいたけど…でも、グランドマスターになった子もいて…」
「グランドマスター?」
「各国のギルドを統括する最高責任者」
誇らしげにいう
「そりゃあ、大したもんじゃないか!」
「ええ、本当に、私が教えられることはもう無くなったと思った、そして寿命が残り少ないのか、イフリートの意思を抑え込めなくなってして、思い出したことが一つだけあったから、旅に出ようって…私を召喚した男、探して…」
「復讐したいのか?」
「分からないわ、でも…あって確かめたいことがあったの、だから私は…」
共に旅をした3人を思い出す
「本当にいい子達…ちょっと危なっかしいけど」
「そうだな」
「楽しかった、でも、もう…」
メルナの方を見ると優しく微笑みかける
「メルナちゃん、約束覚えてる?」
「もちろん、覚えていますとも!」
「そっか、スライムさんと仲良くしてね」
「はい!」
「ふふ、いい子」
メルナの頭を優しく撫でる
「ねぇ2人とも、名前はなんていうの?」
「えっ?、俺はリルムって…」
「本当の名前」
「ああ、俺は悟、三上 悟」
「多田野名斗…」
「私は静江…井澤静江」
「シズエさん、もう眠ったほうがいい」
「悟さん、お願いがあるんだけど…聞いてくれる?」
「いいよ、なんでも言ってくれ」
「私を…食べて、私にかけられた…呪いを食べてくれたみたいに、嬉しかった」
リムルはただま静かに見つける
「この世界が嫌い、でも、憎めない、まるであの男のよう、だから…だから…この世界に取り込まれたくない…最後の…お願い」
リムルを真っ直ぐ見つめる
「私を…君の中で眠らせてくれないかな?」
ただ静かに見つめ合う
「いいよ…男の名前は?」
「レオン=クロムウェル、最強の魔王の一人」
「そいつに何を確かめたかったんだ?」
「…私という人間がいた事を認めさせたいだけかも…しれない、それに、もし、あの子たちが救われ…元の…世界…」
リムルが優しくシズの手を握る
「約束しよう!三上悟…いや、リムル=テンペストの名において、魔王レオン=クロムウェルにきっちりとあなたの思いをぶつけてやるよ!」
「ありが……とう」
「シズさん…」
(運命の人よ、安らかに眠れ俺の中で)
リムルがシズを優しく包み込む
「おやすみなさい、シズさん…」
「シズさん大丈夫かなぁ」
エレンが心配そに言う
「心配すんなって、リムルの旦那が着いてんだからよ」
「そうでやすよ、旦那がくれた回復薬、すごい効き目だったじゃないですか」
「おやこれは!皆さんもお見舞いですかな?」
「リグルドさんもっすか?」
「はい、シズ殿の着替えをお持ちしたことろです、リムル様!失礼します」
リグルドがテントに入ると驚愕する、そこには葵髪をした少女が裸でたっており、メルナがベットに座り込んで、顔を覆い嗚咽を洩らしていた、後ろから入ってきたカバンたちが驚く中、ランガが葵髪の少女に向かって叫ぶ
「我が主…!」
「「「え?」」」
「そのお姿は…それに、メルナはなぜ…」
「そっ、その子が…リムルの旦那ー!?」
美しくも儚い、目に涙を浮かべた少女、リムルがリグルドたちの方を向く
リムルが事情を説明し終わる頃にはすっかり日が傾いていた
「そうか、シズさん、逝っちまったのか」
「本当の、リムルの旦那でやんすか?」
リグルドとランガが答える
「間違いないありません!」
「見くびるな!姿形が変わったぐらいで、分からなくなるとでも思うのか!!」
「いや、そういう訳じゃなくって…どうにもその、なんか、ちっこいシズさんっぽいつうか」
「本当だよ、ほれ」
リムルが腕を上げるとスライムの姿に戻る
「シズさんを食べたの?イフリートを食べたみたいに…」
「それが俺にできる唯一の葬送だったからね、仲間のお前たちに相談も泣く悪かったな」
「いや、それがシズさんの望みだったなら仕方ないさ」
「すまんな、エレン割り切れないかもしれないけど…」
「ううん…ただ、最後にお別れのあいさつくらい言いたかったな」
「シズさんは、お前たちと旅ができて楽しかったって言っていたよ、それと危なっかしいとも」
2人がカバルを見る
「ん?なんだよお前ら!シドだってこの前落とし穴に落ちたじゃねぇか」
「それは姉さんが!」
3人がいつもの調子に戻り言い合いを始める
(しんみりするより、いつものこの調子の方がしずさんも喜ぶよな)
【翌日】
「ほんとに世話になったな、そろそろおいとまするよ」
「国に帰るのか?」
