自分を偽り続けた者がスタンドを得たので運命に抗ってみる件 リメイク版 作:スイオウ
急いでランガさんが救難の信号を出したところに足を向かわせる。
リムル「ちょ、ちょっと待て!城星!」
シズ「城星さん速すぎる...!」
確かに自分でも速いと思う。【継承者】で身体能力が上がっているしさらにその上、スタープラチナの力を使ってそのパワーw足だけに集中させて走ってるからね。
するとゴブタさんが白髪のオーガに向かって攻撃するのが見えたので反撃で斬りかかれる前に二人の間に入り込んでクレイジーダイヤモンドの腕だけを出して白刃取りで刃をギリギリで止める。
ハクロウは一瞬驚いたがすぐ刀を引いて距離を取る。
ゴブタ「じょ、城星様!?手!!手で受け止め!?だ、大丈夫っすか!?」
城星「えぇ、白刃取りだったので平気です」
ゴブタ「いや、そういう問題じゃなくてっすね...」
白髪のオーガ「むぅ...今の腕は...」
リムル「はぁ、はぁ...じょ、城星速すぎだって...」
シズ「な、なんとか追いついた...」
次の瞬間、空中でランガさんが他のオーガと交戦していた。
地に降りて再び襲いかかるが、蒼い炎の壁で道を遮られる。
城星「ランガさん!」
私が声をかけるとランガさんはこっちに来る。
ランガ「主よ!申し訳ありません、我がいながらこのような...!」
城星「いえ、それよりも現状は...」
別の方を見るとリグルも他のオーガと戦っていた。
城星「リグルさん!戻って!」
私の声を聞くとリグルさんが戻ってくる。
リグル「す、すみません。城星様...ランガ殿がいながら...このような...」
城星「気にしないでください。とにかく治療を...」
クレイジーダイヤモンドを完全に出して触れながらパワーを送り込んでリグルさんを治す。
リグル「か、体が...!すごいです!城星様!」
リムル「リグル!警備隊は?」
リグル「リムル様!はい、倒れている者たちは無事です。魔法により眠らされているだけですから」
リグル「面目ありません、強力な妖気オーラを感じ警戒していたのですが、まさかオーガに出くわすとは思わず」
赤、白、桃、紫、青、黒...のちのベニマル、ハクロウ、シュナ、シオン、ソウエイ、クロベエさん達...分かってたけどやっぱ敵意MAXだな。
桃髪のオーガ「お兄様...あの者達の仮面...それに先程の人間が出したあの幻影は...」
リムル「おい、お前ら!事情は知らんがウチのヤツ等が失礼したな、話し合いに応じる気はあるか!?」
お、リムルさんが大人の対応を始めた。
これで落ち着いてくれたらいいんで「正体を表わせ。邪悪な魔人め」はい、そうですよね〜
リムル「お、おいおいちょっと待て!俺が何だって!?」
赤髪のオーガ「魔物を使役するなど普通の人間にできる芸当ではあるまい。見た目を偽り妖気オーラを抑えているようだが甘いな、オーガの巫女姫の目は誤魔化せん」
赤髪のオーガ「それに...貴様だ!!」
え?私?
赤髪のオーガ「貴様が特に怪しい!!よもや爺やの技を見切ったばかりか、素手で受け切るとは…!!そして爺やの技を受け止めた時とそこのゴブリンを治す時に見せた腕と幻影!!普通の人間の技ではない!!」
...まぁ、そうだよな。スタンドとかって存在すらあの人たち知らないし...。あれ?ゲルミュッドにあってるはずだけどその時に見えなかったのかな?
城星「いやいや、ちょっと待ってください。確かにこちらは仮面を持ってはいますけど...」
リムル「そうだよ待ってくれ、何か勘違いしてないか?これはこの人から貰った物で...」
シズ「そうそう、私の仮面を...」
私達は弁明をするが、
赤髪のオーガ「同胞の無念、その億分の一でも貴様らの首で贖ってもらう!」
うーむ、どうしても戦いは避けられないか...まぁ知ってたんだけど...
リムル「...ランガ、ランガはあの桃色の相手をして欲しい。ただし手加減してくれ」
ランガ「ハッ。...しかしそれだとリムル様がオーガ5体を相手取ることに...」
ランガさんが心配するがリムルさんは...
リムル「問題ない。負ける気がしない」
おぉ、カッコいい。さすが主人公!
