果たして今回はどう話を展開するのか。
それではどうぞ!
第十話 ルームシェア
「さてと、何を話せば良いのか……」
右手で頭を抱えながら、束はステラの方を向く。ステラは何を思うのか一輝の方を見ていた。
(流石に、あんな勝ち方されたら誰だって認めたくないよな)
伐刀者や魔導騎士の闘いの主流は能力や魔法。剣術で闘う者は非伐刀者でなければいないとすら言われているこの世の中で、そういう闘いをしているなんて思わなかっただろう。
束がステラを見ていると、ステラはそれに気付いたのか束の方を向いた。
「……何よ」
「別に。それより、もう休まなくてもいいのか?」
「ええ、幻像形態で斬られたけど疲れも大分マシだわ」
「そうか」
会話を始めるも、どちらも話すことが見つからず止まってしまう。
「……」
「……」
一輝の寝息のお陰で完全な静けさではないが、気まずい空気を二人は感じていた。
「そ、そうだ!さっき言い掛けてたこともう一回聞いてもいい?」
空気に耐えられずに必死に話の種を探していたステラから口を開いた。
「さっきって、俺の話か?」
「そう。サボったとか教師に刃向かったとか言ってたけど」
「ああそれね。まあ言葉の通りさ、形だけの講義で内容が薄いと先生に言って怒られたり間違いを指摘しても無視されたり。喧嘩を売られて反撃したのに『お前が悪い』の一言で停学にされて、向こうはお咎めなしって事があったな」
「アンタって不良なの?そんな事して……」
「まあ、敢えてそうしてたんだけどな」
「敢えて?」
束の言葉を反復したステラをよそに、束はベッド脇の机から椅子を引き出し背もたれを前にして座る。
「理事長の話にもあったけど、この学園は黒鉄家の言いなりになってイツキをどんな手を使ってでも単位を取らせなかった。それに俺も乗っかったんだよ、『もしもイツキと同じ条件なら俺も留年させられるだろう』って考えてわざと反感を買うようにしてな。結果は俺は進級して一輝は留年……前の理事長に理由聞いても『成績で決めた事だ』しか言わなかったから教育問題として取り上げさせてもらった。で、そのせいで『セカンド』、試合前に少し言ったことだけど成績が『下から二番目』、イツキの『介添人』の二重解釈で呼ばれてるんだよ」
長い説明の後、口元を拭うように束は口に手を当てる。
「まあ、昔話はこんなところだ」
「わざとそんな苦労被る必要があったの?彼もそうだけど、アンタは何でそんな事したの?」
その質問に、束は目尻に指を当て気だるそうに息を吐いてから答える。
「俺はあいつの『パートナー』だから。それ以上の理由はない」
「パートナー?」
と、ステラが言葉を重複して言った直後、束の携帯が鳴った。束は携帯を耳に当てる。
「もしもし。……いやその話は今度って言っただろ?ちょ、ちょっと待って」
携帯の送話口を指で塞ぎ、ステラに言う。
「悪い、ちょっとイツキを見ていてくれるか?」
「ええ、いいけど」
「ありがと、すぐ戻るから」
そう言い残して束は部屋から出て行った。ドアを閉じても部屋から声が聞こえるぐらい話をしているので、時間はまだかかりそうだ。
部屋に一人残されたステラと顔色に少し肌色に戻ってきた一輝。
(アタシは……絶対に弱くない)
自分が寝ていたベッドに座り一輝を見下げながら、ステラはそんな事を考える。自分が世界で一番とはいかなくとも一般的に強いとされる騎士に勝てる自信はある。それが今は負けた事でそのプライドはなくなっている。
束の話を含め、気になってきたのだ。束と、黒鉄一輝という強さのもとが何なのか。理不尽を物ともせず価値を信じ続けられる理由を知りたい、と。
「黒鉄一輝……」
ポツリ、と一輝の名前を口にする。何故そうしたのかステラ自身も分からないがそれほど一輝が気になるのだろう。
ともかく、束が帰ってくるか一輝が目を覚ます間の時間が惜しい。
自分の中から溢れてくる好奇心に引き寄せられるように、ステラはベッドから立ち上がり一輝のベッドに近づく。
近づいている途中、一輝がステラに背を向けるように寝返りを打つ。背中が規則正しく呼吸に合わせて動いている。束が持たせた石の効果もあるのか大分持ち直したようだ。その事に、ステラは少しホッとした。
「……黒鉄くん?」
名前を呼んでみるが、一輝に起きる様子はない。もう一度呼んでみる。
「……イ、イッキ?」
苗字は呼びづらく感じたのか、名前だった。それでも目を覚まさない。
(ううん、せっかく寝ているのに起こすのはちょっと失礼ね)
束には大丈夫だと言ったが、まだ気怠さと疲れがまだ取れていないのでまた横になって休もうとステラは考えた。が、