「ああ、ギルドマスターに調査報告とシズさんのことを報告しなきゃならんからな、ここのことは悪いようには報告しないぜ」
「リムルさんのことも伝えとくね」
「なにか困ったことがあれば頼るといいでやすよ」
「おう、そうさせて貰うよ」
3人が顔を見合せ互いに頷く
「旦那、最後にお願いがあるんだけど」
「もう一度、人の姿になって貰えねぇかな」
「ん?別にいいけど」
リムルの姿が変わる
「一体なんだ?」
「「「シズさん!ありがとうございました!」」」
「俺!あなたに心配されないようなリーダーになります!」
「あなたと冒険できたこと、生涯の宝にします!」
「ありがとう!」
エレンが抱きつく
「お姉ちゃん見たいって思ってました!」
別れの挨拶がすむとリムルが3人の装備を見る
「お前らの装備、ぼろぼろだな」
「「「酷い!!」」」
餞別として3人に装備をプレゼントすると、ひとしきり騒いだあと、3人は町を後にした
ミリム達の村は着々と発展をとげていた、カイジンとドワーフ三兄弟のガルム、ドルド、ミルドが衣類、道具作成、住所建設を進め、リグルドのもゴブリンロード達が村の統治を行う流れができていた
リムルが誰もいないことを確認すると1人テントに入る、メルナに修理させた仮面を眺めるとその場で人型になる、四肢を動かしながら自分の体を確認する、視覚と聴覚による久しぶりの人の感覚がリムルの体を満たす
解析が完了したイフリートのスキル分身体を使用し自身の分身を作り出すとまじまじと眺める
「なるほど…シズさんに似ている、前世の俺の要素は欠けらも無いななんという美少年…女?」
(人間体の性別を確認しない訳には行かないよな…)
ゆっくりと自身の股を確認すると地面に伏せる
(息子…復活ならず…しかも中性いや、性別がない無性だっ!
ある程度体の確認が終わると、リグルドとメルナから今日の報告を受ける
「報告は以上であります、ああそれと、今日もお食事は必要ないのでありますか?」
「ほら、その体なら味がわかるんじゃない?」
「はっ!メルナ!リグルド!今日から俺も一緒に飯を食うことにする!」
「なんと!では今夜は宴会ですな!」
「俺ゴブタと狩りに行ってくるよ!」
「大丈夫なのか?」
「心配すんなって!遠くまでは行かないし、ゴブゾウたちもいるからさ!じゃ!」
メルナと共にゴブタと合流する
「みんな〜!今日はリムルのための宴会だからな!沢山狩るぞ〜!」
「え?リムル様もたべるんですか?」
「あぁ!この体には味覚があるからな」
「ふ〜ん、沢山食べたらおっぱいも育つっすかね?」
メルナとリムルの拳骨がゴブタを襲う
「不敬!」
「すみません!ゴブタにはきっちりと教育しておきますので…」
「リグルが謝る必要ないさ、さてと…今日は特上の牛鹿を用意するよ!」
「おう、頼んだぞ!」
「最近は魔獣達が森の奥からやってくるので獲物は豊富なんです」
「何かあったのか?」
「いえ、魔獣の移動は頻繁に起こるものですから、特に何かあるというわけでは…」
「そうか、メルナ、ランガを同行させるからランガに乗って移動しな」
「遠慮はいりませぬ!さぁ我の背にメルナ殿!」
「おお〜!かっこいいですよランガさん!」
「へっへっへっへっへっ」
(可愛いが勝つな…)
【森林の中】
「スキル発動!“清掃者”!」
俺のスキルで捕まえた獲物の傷を修復する、清掃者の修復は死体には有効のようだ、おかげで雑に斬り殺しても上質な毛皮と肉が手に入る
「いや〜便利っすねメルナ様のスキル、狩りに持ってこいっすよ!」
「ええ、汚れた服も綺麗にしてくれますし、本当に助かってます」
「ふふ〜ん、まぁ俺も働かないとな!タダ飯を食らう訳にはいかんのですよ」
「素晴らしい考えです、メルナ様!」
「そこの御仁、」
林の中から角の生えた集団、オーガが話しかけてくる
「誰ですかあなたたち…!?」
突然赤い髪をしたオーガが斬りかかってくる、すんでのところで剣を防ぐが衝撃で後ろに飛ばされる、
「ちっ!強いなこいつら…全員撤退!逃げる…」
後ろを向くと地に伏せるゴブゾウ達と胸を切られるゴブタが目に映る
「てめぇよくも!!!」
「いけません!メルナ様!くっ!」
制ししようとするリグルを無視し、怒りに任せゴブタを切りつけた白髪の老オーガに突撃するが全ての攻撃を防がれる、これでもかと大振りの攻撃を頭上から食らわせようとするが弾かれ無防備た胴を晒す
(まずい!!切られる回避…?無理!防御!!)