赤髪のオーガ「... 真勇か蛮勇か、その度胸に敬意を払い挑発に乗ってやろう...後悔するなよ」
ベニマルさんは刀を構えると突進してきた。
赤髪のオーガ「はぁぁー!」
ベニマルさんが刀を振るがリムルさんは一瞬で避けてすでにクロベエのところにいた。
リムル「お前は眠っとけ」
【麻痺吐息】で黒髪を行動不能にする。
だが息を吐く暇もなくシオンさんが棍棒で攻撃してくる。
あ、リムルさん。シオンさんの胸に目がいってるな。全く戦闘中だってのに...
シズ「...ねぇ、城星さん」
私が呆れているとシズさんが話しかけてくる。
シズ「...城星さんも...//お、大きい方が好きなの?//」
なぜ今!?
城星「あー...いえ特にそういったのはないです。というかあんまりそういうのは考えたことありません」
そもそも生前、チェリーの意味とかは知っていたけどそういったのにはあんまり興味がなかったしね。っていうかそんなことする暇なかったし...。
シズ「...ふーん」(ムスッ)
ちゃんと答えたのになぜかご立腹みたい...訳がわからないよ。(泣)
そんな話をしている間にリムルさんはシオンさんを【粘鋼糸】で体を拘束して、ソウエイさんの攻撃を【身体装甲】で塞ぎ刀を砕いて腹パンで吹き飛ばして一気に制圧した。
白髪のオーガ「...エビルムカデの【麻痺吐息】、ブラックスパイダーの【粘糸・鋼糸】、甲殻トカゲアーマーサウルスの【身体装甲】...他にも多数の魔物の業を体得しているやもしれません、ご油断召されるな若」
さすが、やっぱりあの人の観察眼は凄まじいな。
リムル「ここら辺にしないか?そろそろ俺達の言い分も聞いて欲しいんだが...」
赤髪のオーガ「黙れ、邪悪な魔人め」
リムルさんが再び提案するが、ベニマルさんはそれを拒否する。
赤髪のオーガ「確かに貴様は強い、だからこそ確信が深まった、やはり貴様は奴らの仲間だ...たかが豚頭族オークごときに我ら
リムル「おい、さっきから何を...」
赤髪のオーガ「黙れ!全ては貴様ら魔人の仕業なのだろうが!!」
リムル「待てよ、それは誤解ーー「リムルさん!後ろです!」!!」
私が声をかけるがリムルさんはハクロウさんに腕を切り落とされた。
白髪のオーガ「むむ...ワシも耄碌したものよ、頭を刎ねたと思ったのじゃが...」
...やっぱりハクロウさん半端なく強い。リムルさんの【魔力感知】をすり抜けて【多重結界】と【身体装甲】もあっさりと破っているし...。でも...
白髪のオーガ「次は外さんぞ」
赤髪のオーガ「...どうやら蛮勇の方だったようだな、右腕を失い発狂しない胆力は褒めてやる。一人で俺たちを相手取ろうとしたその傲慢さが貴様の敗因だ、冥府で悔やみ続けるがいい!!」
リムル「...確かにな、すぐに調子に乗るのは俺の悪い癖なんだ、忠告痛み入るよホント...もっと慎重になっていれば右腕も失わずに済んだのに、ああもう超痛い。......まぁ【痛覚無効】と【超速再生】が無ければの話だけどな」
そういうとリムルさんは右腕を溶かして吸収。【超速再生】で腕を生やす。
城星「...(口笛)やっぱりあの人すんごいな」
赤髪のオーガ「ば...化物め!!
