なんか、地球で初めてお菓子を食べたらお腹からなんか現れた。
「ちょちょちょちょちょ!!お前なんか出てきたぞ!!」
「絆斗!!俺も何がなんだか分からないんだ!!」
「何で分かんねえんだよ!!」
「そんなこと言われても~~!!」
バタバタと俺と絆斗が慌てていると謎の生き物もこちらの気持ちに連動するように慌てだした
「えっと、とりあえず君たちは何なの?」
!”#$%&’()=~
「いや、なんも分かんねぇ」「そうなんだ、俺の眷属なんだ」「何で分かんだよ!!」
え!?絆斗は分からなかったの!?
「とりあえず、俺たちに何か害を及ぼすことはないよ」
「そ、そうか…お前がそういうならそうなんだろうな」
「で?お前は何処から来たんだ?」
「何処って?こっちかな?」
そう言って、上を指さした
「それって月ってことか?」
あそこって月っていうんだ
「で?宇宙人は何しに来たんだ?悪いことしそうな感じではないみたいだけど」
「それがね、実は人を探してて」
「人探し?何でまた」
「それがさ、探してる人がお仕事さぼっちゃって。それを連れ戻すためにこっちに来たんだ」
「お前も苦労してんだな」
「分かってくれるんだ」
「まあ、似たようなやつを知ってるからな」
「それでさ、絆斗に聞きたいことがあるんだけど」「なんだ?」
「この星ってどのくらい大きいの?」
姫様を探すとなったらどのくらい広いかを想定しておかないと探す時間がどのくらい必要かが全く見当がつかない
「この星って、地球の大きさなら確か…」
そう言って絆斗は謎の端末を触って何か調べてくれたようだ
「お、あったこれだ」
「どのくらい大きいの?」
「5.10億 平方キロメートル」
「デカいね」
「おう、めちゃくちゃ大きいし世界中から歩いて探そうとしたら何年あったって見つけれねえよ」
「………そうなんだ」
どうやって探そう!!この星のことも知らないことだらけだからやたらめったらに探すのは効率が悪すぎるし!!
「とりあえず、今日はうちに泊まれよ」「え?」
「『え?』じゃねえよ。もう夜も遅いし、人探しの事は明日考えようぜ」
「そうだね、ありがと絆斗」
「おい、起きろ」「おはよう絆斗」
「朝飯できたから食べろよ」
「お菓子じゃないんだ」
絆斗が作ってくれた料理はどれも美味しそうだがお菓子じゃなかったみたいだ
「馬鹿、あれは本来娯楽品の類で頻繁に食うもんじゃねえんだよ。それに俺は甘いもんそんなに好きじゃないし」
「え?でも絆斗、昨日はたくさんお菓子持ってたよね?」
「そ、それはだな//…とにかく、普通の飯はこっちなの分かったか?」
「分かった、こっちはこっちで美味しそうだ…いただきます」
「ご馳走様でした」
「おう、お粗末様。」
ゴンゴンゴン
「誰か来たみたいだけど?」
「やっべ、こんな朝早くからあいつが来るのかよ!?。とりあえず隠れろ」
「え!!ちょっと絆斗!?」
そう言って、絆斗は俺を押し込んだ
だんだん、扉をノックする音が大きくなってる気がする…
だ、大丈夫だ…アッチの本とかは隠してるし、見られて困るようなものは特にないはず!!
「はんてぃー?入るよ~?」
「お、おう真実どうしたんだよ?こんな朝早くに?」
「どうしたのはんてぃー?そんなにバタバタして?」
「べ、別に何でもねえよ?」
い、言えない…昨夜拾った謎の宇宙人を匿ってるなんて…そいつのお腹からなんか変な生き物が出てきたなんてもっと言えない
「そう?あ、そうだこれ。お父さんがはんてぃーにって」
「お、おう。ありがとな真実」
「ねえ、ついでに朝ごはん食べてっていい?」「い、いいぞ」「やった~~」
ここで変に断れば要らん疑いを持ってしまうのを過去の経験上知っているため
「はんてぃーのご飯美味しいから毎日食べたいんだよね」
「お前それ、聞いたらおふくろさん泣くぞ」
「………はんてぃーの馬鹿」
何で急にちょっと不機嫌になったんだろう?
「まあいいや、はんてぃーのご飯たべよっと」
「お、おう。目玉焼きでいいか?」「トロトロ半熟でお願いしま~す」
と、とりあえず真実をやり過ごしてからあいつをどうにかしないと…
「ほら、ご希望の半熟トロトロの目玉焼きだ」
「わ~~い、いただきま~~す」
そう言って真実はとても美味しそうにご飯を食べ始めた
「やっぱりはんてぃーのご飯は最高だね~」
ガタガタ
「?何か片づけたの?」
「あ、あ~~まあちょっとな」
や、ヤバイあそこにはあいつが居るんだった…頼む!!説明が色々面倒だから真実が家にいる間は大人しくしていてくれ!!
「………ふ~~ん」
「ま、真実?どうしたんだ?」
「え~~い」
そう言って、真実はあいつが隠れているクローゼットを勢いよく開けた
「あ、ど…どうも?」
「誰?」
「あちゃ~~」
勢いよく開けたクローゼットの中には昨日拾ったあいつを隠していたため予想外の会合となってしまった…
絆斗に言われたとおりにクローゼットに隠れていると勢いよく扉が開き、そこにはびっくり顔の女の子と困り顔の絆斗がいた
「で?君はだれ?はんてぃーの友達?」
「えっと俺は…」
どうしよう!!昨日の絆斗との約束で『宇宙人であることは秘密』だって話だから正直に話すわけにもいかないし!!
「お、親父の知り合いらしくて…親父を訪ねてきたはいいけどさ……その…親父は」
「………そうだったんだ。名前は?」
「名前?」「そうお名前」
「ショ、ショウマ」「ショウマ君か~ならウマショーだね」
「へ?」「悪い、ショウマこいつあだ名付けるのが好きなんだ」
「へ~~いいね!!あだ名!!」
「ウマショーも気に入ってくれた?」「うん」
あだ名ってなんか嬉しいな
「それでウマショーは何をしに来たの?」
「えっと、人を探してて」
「へ~そうなんだ」
「それで絆斗の父親を訪ねたんだけど、その知らなくて」
「というわけで、真実悪いんだけど今日は」
「分かった~じゃあ、次のデートで行きたいカフェあるんだけど」
「分かってる分かってる。悪いな」「いいえ~~~」
そう言って真実さんは家に帰っていった
「さて、真実も無事帰ったしこれからどうするんだ?」
「どうするって?」
そうなんだよな~~、姫様探そうにも手がかりがないことには探せないし
「一度、月に帰るかな~」
「そんな気軽に行ったりきたりできるのか?」
「うん、こっちの世界は技術って面では相当進んでるから。絆斗、今日は本当にありがとう」
「おう、お前も探し人見つかるといいな」
よ~~しそれじゃあ、船を起動させて一旦月に!!
「………あ、あれ?」
「どうしたんだ?ショウマ?」
「ねえ、俺の体変な感じする」
「そりゃ、あんなの生み出してたからな」
うん、それも驚きだけどそれだけじゃなくて
「えっとね、絆斗…すっごい言いづらいんだけど」
「なんだよ」
「帰りの船がなくなっちゃったみたい」
ていうか、正確には船が
「は、はぁ~~~~~~~!!!!」
甘いもの苦手な絆斗がお菓子を持ってた理由は真実の餌付け用です。
というか、真実は結構な頻度で絆斗の所に遊びに行ってます。
次回は変身させたいかも?