作りたいものを作る。ただそれだけ。   作:作猫

17 / 18
成長を書くって難しいですね


いろんな味の飴を作る装置

10月です…はっぴーハロウィン

仮装装置でも作ろうか…

 

「トリックオアトリートォ、御菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ」

 

…鏡を見ながらそういう自分…めっちゃくちゃ恥ずかしい。

そういえば文化祭がそろそろでしたね。なにかいいものをお披露目…ん?電話が…

 

『やぁ!楓ちゃん電話に出んわーなんつって』

 

 

 

 

 

 

 

…オレオレ詐欺ですね電話を切っておきましょう。

何かいい出し物を…

 

よし、浮遊装置を作りましょう。

ついに人類未到達の反重力装置誕生ですーなんつって。

まぁ……まだ時間があるんで今日はハロウィンらしい装置を作りますか…

 

名付けて「歩く!綿あめ自動生成装置」

道端の子供に「とりっくおあとりーと!」なんて言われてもすぐさま五つ星のレストランに採用されることはあまりないかもしれない綿あめが誕生…

 

『ハロウィンといったら飴です。飴作りましょ』

「ナイスアイディア」

 

というわけで飴を。

まぁグラニュー糖と水をいい感じに混ぜるだけの装置になりますが…何か差別化を。

そうだ、味付きにしましょう。バリエーションを多くして

 

「よしループ先生、設計図よろしく」

『…これくらい設計図なしでも作れるのでは』

 

最近ループ先生がAIらしからぬこと言うんですよね…気のせいか

さてと先日作った超圧縮技術を併用してグラニュー糖を圧縮します。

…ってまって?今回圧縮技術必要ない…

 

飴に使われるグラニュー糖はC₁₂H₂₂O₁₁..だった記憶があって、炭素以外の水素と酸素は空気中から取り込める…けど空気中のやつじゃ汚いかもしれないからきれいにするフィルターも張っておくか。そして余裕ができたのでフレーバーカートリッジを取り付けることができます。イチゴ味とかあの頃お母さんが作ってくれたべっこう飴味とか。

 

 

まずはまるで新薬を開発するのかと思わせる作業台を作ります。

飴玉を作るためだけに生まれたなんて誰にも言えませんね、

 

さてチャチャっと完成したので設計図を書いて作っていきますか、

母みたいな道化師のコスプレする予定です。お休みを頂いて母と仲良く駅でお菓子配りたいですね。

 

 

◇次の日

 

はい、できあがりました。

内容は簡単、ポーチ型のこの装置は1分にひとつ5gの飴が出来上がります。

一つの炭素カートリッジで最高で200個作れます。そこにフレーバーのカートリッジからいろいろ加えていろんな味が生まれる!あとは硬さとかも選べますね

 

味については…まだどれにするか決まっていません。

というわけで28種類の飴を100個ずつ作りましたのでフィードバックをもらいに行きましょう

 

◇◇◇

まずは教師陣からです、放課後疲れ果てた教師陣たちに甘い糖分を…

 

「飴作って見たんでフィードバックを…」

 

教師からの視線が痛い、これも防犯ブザーのせい…

いや防犯ブザーを作った僕が悪いですね、しかし飴ちゃんをしっかりと教師陣の目線に焼き付けさせます。

ミッドナイト先生やオールマイト先生とかあたりは試食してくれるでしょうね…

 

「お前…サポート科だろ…」

 

なんか紐をぐるぐる首につけた眠たそうな先生がやってきました。

ひとつ飴ちゃんをとっては口に運んでくれました

 

「何の味だ…これ」

「あぁこれは…野菜ミックスですね!」

 

自分でもなんでこれを作ったかわからない味…

ほかの教師たちもいろんな飴をとっていきました、コンポタージュ味や麻婆豆腐味など

 

「飴って感じの触感じゃないな…それにしても、何で米の味を飴にしたんだ?」

 

プレゼントマイク先生からそういわれましたが…ハロウィンですよ?

まぁ確かになんで作ったんだろう。

 

◇◇◇

教師陣からの評判はなかなか良いものでした、味に関するフィードバックだらけですね!問題なしっと

続きまして今を生きるヒーロー科の教室前に来ました。

帰宅準備をしていますね、早速テーブルと椅子を用意してまるで交通量をはかる人みたいな感じになります。

 

「君、そこでいったい何をしているのかね?」

「サポートアイテム開発にご協力ください!」

 

音声合成を再生します。

いやぁヒーロー科の人から見たら怖いでしょうね「サポートアイテム開発にご協力ください!」なんて言われながらテーブルに置かれているのは飴の試食…

やけにしっかり者な男子生徒は驚愕していました

 

「飯田君どうしたの?…うわぁ!美味しそうな飴だね!一つもらっていいかな」

「ドゾ」

 

緑のもさもさ髪の男の子が取ったのは僕が小さいころに食べたオールマイトと有名な駄菓子製造メーカーがコラボしたオールマイト味!…どんな味かと文章化しなさいなんて言われそれを書ききれた時には世界は滅んでいるだろう…そんな不思議な飴の再現…

 

「こ、これは…!今は製造終了した幻のオールマイト味!」

 

…この緑のもさもさ…オールマイトオタクだ!

その後もAとB組ともに大評判!特によかったのは砂糖10倍のリンゴ味と蜂蜜味、後なんか美容にいいとかなんだとかの謎味…

さてこれにて試食会は終了、

 

「待ってくれ!」

「ん?」

 

なんかもりもりマッチョマンが…あ、飴食べた途端に筋力増加してたなこの人

話を聞くと名を砂藤力道…個性「シュガー」…砂糖を摂取することでパワー増加…その「飴を作る装置」を譲ってほしいだということ、

まさか冗談で作ったこれがヒーロー科の人のサポートアイテムとして実用化されてしまうなんて…

 

「わかりました、では後日改良版を」

 

しっかし…ハロウィンで使うって話はどこへ消えたのかね僕よ…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。