老オークの刀が腹を通り抜けんとした時、動きが止まる
「なっ…なるほど、アーマーサウルスの身体装甲を纏った腕で勢いを殺し、ブラックスパイダーの鋼糸で腹をガード、わしの剣を粘糸で絡めとったか…貴様奉仕族じゃな?ならそのスキルは貴様の主のちからのはず、主に合わせよ!」
「ご明察!でも腕を犠牲にして得たチャンス!このままくたばれ!!黒稲妻!!」
「待て!!!」
メルナが老オーガを仕留めようとした瞬間リムルの声で静止する
「リムル!?」
「ランガに呼ばれて来てみれば…ランガ、何があった」
「あのもの達が突然襲いかかってきました、メルナ殿とリグル殿とで応戦したのですが…」
「倒れている奴らは?」
「魔法で眠らされました、あの桃色の髪の仕業です、それを見たメルナ殿が怒り奴らを…」
「リムル〜はやく腕直して〜!」
老オーガから距離をとると、皮1枚で繋がった腕をプラプラと振りながらリムルに近ずく
「お前はしばらくそのままな」
「なんで!?」
「よく見ろ、あいつらは魔法で眠らされただけだよ、ゴブタもさっき回復薬をやったから無事だ、全く…冷静になれよメルナ、俺が大人の対応を見せてやるから、そこでじっとしてろ」
「ごめん…」
「面目ありません…まさかオーガに出くわすとは思わず…」
(オーガ…ゲームやアニメのイメージとわだいぶ違うな、なんか鎧と日本刀?持ってるし、6人のオーガか…)
「おいお前ら、事情は知らんがうちのヤツらが失礼したな、話し合いに応じる気はあるか?」
「正体を表せ!邪悪な魔人め!!」
リーダー格であろう赤髪のオーガが刀を向ける
「は?ちょっと待て!俺がなんだって!?」
「魔物を使役するなど、普通の人間にできる芸当ではあるまい、見た目を偽り正体を隠しているようだか甘いは!」
「正体を表すがいい」
老オーガが睨む
「黒幕から出向いて来るとは好都合というもの」
青い髪をしたオーガがいう
(が〜ん!俺の正体なんてただの愛くるしいスライムなのに…)
「ふん、貴様の話など聞く意味を持たん!全てその仮面が物語っている!」
「は?…仮面?待ってくれ、なにか勘違いしていないか?これはある人の形見で…」
「同胞の無念、その億分の1でも貴様の首であがなってもらおう!邪悪なる豚どもの仲間め!」
「どういたしますか?」
「どうって…お前はあの桃色を相手しろ」
「はっ!」
「消して殺すなよ」
「はっ…」
「どうも裏がありそうだ、邪魔だけしてくれたらいいから、残りは俺が倒すよ」
「しかし、リムル様がオーガ五体を相手することに…」
「問題ない、負ける気がしない」
「さすがは我が主、承知!」
「ナメられたものだな、後悔するなよ!」
赤髪のオーガが雄叫びをあげ迫って来るが、とてつもない速さで避け、後ろにいた大柄で木槌を持ったオーガを麻痺で眠らす、無防備なリムルの背を紫色のオーガがメイスで殴り掛かるが、躱す
「悪いな魔力感知で丸見えだ…でかい!」
突然のセクハラにに驚き動きが止まる
「いや、丸見えってそういう意味じゃないぞ!誤解するな!」
再び降り掛かってくるメイスをかわすと糸で拘束する
「転びそうですよ、お嬢さん、なんちゃって」
隙ありと刃を突き刺そうとする青オーガの攻撃を身体装甲で塞ぐとがら空きとなった腹を殴り飛ばす
「おお…さすがっす!」
「あんなに簡単に…」
桃オーガが驚愕する中リムルは残る2人を見る
「どうする?」
「ふむ…エビルムカデの麻痺吐息、ブラックスパイダーの粘糸、鋼糸アーマーサウルスの身体装甲、他にも多数の魔物の技をえとくしているやもしれぬ、やはり貴様があの奉仕族の主か…ご油断めされるな、若」
(あの爺さん俺の獲得した魔物を一目見ただけで言い当てやがった、手の内を見せすぎるのはマズいかもな)
「ここら辺にしないか?そろそろ俺の言い分も聞いて欲しいんだが…」
「だまれ!邪悪な魔人め!たしかに貴様は強い!だからこそ確信が深まった、やはり貴様はヤツらの仲間だ!」
「奴らって…」
「たかがオークごときに我らオーガが敗れるなど考えられぬ」
「オーク…おっ、おい、さっきから何を…」
「だまれ!全ては、貴様ら魔人の仕業なのだろうが!」
「えっ、魔人?」
「とぼけるな!!」
「まてよ、それは誤解…」