ゴオオオォォォ
ベニマルさんが
赤髪のオーガ「やった...のか?」
リムル「悪いな。俺には炎は効かないんだ」
リムルさんがあっさりと炎から出てくる。
リムル「だが俺はお前達を甘く見ていたようだ。...少し、本気を見せてやろう」
リムルさんは抗魔の仮面を外すと体からオーラが漂う。
リムル「よく見ておけ」
リムルさんが手を挙げるとそこから黒い炎...【黒炎】が勢いよく燃え上がる。
桃髪のオーガ「ああ...あれは...あの炎は、周囲の魔素を利用した妖術ではありませぬ!あの炎を形作っているのは純粋にあの者の力のみ...炎の大きさがそのままあの者の力ーーー!!」
リムル「どうする?まだやるか?」
赤髪のオーガ「クッ...」
白髪のオーガ「若、姫を連れてお逃げ下さい、ここはワシが」
赤髪のオーガ「黙れ爺、無残に散った同胞の無念を背負ったこの俺が...ようやく見つけた仇を前に逃げろだと?」
赤髪のオーガ「冗談ではない、俺には次期頭領として育てられた誇りがある!生き恥をさらすくらいなら、命果てようとも一矢報いてくれるわ!」
白髪のオーガ「若...それではワシもお供致しましょうぞ」
...フッ。ですよね。私はこんな事態なのに何故か笑みが溢れた。
自分でもどうかと思うが多分、ベニマルさんのあの熱い志に惹かれて無意識に笑みが溢れたのだ。
桃髪のオーガ「お待ち下さいお兄様!この方は敵ではないかもしれません!」
赤髪のオーガ「そこをどけ!」
桃髪のオーガ「いいえ!」
あ、シュナさんが止めに入ってくれた。
赤髪のオーガ「なぜだ?里を襲った奴と同じく仮面をつけた魔人ではないか、お前もそう言っただろう!?」
桃髪のオーガ「はい、ですが...昏睡の魔法に抵抗レジストしてみせたあの2人のホブゴブリンはこの者を信頼して慕っているようでした、わたくしを牽制していた狼も...それはオーク共を率いていた魔人の有り様とはあまりに違うように思うのです」
桃髪のオーガ「それに、この方程のお力があれば、徒党を組まずとも一人のみで我らを滅ぼすことも容易いはずです。わざわざ豚どもを配下に置き、全員で攻めてくるなど、到底考えられません」
リムル「よく考えろよ、この娘が本当はどっちを庇おうとしてるのか、なぁ、若様?」
赤髪のオーガ「む...」
リムル「もうこの黒炎はいらないよな、捕食者」
リムルさんが【黒炎】を捕食して消す。
赤髪のオーガ「!?今、何を...っ」
リムル「捕食したんだよ、あんなのテキトーに投げたら死人が出るだろ」
赤髪のオーガ「...結局何者なんだ、お前は?」
リムル「俺?俺はただのスライムだよ。スライムのリムル」
赤髪のオーガ「スライムだと?馬鹿ないくらなんでも」
ポヨヨン
桃髪のオーガ「ええっ」
赤髪のオーガ「ほ...ほんとに...ではあの二人は...」
リムル「あぁ、仮面をつけているのがこの仮面をくれたシズさん。つけてない方は城星だ。ちなみに城星は俺の補佐をしている」
城星「説明どうも、リムルさん。あ、どうもジョウセイ・クウジョウです」
シズ「シズエ・イザワだよ。よろしく」
私とシズさんは挨拶をする。
リムル「ちなみにこの仮面はそのシズさんから貰った物だ。なんならお前らの里を襲ったヤツのと同種のものか改めてもらって構わない」
赤髪のオーガ赤髪のオーガ「あ、ああ......似ている気はするが...」
桃髪のオーガ「これには抗魔の力が備わっているようです」
白髪のオーガ「しかしあの時の魔人は
赤髪のオーガ「では......」
ようやく誤解が解けたか。ふぅ〜よかった。なるべくこういったところは変えずに行かないと。
赤髪のオーガ「申し訳ない、こちらの勘違いだった。どうか謝罪を受け入れて欲しい」
リムル「うむ、苦しゅうない」
城星「リムルさーん、回復薬くれませんかー?一つでいいのでー」
私はシオンさん、ソウエイさん、クロベエさんの元へ行き治療をしようとする。
リムル「あぁ、分かった。ホレッ」
リムルさんが回復薬をくれたのでキャッチしてそれをクロベエさんにかけて【麻痺吐息】を打ち消す。
あとはシルバーチャリオッツでシオンさんの【粘鋼糸】を切り、ソウエイさんをクレイジーダイヤモンドで体と武器を治す。
赤髪のオーガ「先程の幻影...一体アレは...?」
リムル「アレは「
城星「大丈夫ですか?」
黒髪のオーガ「あぁ...な、なんとか」
紫髪のオーガ「あ、ありがとうございます...」
青髪のオーガ「体だけでなく俺の武器まで...この力は一体...?」
ゴブリン「あれ...?リムル様...?」
リムル「おう、起きたかお前ら。よし、それじゃあ全員で町へ戻るか」
ランガ「ハッ」
赤髪のオーガ「全員て俺たちもか」
リムル「そうだよ、いろいろ事情も聞きたいしな、飯くらい出すよ。ゴブイチの飯は絶品だぞ。(まだ食ったことないけど)」
赤髪のオーガ「招待はありがたいが...いいのか?」
城星「大丈夫ですよ。そもそも警備隊の方々は眠らされていただけですし、ゴブタさんも私が庇ったので怪我人も誰一人いなかったので大丈夫です」
ゴブタ「アレはだいぶ驚いたっすけどね...」
リムル「そうだぞ?気にしたら負けだ。それに今日は宴だからな。多いほうが楽しいぜ。そういやお前ら名前は?」
赤髪のオーガ「いや、俺たちに
リムル「あ、そっか、普通は無いんだっけ」
そう話しながら私達は町へ戻った。もう宴の準備は整っていたが私はとある準備のため少し席を外してから宴に合流する事にした。
♦︎
ーリムルsideー
ジュゥゥ…。
ゴブイチ「…よし、リムル様、城星様。どうぞ」
料理人のゴブイチさんがそう言って、焼き上がった肉を渡してきた。
ぱくっ、もぐもぐ…ゴクンッ。
リムル「………」
ゴブリナ「…リムル様、味がわからないって言ってなかった?」
ゴブイチ「今は人間の姿だからな、きっと分かってくださる。美味いものを召し上がってもらいたいじゃないか」
ゴブリン達が小声で話している。
…さて、どうなるか。
城星「リムル、どうだ?」
リムル「うんっっっまぁぁい!」
うおおおおお!!