「……?」
ふと、彼女の瞳が一輝の背中に向けられる。正確にはシャツの襟首から覗いている一輝の背中ではあるが。
自分と戦い自身を削ってまで勝ち、そして今休んでいる一輝の体に目が離せなくなった。体型は筋肉が多いわけでも痩せ型でもないが、筋肉が引き締まった体には細身でも鋼のような力強さがあった。
(すごい体……相当鍛えてるのね)
それを見たからなのか、ステラはおそるおそる背中に左手を伸ばしていく。
恐らく、ステラは魅了されてしまったのだ。一輝の、いや男の体という興味に。それは本人は自覚していないが、確かなことである。
ステラの中指と薬指の指先が一輝の背中に触れる。少ししか触れていないが、硬い感触が伝わってくる。それがステラにとって初めての感触だった。
(これが、イッキの背中……なのね)
指先を開き気味に背中にゆっくり這わせながらも小指、人差し指、親指と触れる箇所を増やしていく。触れる範囲が増える毎に感触が大きくなり、気付くと手のひら全体で背中の感触に浸っていた。
(硬い。けど温かい……)
感じた印象は力強さだけではなく、優しい温かさだった。手の平がどんどん熱くなっていく。それがなんだか、ステラには心地良い。
「ん……んぅ……」
突然一輝がステラの方へ寝返り、仰向けになる。背中に当てていたステラの左手は当然、
「うわっ」
腕を引っ込める時間もなく巻き込まれ、下敷きになってしまった。
下敷きになってしばらくステラは動けなくなった。引き抜こうにも体が重く手が抜けないし、無理やりに抜こうにも一輝を起こしてしまう可能性がある。
(……そうだっ!)
ステラは何か思いついたのか、左腕が巻き込まれた所に右手を手の平を上にして背中に入れていく。右手で背中を持ち上げ、空いた隙間から左腕を少しずつ引いていこうとしているのだ。
(少しずつ……少しずつ……)
ゆっくりと、確実に腕を引いていく。かちゃりという音が鳴り暫くして、手首が見えてきたという所まで引けた所で、引くのを止めた。
(……)
ステラの目は一輝の体を凝視していた。寝返りで呼吸の度に上下するお腹、その上に軽く添えられた左手、そして力を抜けきった横顔。
シャツ越しから見える身体に刻まれた筋肉の陰影、肌白さとは違う肌色の皮膚が女とは違うということが分かる。
ステラはもう、自分の腕を引き抜くことを考えるのを止めた。完全に一輝の体に虜になっていた。(こんなに間近で……男の……人……)
気が付くと熱でも出たのか目元がくらくらし、息が荒くなっていた。
「はあ……はあ……」
背中に入れていた右手はいつの間にか抜かれ、今度は一輝の腹部に伸びていく。
(もっと……知りたい……この人のことを……)
先程と同じように、指先が腹部に触れる所まで近づいていく。
「……そろそろ止めれば?」
「ひっ!?」
束が携帯を片手に、引き攣った顔でステラの背後にいた。ステラは気付かなかったが、夢中になっていた彼女が悪い。大声を上げることは出来ず小さくも肩が跳ね上がるぐらいに驚くしかなかった。
束は途中からではあるがステラが何をしているのか見ていた、あまりにも邪魔してはいけない空気のせいであったのがあるが。しかし、正直吐き気がしてきた。まさかこの人はそういう人なのか、と思うぐらいに気分が悪くなった。
「こう言うのも悪いけどさ……暫く距離置くわ。そういう趣味なんだな……」
「ち、違う!アタシは、イッキの…じゃなくてこの人の、気分が悪くなって…それで!」
「ううっ……何……?」
ステラの言い訳で目が覚めたのか、一輝が目を開いた。顔色は倒れる前まで回復していた。
「ああすまん、起こしてしまったな」
「うん。まあね……?何これ……」
と、一輝は背中に巻き込まれたままのステラの手に触れる。
「ッ!?」
瞬間、あれだけ慎重な速さとは逆に、顔を赤く染めながら思いっきり腕を引き抜いた。
「……」
「な、何か?」
「諦めろ。これ以上は言い訳不要だ」
ステラの行動に固まる一輝を、睨みつけながらとぼけるステラは束にとって疲れたというおもいにさせられる。
「い、イッキのこと、理事長とこの人から聞いたわ」
話を変えたいのか、話題を切り出すステラ。この人、と言いながら束の方を向く。
「束君、何話したの?」
「去年のこと、と言えば分かるだろ?ついでに実家の事も言っといた」
「人の問題をあまり言いふらさないでもらえるかな…大したことじゃないし」
「お前が思ってる程に、こっちは軽い気持ちじゃないからな」
他人の話を勝手にしたことに全く悪びれる様子を見せずに腕を組む束。それを一輝は呆れてしまう。