言い終わる前に老オーガがリムルの腕を切り落とす
「む…わしも耄碌したものよ、頭をはねたと思ったのじゃが…」
「我が主!」
「こっちはいい!油断するな!」
(魔力感知は掻い潜り、多重結界と身体装甲をあっさり破ったのか?やりずれ〜爺さんだ…)
「次は外さんぞ!」
「右腕を失い、発狂しない胆力は褒めてやる、一人で俺たちを相手取ろうとしたその傲慢さが貴様の敗因だ!冥府で悔やみ続けるがいい!」
リムルが落とされた腕を拾うとそれを吸収し、回復する
「ハハ、片手を切り落とした程度で俺に勝ったつもりだったのか?」
「ば…化け物め!オーガフレイム!」
妖炎がリムルを包む
「やった…のか?」
だがリムルには効かないそよ風を受けたかのように、易々と炎の中から歩いてくる
「残念だったな、俺に炎は聞かないんだ、だがたしかに俺はお前たちを甘く見ていたようだ少し…本気を見せてやる」
仮面を外す、オーガが刀を構え直すとリルムの体から禍々しい量のオーラが吹き出る
「なんというオーラ…」
「よく見ておけ」
掲げた手の平から黒く大きい炎、黒炎を出す
「何それ!?いつの間にかっこいい技を…」
メルナが羨むなか、桃オーガは驚愕し怯える
「あっ、あれは…あの炎は…!周囲の魔素を利用した妖術ではありませぬ!あの炎を形作っているのは純粋に、あの者の力のみ!炎の大きさがそのままあの者の力…」
「もっと面白いものを見せてやろう」
リムルがそういうとすぐ側にあった大岩を黒稲妻で破壊する
(あっ、やっぱ封印したままの方がいいかな、てかメルナもさっき使おうとてしたよな?このスキルは共有しないようにしよう…)
「…どうする?まだやるか?」
(よしよしビビってるな、頼むからこれで降参してくれよ)
「若!姫お連れしてお逃げ下さい、ここは儂が…」
「黙れ、じい」
覚悟を決めたように目を瞑る
「凄まじいな…悲しいが我らでは、貴様に遠く及ばぬようだ、だが俺も力ある種族…オーガの次期頭領として育てられた誇りがある!無念に散った同胞の恨みを晴らさずして、何が頭領か!敵わぬまでも、せめて一矢報いてやるは!」
「若…それでは、わしもお供いたしましょうぞ!」
(そう来たか…マズいな完全に裏目に出たな)
睨み合う両者の間に桃オーガが割って入る
「お待ちください、お兄様!この方は敵では無いのかもしれません!」
「そこをどけ!」
「いいえ!」
「なぜだ!?里を襲ったヤツと同じく仮面をつけた魔人ではないか!お前もそう言っただろう!」
「はい…ですが、冷静になって考えてみてください、これだけの力がある魔人様が、姑息な手段を用いて、豚どもに我らが里を襲撃させるなど不自然です!それこそ、お一人で我らを皆殺しなできましょうから」
リムルがうんうんと首を縦に振る
「この方は異質ではありますが、恐らくは里を襲った者共とは無関係なのではないかと」
「うん!少しは人の話を聞く気になったか?もうこれいらないよな」
黒炎を手のひらに吸い込む
「何者なんだお前は…」
「おれ?俺はただのスライムだよ」
「スライム?」
「そっ、スライムのリムル」
体が溶け元の形に戻ると体から仮面を取り出す
「ちなみにこの仮面はある人の形見だ、なんならお前の里を襲ったやつのと同じか、確認して貰っても構わない」
赤オーガが仮面を受け取るとほかのオーガと共に仮面を見つめる
「似ている気がするが…」
「これのは抗魔の力が備やっているようです」
「しかし…あの時の魔人はオーラを隠しておらなんだな」
「では…」
赤オーガが膝を着き謝罪する
「申し訳ない、どうやら追い詰められて勘違いしてしまったようだ、どうか謝罪を受け入れて欲しい」
「うむ、苦しゅうない、まぁここで話すのもなんだしひとまず村に戻ろうか、お前たちも来いよ、」
「いいのか?」
「うん、色々事情も聞きたいしな」
全員で村に向かうゴブリン達は無事目覚め、オーガ達の怪我はリムルの回復薬で治った、ちなみに俺はまだ腕を治してもらってない、まぁ頭に血が昇って考え無しに攻撃した罰だ…受け入れよう
「そういえば名前は?」
リムルが聞く
「いや、俺たちにネームドはいないよ」
「そっか、普通はないんだっけ…そっかぁ」
(また名付ける気だな…)