ゴブリン達が湧き上がる。
どうやらお気に召したようだ。よかったね。
リムル「おい城星、この肉美味いぞ!お前これを毎日食ってたのか?羨ましいな、てめー!」
城星「まあ、ゴブイチさんのご飯ですしね。これからはリムルさんも毎日食べれますよ」
リムル「やったー!!」
カイジン「豚頭族オークが大鬼族オーガに仕掛けただって?そんなバカな!」
赤髪のオーガ「事実だ、武装した豚共数千の襲撃を受け里は蹂躙し尽くされた。300人いた同胞はもうたった6人しかいない」
カイジン「信じられん...あり得るのかそんなこと...」
ゴブタ「そんなにおかしいことなんすか?」
カイジン「ゴブタ...当然だ、オーガとオークじゃ強さのケタが違う、格下のオークが仕掛けること自体あり得んし、まして全滅させるなど」
赤髪のオーガ「全滅ではない、まだ俺たちがいる」
カイジン「...すまん」
リムル「なるほどな、そりゃ悔しいわけだ」
赤髪のオーガ「肉はもういいのか?リムル殿」
リムル「ちょっと食休み...お前の妹すごいな、薬草や香草に詳しくて、あっという間にゴブリナ達と仲良くなった」
赤髪のオーガ「...箱入りだったからな、頼られるのが嬉しいんだろう」
リムル「で、お前らこれからどうすんの?」
赤髪のオーガ「どう、とは?」
リムル「今後の方針だよ、再起を図るにせよ、他の地に移り住むにせよ、仲間の命運はお前の采配に掛かってるんだろ?」
赤髪のオーガ「...知れたこと、力を蓄え再度挑むまで」
リムル「当てはあるのか?」
赤髪のオーガ「......」
こりゃノープランだな
リムル「提案なんだけどさ、お前達全員、俺の部下になる気はあるか?」
赤髪のオーガ「は?」
リムル「ま、俺が支払うのは衣食住の保障のみだけどな、拠点があった方がいいだろ?」
赤髪のオーガ「しかし、それではこの町を俺たちの復讐に巻き込むことに...」
リムル「まぁ、別にお前達のためってわけじゃない。数千の、しかも武装したオークが攻めてきたんだって?そりゃ、どう考えても異常事態だ。この町だって決して安全とは言えないだろうな、、、そんなわけで、戦力は多い方がこちらとしても都合がいい」
赤髪のオーガ「...なるほど......悪いが少し考えさせてくれ」
リムル「おう、じっくり考えてくれ」
そう言って赤髪は席を外した。さて食事の再開を...
リムル「...?あれ?そういえば城星がいないな?それにシズさんやオーガの女の子達も」
リグル「あぁ、先程城星様が一緒に来てほしいと川沿いの方へ...」
川沿い?なんだ?魚でも取るのか?
ゴブタ「そういえば城星様、さっき川沿いででっかい桶を用意してたっすよ?そこに川沿いの水入れてあっためてて...」
ん?樽って......!もしかして...!
ーside城星ー
数十分前...
城星「あのーオーガのお嬢様方。ちょっとよろしいでしょうか?」
桃髪のオーガ「は、はい。なんでしょうか...?」
城星「よければちょっとお付き合いできますか?」
そう言って私はシズさんも連れて川沿いへ向かった。
そして川沿いに着くと...
桃髪のオーガ「こ、これは...?」
紫髪のオーガ「お湯...でしょうか?」
シズ「あ!これって...!」
シズさんは分かったようだ。
そう五右衛門風呂である。
以前から風呂に入りたくて仕方なかったのでカイジンさんと協力して作り上げたのだ。
本当は先に入りたかったが...