「まったく……ごめんね、聞いてもいい話じゃなかっただろ?」
「別に、あなたがどれだけ大変な目にあったか聞けたからいいの。それより、教えてくれる?あんなことがあったのに、まだ騎士を目指そうとするの?」
「?どうしてそんなこと知りたいの?」
「どうやら皇女様はお前に興味が湧いたらしいな」
「き、興味って!別にそんなんじゃないわよ!……ただ、気になるっていうか……」
「別に隠すようなことじゃないからいいよ。……僕にはね、目標にしている人がいるんだ」
「それって、龍馬さんのこと?」
騎士なら誰でも憧れる英雄。当然、ステラはその名前を出す。
「うん。僕は昔から能力の才能が無くてね。両親や親戚の皆からいないものとして扱われてた。騎士の家系だからね、才能の無い者はいるだけで迷惑な存在にされるんだ。小さい頃から何も教えられず、一族の集まりにも参加出来ずにずっと自分の部屋に監禁される日々だった」
「……」
「……」
ステラは一輝の話を聞いているうちに、胸が苦しくなった。頼れる大人、同じ年の子供もいない。邪魔者扱いされ続ける毎日を彼は耐え続けてきたことが信じられなかった。
一輝の事情をよく知っている束は辛い気持ちにはならないが、何度聞いてもストレスが溜まるものだった。組んでいる手に力がこもり、爪が布に食い込む音が腕から鳴る。
「『何も出来ないお前は何もするな』。父さんが話しかけてくれた最後の言葉だよ。本当に辛かったし、本当にいなくなってやろうと思ったこともある。そんな時、龍馬さんに会ったんだ」
一輝はあの吹雪の山での出来事を二人に話した。
あれは六歳で迎えた元旦。一族全員が集まり新年会を開いていていた。閉じ込められた部屋の外から見える食事を運ぶ女中の影、聞こえる楽しげな声が一輝にとって針のむしろのように辛いものだった。
(ここから逃げよう……いなくなったほうがいいんだよね……)
僕は屋敷を抜け出し、逃げ出した。裏山を抜け、必死に走った。
商店街、学校の横、公園。色んな所を真っ直ぐ、息が切れても走り続けた。
しかし途中、森に入ったところで道に迷い抜け出せなくなってしまった。次第に日が沈み気温が下がるとともに雪が降ってくる。
誰も来ない。このまま誰も来ないだろう。それが森での最後の記憶だった。
目が覚めた時には、白い天井と黄色いカーテンのフックが見えた。
「お、目が覚めたか」
声の方向に顔を向けると龍馬さんが座っていた。灰色の袴に紅碧の羽織を着て、老人とは思えない程背筋はしっかりしていたのを覚えている。
「さて、帰るとするか」
龍馬さんは僕が目を覚ましたのを見て、ベッドから立ち去ろうとする。
「ま、まってください……」
僕は小さい声で龍馬さんを呼び止めた。寒いところに長時間いたからなのか、大きな声が出なかった。
「……何だ小僧」
「どうして、ぼくを助けてくれたんですか?ぼくは、いなくてもいいんじゃないんですか?」
両家にとって高い地位にいる人が、なぜ僕を助けたのか分からなかった。その理由が聞きたかった。
僕の問いに龍馬さんは一瞬眉を寄せるが、直ぐに笑顔で僕に近づき右手を頭にのせて言った。
「いいか?本家の連中みたいに才能だけで満足するなんて事はオレはしない。そんな小さい人間じゃないからな、分相応ってのも気に入らない。小僧、オレは子供がそんな大人になって欲しくない。言われたからって簡単に諦めるな!何言われようが真っ向から立ち向かえるでっかい大人になれ!諦めない気持ちと立ち向かう勇気、それがあれば、どうにかなるもんだ」
その言葉を残し、龍馬さんは病室を去った。
「励ましてくれる人がまだいるってとても嬉しかった。諦めるなって言ってくれる人がいる……それで思ったんだ、龍馬さんが言ってた『でっかい人間』になろうって。父さんみたいに突き放すんじゃなくて誰かに進める道を教える大人にね。そのために龍馬さんみたいに強くなる、それが僕の夢だよ」
「……」
「それが、イッキの夢なのね……」
感動したのか、目元を少し赤くしたステラ。束は何も言わないが口元が上がっていた。
「自分でもそれが普通じゃ辿り着けない所だって分かる。でも、ステラさんはそれで良いの?自分が必ず叶えたい夢があって、頑張っているのに周りからは『諦めたほうが良い』って言われて……諦められるの?」
「えっ……?」
一輝の話が急に自分に変わって、何が言いたいのか分からなかった。『自分が叶えたい夢を否定される事』が自分をどう変えるのか。
「……あ」
ステラはその意味が分かった。その事に滲ませた目元を指で軽く拭い、笑顔を見せる。
「……なるほど、あなたがどういう思いで生きているのか分かったわ。『それでも自分は諦めずに進む』、昔のアタシと同じね」
天才だから、落ちこぼれだからと自分で進むことを阻まれる。目標を達成する前に、諦めるように言われる。叶う、叶わないという二つの言葉で決められる。それは『挑戦する』という気持ちを踏みにじる事である。
しかし、それだけで諦めない者もいる。
やってみて出来れば新しい目標が生まれる、出来なかったら自分の力がどれほどの物か知ることが出来る。
何を言われようが高みを目指し、進む事を諦めない者。二人も『挑戦する者』だった。
「才能の有無や周りの声で諦める理由にはならない。負けず嫌いって事もあるけど」
「イツキほど努力してる奴は見たことねえよ。まあ、ステラもそうだったらしいな」
束が眼鏡の縁に触れながらステラに言うと、彼女は肩の力を抜き、天井を見上げる。
「あーあ、負けた。天才だとか凡人だとかで勝手に決めつけてたアタシが恥ずかしいわ。こんな気持ちで、負けず嫌いなあなたに勝てるわけがなかった」
ステラの言葉は、諦めと清々しさが感じられる。
「……アタシも、諦めないわ。あなたと昔のアタシと同じ様に生きていく」
一輝とステラは、互いに『努力する事を止めない』者同士である事。だからこそ互いに学び、高め合える。
ステラは思った。アタシと同じ気持ちを持った彼に出会えて良かった、と。
一輝もステラの表情に笑顔を見せる。
「さてと、意気投合したところで悪いんだが」
そこに割り込むように束が一輝のベッドの端に座る。
「これから二人はこの部屋でルームシェア、って事でいいのか?」
最初にステラが『男だから』と拒否していた。その事についての再確認だった。
「……もうそんな気持ちは今はないわ。イッキとなら、アタシも強くなれそう。だからーー」
と、ステラはベッドから立ち上がり一輝に右手を差し出す。
「これからよろしく、イッキ」
一輝もそれに応え、立ってその手を握る。
一輝はステラの手が自分と同じ大きさでしっかりした強さで、想像以上に温かいのを感じた。
「ああ、こちらこそよろしく、ステラさん」
「ステラでいいわよ。皇女って呼ばれるよりマシだけど、さん付けだと気を使わせてるみたいだから……」
「分かったよ、ステラ」
名前を言い直し、握った手に少し力を込める。
「よし、仲直りもしたことだしお菓子パーティーでもするか!」
「何よパーティーって……そんなに賑やかなことじゃないでしょ?」
「ステラの歓迎と仲直り記念を祝してのつもりなんだが……イツキはどうだ?」
「そうだね、朝は喧嘩したしさっきの戦いで身体中が痛いから軽く何か食べたいね」
そう言いながら、一輝は右手の平に親指を当てる。《一刀修羅》の反動で筋肉痛ともいえる痛みが広がっていたのだ。
「じゃあ座って待ってろ。用意は俺がする」
「アタシも手伝うわ、ツカム」
「俺も名前で呼ぶんだな……なんか照れくさいな」
普段、家族以外に呼ばれることはない自分の名前を聞き顔を少し赤くしながらも、キッチンの棚を開ける。
部屋にお菓子が一切ないのに束が気づき、スーパーマーケットに買い出しに行くのはその数分後だった。
あー、入学式が……続くと思うなよ?
どうも皆さん、お兄ちゃんです。
「どうも皆さん、市花束です」
やっと序章的な何かが終わったので一応主人公に挨拶してもらいました。
「これからも『the other』をよろしくお願いします」
下僕関連の話を潰してしまいました。冷めるんですよねえ……空気が。
買い物やステラの料理の話も……私は一体、どこへ向かうのか!?(物語の話)
それでは次回もお楽しみに!
では( ̄^ ̄)ゞ
※下にはアニメPVの感想が書いているので、不快な方はスキップして構いません。
では、箇条書きですが。
・何故暗い闘技場で戦うのか?
・学園ってこんなに現代的(近未来的?)なのかー
・珠雫よ、原作でもアニメでもそんな格好で外出するの?目立ちすぎかと……
・アリスなんか背が高い、そして細い
・食事中にコートはいずこ
・闘技場の上の照明、落ちたら危ないんですがしかし
・ホモォはいらねえ
・加々美さん茶……え?ピンクじゃ?
・対戦画面にグラフ出して意味あるのかなあ
・一刀修羅すげえ
・黒焦げた何かと思ったら霊装ですかそうですか。デザインいいですね
・そのペンダントは一体…
・西京先生ちっちぇな
・「銃弾を溶かす温度は(略)」
・腹筋
・英名ががががが
と、こんな感じです。
しかし気持ちは楽しみでいっぱいなのです。