城星「よければどうぞ。これでちょっとでも元気だしてください!」
桃髪のオーガ「...!ありがとう...ありがとうございます...!」
紫髪のオーガ「うっ、ううぅ...」
シュナさんもシオンさんも堪えきれず泣き出してしまった。
よほど辛いのを我慢していたのだろう。私とシズさんは彼女達が泣き止むまで待ってあげた。
二人が泣き止んだ後、私は三人にとあるものを渡した。
紫髪のオーガ「こ、これは...?」
桃髪のオーガ「白い...なんでしょうか?」
シズ「え!?これって石鹸!?嘘...一体どうやって!?」
シズさんが驚いていたのも無理は無かったので説明して上げた。
実は風呂作りと並行して石鹸も作っていたのだ。
作り方は知っていたのでまず必要な材料をゴールド・エクスペリエンスで貝を生み出し貝殻を粉末にして炭酸カルシウムをゲット。
さらに続けて生み出した海藻を燃やした灰で炭酸ナトリウムをゲット。
それらを油と混ぜ合わせて煮詰めて、型に入れて固めたら石鹸の完成だ。(某科学漫画の知識のおかげです)
この世界ではすでに薬があるだろうが薬のないここではまさしく特効薬...
シズさんが使い方を二人に教えてあげると二人ともすごい驚いていた。まぁそりゃそうだよね。
カポーン
シズ・桃髪のオーガ・紫髪のオーガ「「「はぁ〜〜〜♪」」」
現在三人は私が作った五右衛門風呂でゆっくりと湯に浸かっている。
え?私?今は離れた場所で待機しています。一応誰か来ないか監視でね。
さっきは驚いた...。
紫髪のオーガ「それではさっそく...」(ヌギヌギ)
シオンさんが急に服を脱ぎ出そうとするからすっごい慌てたもん。
城星「うわぁ!?いきなり脱ごうとしないでください!」
慌てて私は急いで視線を逸らした。
桃髪のオーガ「...?城星様?どうなされました?」
紫髪のオーガ「そうですよ、同じ女の仲じゃないですか?」
城星「......///」
私はシズさんに手で合図をしてその場を離れた。
シズ「あ〜その〜二人とも...言いそびれてたんだけど...」
二人「......?」
シズ「...城星さん...男の人だよ」
二人「......え?」
二人「えええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーー!!!??」
そして今に至ります。
紫髪のオーガ「それにしても驚きました...城星様がまさか男性の方だったなんて...」
ピクッ なんか話し声が聞こえる。
桃髪のオーガ「はい...シズ様は知っておられたのですか?」
シズ「うん。私も会った時は男の人とはわからなかったよ。だってあんまりにも髪とかさらさらだったし」
紫髪のオーガ「はぁ〜、なんだか羨ましいですね。さらさらの髪にプルプルとした肌。ちょっと妬いちゃいます」
桃髪のオーガ「はい...それに...」
シズ「それに?」
桃髪のオーガ「絶対、女性用のお洋服が似合うはずです!!」
ガーーーン!!
紫髪のオーガ「いいですね!姫様が作られたお洋服、絶対城星様に似合うはずです!」
シズ「うん!確かに良いね!私も見てみたい!」
シズさーーーん!?
その後もキャッキャと三人の楽しそうな話し声が聞こえたが、私は魂が抜けたように呆然と佇むしかなかった。
翌日の朝...
リムル「ハァ〜朝風呂最高!っていうか城星、よく石鹸とか作れたな。もしかしてシャンプーとかも作れるのか?」
城星「うーん、作るにしても水酸化ナトリウムと硫酸がないのでそれらがあればできるんですけどね...」
朝風呂を終えて自室で話していた私とリムルさんの元にベニマルさんが訪ねてきた。
リムル「...決めたのか?」
赤髪のオーガ「...オーガの一族は、人に仕え、戦場を駆けることに抵抗はない。主が強者なら尚のこと、喜んで仕えよう。昨夜の申し出、承りました。我らオーガ一同、貴方様方の配下に加わらせて頂きます」
...そう言って、彼は頭を下げた。
赤髪のオーガ「それと...」
ん?
赤髪のオーガ「先日は、妹達が世話になった。礼をいう」
そっか...よかった。
リムル「分かった、オーガ達をここに呼べ」
するとリムルさんが人間体になって話しかける。
リムル「全員に俺の配下となった
さて...ここからだな...。
どうでしたでしょうか? こういったところを変更してほしければコメントをお願いします。